こんばんは。 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
厚生労働省は、平成25年度の男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、
パートタイム労働法に関する相談、是正指導等の状況について発表しました。
■相談の総数は81,141件で、このうち、是正指導は69,554件です。
是正指導の内訳をみると、
育児・介護休業法関係:34,730 件(49.9%)
パートタイム労働法:23,821 件(34.2%)
男女雇用機会均等法関係:11,003 件(15.8%)
となっています。
■このうち、是正指導件数が最も多い
育児・介護休業法関係の相談内容は、
<育児関係>
育児休業:13,613件(33.3%)
所定労働時間の短縮措置等:8,617件(21.1%)
休業期間等の通知:3,822件(9.3%)
子の看護休暇:3,340件(8.2%)
不利益取扱い:2,768件(6.8%)
<介護関係>
介護休業:4,521件(32.0%)
介護休暇:2,782件(19.7%)
所定労働時間の短縮措置等:2,262件(16.0%)
時間外労働の制限:1,380件(9.8%)
深夜業の制限:(9.6%)
となっています。
相談者の内訳は、事業主が33,632 件で全体の61.1%。
労働者からの相談は10,430件でした。
■労働者からの相談では、
育児休業に係る不利益取扱いが1,354件と最も多いようです。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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