こんにちは。 社会保険労務士法人workupです。
厚生労働省と日本医師会はベースアップの実施に向けた、
令和6年度の診療報酬改定に関する説明会をオンラインで開催しました。
新たに設けるベア評価料やベアの考え方などについて厚労省が解説し、
6年度に2.5%、7年度に2.0%のベア実施を要請しています。
6年度の報酬改定では、医療従事者の賃上げのため、初診料・再診料
・入院基本料の引上げや医療機関がベアを実施する場合に算定可能な
ベア評価料の新設などを行う。報酬改定による上乗せや賃上げ促進税制の活用により、
6年度は2.5%、7年度は2.0%のベアを実施してほしいとしています。
各医療機関がベア評価料を算定する場合には、施設基準の届出書と合わせて、
賃金引上げにかかる6・7年度の計画書と報告書を提出する必要があります。
賃上げ見込額の計算に当たっては、厚労省が支援ツールを用意しました。
ホームページからエクセル形式のファイルをダウンロードし、対象職員の
給与総額などを入力すると、ベア評価料を活用した場合の見込額が試算できます。
6年度の賃金改定の実施時期は、診療報酬改定前の4~5月でも良いとしました。
ベアの考え方については、基本給の引上げが該当すると強調しました。
賃金表がある場合は表の記載額そのものを引き上げ、ない場合は給与規程や
雇用契約の基本給を引き上げるべきとしています。
■ベア実施向け説明会 6年度報酬改定を解説 厚労省・医師会
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