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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

最近観た映画

2018-10-22 | 1/72AFV

「コーヒーが冷めないうちに」


とある喫茶店、ここには望んだ時間にタイムリープ出来る席がある。ただしコーヒーが冷めるまでの時間だけ、喫茶店から出ることは出来ない、喫茶店に来たことが無い人には会えない・・・等々色んなルールがある。
過去に戻っても起きたことは変えることは出来ない、それでも過去に戻ってみたいと試してみる人たち。

うわー、ゴリゴリのメルヘンファンタジーだなー。それに予告編や宣伝文句を見る限りどう考えてもお涙頂戴映画でしょー
こんな映画観に行きませんよ、と思っていたのだけど、空いた時間に何だか映画館へ行きたくなって、ちょうど良い時間に始まるのがこれしか無かったので「まあいいか」って感じで観てみました。

私は映画が観たいというより、映画館でのんびりしたいだけなんですよねw

見始めてすぐ、「あっ、これは良い映画だわ。」という予感がしました。
現実離れした話なのに演技や演出の妙でトンデモ設定がスッと受け入れられちゃうんですよね。こういう映画はセンスがある監督が撮っているか、徹底的に仕上げにこだわっているかなんですよね。多分後者なんじゃないかと思います。
キャストが豪華なので、下手な仕上がりでは許されなかったんでしょう。

というわけでまんまと作り手の思惑通りにいっぱい泣かせてもらいました。一番最初の比較的ライトなエピソードから泣けちゃったもんなあ・・・
最近、歳のせいか涙もろくなっちゃって。

有村さんがずいぶんふくよかになったなあーと気になってましたが、まあ役に合わせたのかなと・・・

若手と思っていた女優さんもいつの間にか歳を重ねてますから、女性らしい丸みも出てきますよね。
いつまでも若いと思っていた石田さんもずいぶんおばさんらしくなってきたし
私らの世代のアイドルだった薬師丸ひろ子さんがもう認知症の役ですもんね。みんな年齢だけは平等に重ねていきます。

 

本当はホラー映画が好き。
「死霊館のシスター」

死霊館シリーズの第5作です、死霊館シリーズって好きなんだけど2作しか知らなかった・・・
スピンオフ的なヤツも数えるんですね、今作もスピンオフというかずいぶん遡ったビギニングになります。

このシリーズが好きなのは超常現象研究家のウォーレン夫妻が心霊現象による事件を解決していくのが痛快なんだけど、今回はその夫妻は登場せず、シリーズに登場した悪霊にまつわる古いエピソードです。

時は50年代、修道院になっている古城を訪れたバチカンの牧師と見習い尼僧とイケメン村の若者。幽霊や悪霊がこれでもかと出てきます、まさに王道の正統派ホラー映画。もう頭空っぽにして楽しめます。

平成も終わろうかという頃になってこんな古典的ホラーを映画館で楽しめるとは思わなかったわー
予想してたのと全然違ったけど、楽しめたのは間違いないです。こんなのもアリですわ。

 

 

映画の話ばっかりでは何なので模型ネタも少し。

なんか唐突にハンビーの製作の記事始めちゃったので、遅まきながらキット紹介。

ハンビーは現在のアメリカ軍が中東などの戦地で多用している車両です。最近映画とかでよく見ますので馴染みがありますよね。
(これを一般用にしたのがハマーです。シュワちゃんのリクエストで発売されたらしいですね。)

この、M1114という型は、増加装甲型という強化版で初期型に比べてかなり進化しているタイプみたいです。

キットメーカーについてはよく知らないけど、Tモデルという中華メーカーです。
今やプラモデルを一番精力的にリリースしてくれるのは中華メーカーなんですよね。ドラゴンももはや完成品にシフトしちゃって堕落しましたが、新興メーカーなのかよく知らない名前のメーカーがやたらとマニアックな仕様のキットを出してきたりして気になります。

このハンビーも、例のタイヤのブロックパターン再現方法が1/72AFVキットとしては驚きでして注目したんですが、タイヤ以外もこのスケールでフルオープン可能とか凄過ぎてついつい買っちゃいました。


パーツは一体成型もあってそんなに多くないですがこのスケールですので細かいパーツもありますね。
エッチングパーツも付きます。デカールはありません。


インストがカラー印刷で豪華なのは最近は普通ですね。日本のプラモデルメーカーは未だに一色刷りのインストが多いのはどうなんでしょ。大量生産前提だとコストに影響するのは理解できないこともないですけどね・・・

このキット、現在の技術と妥協しない姿勢で非常に精密な模型を作れるキットフォームになっているのは評価しますが、実際に作り始めてみるとなかなか理想通りには組めないですね・・・
パーツを合わせるにもピンとダボはあるものの位置決めが曖昧だしちょっとした誤差でうまく組めなかったり

まあこういうのを作ってみると日本メーカーの現実的なパーツ構成や割り切りに一日の長を感じます。とりわけ、バンダイのキットってすごいですよね。精密感と組みやすさ確実さが高いレベルで実現してます。

取りあえず黒く塗ります。パーツが細かくて薄いので成型色だと何だか軽薄に感じてしまうので。
細かい塗装指示は無いので、タミヤのハンビーのキットのインストを参考に塗っていきます。仕様が違うので間違ってるかもですが気にしません。

つづくといいな。

 


情熱を止めるな!

2018-09-27 | 1/72AFV

今更ながらですが、話題の映画「カメラを止めるな!」観てきました。

さんざん報道などで取り上げられてましたから説明の必要も無いでしょうけど、低予算ながら面白いと評判で全国拡大上映中の映画です。

観てない人にはネタバレ禁止と言うのも強調されてましたが、驚くようなオチがあるわけで無く内容を聞いて観に行ってもじゅうぶん楽しめる映画ですけどね、
凝った作りの映画なのでやはり内容は知らないで観に行ったほうが色々考えながら観れるので楽しいでしょうね。という訳で内容に関してはここでも書かずに置きますが、とにかく面白いのでぜひ観に行って欲しいですね。

私も情報は極力入れずに観ました。作り手の狙い通り、前半きょとん、後半ニヤニヤ、あげく大笑いして最後はほっこり。しっかり楽しめました。

この映画が評価されるのは凝った作りや構成の妙から来る楽しさや笑いだけでなく、映画に対する情熱みたいなものが奥底に感じられるからなんでしょうね。
情熱で出来たものは、たとえチープな出来であっても伝わってくるものがあるものです。

こういった、有名俳優や有名原作や派手なアクションや豪華な道具立てに頼らない、物語本来の面白さや脚本の完成度や演者の熱演で出来上がった映画がちゃんと評価されるのは良い事だと思います。大手の映画会社も本当に作るべき作品とはどんなものなのか、もう一度見直して欲しいです。

 

 

さて、映画はほかにも色々観てるんですが、模型のほうはさっぱりです。

何かと野暮用が多いのもありますが、時間があってもなかなか模型に向かえません。まあこんな時期もあります。


ハンビーは色も塗らずに組み立てを進めてます。

いちおう、フルディティール、フルオープンに近いキットなのでもうちょっと丁寧に作らなきゃならんのですが・・・
今はただ組み立てたいだけ。
AFVなので色は雰囲気重視で良いのでは、とか・・・丁寧に塗らない言い訳にもなりませんな。
まあ、何とかなるでしょ。

模型は好きなように楽しめば良いのです。私の模型に対する情熱なんてそんなもんです。

つづく。


タイヤの話、と言えば・・・

2018-09-10 | 1/72AFV

今年は本当に災害が多い年ですね、日本・・・

被災された地域の皆様、お見舞い申し上げます。

自分の住む地域も、年初に豪雪の被害がありましたが地震や台風、豪雨の被害に比べたら積もった雪への対処が大変だっただけで、実害は少なくまだ幸いだったように思います。

天災がやってくるのはしかたありませんが、対応力を強化することで防げる被害もあると思います。
政府や自治体には災害に強い町づくりを考えて欲しいと思います。国を守るとは、そういうことでしょう?

 

 

さて、毎度ながら唐変木の映画鑑賞備忘録のコーナーです。

「ルームロンダリング」

悲惨な死亡事故などがあった、いわゆる事故物件の部屋に住むことで物件の過去歴を隠すというヤバいお仕事を請け負う主人公
彼女には幽霊が見える能力があります。

ホラーではなく、部屋に居付く前住人の幽霊とコミカルなやり取りで交流を持ち、幽霊たちの未練を解きつつ自分の人生も取り戻していくというハートフルな作品です。


主演の池田エライザちゃん、ちょっと前から興味を持って見てたんですけどね、ハーフらしいエキゾチックな雰囲気ながらベビーフェイス、なのにナイスバディー
たまらんですw

映画は重い内容を扱っていながら軽いノリで楽しく観れる娯楽作品に仕上がってます。
ややインパクトに欠けるかな・・・という軽さですが、自分としてはエライザちゃんを愛でるのが目的なので全然オッケー
残念ながら終始ざっくりした重たい感じの衣装だしサービスショットは着替えシーンと入浴シーンが一瞬ある程度でしたが、まあ可愛かったので良かったです。

大規模上映ではない映画なので、すでに上映を終えた地域も多いかもですね。
ま、備忘録なので悪しからず・・・

 

 

次は現在公開中の新作、「累(かさね)」

土屋太鳳、芳根京子ダブル主演の話題作

顔を入れ替われる能力を利用して、行き詰っている駆け出し女優が顔は醜いが天才的な演技力がある女と入れ替わって、演劇界をのし上がって行こうとするストーリー。
スマホとか出てくるので現代なんだけど、謎の能力とか演劇界とか忌まわしい過去とか奇病とか、おどろおどろしい設定が何となく昭和の雰囲気。
成功を巡って女同士のドロドロの争いが勃発するとかね、ほぼ予想通りの展開ですが映画としてはとても面白かったです。
演技や演出も昭和っぽいのが映画に合っていて良かったと思います。

ただ、土屋太鳳が美人設定なのは良いとして芳根京子が醜い女というのは無理がありますね。顔にひどい傷があることで醜いということにしていますが、特殊メイクをずっと見せられるのも辟易するし傷が無ければ美人なので設定がブレてしまいます。


まあそれでも、演技で頑張ってカバーしてましたけどね、二人の女優が二人の人格を演じ分けるのでその点は見応えがありました。
狂言回し役の浅野忠信もさすがベテランらしく映画に合った大げさな芝居で盛り上げてくれてました、
ただ、関ジャニの横山くん・・・神経質な舞台演出家の役で出てるんだけど、「まるで素人の芝居じゃないか!」と切れてる君が一番大根という皮肉・・・
私はバラエティー番組に出てる横山くんはすごく好きなんですけどね、どうして役者としてはああいう神経質な役が多いんだろうと不思議でなりません。正直、全然向いてませんよ・・・

と、まあいろいろとツッコミどころはありますが、そういうところも計算済みなのかなと思えるくらい全体がまとまっていると思いました。全然ふざけたところなどないシリアスなドラマなのに、なぜか笑えてしまう不思議な面白さです。

終盤の太鳳ちゃんの「サロメ」の踊りのシーン、これはほかの役者さんではなかなか出来ないのではないかなと思える出来の良さでしたよ。

 

さて、模型の話。

前回はCカーのタイヤについての悩ましい問題について書きましたけど、そもそもどうしてカーモデルではタイヤのパーツでいつも悩まなければいけないのか。

それはまず、カーモデルはゴムタイヤが使われることが多く、タミヤのプラモデルみたいにいちいち専用のゴムタイヤを用意してくれないことが多いんですよね。
ましてや43のガレージキットなんてゴムタイヤはほぼ使いまわしだったりします。

飛行機やAFVのプラモデルならタイヤも大体プラ成型なので悩む必要ありません、じゃなぜカーモデルだけゴムタイヤなのか?

四つの理由があると思います。

1・元々走行する玩具モデルから始まったので、伝統的にゴムタイヤ
2・ゴムの質感はゴムでしか得られないと言う迷信
3・カーモデルにとっては目立つパーツなので、正円を出すとか接地感を出すのにゴムの弾力が向いている
4・トレッド面全体にモールドを施すには柔らかい素材でなければ型から抜けない

1~3については、塗装と精度と考え方で解決する問題なので無視するとして
4のトレッド面再現に関してはプラパーツではどうしようもない部分があるんですよね。シリコンゴムの型から抜けるレジンとかなら難しいモールドも可能ですけど、正円が歪みやすいという問題もありますし。

ところが、プラパーツでは無理という考えをあっさりと捨てたのがこのパーツ。
なーんと、トレッド面を金型で再現!


六分割すれば抜けるんです。
こんな風に、サイドウォールと組み合わせていきます。


最後のパーツはほかより少し小さめになってます。ピッタリだとハマらなくなる恐れを計算したんでしょうか。


余計なお世話だったようです。大きなスキマが・・・w


少し緩めに組んでいくとちょうど良い感じです。
しかし、継ぎ目だらけだ・・・
これはアイデア倒れというヤツでしょうか

何とかしようという気合だけは評価します。

( GOOD YEAR が GOOD YEAP になっているのは、権利の問題からでしょうか? )

フレームも少ないパーツの組み合わせで精密に再現されます。
組むのは相当難しいです。

1/72のAFVはすごいことになってますなー

つづく かも

 


フィギュアを作る

2018-08-16 | 1/72AFV

ガンダム・ビルドファイターズの美少女キャラ、「ホシノ・フミナ」


さすがバンダイ、塗装せずにこの仕上がり
特殊な技術で二色の色プラを重ねて成型することで肌色の奥にうっすら赤みが透けるとか
プラモデルもとんでもなくハイテクになってきましたねえ


顔と髪の毛はアニメ調のフィギュアだけど、カラダは生身っぽい
このお尻の色っぽさよ

ていうか、発売から二ヵ月経つのに全然手に入らないんですけどー?
(スミマセン、二枚とも拾い物画像ですー)
作ってみたいと思いつつ、品薄でプレミア価格になっちゃってて手が出せません
バンダイさん、量産して下さい。噂によれば、この新技術を使った「フィギュアライズ・ラボ」シリーズの第二弾は初音ミクらしいけど・・・この実験作シリーズ、量産性も含めて果たして継続できるのか知らん

 

私が作るのはこんなもっさいフィギュアですのん


1/72のドイツ軍兵士です。
フィギュア作ったり塗装したりなんて中学生以来。もちろんミニスケールは初めて。
とりあえずひと通り塗ってみましたが、こんな塗装じゃダメだと思います。


75mm対戦車砲に付属するフィギュアです。
ロシアのズベズダというメーカーのプラモです。元々AFVのミニスケールは東欧のメーカーが多かったのですが、最近は中華製に押され気味。
そんな中でもズベズダは良質なキットをリリースし続けてくれてます。
何より価格が良心的なのが嬉しい。このキットもフィギュアも付いて640円。日本の代理店経由だといくらなのか知りませんが。
アマゾンで買ったらなぜかシカゴから送料無料で送られてきましたよw


フィギュアの出来はスケールなりですが、なかなか様になるポーズです。
このキット、すごいのはフィギュアも含めて接着不要のスナップキットなんです。
バンダイほどでないにせよ、精度もかなりのもの。さすがにフィギュアは合わせ目が出来るので厳しいですが、対戦車砲のほうは接着剤無しでもじゅうぶん見られる完成になります。

ただ、スナップキットの「押し込み式」はプラ素材にストレスを与えて微細クラックが生じてエナメル溶剤による劣化の原因になるという話を聞いたので、基本全部接着剤使ってますが・・・


土台も含めて全てキットのパーツです。
箱の中のパーツだけでちゃんと情景として出来上がるのが素晴らしい。
AFVの完成形とはこうあるべきだと思うので、「土台」と「フィギュア」は避けて通れませんね。

あとは、「汚し」と「小物」が必要ですね。車両機材の汚しはもちろん、フィギュアの塗装にも特別なスキルが必要だし、
土台のマテリアル感、草木の表現、兵士の装備品などの小物など。
AFVにはカーモデルや飛行機とは違う表現作業がたくさん必要ですね。

手を出すと深いです。その深さが惹かれてしまいます。

・・・やはり、美少女フィギュアまでは手を出さないでおこうかな。

 


完成が分からない

2018-04-09 | 1/72AFV

「ちはやふる -結び-」

ようやく観てきました。一昨年の「~ -上の句-」「~ -下の句-」は割と好きだったんですが、ヒットを受けて作られることになった今作は実はあまり期待していませんでした。

続編ていうのは大体パターン化するし、意外性が無くてつまんないんだよね・・・と思っていて単純に爽やかーな青春もの見れたら良いな気分転換になるかな程度の気持ちで観に行ったんですが

意外なことに面白かった!

邦画にしては珍しく脚本が良かったし、スポーツ物として見ても競技かるたをしっかり掘り下げていて緊張感もありました。
前作では説明するのが精一杯みたいなところがあって、その点続編は有利ですわな。

ちょっとウザい新キャラが何人か登場するんだけど最後にはみんな好感度上げて終わるし、予定調和ながら見ていて気持ち良かった。
前作からの主要キャラも馴染んできて、アニメ知ってて違和感あったのも改善されてきたし。このへんも続けて作られた強みかな。
何よりアニメでまだ描かれていない高校最後の大会なので、アニメと比べることなく新しいお話を楽しめたというのが大きかったんだと思います。

ところどころに入るマンガ的、アニメ的なギャグといい、少女漫画的なナイーブな恋愛要素といい、百人一首という題材
どれをとっても日本じゃなきゃ作る事の出来ない世界観なのも良いね。
日本映画は外国映画に敵わないなーといつも思ってますが、この映画は良いです。絶対外国では作れない映画ですw

 

もう一本、先週観た映画
「レッド・スパロー」

ジェニファー・ローレンスがエロカッコいいロシア人女スパイを熱演してます。

スパイ映画って娯楽作品に振り過ぎるとリアリティーに欠け、リアルに描き過ぎると地味になってしまう、そのバランスが難しいと思うんですが、この作品はちょうど良い塩梅だと思います。
派手なアクションや撃ち合いなんかは無いけれど、裏切りに次ぐ裏切りなどスリリングな展開で楽しめます。

ただ、無駄にエロシーンと残酷シーンが多い・・・
映画にエロもグロもあって良いと思うけれど、刺激的な要素を盛り込むことで観客に退屈させないという意図が見え見えで・・・
タランティーノみたいに、残酷シーン大好き!って感じの監督が描く残酷とは何か違うんだよね。取って付けたようで・・・あと、エロシーンは無くても良いようなものばかりだった気がします。

全体的には陰鬱な雰囲気、スパイ映画好きな人には良いかも知れませんが、私はあまり好きな世界感じゃ無かったかなという印象の映画でした。でもラストは良かったです。

 

模型ネタは少しだけ。

Ⅲ突も作ってます。


戦車は「黒立ち上げ」という塗装法が一般的らしいけど、経験が少ないのでぐぐってみたら、現在ではそうでも無くなってるんですね。

まあともかく、黒く塗ってみます。その後、上塗りが暗くなり過ぎないようにクリーム色で広い面を塗りました。陰になる部分は黒く残すように・・・


あれ?なんかクリーム色だけでダークイエローぽくなっちゃった。
確かに、下地の黒と薄く吹いた明るい色だけで妙に立体感が出てきます。「黒立ち上げ」の効果ってこんな感じなんですかねー

でもあまり黒いところ残しておくのも不自然ですね。この後ダークイエローを割としっかり吹き付けてます。

一体となっている履帯と転輪を塗り分けたら、基本塗装の終わった車体に取り付けていきますが・・・
あわわ、起動輪の外側が剥がれた


後ろの誘導輪は軸から折れてしまったよ・・・。組み立て易さを狙っての履帯・転輪一体化ですけど、これはこれで難しいな。

仕方ないので軸の代わりに金属線を立てて修復しました。


各パーツ取り付けもほぼ終わり、モールドされているOVM類を筆塗り。

しかし、この後どうしたら完成となるのか、実は良く分かってない。

自分の中ではAFVはビネットとかジオラマ仕立てが完成というイメージが何となくあります。

カーモデルは台座仕上げ、飛行機モデルは台座無しでも良いんですが・・・なぜかAFVは情景を盛り込みたいんだよね。そうしてる人も多いですし。

でも、情景なんて作ったことなくて・・・
この先どう進めれば良いやら。未知の領域となります。

 

まあのんびり、続けます。ではでは。

 

 

 


雪も一服

2018-02-19 | 1/72AFV

先週の雪はさほど多くなく、福井の混乱もかなり落ち着いて来ました。
ただ、屋根雪下ろし中の事故などが増え今月の雪による県内の犠牲者は9人に。痛ましい話です。
地震や豪雨などの場合、直接的な被害で犠牲者が出るものですが雪の場合は一酸化炭素中毒とか屋根からの滑落とか過労とか、二次災害的な犠牲が多いので何とか防げないものかと思います。

日曜は風は強いものの青空も見える好天でしたので、近くの山に登ってみました。
遊歩道にはかなりの積雪があり僅かな踏み跡があるだけで、慎重に誰かの足跡を辿って登ったら夏なら10分も掛からない高さまで登るのに三倍の時間が必要でした。


街を見下ろす。
このところの日差しで雪もだいぶ嵩が減りました。

このまま春になって欲しいものです。

 

実は正月から、作りかけで放置されているキット達を仕上げてやろうと企んでます。
箱やらパーツやら取っ散らかり過ぎてて、次を作る気力を削ぐんですよ・・・
作業台をスッキリさせたら作業も楽しくなって捗るでしょ?
まあ作りかけにはそうなる訳があるんで、なかなか思い通りには行かないっすけどね。

簡単そうなヤツから片付けます。昨年作ってて未完のまま終了していたパトリオットPAC-3に残ってたパーツ接着してデカール貼って艶消しコートを吹いて完成させました。


トラクター部分。
これもカーモデルには違いないよね。


張り出したミラーステー。これ絶対折れそうなので最後に取り付けると決めていました。接着前に一回折ってますけどねw
鏡面にはハセガワのミラーフィニッシュ。
メタルックなどより張りのある平滑感で、ミラーぽさを出しやすいですね。

 

大きな画像は無いけれど、いちおう完成画像をいくつか載せときましょう。

ブログで晒さないと終わった気にならないんですよねw

 

発射台部分


パイピングもインストの指定通り済ませてますが、実際はもっとたくさんコードがあるし、曲がり具合とか工夫しないといけないんですけど、ミサイルの発射ポッドやアウトリガーのパーツが雑過ぎてディティールアップする気持ちが折れました。
やるならエッチングパーツを手に入れて相当気合入れてやらないと全然納得出来ません。

今回は割り切って、キットのクオリティーのままとしました。

大体、デカ過ぎるわこれは。
ミニスケーラーとしては可愛く思えませんが・・・

何はともあれ、全ての作業を終えて完成とすれば気分は良いものです。

 

 


また大雪

2018-02-12 | 1/72AFV

いったん終わったと思った雪が、日曜の夜からまた強く降り始めました。

窓からお城方面を望む。このあたりの屋根は一度は雪下ろししてますが、またずいぶん積もったなー。
お城のライトアップもなんだか寒々しい。
水曜日には寒波は去るらしいので、もうこれで最後にして欲しいな。今年ほど春が待ち遠しいことは無い。

 

寒い夜にはお気楽な模型作りたくて、ドラゴンのⅢ突

G型とシャーシのパーツが共用なので一部切り取ったりの加工はありますが、あっという間にカタチになります。

以前はドラゴンはパーツ数の多い精密キットを得意としてましたが、このキットは新規金型で簡易キットになってます。
いや、簡易に作れるキットは悪い事じゃないんですけどね、いろいろ問題点が・・・


履帯と転輪は一体形成された軟質プラ製。
最近、ミニスケールではほかのメーカーでもこの方式を取ってるところが多いです。
戦車模型作るうえでとにかく手間が掛かるのがココなので、こうやって一体化されていれば大幅に手間が省けるんですね。
履帯表面や転輪のモールドはどうにか我慢できるんですが・・・


履帯裏側がね、スプロケットの穴も開いてないしモールドすら無い・・・センターガイドの歯も一部省略されてます。

これはいただけない


起動輪もスプロケットの歯が半分省略してあります。まあ履帯を付ければ見えなくなる部分なので良いんですが・・・


誘導輪のほうは二重構造になってるはずが、一枚の分厚い転輪になってます。
こんなことしたってパーツをひとつ減らせるだけなのにね。それにこのために履帯のセンターガイドの歯が省略されて、ディティールを損なっている。
どう考えてもメリットよりデメリットが大きいでしょ・・・。
履帯に無理な力を加えずに横から付けられるというメリットはあるにしても、起動輪のほうだけセンターガイドの歯を省略するだけでも同じなんだよなあ。


主砲。わざわざスライド金型を用いて砲口を抜いてあります。
それは良いんですが・・・

マズルブレーキの横穴は開いてない・・・バカじゃないの??

90度回転させて金型作れば済む話なんじゃないの??

塞がった砲口を開口するよりマズルブレーキの横穴開けるほうが数倍難しいのに・・・

何だか最近のドラゴンのキットってもうダメですね。完成品での販売に力を入れているせいか、モデラー目線での製品づくりが全然出来ていない。
モデラーのための簡易キットじゃなくて、自分らが完成品を低コストで量産するためのキットでしか無いんだよね。
それでも、そういう商法のお陰でⅢ突のバリエーションが次々リリースされるのを喜ばなければいけないんでしょうか?

ちなみに、メーカーもさすがにこの製品ではダメだと思ったのか、その後発売されたティーガーⅠ型の簡易キットでは上のような問題点は改善されてます。
まあ雑な製品づくりやぼったくり価格は相変わらずですけどね・・・。

 

まあそんなわけで、堕落したメーカーのクソキットに文句付けてても仕方ないので、やれることだけやっときます。


ピンバイスで横穴開けて、少しづつ拡げていきます。

サードパーティーによる金属製の砲身(右側)も持ってるんですが、こんなクソキットにはもったいない。
こんなもんで良いかな。もうちょっと拡げるか・・・。
しかし、ずいぶんカタチ違いますね。どっちが正しいとも言えないけど、金属製のが圧倒的にシャープです。悔しいです。


ハッチやOVM類はほとんどモールドされてます。今日的な水準からすると精密とかシャープだとかは言い難いですが、こういうのは我慢しましょう。


お陰で、車体を組んだら後はもう必要なパーツはこれだけしか無いんですもん。

履帯の問題はどうしようもないので諦めて、さーっと塗ってチャッチャと完成させてしまいましょうか?

まあ塗装はそれなりに手間が掛かりますけどね。気分が乗ったら続けます。

 

 


そろそろ

2017-07-24 | 1/72AFV

ちょっと前ですが、町内の防災訓練がありまして見学に行きましたらハシゴ車が参加してました。

自分の町には三階建て以上の建物なんて数えるほどしか無いんですが、立派なハシゴ車があるんですねー頼もしいです。

パトリオットPAC-3作ってたせいもあって、アウトリガーやターレットを興味深く観察してみましたが、構造はだいぶ違うみたいです。当たり前か。

PAC-3の発射台のアウトリガーは折りたたみタイプ。キットは一体形成された展開状態と折りたたみ状態の両方のパーツがあります。ポリキャップで車台下に差し込めて、差し替えも出来るようになってます。

強度優先で一体パーツなんだろうけど、ディティールが余りにもひどい。

特に、折りたたみ状態のほう。油圧シリンダーの存在なんて無視されてるし、繋ぎ目のモールドも溶けてるみたいで・・・

足の上面に付くフックも芋虫張り付き状態だったので、せめてコレだけでも作り直そうと思って真鍮線曲げてます

なかなか同じ大きさのものが出来ないのでたくさん作って合うのを使います。

 

次はキャニスター。ミサイル発射管ですね。

キットは簡単な張り合わせで4本作ります。こんな感じなんですが

上面にも側面にも中央に前後方向にリブみたいなのが付きますが、資料画像探してもこんなリブが付いたのは見当たらない。

そもそも、↑の箱絵を見てもリブなんか無いじゃないですか・・・
パーツ成型上の理由でリブ付けたんですかね。
思えばアウトリガーもパーティングラインに向けて峰の盛り上がりがひどかったし、成型技術の限界を感じます。

トレーラーヘッドや車台部分は適切なパーツ割でそれなりに精密に出来てるのに、キャニスターやアウトリガーは別キットかと思えるほど出来が悪いんですよね
キャニスターの外装もざっくり省略されてるし、気合があれば自作出来る程度のものですが今はとてもそんな気力無い・・・

それでちょっと萎えているうちに季節は春から夏へ・・・w

 

とりあえずリブの削り落としだけはやりましたけどね
ほかのディティール無視だったら、コレすらやる意味無いような・・・

キャニスターの色はクレオスの12番オリーブドラブと312番グリーンの混色指定がありましたが312番なんてコレだけのために買うのも面倒なので適当に作った色。
資料の画像だと車体と同じ色に見えるのもあるし、それでも良かったのかもね。

キャニスターとターレットを繋ぐコード、キットにはビニールチューブが付いていますが細いコードとかは無視されてますね

というか、実際はターレットまで繋げばそれで終わりというわけでは無く

ターレット外側から内側の穴に引き込まれ

車体下からどこからか出てきたコードは前方の電源ボックスみたいな箱へ・・・

これも気力が無ければ再現するのはつらい作業です。残念ながらスルー

 

というわけで、完成した実感が全く感じられないまま終了

キット付属のコードすら付けてないし、デカール貼りもウェザリング処理もまだですが
もう進む気配が無いのでとりあえず打ち切りです

いちおう、展開状態
アンテナを立てるとつっかえ棒になって昇降台の仰角が保たれます。

 

でも邪魔になるので牽引状態で片付けとこうと思いますが

それにしてもデカい。23cmの台座に載せてみましたが、はみ出しそうです。もはやミニスケールでは無いですね。

ストロボ撮影してみたら、色が全然違って見えますね。基本的にはストロボ撮影で正しい色が出るはずですが・・・どう見ても肉眼ではこんな色では無いです。

 

余談ですが、色々なジャンルやスケール作っていると台座に困りますね。
私は今まで木製台座を自作してましたが、もうそれも面倒くさくなってきたので、何か市販の台座で済ませようと探してみました。

これが通販で手ごろ価格だったので色々なサイズ買ってみました。うーん、どれもベストと言えるサイズと言えないのが難点・・・
でも台座が無くて手が止まるというのも現実なので、妥協も必要ですね。

 

気分転換にバンダイのビークルモデル作ってみる

アオシマの残念キット作ったあとだと、バンダイの精密さ出来の良さに涙出るわ

普通に塗ってもつまらないので、迷彩塗装にしてみた。
キットに台座は付いてなかったので木片を適当に切っただけのヤツ

スターウォーズの初期のプロップ・モデルにはプラモデルのパーツがアチコチに使われているのは有名ですが、このST-ATの腰部分はフェラーリの水平対向12気筒エンジンみたいですねw

それにしても、迷彩塗装や汚し塗装のセンスの無さが情けない・・・エアブラシでフリーハンド一発勝負は厳しいっすね

 

そろそろ本業に戻りたいなと思い始めました

今作るなら、やっぱコレかな。話題が冷めないうちに・・・

謎メーカーの謎キット。手慣れたキット構成ですし、ジオとかでしょう 例によって権利無視商品なんですかね
製作記書いて良いんだろうか?

やっぱり無難にタメオの赤いの作ろうかな。

 

 


日本の空を守れ! パトリオットPAC-3

2017-04-24 | 1/72AFV

半島情勢がきな臭くなってきてますね。

あのだらしなく肥大したカリアゲ君のやりたい放題をいい加減誰かが懲らしめてやらなきゃ、と単純に思うのですが、実際の北問題っていうのはそんな簡単なものじゃないでしょうね。
あの世界最貧国を後ろで支えている二つの超大国が政策を転換しなければ解決しないでしょうし、実際はどうにかしようにもどの国も動きようがないと言うのが実情だと思います。

結局、緊張状態を続けていくしかないのでしょうかね。日本としては万が一の暴挙が行われた際に被害をゼロにする準備をしておくしかないと思います。

そんな情勢のなかで日本に飛来するかも知れない弾道ミサイルに対して最後の盾となるのが、航空自衛隊のパトリオットPAC-3ミサイル防衛システム。
現在、個別の目標に対して100%の命中率を誇る地対空ミサイル発射システムです。

もちろん、実戦に際してはさまざまな状況があるし対応できる数にも限界があるのでこのシステムがあれば100%安全というわけではないですが、現在もっとも頼りにされている日本の防衛力と言っても過言ではないでしょう。

 

とりあえず、トレーラーヘッド部分はほぼ完成。
ライトやミラーなど小物類はまだ付けてませんけどね。
1/72ですが、ちょうど1/43の乗用車と同じぐらいのサイズになります。

タイヤ付けてみたらフレームに歪みがあったのか、浮くタイヤがあったのでチカラ技でひねって修正。普通のカーモデルじゃ出来ない荒業ですw


続いて発射台部分の製作。ほぼ素組ですが、気になってた油圧シリンダーだけ金属に置き換えることにしました。

さかつうのステンレスパイプを通販でゲット。まあ、安くはないけどどうしてもこのサイズのパイプが欲しかった。
今回使う寸法なら10本ぐらい取れるので、また使える機会があるでしょう。

プラパーツのシャフト部分を細く削ってパイプに差し込み接着しただけ。ジョイント部分はオモチャっぽいC型だけど、無理なチカラが加わった時に壊れずに外れてくれるので良いのだ。
ちなみに、1.2mmでシリンダーケース内でスムーズにストロークしてくれることを確認してこのパイプを注文したのだが、微妙な誤差のせいでまったく穴に入ってくれず、1.3mmのドリルでケース内径を拡張してようやくスムーズにストロークしてくれました。

やっぱり置き換えて正解だわ。

発射台もほぼ完成してますが、肝心のキャニスター(ミサイルの納まるポッド)と、アウトリガー(発射台を地面に立たせる足)のパーツがいずれも問題ありで、ちょっと手を掛けてやらないとダメっぽいのです。

まああまり追い込んでも、それほど完成度高くはなりそうに無いのは見えてきたのでそこそこのところで妥協することにしますが。

 

平和を祈りつつ、続く

 


43モデラー、AFVを作るの巻

2017-04-09 | 1/72AFV

春うらら。
福井の桜は満開です。


(足羽川堤防の桜並木)

 

桜を横目に、私は映画館へ。

電撃引退された清水富美加さんの遺作、「暗黒女子」を観てきました。

お嬢様学校の文芸部を舞台にしたドロドロの愛憎劇。一人ひとりの視点から順番に語らせることによって最初は上品で優しいと思われた女の子たちの陰惨な本性があらわになっていく様が面白い。
ちょっと盛り込み過ぎで最後はお腹いっぱいだったけどねw  最近、一般向け映画ばっかり観てたのでたまにはこういうマニアックな映画もいいね。

 

最近じつは1/72AFVに興味が移っちゃってるんですけど、中学生の頃にタミヤのMMシリーズを数点作っただけで全くノウハウの蓄積が無いので、キットを買うばかりでなかなか作れない。

素組で作ってダークイエロー一色で塗ってみても、ここから迷彩塗装だのウォシングだのに進めない・・・自分の中ではドイツ物と言えばダークイエロー+レッドブラウン+ダークグリーンの三色迷彩なんだけどな。このサイズにエアブラシで迷彩ぼかし塗装する自信がない・・・
このまま北アフリカ戦線仕様になりそうです。

最近はAFVミニスケも組立キットは価格高騰しちゃって気楽に作れないのも痛い。

そんな中、日本メーカーが発売している自衛隊アイテムだけはまだ常識の範囲内の価格なのに気づいて、今まであまり興味が無かった我が国の防衛力に目を向けてみたわけです。

 

ま、あれこれ作りたいと思ってますが前回チョイ見せしちゃったのをちゃんと書かないとね。

前回見せたのは牽引用トレーラーで、あくまで脇役です。で、牽引される主役はコチラ

地対空ミサイル発射台です。最近、北が撃つぞ撃つぞと脅しをかけてくると首都防衛などに出動してくるアレです。

発射台は仰角も付く可動ギミック。
すべてプラパーツですけど、うーむダンパーのシリンダー部分は金属に置き換えたいな。さかつうのステンパイプを注文しました。

とは言え、もともとがカーモデラー。単なる構造物にしか見えない発射台よりも牽引用のトレーラーのほうにチカラが入りますw

1/72スケールでもダッシュボードはどうにかモールドされてます。メーターのデカールもあります。見習って、43・・・

広々とした室内。ふだん狭っ苦しいスポーツカーに乗ってる身には羨ましす。

そんな広いコクピットも、車台に乗せるとこんなちっさいw トレーラーのデカさが分かりますねー

ボディー色は航空自衛隊の独特のグリーン、プラの成型色もいちおうグリーンなんですが、AFVの塗り方はいわゆる「黒立ち上げ」というのが主流らしく、効果のほどは良く分からないままとりあえず全て黒に塗ってみます。

黒下地の効能としては、プラの透けを抑える、窪んだ部分の奥行き感を出す、色に重量感を持たせるなどがあるみたいですが、上に塗る色の塗り方が重要なんでしょうね。

普通に塗ると普通に塗れてしまって、なんの効果があったんだか無かったんだか・・・w

でも、色を吹き付けてる時は金属に色を塗っているような気分になって、まあ気分だけは理解出来るかな・・・

インストでは窓枠の黒塗りの指定は無いけれど、これはやらないと絶対ダメですね。このあたりはカーモデラーの意地です。

プラ製の窓は厚みもすごい上に内側にタブも付いてて、外から見えちゃうのでタブの目立つ足元の窓と後ろの窓は内側から黒フチを筆塗り。画像で見ると汚いなあ・・・
フロント窓は外ハメ式でタブは無いものの、黒フチも無いので少量の透明エポキシで慎重に貼りました。多少の擦り合わせが必要です。

このキットはアオシマ製。今の日本では一番面白いメーカーなんですが、バンダイとかと比べるとパーツはシャープさに欠けパーティングラインも目立つしズレも多少あります。とにかくパーツひとつひとつ丁寧に削って仕上げてあげないと後から後悔しそうです。気を付けないとパーツの付け間違えもやっちゃいそうです。

でも、昔は当たり前だったそんな模型作りの作業をちゃんと残しといてくれるのは逆に嬉しかったりします。作る人の腕と努力で仕上がりが変わってくるんです。

だから模型は面白いのだ。

 

(アオシマ1/72 航空自衛隊パトリオットPAC-3発射機)