日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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臨時議会に向け議会運営委員会開催─議会改革も協議

2009年07月24日 | 市議会
 7月22日に玉野市議会の議会運営委員会が開催された。28日に開催される臨時議会の運営について協議した。続いて、6月議会で調査検討課題となっている議会改革についても協議した。
 十人十色で「議会改革」について各委員の認識はさまざま。
 委員長の私は、昨年、議会運営委員会で視察した北名古屋市、また、先進都市として議会改革に取り組んでいる伊賀市の、2市の「議会基本条例」を参考資料で配布した。また、今後の議会改革の調査検討の進め方の私案として、小金井市市議会改革の取り組み課題も、同時に資料として配布した。まさに市当局提案による議案や協議事項と違い、議会側が主体的にどう議会改革を進めるのかが問われる問題である。その目指すべき方向は、いま全国の地方議会が進めようとしている、「市民に開かれた議会」「市民にわかりやすい議会」「議員間の討論活発化」「「政策立案・提言する議会」「市民への広報・広聴活動」「市民と歩む議会」など、市民に信頼され、存在感のある議会に、よりいっそう進化させる議会改革が求められている。
 いま議会運営委員会には、「議員定数削減」と、「現行定数維持」を求める二つの請願が提出され、継続審査となっている。この日は事務局から同規模自治体の議員定数状況等の資料、県内他都市の政務調査費状況の資料も提出された。この請願の審査も、遅くても来年3月までには結論を出す必要がある。
 私を含めて6人の議運委員が、それぞれ会派に持ち帰り、改革すべき項目、課題、改善点など会派で検討調整し取りまとめて、次の議会運営委員会で協議することになっている。次期は9月中旬、9月議会での議会運営委員会である。
 ともあれ、十人十色の、認識レベルの違いが今後の議運協議、調査検討に反映されることになる。
重要なことは、自らが具体的に行動し、実践を通じて議会改革を前進させ、切り開いていくこと・・・。これが一歩前進の一番確かな方法かもしれない・・・。