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笑っていいとも最終回に犬猿の仲といわれるビッグネームが結集したのに対し、有吉弘行がラジオで「保守本流にいない感じw」と自嘲していて好感を覚えたものですが、いまやすっかり糞つまらない大御所の仲間入り。有吉・ハライチ・空気階段と、毎週聞いていたラジオを聞かなくなったのは、自分の考え方・価値観が変ったのもあるし、コロナ禍の長期化とオリンピック失敗などに伴って芸能・テレビ界がますます内向き後ろ向きに変ったのと両方でしょう。
有吉のラジオで聞いた靴ずれになりにくいサンダル、ハライチ岩井がラジオで紹介した個々に高さなどあつらえる枕をそれぞれ愛用しているが、そうした影響力があるだけに、紹介してもらったメーカーからのお礼として番組宛てに商品を送ってきた(上記とは別のメーカー)のを無邪気に自慢してしまうのは気になるし、空気階段などは最初からより広告志向で仕事を欲しがる。そんな中10年以上前のくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンを順繰りに聞くうち、上田が好きだというカレー横綱あられを番組宛てに送ってくれたのに対し2人がそういう役得めいたことについて過去の体験など遡って突っ込んだトークを交わし、人格・素養の差を示す。
別の回では上田と有田が休暇で別々に訪れたラスベガスのカジノで偶然出会った話から、当地で見聞した米国ショービジネスの凄さの話に。大リーグ最多安打ながらレッズ監督時代に野球賭博に関与して永久追放となったピート・ローズが、場末のサイン会のような形で毎日営業しているがあまり気に留める人もいないこと。セリーヌ・ディオンがホテル内の劇場でほぼ毎日コンサートを行い、会場を温めるトークやバックダンサーの真剣さ、あらゆる点において完璧なプロであること。
くりぃむの2人は熊本の名門私学で出会い、東京の有名私大へ進んだけれどもお笑いを志し、下積みが結構長い。お笑いの基盤を高校の部活の友人や教師たちに置いて、特にテレビよりラジオでそれが発揮されるのが、唯一私が今でも楽しく聞けている背景でしょう。東京や大阪はまずメディアが腐敗しているから、その汚い水に順応するしか有名になる方法はない。中央集権のためすべてが同時に劣化し、保険がない。ヘッダー画像の各国の音楽家は、日本発祥のソニーではなく、米国のショービジネスに対し見劣りしないということでシリーズの仲間入りしているし、フランスやイタリアのソニーはこのシリーズの自国版を作らない。日本の音楽家については今さら言うまでもない。
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Fred Astaire / Puttin' on the Ritz (1930)
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Duke Ellington & His Orchestra / Caravan (1936)
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Billie Holiday / Summertime (1936)
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Glenn Miller Orchestra / Moonlight Serenade (1939)
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Artie Shaw & His Orchestra / Star Dust (1940)
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Lena Horne / Stormy Weather (1942 - The Essential Lena Horne: The RCA Years)
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Mahalia Jackson / I Will Move On Up a Little Higher (Part 1) (1947)
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Dinah Shore and Her Happy Valley Boys / Buttons and Bows (1948)
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Flatt and Scruggs / Foggy Mountain Breakdown (1949)
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Rosemary Clooney / Come On-a My House (1951)
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Don Gibson / Oh Lonesome Me (1958)
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Andy Williams / Can't Get Used to Losing You (1963)
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Arthur Rubinstein / Chopin: Polonaise #6 in A flat, Op. 53, "Heroic" (1965)
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Neil Diamond / Girl, You'll Be a Woman Soon (1967)
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Santana / Oye como va (1970)
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The Jacksons / Shake Your Body (Down to the Ground) (1978)
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Lou Reed / Street Hassle (1978)
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Miami Sound Machine / Conga (1985)
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Starship / Sara (1985)
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Hilary Hahn / J.S. Bach: Partita #3 in E, BWV 1006 - 1. Preludio (1997)