日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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いま、思うこと

2017年03月12日 | 日記
昨日、3月11日東日本大震災から6年目、多くのメディアが福島の

原発事故の問題や岩手県などでの復興の遅れを取り上げていた。

未だに12万人もの方々が避難していることも報じていた。

2020年のオリンピックに向けた取り組みが華やかに報道されているが、

大震災による東北地域の復興はまだ道半ば。

原発の事故処理にはまだ何十年もかかるという。

優先すべきことがどこかで、間違っている。


 玉野市議会は、13日(月)から一般質問が再開される。

私の代表質問(8日)では、玉野商業高校へ工業系学科の新設を市民参加のないまま、

企業側と市と市教育委員会によって拙速に来年4月から実施する方針に対して、

同窓会やPTAなど、もっと市民参加で検討するよう求めた。

また、「たまの版CCRC」構想の実現に向けて5千5百万円も予算計上し、

都会からの高齢者等の移住、障害者支援、住民の健康づくり促進のためとして、

ヘルスケアサービスの展開など新たな企業支援等を推進するとしてる。

財政難の状況のなかで。障害者団体からの強い要望のある

福祉タクシー制度創設などは先延ばししながら、

企業等のビジネスチャンス展開を支援するという。

ここでも住民・市民参加の姿が見えてこない。

いま、暮らしている市民の切実な要望に背を向けて、

破綻したアベノミクスのローカル・アベノミクス版として、

何か新しい事に、といっても全国的には「金太郎アメ」的だが、

莫大な税金を投入することは優先すべきことを間違えた、

本末転倒の歪んだ市政と思うのだが。