●伊方原発2号機 再稼働の是非 四国電社長「年内に判断」 日経 2017/6/29
四国電力の佐伯勇人社長は28日の記者会見で、停止中の伊方原子力発電所2号機(愛媛県伊方町)について「運転再開を前提に年内に(扱いを)判断したい」と述べた。1号機は同日、原子力規制委員会が廃炉計画を認可した。3号機はすでに再稼働しており、同社が2号機について判断を下せば、全3基の扱いが固まることになる。
四国電唯一の原発である伊方1~3号機は2011年の東日本大震災後、定期検査入りで相次ぎ停止した。安全性を厳格にした新規制基準に3号機が合格し16年8月に再稼働。一方、最も古い1号機は安全対策費の膨張が見込まれ、投資回収ができないとして廃炉を決めていた。
四国電は3号機の再稼働を受け、2号機を有効活用する検討を本格化していた。・・・(略)・・・
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