こんにちは。 社会保険労務士法人workupです。
厚生労働省は30日、2024年の職場での熱中症死傷者数(確定値)が
1257人(前年比151人増)に上ったと発表しました。
同省によると、統計が残る05年以降で最多です。
うち死亡者31人で、3年連続30人以上となりました。
深刻な状況が続いており、熱中症対策を罰則付きで事業者の
義務とする改正労働安全衛生規則が6月1日から施行されます。
体制整備や手順作成が必要です。
これまで死傷者数の最多は18年1178人でした。24年の死傷者数を
業種別で見ると、製造業235人、建設業228人、運送業186人と続きます。
年齢別では、65歳以上が最多の227人。50歳以上が全体の半数以上を
占めています。死亡者31人は、死亡者の統計を始めた1989年以降で、
2010年の47人に次ぐ多さです。22年は30人、23年も31人でした。
厚労省の担当者は「昨夏の暑さを反映した数値とみられる。
義務化の周知を進め、歯止めをかけたい」と話しています。
■令和6年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表します/厚生労働省
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【公式サイト】社会保険労務士法人workup株式会社workup人事コンサルティング