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てらまち・ねっと



 先日金曜日朝、のウォーキングの後に朝日新聞紙版の一面トップの見出しを見て驚いた。
 すぐに記事を全部読んだ。
 神奈川県の公的情報の大量流出。
 ★≪法人名が記載された税務調査後の通知や、個人名や住所が記載された自動車税の納税記録、企業の提出書類、県職員の業務記録や名簿類など≫ とある。 ★≪世界最悪級の流出≫ ともある。

 そういえば、職員が「機器の一部を持ち出し、オークションサイトに出品」という事件は、ここのマチでも過去にあった。内密にされていて議会にも報告しないというので、情報公開で関連書類を請求して・・・中途半端に対処したら住民監査請求していく・・など話して・・・

 ともかく・・・・ということは、その世界、業界のあちこちで日常的に起きている、行われている「仕業」ではないか・・・
 案の定、続く報道には、★≪容疑者が在籍する会社は防衛省、最高裁判所なども顧客≫ 等とある。

 いずれにしても、HDDの情報はなかなか消せない、というのは常識。政府が「桜を見る会の名簿を消した」というけれど、そんなことはほぼあり得ない、というのはこれからも 類推できること。
 
 そんないろんな思いを持ちながら、今日は次を記録しておく。今後の拡大や掘り下げを注目したい。
 なお、今朝の5時頃の気温は0.1度。文句なしの今年一番の寒さ。"さいわいに"所要の関係でウォーキングはお休み。昨日12月8日の私のブログへのアクセスは「閲覧数6,078 訪問者数1,214」。

●【独自】行政文書が大量流出 納税記録などのHDD転売/朝日 2019/12/6(金) 5:00
●納税記録・職員評定…秘密のはずが 世界最悪級の流出/朝日 12月6日05時00分 
●流出HDDは計18個に 神奈川県、9個の行方分からず/朝日 12月6日11時12分

●【会見動画】文書流出、県知事が会見「想定外だった」/朝日 2019年12月6日14時55分/「県の情報がネット上に出たわけではない」と強調した。
●神奈川県文書、大量流出 廃棄委託の社員、ハードディスク転売/時事 2019年12月06日12時23分
●ハードディスク流出 ネットオークションで18個落札/NHK 2019年12月6日 17時40分

●情報管理、ずさんさ浮き彫り 廃棄ハードディスク転売/日経 2019/12/6 18:02
●神奈川県庁のHDD流出、容疑の業者は官民で取引多数の大手 防衛省も「しっかり調査する」 影響範囲大か/itmedia 2019年12月06日 21時50分
●神奈川県情報流出 容疑者が在籍する会社は防衛省、最高裁判所なども顧客/アエラドット 2019.12.8 10:13

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●【独自】行政文書が大量流出 納税記録などのHDD転売
        朝日 2019/12/6(金) 5:00
 納税などに関する大量の個人情報や秘密情報を含む神奈川県庁の行政文書が蓄積されたハードディスク(HDD)が、ネットオークションを通じて転売され、流出していたことが朝日新聞の取材で分かった。県のサーバーから取り外されたHDDのデータ消去が不十分なまま、中古品として出回っていた。県によると、データの消去から廃棄までを請け負った業者の社員が、転売に関与したことを認めているという。

 流出したHDDは、本来は復元できないように業者が破壊処理するはずだったものだ。行政が保管する膨大な個人情報が流出するという、ずさんな情報管理の実態が明らかになった。

 転売されたHDDは縦約15センチ、横約10センチ、厚さ約2・5センチ。少なくとも9個あり、この中に保存されたデータの容量は27テラバイトに上る。仮に画像を添付したメール1通を3メガバイトとすると、900万通に相当する。神奈川県が調査を続けているが、情報流出の事案としては世界でもまれな規模に上る可能性がある。

 県が確認したところ、HDDは県庁内の各部局の情報を蓄積する共有サーバーに使われていた。中には 法人名が記載された税務調査後の通知や、個人名や住所が記載された自動車税の納税記録、企業の提出書類、県職員の業務記録や名簿類などが含まれていた。

 県によると、転売されていたHDDは、県が富士通リース(東京都千代田区)から借りたサーバーに使われたもので、今春に交換時期を迎え、サーバーから取り外された。富士通リースは県との契約に基づき、データを復元不可能な状態にする作業を、情報機器の再生事業を手がけるブロードリンク(同中央区)に委託。同社に対し富士通リースは、破壊して作動しないようにしてから廃棄するか、データを完全に消去するよう指示していた。

 県からブロードリンクに引き渡された時点で、HDDには簡易なデータ消去(初期化)が施されていた。HDDは都内にあるブロードリンクの施設で保管されていたが、データの消去作業の担当者が一部を持ち出し、オークションサイトに出品したという。

 出品されていたHDD9個を、IT企業経営の男性が仕事に使おうと落札。使用前に安全性を確かめるため男性が中身を確認したところ、データの存在に気づいた。復元ソフトを使うと、神奈川県の公文書とみられる大量のファイルが保存されていたという。

 男性からの情報提供を受け、朝日新聞が11月27日に県に情報流出の可能性を指摘。HDDに記されていた製品番号から、県のサーバーに使われていた実物と分かった。

 富士通リースは「現時点でコメントできることはない」としている。ブロードリンクの幹部は取材に対し、流出があったことを認めた上で「現時点では詳細を説明できない」と話した。

 ブロードリンクのウェブサイトには「主要取引先」として、複数のメガバンクや大手電力会社の社名のほか最高裁、防衛省などが挙げられている。(茂木克信)

●納税記録・職員評定…秘密のはずが 世界最悪級の流出
       朝日 2019年12月6日05時00分 編集委員・須藤龍也
 納税記録などの個人情報や秘密情報を大量に含んだ神奈川県の行政文書のデータ20テラバイト超が外部に流出していたことが分かった。その膨大なデータ量もさることながら、流出情報の「中身」がより深刻だ。

HDD転売者の一問一答 「行政文書とは知らなかった」
 納税に関する個人や法人の情報、公共事業に絡む様々な書類、職員の評定や公共施設の設備に関する図面……。これらの多くは本来、決して表に出てはならない情報のはずだ。

 ひとたび悪用されれば、その影響は計り知れない。県の事務遂行に支障が出るだけでなく、犯罪すら引き起こされかねない。そんな情報が暗号化されることなく、ハードディスク(HDD)にめいっぱい書き込まれていた。

 流出が確認されたHDD9個の…

●流出HDDは計18個に 神奈川県、9個の行方分からず
           朝日 2019年12月6日11時12分 茂木克信
 神奈川県庁のサーバーから取り外されたハードディスク(HDD)がネットオークションを通じて転売され、大量の行政文書が流出した問題で、神奈川県は6日、「データ消去やHDDの廃棄を請け負った企業の社員が18個転売していた」と明らかにした。うち9個は回収済みだが、9個は行方がわからず回収できていない。

 18個で保存できるデータの総容量は54テラバイト。仮に画像を添付したメール1通を3メガバイトとすると、1800万通に相当する。18個のうち16個は、製品番号から、富士通リース(東京都千代田区)が県に貸したサーバーのものと確認された。世界でもまれな規模の情報流出は深刻さをさらに増している。

 神奈川県によると、行方がわかっていない9個は3回にわたって落札され、最大で3人が落札した。だれなのかは現時点でわかっていないという。
 今回の転売に関与したとされる…

●【会見動画】文書流出、県知事が会見「想定外だった」
               朝日 2019年12月6日14時55分
写真・図版会見で経緯を説明する黒岩祐治・神奈川県知事=2019年12月6日午後2時16分、横浜市の神奈川県庁、越田省吾撮影
 ・・・(略)・・・一方で、「県の情報がネット上に出たわけではない」と強調した。

●神奈川県文書、大量流出 廃棄委託の社員、ハードディスク転売
         時事 2019年12月06日12時23分
 神奈川県庁で行政文書の管理に使われていたサーバーのハードディスク(HDD)が、インターネットオークションで転売され、個人情報を含む大量のデータが流出していたことが6日、県などへの取材で分かった。データ消去と廃棄を委託された業者の社員が消去前のHDDを不正に持ち出し、オークションサイトに出品していた。

 HDDを持ち出していたのは、情報機器再利用会社「ブロードリンク」(東京都中央区)の40代男性社員。同社は防衛省や最高裁など官公庁や金融機関と取引がある。ブロード社幹部は取材に対し、社員が他にもHDDを複数持ち出したことを認めていることから、警視庁大森署に被害を相談したと明らかにした。
 県などによると、サーバーのリース契約が終了したことから富士通リースにHDDを返却し、同社がデータ消去と廃棄をブロード社に委託していた。
 本来ならブロード社のデータ消去室で復元不可能な形にするはずだったが、担当の社員が処理前に部屋から持ち出し、オークションサイトに出品。18台が落札、転売された。

 半数は回収され自動車税申告書などの個人情報が残っていた。残る9台の転売先は分かっていないという。
 ブロード社が先週、外部通報を受け、帰宅する社員の持ち物を抜き打ち検査したところ、複数のHDDを所持していたことが判明。社員が神奈川県のHDDと認識していたかは不明だが、複数の不正持ち出しを認めているという。

●ハードディスク流出 ネットオークションで18個落札
         NHK 2019年12月6日 17時40分
 納税などに関する大量の個人情報が入った、神奈川県庁のハードディスク18個が、データの消去と廃棄を請け負った業者の社員によってネットオークションに出品され、外部に流出していたことがわかりました。すべて落札され、このうち9個は依然として回収できていないということで、県は業者に対応を求めています。

神奈川県によりますと、流出が確認されたのは、1つ当たりの容量が3テラバイトのハードディスク18個で、個人や企業の名前が記された納税通知書など、大量の個人情報を含む行政文書が蓄積されていたものもあったということです。

これらは県が東京のリース会社「富士通リース」から借り、県庁の各部署の情報を蓄積する共有サーバーに使用していたもので、交換のため、データを初期化して、ことし4月に返却していました。

「富士通リース」は、データが復元できないよう、データの消去と廃棄を情報機器の処分や再生を手がける東京・中央区の業者「ブロードリンク」に指示していましたが、担当した社員が、その処理をせずにハードディスク18個を持ち出し、インターネットのオークションサイトに出品していたということです。

すでに、すべて落札されていて、このうち9個を落札した人が復元ソフトで確認したところ、大部分のファイルは壊れていた一方、納税に関する個人情報を含むファイルがみつかったということです。

県によりますと、残る9個は3つのアカウントによって落札されていると言うことですが、まだ回収できていないということで、県は富士通リースに対応を求めています。

また、この男性社員のかばんからは、別のハードディスクが5、6個見つかっていて、ブロードリンクは、出品された18個と合わせて、6日、警察に被害届けを提出したということです。

●情報管理、ずさんさ浮き彫り 廃棄ハードディスク転売
       日経 2019/12/6 18:02
個人情報を含む神奈川県の大量の行政データが蓄積されたハードディスク(HD)が転売されたことが6日、明らかになった。HDの廃棄処理を担っていた事業者のずさんな管理が浮き彫りになり、県もデータ消去の確認が不十分だったとして謝罪した。同じ事業者に処理を委託している企業や省庁には、情報漏洩への懸念が広がっている。
・・・(以下、略)・・・

●神奈川県庁のHDD流出、容疑の業者は官民で取引多数の大手 防衛省も「しっかり調査する」 影響範囲大か (2/2)
         itmedia 2019年12月06日 21時50分  谷井将人 
・・・(略)・・・同社によると、HDDの処分方法は内蔵ディスクを専用破壊機で物理的に壊す「物理破壊」か、強力な磁力を使ってデータを消去する「磁気破壊」の2つ。物理破壊の場合は、破壊前と破壊後の様子を撮影した証明写真を提出し、データ消去が完了すると「データ消去作業完了報告書」を発行するなど、処分したことを証明する仕組みもあるとしているが、今回の問題が発覚し、写真や報告書の信頼性が揺らいでいる。

 主な取引先として、防衛省や最高裁判所などの公共機関の他、証券会社や銀行、郵便事業者、保険会社、IT企業などを挙げており、今回の事件を受けた影響範囲は大きくなりそうだ。・・・(以下、略)・・・

●神奈川県情報流出 容疑者が在籍する会社は防衛省、最高裁判所なども顧客
       アエラドット 2019.12.8 10:13 週刊朝日


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