コロナでおうち時間を過ごすのもそろそろ飽きてきた今日この頃、とか世間では言ってますがそもそも引きこもりの自分は別に普段と変わらなかったりします。
いつまで続くんだと思われてたコロナ禍もどうにか収束に向かいそうで、急に出てきた「九月新学期制へ」なんて話も消えちゃいそうですね。
来週あたりから映画館も再開出来そうなんですが、今んとこ映画のネタも無いので、たまには道具の話でも。
自分の愛用エアブラシを紹介します。
一番のお気に入りはエアテックスのエボリューション。
もう20年使ってますけど、快調です。国産品とは比べ物にならないくらい気持ちの良い吹き心地。
エアブラシって基本的な構造は同じはずなのに、この感触の違いはどこから来るのでしょう?わかりません。
0.2mmと0.4mmのノズル/ニードルがセットになってるヤツなので、差し替えで用途が拡がりますが、一番使いやすい0.3mmが無くて、そのうち買い足そうと思いながら躊躇してます。
欠点はフロントヘビーで持ちにくいところですかね。まあ私がリア・カバーを外して使う人なのが悪いんですけど。
普段、一番使ってるのがウェーブのアドバンス0.2
0.2mmなんだけど、使い心地は0.3mmとあまり変わらないので、ほぼこればっかりになってしまいます。
それこそ、サフからプライマーから細吹きまで、何でもこなします。
カップ下の位置に風量調整ダイヤルが付いているのが便利です。全開なら濃い塗料でも何とかなりますしね。
これもフロントヘビーですが、エボリューションよりはマシです。
これも、15年ぐらい使ってるのかな。
一番最近、と言っても5年くらい前だと思うけど、
ウェーブのHT-391というのを買いました。
待望の0.3mm。
アルミ製なので肉厚なんですが軽いです。コンパクトで持ちやすく、ボディーも太くてサイドが平らなので一番手に馴染むのはコレです。
ノズルパーツが頑丈そうなのも頼もしいです。
今のところ、クリアー専門に使っています。
もう一本買い足すならコレかなあ・・・・。同じものがエアテックスからも出ていますが、ウェーブのが安かったのでこっち買いましたが。
ちなみに、基本日本製のエアブラシは見た目が同じなら全部同じものだと考えて良いみたいです。タミヤもクレオスもウェーブもエアテックスでさえも日本製なら同じものです。
日本では「アネスト岩田」という会社のみがエアブラシを製造してますから、ブランド別に細かいアレンジはされているみたいですが、模型用であればブランドに拘るのはあんまり意味無いみたいですよ。
同じ見た目でも中国製ならコピー品なので品質は分かりません・・・・難しいメカでは無いので本気で作られたものならば、今の中国の技術ならばそれほど悪いものは無いとは思いますが。
色替え用に何本も使うのもアリですが、クリアー、白系、濃色系、サフ用、メタリック用ぐらいですか。私はウェーブのアドバンスがマルチプレーヤーしてくれてますんで、今んとこ新しいのはいいかな。
さて、T5ですが、そろそろ限界です。
模型作ってて「限界」を感じる時がありまして、いつもそれなりの完成形を思い描いて作り進めるんですが、この「限界」がやってくると、ああもうここから先は落ちていくだけだ、と思うようになるんです。
もうここからはやり直せない、このまま進めても予定通りの完成には至らないって感じる時ですね。
排気管ですが、前6本の排気管はアンダーパネル取り付け前にエンジンに付けられるんですが後ろ6本はアンダーパネル装着後じゃないと付けられません。
それはこのようにフロアトンネルの隔壁からはみ出すからなんですが・・・・
ふと考えると、ベンチュリ効果を発揮するためのフロアトンネルがこんな風に切り欠かれているのって変ですよね。
あまり分かりやすい資料画像が無いのですが色々調べてみると、T5の場合フロアトンネルの内側の隔壁は完全に排気管をカバーしているみたいです。
T4の場合は前6本はアンダーパネルの上を通って後方に向かうので、一部トンネルにはみ出しているんですけどね・・・
タメオのT5の場合、なぜ切り欠いたのか・・・・こういう仕様もあったのかも知れませんが、どうも納得出来ません。
何とか、トンネルにはみ出さないようにグネグネしてたら・・・・
もうボロボロに・・・・
一番外側は折れてしまった・・・・
一度変形させると、スムーズに後方に立ち上がらなくなり、またグネグネしてると収まらなくなるし・・・・こんな複雑なタコ足、自作出来るわけもなく・・・・
もう、どうせ床下だ見えなくなるしどうでもいいわ!
限界を超える時です。
もうこうなると、この後次々と出て来るトラブルに対処する気力も無くなります。
あとは汚くなっていくだけです。それでも、完成は目指します。
何とか無理矢理排気管を収められそうにしたので、切り欠かれている部分を再生します。
ついでに、今更ですが薄々しときました。最初から薄々しとけば、もうちょっと楽に収められたのになあ・・・・
急ごしらえですが、左右のフロアトンネルがちゃんと出来てベンチュリカーらしくなってきました。
ただ、ここへ来てガシガシ削る作業したせいで薄いメタル製のアンダーパネルがずいぶん変形してしまった・・・・
分岐点を超えると、作っているはずが壊してるんだか汚してるんだか分かんなくなってくる。
まあいつものことだ・・・・けど、楽しくないなー
( フェラーリ312T5 ベルギーGP 1980 )
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