こんにちは。 社会保険労務士法人workupです。
大企業の社員らが加入する健康保険組合の全国組織、
健康保険組合連合会(健保連)は、10月3日令和5年
度決算見込みを発表しました。
1380組合の52・6%が赤字で、前年度の40・3
%から悪化しました。
全体の収支は2年ぶりの赤字となり、計1367億円で
した。
高齢者医療費の財源の負担が増えたことが影響していま
す。 平均保険料率は月収の9・27%。前年度に比べ
0・01ポイント上がり、過去最高となりました。
決算見込みによると、高齢者医療の財政を支えるため
の拠出金は前年度比7・3%増の3兆6526億円、
健保組合の加入者向けの保険給付費は5・3%増の
4兆7301億円でした。保険料収入は賃上げの影響で
2・7%増の8兆7184億円でした。
健保連は、高齢者医療費への拠出金は今後、年1千億
~2千億円増加するとの見通しも示しました。
全国の健保組合には、大企業の社員や家族も含め
約2800万人が加入しています。財政悪化などで組合
数は前年度に比べ3減っています。
令和5年度健保組合決算見込みを発表
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