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てらまち・ねっと



 いろんな分野でデータの集積や分析が進んでいる。
 このところ話題になっている地震による津波もそのひとつ。
 中には、過去の地震のデータを解析しなおして、分析を進めているところもあるという。

 自然界の花の開花予想もそのひとつ。
 今年は、桜の開花が早いという。

 いつもより遅い花もあるけど、今年の桜は早い。
 庭の「紫と白の更紗もくれん」も、紫色のつぼみを開きかけてきた。
  レンギョウも咲き始めた。
  ちょっと早すぎる。
  もくれんなどは、花弁が肉厚で柔らかいから、霜にすぐやられてしまう。そちらが心配になるこのごろ。

 ともかく、桜の開花予想、「気象庁が撤退」して民間が頑張っている。
 それらを比較してみた。
 もちろん、「比較」の新聞記事はときどき見かける。
 「3社比較」をした民間研究所もあった。
 その他の予測データも。
 どれも特徴的。
   あなたの好みは・・・

 そして、実際の開花第一報のは「3月10日高知」。

 それらを比べてみた。

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●桜開花どの予想が当たるかな? 民間3事業者が発表
    2010/02/20 08:21 【共同通信】
 気象庁が半世紀以上、続けていた桜の開花予想を取りやめた今年、日本気象協会(東京)など民間事業者が独自の予想を発表している。おおむね平年より早く昨年より遅い傾向だが、事業者間で予想に開きがある場所も。果たして的中するのは―。

 気象協会の最新予想(17日発表)では、先陣を切って開花するのは福岡市の3月20日ごろで、東京都心は同24日ごろ、盛岡市は4月21日ごろ。予想対象は、気象庁が開花宣言をする標本木。

 今年、新規参入の気象情報会社「ウェザーマップ」(東京)。15日発表の予想は、福岡市が気象協会と同じ3月20日ごろで高知市と並びトップの早咲き、東京都心は同25日ごろとみる。盛岡市が4月16日ごろなど、協会より早めの地点が多い。

 2004年から開花予想を始めた「ウェザーニューズ」(東京)は15日、桜の名所約660カ所で予想。福岡市の舞鶴公園は3月19日ごろ、東京・上野公園は同23日ごろ、盛岡市の岩手公園は4月18日ごろで、最も早いのは鹿児島県鹿屋市の大隅湖畔で3月18日ごろとみている。

 Wニューズは、同社会員がつぼみから葉桜になるまで観察した過去6年分のデータを分析、予想に加味したのが売りだ。

●桜開花予想:福島市で来月3~7日に 気温高く平年より早め--民間3社 /福島
       毎日新聞 2010年3月6日

●全国から桜情報、正確さ競う民間の開花予想
       2010年3月11日01時57分 読売新聞
 会員からつぼみの情報を集めて独自のデータ分析をしたり、住民らがご当地の開花を予想したり――。

 気象庁が桜の開花予想から撤退し、民間の気象会社も参入しており、今年の開花予想は各地でまさに花盛りだ。

 千葉県山武市の県立成東高校で、一際目立つソメイヨシノの周りに生徒が毎日のように集まる。林潤一郎教諭(43)と生徒たちは「いつ咲くかな」「つぼみが膨らんできている」と話しながら、小さなつぼみをカメラ付き携帯電話で撮影した。

 ウェザーニューズ(東京)が企画する「さくらプロジェクト」に参加。つぼみなら「小さく硬い」「先がピンク」「頭が分かれ始めた」などと詳細に報告する。観察は、花が散って葉桜になるまで続く。林教諭は「暖かくなれば、つぼみが変化していく様子が見られる。今から楽しみ」と話す。

 桜の情報を寄せる会員は1万人を超える。全国から集まる観察結果と、過去の開花日や気温などのデータを加味して予想する。広報担当の上山亮佑さん(29)は、「桜を実況中継しようという発想から始まった。家や会社の近くなど身近な桜の開花日を知りたいというニーズは昔からあり、応えられるようになると思う」と胸を張る。

 農業者向けの長期予報のノウハウを生かしてウェザーマップ(東京)がこの春、新規参入した。日本気象協会(東京)は、気象庁が開花予想や宣言に使っていた「標準木」の観察を取り入れ、気象データなどを基に独自の計算式を駆使し、開花日を的中させようとしのぎを削る。(千葉支局 吉沢邦彦)

●桜の開花いつ?3者3様/予想花盛り
       朝日 2010年03月12日
 花見の季節が近づいてきた。50年以上桜の開花予想をしていた気象庁が今春から予想をやめ、今は民間2社と日本気象協会が担っている。大分の桜は今年はいつ咲くのだろうか。(軽部理人)

 ◆16日~26日? 本数・見どころも紹介
 大分地方気象台によると、気象庁が例年出していた桜の開花予想は、前年秋からの降水量や気温などの統計データから計算して出していた。冬にしっかり冷え込まないと、開花が遅くなってしまうことがあるという。

 2004年に民間で初めて全国で開花予想に乗り出したウェザーニューズ社は、大分市荷揚町の大分城址(じょう・し)公園の開花を3月26日と予想する。満開の予想日は4月3日だ。同じ大分市でも、同市上野丘1丁目の上野ケ丘墓地公園は開花予想が3月27日、満開は4月4日と細かく分かれている。

 県内に13観測地点を設定し、インターネットのホームページでは各所の桜の本数や見どころを紹介している。さらに、サイトで会員に「マイ桜」を一本決めてもらい、その桜の成長過程を記してもらっている。県内では94人が「マイ桜」を登録し、大分市牧の護国神社や同市駄原の県立図書館などの状況もわかる。全国では1万3千本以上となり、他社と比較してもデータ数は群を抜いている。

 同社広報担当の上山亮佑さんは「桜を楽しむ文化や季節を楽しむ文化は日本人にとって大切なこと。そのために我々民間も力になれれば、と思っている」と話す。

 07年に開花予想を始めた日本気象協会の予想日は同市の開花を3月16日、満開日を同月28日としている。同協会では、気象庁が観測する標本木など89地点を観測している。

 さらに、今年からはウェザーマップが「開花予想戦線」に名乗りを上げた。お天気キャスターでおなじみの森田正光さんが代表を務める会社だ。1月25日に他社に先がけて第1回の開花予想を発表。大分市の開花予想を3月17日、満開予想を同月29日としている。

 これまでの大分市の開花平年日は3月27日で、満開は4月5日。昨年は開花が3月17日、満開が同月28日と例年よりも早かった。3者とも、3月に入ってからは桜情報を毎週更新し、最新の情報をホームページに提供している。

●桜開花予想:都心3月24日ごろ 気象庁撤退、民間会社に
    毎日新聞 2010年1月25日
さくら開花前線(ウェザーマップ発表)
 民間気象会社のウェザーマップ(東京都港区)は25日、第1回の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。予想開花日が最も早いのは福岡市、高知市などの3月23日ごろで、東京都心は同24日ごろ。

 今年は気象庁が発表をやめたが、民間気象会社はサービスを強化。百花繚乱(りょうらん)の桜前線予想を探った。【江口一、福永方人】

 開花予想に新規参入したウェザーマップ。第1回予想は、既に開花した沖縄・奄美と北海道、東北を除いた、気象庁の標本木がある41地点を対象とした。各地の予想開花日は▽横浜市3月24日▽広島市、名古屋市同26日▽大阪市、埼玉県熊谷市同27日▽前橋市同29日▽宇都宮市同30日▽水戸市同31日▽新潟市4月8日など。2~3月の気温が平年より高いと予想され、開花日も平年より2~4日ほど早まる所が多い見込みだ。予想開花日の平年差は、気象庁が観測した開花日の2000年まで30年間の平均と比較した。
           *  *  *
 開花予想は市民の関心が高く、民間の気象会社は力を注ぐ。基本的な方法は冬から春までの気温などを解析、過去の開花日の統計を加味する。各社はさらに独自の手法を加えて開花日を決定、「分析力」も反映される。

 ウェザーマップは農業向けの天候の長期予報を応用。最も開花する確率の高い日を中心に予想した。

 04年に民間で初めて全国予想を始めたウェザーニューズは、サポーターと呼ばれる人からの情報を活用。サポーターは携帯電話の撮影機能を使い、同じ桜の木で、つぼみの膨らみや開花、葉桜になった時期を報告する。昨年は全国で約2万人が参加した。蓄積された膨大な情報から、全国の桜の名所600カ所に加え、学校や公園など1万カ所での予想も可能にした。

 今年で4回目の財団法人日本気象協会は、気象庁が96年からとっている方式とほぼ同じ、コンピューターを用いた「開花予測方程式」により予想する。各地の気象台が開花を観測する標本木が中心だ。「気象庁が予測をやめて困るところも出てくるはず。その受け皿になる」と意気込む。
           *  *  *
 一方、1955年から続いた開花予想の中止を昨年、発表した気象庁。「予算と要員が限られている。もう終えていい」。以前は、各地の気象台が気温などの観測値をもとに予想していた。しかし、予算削減と観測の機械化による無人化などで、かつて100カ所以上あった開花予想地点が、09年には64カ所に減少。近年の担当職員は1人になっていた。

 気象庁の役割をめぐっては、以前から地震や気象災害など防災に直接結びつく業務に集中すべきだとの声があった。だが、開花予想は長年、国民に親しまれてきたほか、民間気象会社の取り組みを見極めようと撤退を見送ってきたという。気象庁は培った手法をホームページで公表し、国民に活用を呼びかける。

 今後はウェザーマップの第2回が2月15日、第3回が3月1日。ウェザーニューズが2月15日に「開花傾向」、3月1日に第1回予想を出す。日本気象協会は2月上旬に全般的な予想を、3月に詳細な予想を出す予定になっている。

 激しさが増す予想競争。「他社とスタンスが違う」(ウェザーニューズ)、「他社と競合するものではない」(日本気象協会)、「選択肢の一つとして比べてほしい」(ウェザーマップ)。今年は果たして、どこの予想が的中するか。

 【ことば】開花の仕組み 冬の間、最高気温10度以下の寒気に約60日間さらされることで、木が眠りから覚める「休眠打破現象」が起きる。その後の春先の気温上昇が開花を促すとされている。

● さくら情報 - ウェザーニュース から


     ★ 岐阜 から



 ● 日本気象協会 から


    ★ 岐阜 から


● ウェザーマップ『さくら開花予想2010』 から



 ● るるぶ から



 ● 桜前線研究所:2010年 桜、開花予想 から


 ★ 3社比較 から


●高知で桜開花=観測史上タイの早さ-気象庁
        時事 2010/03/10-17:58
 気象庁は10日、全国に先駆けて高知市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。昨年より6日早く、平年より13日早い。桜の種類が異なる沖縄・奄美を除き、観測史上最も早い記録に並んだ。
 高知地方気象台によると、2月下旬の平均気温は平年を6.8度上回る14.4度。今月に入っても平年よりかなり気温の高い状態が続き、開花が早まったとみられる。

●福岡で桜が開花 高知に次いで全国2番目
        2010/03/14 10:47 【共同通信】
 福岡管区気象台は14日、福岡市中央区で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。沖縄や奄美(鹿児島)のヒカンザクラを除き、高知に次いで全国で2番目。

 同気象台によると、平年より12日早い開花で、福岡では観測を開始して以降、2番目の早咲きとなった。福岡地方は2月ごろから気温の高い日が続いたことから、開花が早まったとみられる。
 約1週間後に見ごろを迎える見込みという。



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