映画好きってことは、ここで何度も書いてると思うんですけど、今年はあまりいい作品に出会えなかった気がします…。
あんまりたくさん観れなかったのもあるんだよね。3月に見た「ヒア・アフター」は2度目観に行きたいくらい良かったのだけれど、ちょうどもう一回観に行こうか、と思った時期に震災があって、映画が大津波を扱っていることもあって、とても観に行ける気分じゃなかった。当然のごとく映画は早々に上映打ち切りになって、そんなこともあって春からしばらくは映画館から足が遠のいた感がありました。
私はとにかく、映画館で映画を観るのが好き。
今ではハイビジョンテレビの普及で、自宅で気軽に高画質・大画面の映画鑑賞が楽しめるのだけれど、いくら大画面といっても近くで見れるから大きく見えるだけであって、絶対的な大きさはスクリーンに敵うはずもなく、この絶対的な大きさの違いというのは超えられない壁だと思うんですよね。
ですから、できるだけ面白い作品は映画館で観たいし、面白かった映画はスクリーンで観れるうちにもう一回観に行きます。
毎年、数本は二度見する作品があるのですが、今年は叶わなかったけれど先に書いた「ヒア・アフター」と、もう一本、最近観た「ミッション8ミニッツ」の2本だけでした。
ところで今年、そんな私にうってつけのような企画が、いつも行く映画館で始まりました。
これは、往年の名作映画50本を週替わりで上映するというものです。 (作品リストに関してはリンクから見てみてください。)
「一度、スクリーンで観たかった。」 「もう一度、スクリーンで観たかった。」
まさに、私を狙い撃ちしているような企画!こりゃ毎週映画館へ通わなきゃ~と思っていたのですが、果たして今年も終わろうとしているのに、私が何度この企画作品を観に行ったかと言うと…
3本…。
せっかくの企画なのに、たくさん観てあげなくてどうすんの~?と、情けなくもなりますが、いざ観に行こうと思うと、名作とは言え選り好みしちゃうんですよね…。
今年、自分とこでは「赤の50本」を上映しているんですが、具体的に観に行った作品は「ニューシネマ・パラダイス」「フォロー・ミー」「太陽がいっぱい」の3本。
「フォロー・ミー」は観たことがない作品だったので、観てみました。あとの2本は私のフェイバリット作品。
ほかに、「ローマの休日」や「アパートの鍵貸します」も、行きたかったけれど都合が付きませんでした。
でもね…実際大好きな作品をスクリーンで観て思ったことは…「思ったほど感動できない。」ってことなんですよね。
最初に見た時の感動が大き過ぎて、長年のうちに自分の中で作品をどんどん過大評価してしまっていたのだろうか?
新作を2度見する時には、同じテンションで観れるからがっかりすることはないんだけど、長年心の中にあった作品というのは、ずいぶんと違う印象になってしまってます。
そんなわけで、なおさら昔観て面白かった作品も観に行くの躊躇してしまったり…。
ところで、「太陽がいっぱい」の次の週(先週でしたが)、「男と女」が上映されてたんだよね…。
これは観たかった。
♪ダバダバダ ダバダバダ~ の主題歌があまりにも有名なフランス映画ですが、なんでそんなに観たかったかというのは、クルマ好きの皆さんには分かってますよね?
そう、主人公がレーサーという設定でして、しかもルマンに出るわ、モンテカルロ・ラリーに出るわ、60年代ってそんな感じだったんですかね?
まあ、今でもラリーやったりまたF1に戻ってきたりとかしてる人いますけどw
実車映像やら記録映像やら、見所が多いわけですよ。恋愛映画なんですが、そんな印象はほとんど残ってなかったりします。
時期が時期だけに何かと忙しくて、結局観に行けなかったんですけど、ホント観たかったです。
赤の50本、残りの上映予定は…
「エデンの東」
「スタンド・バイ・ミー」
「カサブランカ」
「第三の男」
「十二人の怒れる男」
「激突!」
うーん、みんな好きな作品ではある…年末年始、行けたら行きたいですね…。
第二回、第三回と全国では続いてる企画みたいですが、観に行く人が少ないと、こっちではもうやってくれなくなるかも、と心配。
実際、客の入りはそれほど良くない…。
さてと、雑談長くなったw
037です。インナー・フェンダー (もしくは泥よけ) 自作します。
キットのパーツはこんななの。
単なる板きれ…を曲げただけのもの。
側面もなくて、こんなんじゃエンジンルームに泥やら砂利やらいっぱい入ってきちゃいますよ。
何にも考えずに真鍮板でこんなの作ってみたけど、改めて資料見直したら
うっ、上面は水平になってるのが正しいんですね。レーシング43のパーツもあながち間違ってなかった。
作り直す。あくまで自作にこだわります。真鍮板折り曲げ細工のハンダ固め。キレイな仕事ではありませんw
素組みの予定はどうなった?
このインナー・フェンダーを収めるために、ボディー側の内側を削り込まないといけません。
ガシガシ内側さらってたら…
破れるわ、欠けるわ… ボロボロでございます orz
こうゆうトラブルは、パテで修正すれば簡単なんですが、せっかくのメタルキットなので、メタルで修正します。
修正のが手間かかってるわ、実際…
なんとかスムーズに…。
モールドが太いなー。
ショルダー・ライン?というかバスト・ラインあたりにに微妙に折れ線が付いてるので、それを無くしてしまわないように整形するのが大変です。
まあ色々しくじってるけど、やっぱり金属加工作業は面白いね。