こんにちは。 社会保険労務士法人workupです。
国土交通省は、
荷主に起因する長時間の荷待ちや運賃の不当な据え置きを是正するため、
「トラックGメン」制度を創設しました。
全トラック事業者に対して毎年書面調査を実施し、
長時間の荷待ちをさせた疑いのある荷主や元請にGメンが聴取を行うものとしています。
問題のある事業者には、
改善に向けた要請や勧告、企業名公表を行い、是正を促すそうです。
創設にあたっては、国交省の運輸部門の人員体制を従来の82人から162人に拡充し、
全国の地方運輸局にも配置しました。
国土交通省では、すでにホームページ上で
適正取引に関する情報を受け付ける窓口を設置しています。
今後は、全トラック事業者を能動的に調査することで、荷主・元請への監視を強化するそうです。
Gメン制度の創設は、今年6月に政府が取りまとめた
「物流革新に向けた政策パッケージ」に挙げられていたものとなります。
トラックドライバーの課題として、他産業に比べて労働時間が長く、
低賃金であることが担い手不足につながっていると指摘しています。
2024年には時間外労働の上限規制が適用されることも受け、
このトラックGメン制度は創設に至りました。
■「トラックGメン」の創設について
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