43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

リア・ウイング

2011-05-16 | MAZDA 717C

昨年以来、やたらと3D映画が増えてきて、いわゆる大衆向け映画とかお子様向け、またはアニメ作品だと半分ぐらいが3D上映されてるんじゃないですかね。
私は3D映画については否定的、早くブームが過ぎ去ってくれないかなと願っているんですが、業界としては定着させたいと躍起になってるようですね。3D料金による収益増を狙っているのか、作品の魅力の無さを3Dで補おうとしているのか、はたまた黒幕は3D対応機器を売りたい家電業界なのか?
本当のところは知りませんけど、肝心の映画にとって3D映像はせっかくの映像美を損なうだけでなく、むしろ陳腐にしてしまうものだし、見るほうも目が疲れて見にくいだけだし、メガネも鬱陶しいので早く間違いに気付いて欲しいです。

とか言いながら、今日は「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」を観てきたわけですが、(地方なんで、公開今頃なわけですが)まず特別料金2000円とか マニアから金むしり取るようなことすんな…サービス券で1000円で見ようと思ってたのに、特別上映なのでサービス券も使えない…

作品自体は過去の作品を3D化したもので見覚えあるエピソードなのでストーリーに驚きはないけど、この作品の肝である「電脳」によるやり取りの映像が3Dになっていて、これがすごいリアル!通常の場面も3Dなのだけど、それは必要ない表現でこの作品に必要な3Dは電脳場面のみと言っていい。そうゆう意味では意義ある3D作品だった。
と思うと同時に、ほとんどの3D映画の意味の無さをさらに実感してしまうのであった…。

(電脳云々について意味分からない人は攻殻機動隊を知らない人だと思うので、オタのたわごとと読み飛ばしてください…)

まあとにかく、私だけでなく多くの人が3D映画にはかなりウンザリし始めているので、業界の人は世間の空気を読んで、下らない3D戦略を早く見直して映画の本質を追求して欲しいです。


リア・ウイングですが、レジンによるウイングとエッチングによるステーです。
ウイングは反ってて使えないし翼端板の形も違う。
数少ないエッチングパーツのステーだけど、これでもかと言うくらいペラペラの金属板で、あまりの薄さで使う気になれない…ヤレヤレ

ところで、ステーに付いてる折り目(?)みたいなモールドは何?
必要なモールドなのかなとか、ここで折ってウイングに貼り付けるための糊しろかなとか思ったんですが、資料画像でサイズを調べてみるとどうやら富士1000kmでは背の高いウイングを使っていたらしい。つまり、LM仕様に作るならここで切れって言う意味の線なのですね。
インストとかには何の説明もないから、いちいち自分で考えないといけない…疲れるorz

実車は金属の地肌むき出しに見えるけど素材は何か分からないけど…多分アルミだろう、ということで、リアリティー狙ってアルミ板で作り直しました。
ステーはエッチングパーツにアルミ板を貼り合わせて、厚さを稼ぎました。このほうが厚みが出せるし、形も出しやすいしね。
(本当は適当な厚さの銀色の金属板が無かったのだw)
アルミなどの金属素材はペーパーで磨き傷を付けてやると、金属感が増しますね。

翼端板はこんな形が正解らしい。
ステーにもそれなりの厚みが出てるのがお分かりでしょうか?裏表で色も違います。

マシンを上から見た画像がほとんどなくて、ウイングの前後長を確かめられなかったんですが、雑誌に載ってたこの画像で分かりました。
キットのパーツは比べてみるとやや幅が狭く感じたので、心持ち広めに作っております。

あとはステーとウイングの接続部分のブラケットと、ガーニーフラップも付くみたいなので何とかしないといけません。

 

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