日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

市民の願いに背を向け─請願に対する態度

2010年12月22日 | 市議会
 12月定例市議会が12月20日(月)に閉会した。最終日には各議案の採決が行われ、市長提出議案(人事案件を含め)13議案が可決された。日本共産党市議団は、この13件にすべて賛成した。
 その後、請願の採択となったが、請願第51号「安心して医療、介護が受けられるように国民健康保険料の引き下げ、介護保険の改善わ求める請願」は不採択となった。日本共産党以外のすべての議員は、この請願の不採択に賛成。つまり、この請願は「現在の国の制度に照らし合わせて願意には沿えがたい。」との理由で不採択としたのである。
 同様に「国民健康保険に関する請願」、「社会保障としての国保制度の確立を求める請願」も同じ理由で不採択とした。日本共産党は請願の紹介議員として採択を訴え、また、最終日には請願の採択を求めて討論を行った。
 請願の趣旨には、「国庫負担を増やし、高すぎる国保料を引き下げること」「国に対して国保・介護保険への国庫負担の増額を求めること」など、市議会として国に意見書を上げることなどは議会の意思としてできることではないか。「請願者・請願団体が気に入らない」或いは、国に気兼ねしてか、どんな考え、思惑があるのかわからないが、市民の声、願いを真摯に受けとめているとは思えない。いまの市民を苦しめる国保・介護保険制度の改善を求めるべきと思うが・・・。