こんばんは。 株式会社workup人事コンサルティングです。
厚生労働省が発表しました
平成26年「賃金構造基本統計調査」によりますと、
フルタイムで働く一般労働者の
月額平均賃金(賞与、残業代は除く)は、
前年比1.3%増の29万9,600円となり、2年ぶりに増加、
伸び率がが1%を超えるのは、平成13年(1.2%増)以来、
13年ぶりとなりました。
男女別では、男性が32万9,600円(前年比1.1%増)、
女性が23万8,000円(前年比2.3%増)となりました。
また、男女の賃金格差は縮小しました。男性の賃金を
100とした場合、女性の賃金は72.2となり、男女間の
賃金格差は過去最少だった前回調査(71.3)を更新しました。
雇用形態別では、正社員31万7,700円(前年比1.0%増)、
正社員以外20万300円(前年比2.6%増)となりました。
企業規模別に賃金をみますと、
男性では、
1000人以上の大企業が38万1,900円(前年比0.9%増)、
100~999人の中企業が31万2,100円(前年比0.9%増)、
10~99人の小企業は28万5,900円(前年比0.1%増))となり、
いずれの規模でも前年を上回りました。
女性では、
大企業が26万5,200円(前年比2.2%増)、
中企業が23万3,800円(前年比1.8%増)、
小企業が21万4,600円(前年比1.3%増)となり、
すべての規模で前年を上回りました。
賃金の増加について厚生労働省担当者は、
「従業員規模の大きい企業
で賃上げが進み、規模の小さいところでも賃上げが広がったことが、
全体を押し上げるひとつの要因となった」と説明しております。
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