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てらまち・ねっと



 都知事選も今日が最終日。
 原発ゼロ、脱原発候補が一本化できなかったこともあり、逆転の可能性が薄いように映り、結局は有権者の反応や報道が盛り上がらなかった。それが多くの人の感想。同感。

 ともかく、今回の都知事選から思うこと。
 第一に、明日の開票結果にかかわらず、今回の都知事選で、今後の日本の大きな選挙では、「原発ゼロ」が大きな争点となっていくことが見えてきた。その意味で、細川・小泉の「原発ゼロ」争点づくり、今後の日本の流れづくりは大成功。
 この観点で面白かったのは日刊ゲンダイ(2月7日)の次の記事。

 《●都知事選最終日 自民党戦々恐々の進次郎“サプライズ演説”
 「小泉進次郎議員が細川の応援演説に立つのではないか」と、警戒を強めているのだ。
 いまいち盛り上がっていない都知事選だが、安倍自民に一石が投じられ、その波紋が広がっているのは間違いない。
 細川・小泉が善戦すれば、自民党はグラグラになっていく。》


 第二に、ネット選挙が実質的に初めて機能し始めたこと。しかも、それは有権者や広範なネットユーザ―の動きとともに、分析機関のまとめでも実証されている。
 これからの日本の選挙は、従来とは違う様相を呈していくのだろう。
 そんな意味で、次の毎日新聞の分析が分かりやすい。

  《●<もう一つの都知事選>(4)勝手連
 ・・3日間のツイートデータを分析してみた結果は、
 ▽細川氏との関連5415件  ▽宇都宮氏との関連689件  ▽田母神氏との関連611件  ▽舛添氏との関連355件--と、細川氏がらみで語られるのが飛び抜けて多かった。
 有力候補でありながら組織を持たない細川氏の支援者が、「勝手連」という選挙組織づくりを目指した運動を感じさせる。
 ・・東京から発信されたメッセージが次々に転載(リツイート)され、北海道や沖縄にいながら当事者意識を持つ人々を生み出した。
選挙エリアの外側からのツイートやリツイートが、今度は東京に跳ね返る。
 ・・30年前に北海道知事選で生まれた「勝手連」。ネット選挙運動と連動することで、選挙エリアを越えた勝手連となった。》


 こんなことをブログにまとめておいた。
 なお、今朝は夜明け前から雪が降り始めた。
 今は、庭がうっすらと白くなりかけ。水っぽい雪。

 今朝は、いつものウォーキングはお休みして、名古屋で今日、明日開く「市民議員塾」の準備をする。

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●細川日程
          活動スケジュールのご案内です。


 【最終日】街頭演説のお知らせ 2/8(土) 2014.02.07
【最終日】街頭演説のお知らせ 2/8(土)
【2月8日(土)】
10:00~ 築地四丁目交差点  弁士: 細川護熙、細川佳代子
12:00~ 池袋駅東口   弁士: 細川護熙
14:00~ 銀座 数寄屋橋  弁士: 菅原文太氏、田中秀征氏、細川佳代子、桜井勝延南相馬市長
15:00~ 銀座 数寄屋橋 弁士: 細川護熙、小泉純一郎氏
18:30~ 新宿駅東口アルタ前 弁士: 応援団全員集合
18:50~ 新宿駅東口アルタ前 ※最終演説 弁士: 細川護熙、小泉純一郎氏

●<都知事選>高投票率に高い期待 「盛り上がり今一つ」も
    ヤフー/ 毎日新聞 2月7日(金)11時44分配信
都知事選の過去の投票率と当選者と次点の接戦度

 東京都知事選(9日投開票)は2日後に迫り、投票率にも注目が集まる。有権者は1000万人を超え、1%の変化で10万人分の票が動く。今回は過去2番目に多い16人が立候補し、毎日新聞の世論調査でも9割以上が「関心がある」と回答。高投票率の条件がそろっているようにみえるが「盛り上がりを感じない」と気をもむ関係者もいる。

 「思っていたより、問い合わせが少ないですねえ」。港区選挙管理委員会の小森明事務局次長は首をひねる。都知事選はメディアも大きく取り上げ、注目度は高いと考えていた。ところが「投票所の入場券が届いていない」といった苦情が少ないという。

 都知事選の投票率は、天気や立候補者数より、顔ぶれの話題性や争いの激しさで上下するようだ。当選者と次点候補の合計票を100とし、それぞれの票の割合を比較した「接戦度」を調べると、次点が惜敗しているほど投票率が高い傾向が見て取れる。

 投票率が最も高かった1971年は、革新都政の美濃部亮吉氏に自民党が推す元警視総監が挑む構図だった。美濃部氏と石原慎太郎氏が接戦を演じた75年、有力候補が乱立し再選挙が心配された99年も高い投票率を記録。
 逆に大差がついた鈴木俊一氏3選目の87年、石原氏2選目の2003年などは5割を切った。猪瀬直樹氏が圧勝した前回は比較的高かったが、これは衆院選と同日だったことが影響したとみられる。

 今回は元首相や元閣僚が出馬し、原発政策という大きなテーマも争点になっている。
しかし、明治学院大の川上和久教授(政治心理学)は「新鮮さという意味では、純粋な新人と少し違う。話題性はあるものの、50%台前半になるかも」と予測。
 主要候補の陣営でも「盛り上がっている実感は少ない」という声が強く、ある陣営の幹部は「候補者の討論がなかなか実現しなかった影響もあるのではないか」と話す。

 ただし、今回は投票5日前までの期日前投票数が42万2966人で、過去最多だった前回の47万8679人に次ぐペース。インターネットを活用した選挙運動が解禁されたこともあり、都選管の山崎孝広選挙課長は「前回の62・60%には届かないが、50%台後半まではいくのでは」と期待する。

 川上教授は「GDP(国内総生産)でみると、韓国の大統領を選ぶほど大規模な選挙と言える。予想を上回る投票率になってほしい」と話す。【長谷川豊】

●<天気>都知事選の週末 都内は大雪
           ヤフー/毎日新聞 2月7日(金)12時21分配信
 東京都知事選の選挙戦最終日となる8日は都内で冷え込みが厳しく、大雪になりそうだ。投開票日の9日も強風と雨か雪で大荒れになる恐れがある。

 気象庁によると、低気圧が九州の南から四国沖へ進む影響で、西日本では7日午後から8日朝にかけて広い範囲で雪が降り、多い所で20~30センチの積雪が予想される。

 低気圧はその後も発達しながら北上し、関東甲信も8日は山間部や太平洋側の平野部を中心に大雪となる見込みで、路面の凍結や交通機関の乱れに注意が必要だ。【夫彰子】

●都知事選 期日前投票8%増加
        NHK 2月3日 15時35分
都知事選 期日前投票8%増加
猪瀬前知事の辞職に伴って先月23日に告示された東京都知事選挙で、2日までの10日間に期日前投票をした人は27万人余りで、投票日が衆議院選挙と同じ日程になった前回の同じ時期を8%上回っています。

東京都知事選挙の期日前投票は先月24日から始まり、東京都選挙管理委員会によりますと、2日までの10日間に期日前投票をした人は27万7556人で、有権者全体の2.57%となっています。

これは、投票日が衆議院選挙と同じ日程になったおととし12月に行われた前回の都知事選挙の同じ時期と比べて1万9951人多く、率にして8%上回っています。

一方、3年前の平成23年に行われた都知事選挙の同じ時期と比べると投票した人は8万8000人余り多く、率にして47%多くなっています。
東京都知事選挙の期日前投票は、一部を除いて投票日前日の今月8日まで行われます。

●「50%台後半」なら無党派勝負 投票率、気をもむ各陣営
           産経 2014.2.7 10:49
 9日の投開票まで大詰めを迎えた東京都知事選。無党派層が多い東京では、その動向が選挙結果を左右するだけに、各陣営は投票率の行方に気をもむ。大きな組織票を持つかどうかによって、投票率への思惑は分かれるが、無党派層の比重が強まる「50%台後半」に達するかが勝負の分かれ目とみている。

 「うちは純粋無所属。投票率が上がれば上がるほどいい」。元首相の細川護煕(もりひろ)氏(76)陣営は、投票率上昇こそが“生命線”と考える。だが、7日開幕のソチ五輪に触れ、「五輪を夜遅くまで見て、昼間は寝ている人が多いかも」と動向を測りかねている。

 過去5回の都知事選でみると、投票率は衆院選と同日実施だった前回の平成24年は62・60%。それまでは40%台前半から50%台後半までと振れ幅が大きい。新人のみが争った都知事選は投票率が高まる傾向にあり、今回も期日前投票はハイペースで推移している。

 選挙から離れがちな若い女性票の掘り起こしに注力する元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦=陣営は「このペースを保ってくれれば」と高投票率を期待。インターネット上での支持が広がっていると分析する元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65)陣営も「一人でも多くの人が投票行動に移してほしい」と話す。

自民、公明両党から支援を受ける元厚生労働相の舛添要一氏(65)陣営は「投票率が50%程度なら、支持層を固めれば勝てる」と話す。ただ、政党支援を受けなかった石原慎太郎・日本維新の会共同代表(81)が都知事に初当選した11年のように、組織票を固められず大敗した事例があり、予断を許さない。

 また、投票率に大きく影響する要素として投開票日の天気も挙げられ、一般的に雨や雪が降れば投票率は下がるとされる。

 気象庁の予報によると、都内では9日未明に前夜からの雨や雪がやみ、日中は晴天が広がる見込み。気温も平年より高いという。ただ、8日に雪となった場合は「まとまった量になる可能性があるので、9日は足元が悪くなるかもしれない」(同庁)としている

●<もう一つの都知事選>(4)勝手連
                 ヤフー/毎日新聞 2月8日(土)5時25分配信

 勝手連--。

 1983年の北海道知事選で、当時の横路孝弘氏(後に衆院議長)を支援し、当選させた運動があった。正式名称を「横路孝弘と勝手に連帯する若者連合」という。以後、さまざまな選挙で取り入れられ、広まっていった。

 その後「勝手連」はインパクトを失った。だが、生まれてから31年後の今年、東京都知事選、中でもネット選挙運動で盛んに発信されている。

 「宇都宮さんの志を一つに!西東京勝手連」

 「田母神俊雄を東京都知事にするネット勝手連」

 「細川勝手連」

 --などなどだ。

 どの候補との関連で発信されているのかを確かめるために、3日間のツイートデータ(告示日の1月23日、選挙折り返し点の31日、終盤の2月3日)を分析してみた。結果は、

 ▽細川氏との関連5415件▽宇都宮氏との関連689件▽田母神氏との関連611件▽舛添氏との関連355件--と、細川氏がらみで語られるのが飛び抜けて多かった。有力候補でありながら組織を持たない細川氏の支援者が、「勝手連」という選挙組織づくりを目指した運動を感じさせる。

 今回試みた一連のネット分析で、都知事選の全国への広がりを確認できた。東京から発信されたメッセージが次々に転載(リツイート)され、北海道や沖縄にいながら当事者意識を持つ人々を生み出した。選挙エリアの外側からのツイートやリツイートが、今度は東京に跳ね返る。

 沖縄からは、こんなツイートがあった。「もし僕が東京都民なら○○さん(候補者名)に一票を託したい」「東京を変えて日本を変えよう」

 福島の人はこうつぶやいた。「東京の責任。それは原発をなくすことだ」。「東京都民でないのが悔しい」とつづったツイートもあった。

 そして、30年前に北海道知事選で生まれた「勝手連」。ネット選挙運動と連動することで、選挙エリアを越えた勝手連となった。【分析・大隈慎吾】 =おわり

●<もう一つの都知事選>(3)つぶし合い
           ヤフー / 毎日新聞 2月7日(金)19時43分配信
 同じツイートで誰を非難?


 メディアの情勢調査で優勢が伝えられたせいか、田母神俊雄氏ら他の東京都知事選候補に比べ、短文投稿サイト「ツイッター」に投稿(ツイート)される舛添要一氏の応援メッセージは少ない。だが、ネガティブメッセージとなると別だ。「(舛添氏が勝てば)安倍首相の暴走が止まりません。20代の方々、投票に行ってください」(大分から)など、選挙エリアの内外から数多く発信される。

 そもそも、匿名を前提にしたツイッターへの投稿は、ネガティブになりやすい。それを踏まえ、都知事選のネット選挙運動の傾向を分析すると、いくつかの傾向が表れた。

 ベースにしたのは1~2日のツイート。五つのキーワード(「知事選」と主要4候補の氏名)で検索して得られた42万271件のデータから、「ある候補に触れつつ他の候補を非難したツイート」を取り出した。非難の表現は多数あるので、ここではネガティブな言葉と結びつきやすい呼び捨て表現「○○(候補者名)は」をキーワードに使った。

 分かったのは次のようなことだ。
 (1)舛添氏の名前に触れたツイートは、同時に細川護熙氏を非難する傾向が強い
 (2)同じく細川氏では、舛添氏と宇都宮健児氏
 (3)宇都宮氏では細川氏
 (4)田母神氏では舛添氏=以上図を参照

 これらを「ネガティブなネット選挙運動」と捉えれば、見えてくるのは、一本化を促されながら「つぶし合い」に似た状況になっている細川、宇都宮両氏の応援者らの姿だ。

 「今回は細川さんに一本化し、次は宇都宮さんに立っていただく……告示までなら有効だったが、今はありえない」(山梨の女性)

 「我々都民は(細川氏と小泉氏の)元首相コンビの二枚舌に決してだまされてはいけない。宇都宮さんに投票するしかない!」

 そんな中、神奈川県の男性はこうつぶやいた。「(細川氏か宇都宮氏が)伸びるしか勝つ方法ないじゃん。その可能性が見えた時に初めて無党派層が興味を持つのだよ」。だが、距離はむしろ広がっている。【分析・大隈慎吾】=つづく

●都知事選最終日 自民党戦々恐々の進次郎“サプライズ演説”
        日刊ゲンダイ 2014年2月7日
 都知事選で優勢が伝えられているのに、舛添元厚労相の陣営は戦々恐々としている。
「細川・小泉陣営が最終日の8日にサプライズを仕掛けるという情報が流れているのです」(自民党都連関係者)

 それで、「小泉進次郎議員が細川の応援演説に立つのではないか」と、警戒を強めているのだ。

 細川は当初「小泉さん以外は選挙カーの上に上げない」と言っていたが、6日、初めて佳代子夫人と並んで立った。これも「サプライズ」の布石なのか。

 いち早く、舛添不支持を表明した進次郎は、都知事選から距離を置いているが、心情的には父親が訴える「脱原発」に共鳴しているといわれる。

「国民的な人気がある進次郎氏が“敵陣営”の応援演説に立てば、そのインパクトは計り知れません。本当なら、反原発派の議員はみんな立ち上がればいい。静観しているのは、国民の生命・安全より自分の立場を守ることの方が大切だと言っているに等しいですよ」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 細川も小泉も、都知事選の結果にかかわらず「脱原発」の運動を続けると言っている。今後行われる首長選でも「脱原発」の候補を応援して回る。そのための新党立ち上げの噂もある。細川自身は否定しているが、自民党は怯えている。執行部のひとりはこう言う。

「新党に進次郎議員を持っていかれたら、たまらない。ま、それはなくても、党内では小泉元総理が次期総裁選に河野太郎を担ぐという話が広がって困っている。

小泉元総理と河野は変人同士で、よく似ている。河野太郎総裁なら、小泉進次郎幹事長だろう。
実は、進次郎と河野太郎はすごく仲がいい。
一昨年の衆院選の時に、進次郎が唯一、応援に呼んだのが河野太郎だった。進次郎は同じ1年生議員の中川秀直の息子(俊直)ともウマが合うようで、これも、なんだかキナ臭い。中川秀直は都知事選で小泉さんを表舞台に引っ張り出すのに暗躍したからね」

 いまいち盛り上がっていない都知事選だが、安倍自民に一石が投じられ、その波紋が広がっているのは間違いない。細川・小泉が善戦すれば、自民党はグラグラになっていく。

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