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◆訪問診療、在宅医療に/もし家に帰って、ケアする医師やその他の専門家が決まっていないという空白期間中に何か起きたら大変なことに/ともかく当事者になって進めていく段階に一気に来た
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◆ソフトボールほどに育ったメロンの実/ミニトマトやキュウリ、いんげんは食べ始めている。
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◆昨日の午後に抗がん剤を点滴。そのあとは「左肩から腕に突然襲ってくる激痛」は全く無い。素人考えでは、がん細胞がビックリして縮小し、神経を圧迫しなくなったから/入院4日目
●てらまち/
◆今日は「抗がん剤カバジタキセル」の投与/なんの不快感も、吐き気も、疲労感もありません/入院3日目。
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◆日本緩和医療学会/がんの患者さんの多くは医療用麻薬の使用を恐れている /麻薬中毒のイメージから敬遠され、痛みを我慢して過す方も少なくない
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◆自殺した韓国前大統領・ノ・ムヒョン/検察改革の仕返し、らしい
●ふむふむ・気になる新聞記事など
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2009-05-25
韓国のノ・ムヒョン前大統領の自殺。
「山で転落死」との速報の冒頭を聞いて、すぐに「自殺だろう」と思った。
続報は、そのとおりだった。
捜査当局に追い詰められたことは容易に想像できる。
韓国では歴代の大統領が、退任後などに、検察に徹底的にやられている。
ノ・ムヒョンは人権派弁護士とされていた。
大統領になって、徹底した検察改革。
今回の捜査、検察による「仕打ち」という見方は当初からあった。
対して、 自殺も その告発、とも。
前大統領支持の人たちが奮起、現政権との軋轢が増し、政局は混乱の方向に行くとの見方が出始めている。
そんな韓国の検察や政局の情報をみた。
では、日本。
政権交代前のタイミングでの民主党首の小沢氏に切り込んだ検察。
民主が政権をとると検察を改革する流れ、それはますます強くなったのだろう。
韓国ほどではないけど、政権と検察が対立するか慣れ合うか、大事なところ。
政権交代のメリットの一つでもある。
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2009年3月10日 ブログ
⇒
◆西松・小沢・二階/先に辞任した方が政局に有利との読みも
3月27日 ブログ
⇒
◆小沢は「これが最後」と居座りか/辞任せず問題・民主支持急落/自民・公明は「居座るならもっといい」
●「だれも恨まないでほしい」盧武鉉前韓国大統領の遺書全文
2009年5月23日20時04分 読売新聞
盧武鉉前韓国大統領が自宅コンピューターに残した家族あて遺書は次の通り。
非常に多くの人々にお世話になった。
私のせいで、いろいろな人が受けた苦痛はあまりにも大きい。
今後、受ける苦痛も推し量れない。
余生もほかの人の負担になるだけだ。
健康が思わしくなく、何もできない。
本を読むことも、ものを書くこともできない。
あまり悲しまないでほしい。
生と死はすべて自然の一部分ではないか。
(私に)申し訳ないと考えないでほしい。
だれも恨まないでほしい。
運命だ。
火葬してもらいたい。
そして、家の近くにごく小さな石碑を一つだけ、残してほしい。
(これは私の)昔からの考えだ。
●韓国、政権の責任追及の声広がる 盧武鉉前大統領死亡で
日経 5月23日
【ソウル=尾島島雄】韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が23日、自宅近くの高台から転落して死亡、国内では前大統領が絡むとされた不正資金事件の捜査行きすぎなど政権の責任を追及する声が広がりはじめた。政府は大統領に関連する捜査の終結を宣言して沈静化を図っているが、野党民主党は独立機関による真相究明を求める国会決議を探る構え。李明博(イ・ミョンバク)政権は新たな火種を抱える可能性もある。
文在寅(ムン・ジェイン)元大統領秘書官は記者会見し「岩から飛び降りたとみられる」と説明。警察は自宅で発見された遺書とみられる文書を公表し、自殺との見方が強まっている。韓国メディアも同日「前大統領は潔白を表明するために死という選択をした」(聯合ニュース)などの分析を報道した。
民主党の安熙正(アン・ヒジョン)最高委員は盧氏の遺体が安置された病院を訪れ、国内の声に呼応する格好で「政治的な他殺だ」と強調。同党内では「李政権が関与しない独立機関による再捜査」を求める声も浮上してきた。
●盧・韓国前大統領自殺:資金疑惑捜査頓挫、政局緊迫へ 支持勢力「検察聴取は圧力」
毎日新聞 2009年5月23日
【ソウル大澤文護】韓国の盧武鉉(ノムヒョン)前大統領(62)が23日、死亡したことで、前大統領とその家族らをめぐる不正資金疑惑の捜査は頓挫することになった。前大統領を支持してきた韓国内の進歩勢力が、政府に対する抗議や批判を激化させることは確実で、韓国政局は一気に緊張状態に入るとみられる。
韓国検察当局は4月30日、前大統領をソウルの最高検察庁まで呼び出し、収賄容疑で事情聴取した。
検察は、前大統領の在任中、有力後援者から、夫人や親族に計600万ドル(約5億7000万円)などの金品が渡った事実を把握し、前大統領が在任中に、この事実を知っていたかどうかを中心に深夜まで聴取を続けた。しかし前大統領は「辞任後、(家族による)金品受け取りの事実を知った」と主張し、容疑を強く否定。
これに対し、前大統領を支持する勢力は、事情聴取当日も最高検前でデモや抗議活動を継続。今月に入ると、ソウル市内でたびたび集会やデモの開催を企図し、警察と激しくぶつかる事態が発生。さらに、労働組合による大規模集会が韓国中部・大田市などでも起きたことから、韓国政府は、デモの事前届け出制の強化や、催涙弾の使用許可を検討するなど、対立姿勢を強めていた。
こうした状況の中で、前大統領が死亡したことで、野党側は政府や捜査当局による「圧力」が死亡原因となった可能性を激しく追及するのは間違いない。これに対し李明博(イミョンバク)政権は、国民への冷静な対応を呼びかけると同時に、野党の反政府行動に対する警戒心を高めるとみられる。
◇盧武鉉氏の経歴
46年8月6日、韓国慶尚南道金海市生まれ。釜山商高卒業後、独学で司法試験に合格し「人権派弁護士」として民主化闘争事件の弁護活動に従事した。
88年に国会議員に初当選。海洋水産相などを歴任した後、02年12月の大統領選で当選し第16代大統領に就任。08年まで務めた。
80年代の学生運動出身で「反米・反日・親北朝鮮」の傾向が強いスタッフを政府機関に多数配置。金権選挙の改善、外交文書公開などの成果の一方、格差拡大、不動産価格の上昇を招いた。退任後は故郷で自然農法の研究に取り組み、政治の表舞台から姿を消していた。【ソウル大澤文護】
●韓国警察、盧氏は自殺と見解…疑惑捜査は事実上終結へ
2009年5月23日21時42分 読売新聞
【ソウル=浅野好春】韓国の慶尚南道地方警察庁は23日午後、盧武鉉(ノムヒョン)前大統領(62)が自宅裏山を登山中に「高さ30メートルの岩場から飛び降りた」と発表し、死亡は自殺とみていることを明らかにした。
死因は頭蓋(ずがい)骨、脊椎(せきつい)などの多発性骨折、頭部損傷などによるものとの見方を示した。
金慶漢(キムギョンハン)法相は同日、「盧前大統領に関する(不正資金授受疑惑の)捜査は終了するだろう」と述べ、捜査が事実上終結するとの見解を示した。最高検察庁はこの方針を受け、政官界の一連の不正資金事件の捜査は続けるものの、盧氏については、被疑者死亡で処理するとみられる。
盧氏の遺体は23日夜、収容先の梁山(ヤンサン)市内の病院から同道金海(キムヘ)市郊外の盧氏の自宅がある烽下(ポンハ)村に運ばれた。同夜から弔問受け付けが始まり、最大野党・民主党の丁世均(チョンセギュン)代表ら野党関係者や韓昇洙(ハンスンス)首相らが次々に訪問。だが、韓首相は住民らの反発で弔問を拒否された。同深夜時点で一般市民数千人が弔問に訪れた。
韓国政府は国葬の次に位置づけられる「国民葬」を執り行うことも検討しており、遺族の要望を踏まえて国民葬を実施するかどうかを決める方針だ。
同地方警察庁はまた、盧氏の自宅から、パソコンに残された家族あての遺書が見つかり、この中で「私のせいで、いろいろな人が受けた苦痛があまりにも大きい」などと記していたことを明らかにした。
●韓国、国民に強い衝撃 検察に批判も
2009/05/23 13:34 【共同通信】
【ソウル23日共同】収賄容疑で検察当局の捜査を受けていた韓国の盧武鉉前大統領(62)が23日朝、死亡した。韓国のテレビ各社は特別番組を放送。国民の間には「まさか」との衝撃が広がった。自殺の可能性が強まり、検察の捜査に対する批判も出ている。
「岩の上から飛び降りたとみられる」「家族にあてた短い遺書が残されていた」。前大統領の遺体が安置されている釜山大病院。午前11時(日本時間同)すぎから側近の文在寅弁護士が会見。突然の死に動揺を押し隠すように、淡々と事実関係を読み上げた。
ソウル市内では、駅などに設けられたテレビの前で、ニュースを見ようとする市民たちで人だかりができた。聯合ニュースによると、60歳の主婦は「朴正熙元大統領の暗殺と同じくらいの衝撃」。大学生の男性(25)は「自殺に追い込むまで苦痛を与えたことを、検察やメディアはよく考えるべきだ」と、一連の捜査に疑問を呈した。
前大統領の支持者らは一様に「信じられない」との反応。秘書経験者は「今は何と話していいかわからない」と絶句した。
李明博大統領は午前7時20分ごろに報告を受け、午後からの日程をすべて中止。韓昇洙首相は緊急の閣僚会議を開き、葬儀など政府レベルで必要な対応について協議した。
●途絶えぬ報復政治 歴代韓国大統領、暗い末路
中日新聞・東京新聞 2009年5月24日 13時47分
韓国の盧武鉉前大統領は、退任後に有力後援者からの不正資金受領が浮上し、検察捜査の結論が注目される中で23日に突然、自殺した。韓国の歴代大統領は暗殺されたり、後の政権によって不正資金疑惑で自身や息子らが逮捕されるなど、不運な末路をたどる例が多い。(ソウル・築山英司)
盧氏は2002年12月、不正腐敗の脱却を掲げて大統領に当選した。就任後に取り組んだ改革の一つが「検察改革」だった。
検察は、歴代政権の「最高の権力道具」といわれてきた。盧氏は、検事総長よりも若い女性弁護士を法相に起用し、序列人事の解消などに着手。
検事総長が後に辞任するなど、検察内部の反発はすさまじかった。
検察当局が退任後の盧氏をターゲットにして、全斗煥(チョンドゥファン)、盧泰愚(ノテウ)両元大統領に続き、14年ぶりに事情聴取した理由の一つと指摘する韓国メディアも少なくない。
韓国政治学会の元会長の金浩鎮(キムホジン)高麗大名誉教授は「報復政治の伝統」と言う。盧氏の自殺を「告発型自殺の性格が強い」と指摘し、「精神的に苦しんだ面もあろうが、捜査が政治的報復に感じられ、不当性を告発するために反抗的に自殺したのではないか」とみる。
軍事クーデターを経て就任した朴正熙(パクチョンヒ)氏は、「漢江の奇跡」と呼ばれる経済成長を成し遂げたが、1979年に側近の中央情報部長に暗殺された。
「粛軍クーデター」で軍の実権を握り、大統領になった全斗煥氏と後任の盧泰愚氏は95年、秘密資金疑惑で逮捕。全氏は無期懲役、盧氏は懲役17年の刑が確定したが、97年12月の特別赦免で釈放されている。
「文民政権」の金泳三(キムヨンサム)氏は、任期中に次男がケーブルテレビ事業認可のあっせん見返りに不正資金を受け取った容疑などで逮捕された。
金大中氏も任期末の02年、不正資金事件で次男と三男が次々と逮捕された。
大統領周辺に不正が続く背景として、同郷者や親族を優遇する縁故主義が指摘される。韓国社会では、政権が交代するたびに民間会社のトップも交代して、政権と癒着しようとする人事がはびこっている。
大統領の持つ権限があまりにも強大なことも弊害として指摘されてきた。
韓国国会では現在も大統領の権限を弱め、現在の任期5年を4年にする案などが検討されている。しかし、本格的な議論はまだ始まっていない。
●盧前大統領自殺 南北関係悪化は必至
東京新聞 2009年5月24日 07時08分
【ソウル=築山英司】北朝鮮に対する融和政策を推進した韓国の盧武鉉(ノムヒョン)前大統領(62)が二十三日に自殺したことで、北朝鮮が李明博(イミョンバク)現政権に対する批判を強め、冷え込んでいる南北関係がさらに悪化しそうだ。北朝鮮が南北交流事業の完全放棄など強硬策を展開して揺さぶりをかけ、韓国内の親北朝鮮勢力を含む進歩派と保守系の対立拡大を図る可能性は大きい。
盧前大統領は大統領在任中、金大中(キムデジュン)元大統領の北朝鮮への「包容政策」を継承・発展させ、金剛山観光や開城工業団地開発を進めた。
二〇〇七年十月には、金大中元大統領に続いて、金正日(キムジョンイル)総書記と二度目の南北首脳会談を行った。
後任として昨年二月に就任した李大統領は第二回首脳会談での合意事項を再検討する方針を表明。北朝鮮の核やミサイル開発放棄を求める原則的な立場を取る。
これに対し北朝鮮は反発。「李明博一味は民族の和解と団結、平和と統一に反対する戦争狂信者」(二十日付労働新聞)などと激しい非難を繰り返す。
昨年七月に起きた金剛山での韓国人観光客射殺事件を機に同観光事業は中断。今月十五日には開城工業団地の契約無効を一方的に宣言し、前政権まで拡大していた南北交流事業は風前のともしびだ。
北朝鮮が前大統領死亡の原因として「李政権の政治的弾圧」などと批判をエスカレートさせるのは必至。李政権との対話拒否を継続し、軍事境界線付近での挑発行為などで圧力を強める懸念も排除できない。
●【盧前大統領死亡】自殺、亡命、暗殺、投獄… 悲劇多い歴代韓国大統領 (1/3ページ)
2009.5.23 21:03 産経
【ソウル=黒田勝弘】韓国の盧武鉉前大統領が自殺した。夫人や息子など家族の“金銭疑惑”に追いつめられた結果だ。それにしても韓国では歴代大統領の悲劇や不幸が多い。
今回のような退任後の自殺は初めてだが、初代の李承晩大統領は海外亡命、長期政権だった朴正煕大統領は暗殺、全斗煥、盧泰愚大統領は逮捕・投獄、金泳三、金大中大統領は息子の逮捕・投獄…。
この背景には、南北分断が続くなかで対立が激しい政治状況などのほか、強力な大統領中心制からくる権力の集中度の高さや、相変わらずの血縁を中心にした家族主義・縁故主義などがあるように思える。
今回の盧武鉉氏の場合、在任中の金銭疑惑が原因になっているが、全斗煥、盧泰愚両氏のような財閥企業などからの巨額政治資金疑惑というのではない。夫人や息子など家族、親戚(しんせき)が、以前から知り合いの業者から金銭的支援を受けていたというものだ。
そこで盧武鉉氏の支持者たちは「昔の大統領疑惑に比べるとたいしたことはない」「いわば生活型犯罪だ」などと弁明、擁護している。しかしそれだけに、同じ疑惑でもスケールが小さく見栄え(?)はよくない。
過去、全斗煥氏も金泳三、金大中両氏の場合も家族が金銭疑惑で逮捕されている。
権力者の家族や親戚、縁者に群がれば、その口利きなどで利を得ることができるという縁故主義の結果だ。これには「権力を背景にすれば法律や規則など無関係に何でも可能になる」という権力の大きさが作用している。
みんなが権力を利用し、権力に群がって甘い汁を吸おうとする。韓国では現在の李明博政権下を含め「自分は大統領官邸に知り合いがいる」といって詐欺をはたらく者が依然、後を絶たない。
韓国では血縁をはじめ地縁、学縁、その他…人と人のつながりが何より重要という「法より人情」の社会が続いている。みんなが日常的に“有力な人脈”を求めて必死だ。これが変わらない限り、権力にまつわる金銭疑惑事件はなかなかなくならない。
盧武鉉氏は左派・革新系勢力をバックに政権の座についた。そのため「持てる者と保たざる者」とか「エリートと非エリート」「保守と革新」などといった左翼的二元論に基づく他者批判は得意だった。
しかし家族や血縁重視など、自らを含む伝統社会の弊害には関心が弱かったようだ。政治的に改革、革新、過去否定、変化…などを強調しながら、多くの歴代大統領と同じく自分自身を含む本当の改革や変化、過去否定には失敗した。
その意味では「過去の大統領とは違う!」という本人の意気込みとは逆に、盧武鉉氏は意外に平凡な指導者だった。ただ過去の指導者と違って自殺で責任を取ったところが、盧氏が最後に見せた「盧武鉉らしさ」かもしれない。
この「権力と人脈」の問題は生活文化といってもいい。だからすぐには変わらない。現在の李明博大統領もその中にいる。しかも李大統領は財閥企業経営者出身であり、韓国社会における「権力と人脈とお金の危うさ」は数多く経験してきた人だ。
盧武鉉時代に金銭疑惑の規模が小さくなったことはいいことだ。露骨な“財閥政治資金”もかなり改善されたといわれる。しかし金額の大小にかかわらず盧武鉉氏は自殺に追い込まれた。李明博大統領は“盧武鉉研究”に真剣に取り組むことで、歴代大統領がやれなかった本当の改革と新しい時代を築くことができるのではないか。
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