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てらまち・ねっと



 ネット選挙の運動も今日が最後の日。
 運動は今日土曜日までなのに、明日もネットに投稿して違法な状態になる候補者もいるに違いない。

 なお、今日、読んで面白かった意見。

 まず、ITpro の
   「ネット選挙、性別や年齢層による支持政党の傾向がくっきりと」
 中盤まで、興味深く読んだ。その分、最後締めが緩んだ印象を受けた。
 今日のブログの最後から2番目に記録しておく。

 一番最後は、日経の
  「ネット選挙、参院選は見本市 本番は地方選」
 
 ところで、今日は、「田の草取り」(稲の水田に除草剤を使わないので雑草が生えるところ、それを手で除草すること)。
 ということで、早朝ウォーキングはなしにして、少し明るくなったこれから、5時過ぎから「お仕事」に出かける。

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   ●ネット選挙、性別や年齢層による支持政党の傾向がくっきりと
            |ITpro/ Twitter投稿分析より(2)2013/07/19 玄 忠雄=日経コンピュータ
・・・・・・・(略)・・・
 投稿を、政党ごとに年齢層に分けても示した(図4)。「10代なら15歳」「20代なら25歳」というように年代の平均年齢を仮定し各年代の投稿数で加重平均した、近似的な「投稿者の平均年齢」も算出した。最も若い人の関心を呼んでいる政党はみんなの党だった。以下、新党改革、民主党、維新の会と続く。みんなの党は、投稿者の平均年齢は35.8歳である。内訳を見ると投稿者は20代と30代が中心であることが特徴的だ。2番目に付けた新党改革は、実に5割弱が30代に集中している。

 一方、関心を持つ人の平均年齢が高い政党は、42.9歳の生活の党、41.1歳の共産党、40.3歳のみどりの風などとなった。生活の党は40代と60代以上の投稿数が分厚い。共産党は各年代に投稿が分散しているのが特徴的だ。自民党も同じ傾向が見られる。一方、社民党は40代に分厚い投稿者がいる。


図4●政党別で見たTwitter投稿の年齢構成
投稿者の平均年齢は、「10代の平均年齢を15歳、20代では25歳」と中間値で代表させて投稿数で加重平均した。みんなの党に関する投稿者が最も若いという結果になった。


[画像のクリックで拡大表示]候補者の投稿、リツイートは限定的


 立候補者のうち、フォロー数が多いTwitter上での著名人の動向にも着目した(表1)。上位10位のうち、1位の田宮嘉一候補は38万に迫るフォロワーを抱える。テレビなどマスコミでの露出は少ないが、他のタレント候補や著名な候補を抜いて1位に付けた。2位は無所属で出馬している山本太郎候補、3位はテレビ討論番組などへの出演も多い山本一太候補と続く。

ランク入りした候補はもとより投稿が概ね活発で、選挙期間に入りさらに増えた。
公示日前(6月27日~7月3日)と後(7月4日~16日)で、上位の候補5人について投稿数を比較した。1位の田宮候補は、1日当たりの投稿数が22.1から74.3に、2位の山本太郎候補は5.1から19.2に増えている。以下、3位の山本一太候補が2.7から5.9に、4位の佐藤正久候補が6.9 から22.9に、5位の世耕弘成候補が1.7から6.6にと活発になっている。

 ただし候補者のフォロワーが投稿を自身のフォロワーに広げる「リツイート」の件数は、候補者によって大きな差が見られた。1位の田宮候補の投稿に対するリツイート数が1日数十~300件程度。38万フォロワーを抱える投稿者としては少ない印象だ。唯一、10万超のリツイートを記録した投稿は7月7日、ある写真家の作品について投稿した内容だったという。

 5人のうち、投稿がリツイートされやすいのは山本太郎候補と佐藤候補だった。山本太郎候補は投稿に1日1000弱~1万台のリツイートがあり、16日には5万超のリツイートを記録した。佐藤候補も1000~4000台のリツイートがある。

 ツイッター日本法人はネット選挙でのTwitter活用について、米国のようにハッシュタグが活用されていないと残念がる。米国では候補者が有権者から質疑を受け付けると同時に専用のハッシュタグを設けて、質疑の流れを追いやすいようにしている。

 候補者と双方向でつながるなど、有権者が参加意識を持てるネット選挙を実現するには、工夫や改善すべき点が多く残されているようだ

●[参院選]ネット活用、「集票」は未知数
              (2013年7月16日 読売新聞
 インターネットを利用した選挙運動が解禁された参院選。不特定多数の有権者に投票を呼び掛け、自身の主張や人となりをアピールできるとあって、各陣営や候補者は積極的に活用している。ただ、集票効果は未知数との見方が大半で、有権者との直接対話を重視する声もある。

 ある候補は公示後、仙台市内のスタジオで毎日午後10時から、生中継で動画サイトに30分程度の番組を流している。ネットを見ることが多い若者層を意識し、砕けた雰囲気で、自身の政策や活動の様子を語る。ライバル候補を批判するネガティブキャンペーンにも活用。陣営幹部は「ネットは大きな武器になる」と期待する。

 別の候補はフェイスブック(FB)やツイッター、ユーチューブで情報発信している。ツイッターでは多い時、1日約1千件の反応があるという。陣営幹部は「初めてなので恐る恐るだが、いつ、どこでも(更新)作業ができるので重宝している」と話す。別の陣営幹部は「個人演説会の日程をネットで見て聞きに来た人もいる」と語る。

 ネットの活用で、若者の政治への関心を高め、投票率向上につなげる狙いもある。ただ、実際に集票力と成り得るのかは未知数のようだ。本社世論調査では、ネットの情報を「参考にしない」とした有権者は74%で、「参考にする」が15%にとどまった。ある陣営幹部は「集票の効果は限定的だ」と言い切る。別の陣営幹部は「政治家はやはり有権者と直接対話することが大事」とみている。

 有権者の見方も様々だ。

 気仙沼市横沼、団体職員村上太治さん(33)は「ネット解禁で得られる情報が一気に増えた。サイトで候補者と若い有権者が双方向で意見交換できる」と歓迎する。一方、石巻市内の団体職員男性(33)は「どこまで受け止めていいのか、わからない部分もある。選挙公報や信頼できる知人の話を聞いて投票したい」、同市大橋、無職阿部幹夫さん(65)は「書き込みが過熱するあまり、中傷合戦になるのでは」と話す。ネット選挙の解禁について、東北大の河村和徳准教授(政治意識論)は「各陣営は効率的な選挙戦を展開でき、候補者の失言が減る効果も期待できる。若い人に投票を働きかけるためにも、ネットと政治と結ぶコンテンツ(内容)をもっとつくることが重要」と指摘する。

 ◇県警が専従捜査員
 ネット解禁による悪質な誹謗(ひぼう)中傷や候補者のなりすましなどに対応するため、県警は、参院選の選挙違反取締本部内にサイバー担当の専従捜査員を配置。公示前、陣営関係者がブログに立候補予定者の氏名を書き込んで投票を呼びかけたとして、公職選挙法の事前運動で疑いで警告を出した。

 違反事例があれば、県警は選挙期間中に検挙する方針だが、発信元をプロバイダーに照会して特定するまで早くても1週間かかる。プロバイダーは相当数あり、時間がかかる可能性もある。

 県警幹部は「ネット捜査はスピードが勝負。全てが初めてだが、手探りでやるしかない」と話す。

●ネット選挙110番
            日本選挙キャンペーン協会
ネット選挙110番とは、投票率の向上をめざす一般社団法人 日本選挙キャンペーン協会が運営主体となり、「デマ・誹謗中傷のまとめサイト=ネット選挙110番」を開設・提供することで、少しでも健全な選挙キャンペーンの実現を図りたいと願うものです

●都議選、ネット選挙でフライング続出…画像公開
            (2013年6月15日14時43分 読売新聞)
 公職選挙法の改正で今夏の参院選からインターネットでの選挙運動が可能になるが、14日に告示された東京都議会議員選挙(23日投開票)では解禁前からフライングが続いている。
 複数の候補者がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で選挙運動の写真を公開しており、現状では公選法違反。都選挙管理委員会は「違反には気をつけてほしい」と呼びかけている。
 都議選の新人候補の陣営は告示日の14日、候補者自身のツイッターにサイトアドレスを貼り付けた。アドレスをクリックすると、数枚の画像に誘導される。画像は、告示日に候補者が都心のターミナル駅で党幹部らと行った街頭演説などをうつしたものだった。
 この陣営は、外部の指摘を受けて同日夜、写真などを削除した。候補者は「言葉での発信はだめだが、画像を紹介するのは大丈夫だと思っていた」としたうえで、「陣営のスタッフが載せてしまった。私は指示はしていない」と話している。

●ネット選挙・定点観測:ツイッター利用者、自・民・共に関心集中 党首は安倍・橋下氏
                 毎日新聞 2013年07月03日
 毎日新聞と立命館大は参院選(4日公示・21日投開票)で解禁されるネット選挙の共同研究として、ツイッターの投稿(ツイート)データを収集・分析する「定点観測」を続け、紙上と総合情報サイト「毎日jp」に随時掲載する。初回はツイッター利用者のつぶやき数で測る政党・党首への関心度。公示が迫る中、自民、民主、共産3党が他党を引き離す傾向が続いている。

 共同研究では「NTTコム オンライン」社の分析ツール「バズファインダー」を使用し、投票1カ月前の6月21日から投稿データを収集している。
 まずは7月1日までのデータから政党名と党首名が含まれるツイート数を日単位で集計した。

 自民党は6月29日に民主党を抜いて以降、3日連続でトップ。1日に約1万〜3万件のツイートがある。その中から「好き」など肯定的な言葉を含むツイートと「嫌い」などの否定的なツイートを抜き出すと、自民党が圧勝した東京都議選の投開票日23日は肯定ツイートが約1500件あり、否定ツイートの約500件の3倍に達した。その後は、肯定・否定が拮抗(きっこう)している。

 民主党は都議選惨敗の翌24日と、通常国会の閉会した26日にツイート数が急増。安倍晋三首相問責決議など同党の国会対応にも批判が集まったことをうかがわせる。24日は否定ツイート約1800件に対し肯定ツイートが半分の約900件にとどまり、ほかの日も否定ツイートの方が一貫して多い。

 共産党は都議選で躍進した翌24日にいったんトップに立った。

 党首では、ほぼ毎日1万件以上のツイートがある安倍首相と日本維新の会の橋下徹共同代表が突出。橋下氏への関心が維新のツイート数に連動していない。【石戸諭】=随時掲載

●ネット選挙が面白くない理由 中傷とデマばかり、「驚きあえる」体験が足りないんです
         日経ビジネス 2013年7月19日(金)  鶴野 充茂
 「ネット選挙が盛り上がらない」とあちこちで言われています。選挙関係の記事は読まれないし、ツイートも一部の人に限定され、つぶやきも広まらない。結局ネットで回ってるのは、中傷とデマだけなんじゃないの?という話も聞かれます。

 初めてのネット選挙なのに、何がダメなの?
 なぜダメなの? どうすれば盛り上がるの?

 選挙関係者はもちろん、メディアの人、ビジネス関係者まで、あまりの冷めっぷりに頭を悩ませています。

 そこで今回は、今後のためにも、今なぜネット選挙が盛り上がらないのかについて、考える機会にしておきたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫。それでは今週もいってみましょう。

盛り上がらないのは相手を見ていないから
 世間はネット選挙に対して明らかに食傷気味です。

 どんなテーマでも同じですが、何かにのめり込んでいる人がその「面白さ」を「やらない人」に伝えるのは至難の業です。ちょっと専門的な話になるだけでついていけなくなりますし、理解できてもそれを面白いと感じるかは別問題です。

 選挙に面白さは関係ない、という人もいるかもしれませんが、必要性を越えて多くの人を巻き込むには、面白さで訴求するしかありません。

 「やらない人」に「面白さ」を伝えるには、「やらない人」の感覚が必要です。
 コミュニケーションは翻訳作業ですから、相手の興味・関心を刺激できる観点や表現を見つける作業が不可欠なのです。

 そういう意味で「盛り上がらない」のは、相手のことをよく知らない、よく見ていないという一言に尽きます。

話が面白くない 3つのパターン
 話が面白く感じられない時には3つのパターンがあります。このうちのどれか1つでもひっかかると、話が面白くなくなるという条件です。

 1つは、「理解できない時」。
    知らない専門用語が入っていたり、話の内容そのものがよく分からない時
です。

 2つめは、「新しい情報がない時」。
     真面目に話を聞いているのに、知っている話ばかりで新しい情報が出てこないと、面白くなくなります。

     たまに「いつも同じ話を聞いているのに、発見がある」という人もいますが、極めて例外的です。

 そして3つめは、「自分に関係がない時」です。
     どれだけ新しい話で、理解もできても、自分に関係がないと思うと、面白いと感じられないものです。


 現在のネット選挙の話題で反応が得られないのは、このどれか、あるいは複数にかかっている可能性が極めて高い。

 候補者の情報発信にはほとんど目新しいものがなく、政策の違いも明確な差が見られない。
 また、応援を呼びかける名前の連呼や投票に行こうばかりでは新しい情報がない。

 メディアの報道もどれを見てもやはり驚きがなく、また分かりにくい。

 考えてみると、これは、何もネット上に限った話ではなく、もともとがそうだった、ということなのかもしれません。

ネット選挙になって、ネット以外で見られていた情報が、たまたまネット上でも一部見られるようになっただけで、それ以外の付加価値や目新しさがない、というわけです。

矛盾する発言と行動
 さらに不可解なのは、選挙運動に携わる人たちの言動です。
 たとえば「投票に行こう」と繰り返す。一方で、対立候補の悪口を書きます。陣営によっては、非難の応酬が続いています。

 当落線上でどちらかが残り、どちらかが落選するという読みなのでしょう。普段ならいい関係でいられるはずなのに、まるで遺産相続の争いを見るかのようです。

 少し詳しい人なら、ネガティブキャンペーンが投票率自体を下げることは承知しているはずなのに、これを止めることができません。言っていることとやっていることが反対なのです。

 そんな状況が「ネット選挙」で急に目立ち始めており、どちらかというと、ネットが選挙を変えたというよりも、選挙がネットを変えたような感覚の方が近い気がしています。

 本当にそういうことをやりたかったんでしょうか。

爆発的に広まる3種類のコメント
 では、どんなコンテンツが出てくるとネット選挙は面白くなるのか。

 「発信した情報をたくさんの人に見てほしいけど、なかなか広まらない」という悩みをよく聞きますので、まずは広まるコンテンツについて考えることにしましょう。

 実は、ネットの場合、爆発的に情報が広まっている時に使われているメッセージは、大きく3種類しかありません。
「伝えねば」と思った人が発信して、次々に伝達されていく時に「使われるコメント」は大まかに次の3種類に集約されるのです。


 それは何か。
    「これは素晴らしい」。
    「これはひどい」。
    「これはすごい」。


 この3つです。多くの人の手によって広められている情報は、その「ニュース」を伝える時に、大よそこのうちのどれかが「紹介コメント」として使われています。

 はじめの2つは「善悪」に対する驚き。
  最後の「すごい」は「程度」に対する驚きです。

  つまり、内容やテーマに関係なく、想定との差がたいへん大きかった時の驚きが「すごい」です。

 つまり、「この3つのうちのどれかで表現できる体験」を提供すれば、伝達される確率が上がるということになります。

 次の動画で具体的に考えてみましょう。

伝えたくなる体験を提供する 
 先に動画の説明をします。
  ・・・・・・・(略)・・・

 動画の中で注目したいのは、シートに座った人よりもむしろ周りにいる人たちです。この体験を「伝える役割」は、シートに座っている人よりも周りにいる人たちが担っているからです。

 周りの人たちが目の前で起きている現象を「これは伝えざるを得ない」といった表情がたいへん印象的です。

 さて、この出来事を写真や動画でネット投稿する時に彼らは一体どんな言葉で伝えるのでしょうか。

 おそらく、こうです。「これはすごいよ」。

 こうしてネット上に発信された情報が、「いいね!」を得ながら次々にシェアされ、広まっていくわけです。

いいね!で続けられるルールに
 多くの人を巻き込んで盛り上げるには、関係者やそのテーマに詳しい人だけでなく、日ごろなじみのない人でも楽しめる工夫が必要です。
 特にネット上では、「みんなで驚きあえる」コンテンツが不可欠です。

 みんなで驚きあえるコンテンツとは、一体どんなものか。
 まずユーザー一人ひとりが参加できること。自分が参加することによって何かが変化する。あるいは、自分自身が発信者になることで、人を驚かすことができるということです。

 しかも、理解するのも反応するのも簡単でいいということです。


 これを感じるのに最適な動画がありましたので、紹介しましょう。
・・・・・(略)・・・

注目させて伝えるのではなく、注目されている所で伝える
 「いいね!」をたくさん集めるというのは、それだけでもシンプルに見えますが、細かく見ると、さらに2つのコミュニケーションに分解できます。
   •たくさんの人に見てもらうこと(接触数を増やす)
   •見た人から「いいね!」という反応を得ること(反応率を上げる)

 です。

 後者の反応率を上げるポイントは、先に述べた「これは素晴らしい」「これはひどい」「これはすごい」といった驚きの体験を提供することです。

 では、前者はどうか。1つの具体的な方法を次の動画で感じて頂きたいと思います。

・・・・・(略)・・・
この動画が秀逸なのは、注目を集めてメッセージを伝えるのではなく、すでに注目されている場所でメッセージを見せていることです。

 人が凝視している先にメッセージを出す。

 こんなところに出すのか!と周りの人たちと驚きあえる体験にもなっていますね。

お金をかけなければ広まらないのか
 こんな大がかりな演出があれば、そりゃ広まるでしょう。そのためにどれだけお金がかかるのよ。

 そんな風に考える人もいるかもしれません。確かに、ビジネスで情報伝達を仕組み化する上では有効ですが、他の方法もありそうです。では、もっとコストのかからない方法はないか。

 最近、ネットで起きた、ちょっとした「事件」をそのヒントとして最後に紹介したいと思います。

・・・・・(略)・・・
おそらくその写真を見た何人ものネットユーザーがそう考えたのでしょう。

 「本当に送っちゃったよ」「実は自分も送った」というメッセージもネット上でみんなで「驚きあえる」コンテンツになります。

 そして、ピザが届けられた病室の驚きにつながるわけです。

明るい気持ちになる驚き
 このヘーゼルちゃんがピザと共に受け取ったのは、驚きは驚きでも「がんばって生きていたら、きっといいことがあるよ」という明るい気持ちになる驚きであり、窓に向かって発したメッセージに対する応援を意味するたくさんの「いいね!」だった気がします。

 せっかく自由度が増えたネット上の情報発信ですから、明るい気持ちになる驚きと「いいね!」を返せるやりとりを増やしていきたいところですね。

 ネット動画はアイデアの宝庫。それではまた、金曜日にお会いしましょう。

●ネット選挙、参院選は見本市 本番は地方選
                日経 2013/7/17
「問い合わせが殺到することも想定していたが、実際はあっても1日数件だ」。民主党のネット選挙担当者は明かす。党勢の挽回を目指し、民主党はSNSと連動する特設サイトの開設などに力を注いだ。現時点は「若い世代の関心を高める手段にはなる」ものの、肝心の狙いである有権者獲得については「大きな集票に結びつくとはあまり考えていない」というのが、中間総括だ。

■盛り上がり欠く「新ツール」
移動中の選挙カーでフェイスブックなどの書き込み(東京都内)
 自民党や公明党のネット選挙担当者も「有権者や支持者からのネット選挙に関する電話相談は少ない」と口をそろえる。選挙活動を支える党本部の事務局が心配するのは、党や候補への中傷がネットで一挙に広がる「炎上」だ。ただ、各党とも前半戦の段階では、削除要請するような例は少なかった。

 自民党総裁、安倍晋三首相が使って政界でも「選挙の新たなツール」と認められたフェイスブックやツイッターでの発信も、盛り上がりを欠く。「猛暑が続いているので皆様も水分補給しながら体調にお気をつけください」「移動時間を使っての車中食事は…」。当たり障りの無い言葉が並び、有権者の返信も少なく、ネットならではの「拡散」が進まない例も多い。

iPhone用アプリ 「島耕作の日経ニュース」で参院選について議論しよう

 目立つのはやはり以前からツイッターに連続的に書き込む日本維新の会の橋下徹共同代表や、自らをキャラクター化した社民党の福島瑞穂党首、リツイートの数が多い生活の党の小沢一郎事務所など、党首クラスの政治家だ。民主党の菅直人元首相は「原発事故や再生可能エネルギーに関して質問を受け、できるだけ丁寧に私自身が答えている」とブログで紹介したように、ツイッターにとりくんだ。当初は「リツイートの仕方が変」などとネット上で話題となり、本人も「ツイッターに慣れなくて、苦戦中」「落ち着いたところで、リプライの仕方など習得したい」とつぶやいた。最近は「双方向の議論が可能になってきた」と自ら総括している。元首相、党首など、実世界での知名度が、ネットにも反映されている。

 ある野党候補の陣営はこうした現状に「情報は発信すれば良いのではなく、実際に広がって初めて意味を持つ」と悩む。一方で、踏み込んだ発言や刺激的な批判をすることへのためらいもある。民主党のネット選挙担当者は「ネットの使い方のうまさは、候補者でも二極化している」と語る。

■数百票差で真価を発揮

 それでも、今回解禁されたネット選挙運動にほとんどの候補が踏み出し、衆院議員も始めている。ライバル陣営がネットを使えば、こちらも使わざるを得ない。様子見、実験の意味合いもある。特に、これからは全国すべての選挙がネット選挙となる。数百票が勝敗を分けることもある地方議会選挙では「ネットで獲得した票で決まることもあり得る」と関係者は警戒する。無所属のある地方議員は「参院選でどんなネット戦略が功を奏するか注目している」と話す。

 前衆院議員で、民主党選対企画アドバイザーを務める高橋昭一氏は「今回の参院選はネット選挙の見本市だ。国政選挙に比べ接戦が多く、有権者との距離が近い地方選挙で真価が問われる」との見通しを示す。ネット選挙の本番は、これから訪れる。

(地方部 高畑公彦、政治部 宮坂正太郎)


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