今年の終戦記念日も過ぎて行きました。
日頃、戦争映画を観たり戦争の道具のプラモなんか作ってるので戦争大好きな人間かと思われそうですが、
普通に反戦思想です。
特に反戦活動をしているとかじゃなくて、どうなのと聞かれれば反戦ですと答えます。
日本みたいな平和な国に暮らしていると皆そんなもんじゃないかと思います。
今の若い人たちは、平和とか戦争について考えているんでしょうかね?
私と同じで声高に叫ばないだけで、ちゃんと考えているんなら良いですけどね、
自分には全く関係無いとか思ってそうな人多くて心配です。
私の生きているうちは日本の平和も続いてくれそうですけど、もうちょっと先の世界はきっとかなり悪い方向に変わってますよ。
せめて、ちょっとだけでも考えましょう。過去の戦争について、現在の世界の大国の侵略や圧政について、読んだり聞いたり知ったりして何かを感じるだけでも、世界はほんの少しずつ変わっていくと思います。
さて、我が国を守る陸上自衛隊の重装輪回収車ですが
車台、運転室、装備台、クレーンなど
各部組み立て終わってます。塗りながら組んでいくので同じ色ばっかなのに何回も塗らなきゃいけなくて面倒です。
やっぱりAFVの模型は全部組んでから塗るのが基本なんですかね。
ここから先は接着剤無しでも嵌め込んで行くだけで強度が確保できます。
さすが現代のプラモは精度が高いですね。
エンジンはこんな風に高い位置に、やや後傾して搭載されます。
実は、現代のキットとは言え、バンダイやタミヤと違ってアオシマなので・・・・
割と彼方此方にポカがあります。
ピンと穴の位置が全然合わなかったり、可動部分の筈が全く可動不可能だったり。
インストのポカも多く、パーツの番号間違いや取り付け指定を忘れられているパーツがあったり。
回収車なので、つまりはクレーン車なのでクレーンは可動するようになってます。
油圧シリンダーのピストンロッドだけステンレスパイプに交換しました。
クレーンのフックは伸ばした状態と縮めた状態が付け替えられるようになってます。
残念ながら、付け外し部分がきつくてそのままでは指で付け替えは無理ですけどね。
基本、クレーンを下げて収納状態にしておきたいのですが
うーん、届かない・・・・
( 留め具のほうも挟んでおくだけの心許ない取り付けでしたので、真ちゅう線でヒンジにしてます。)
アーム部分の当たるところ全て削り込んで下げようとしましたが、無理。
長いほうのフックのケーブルを切って、付け替えました。
普段は43ガレキみたいなの作ってると多少の不具合のリカバリー能力は身に付きますね・・・・
出来ればこういうエラーは無いほうが良いですけどね、
思えば私がプラモ作り始めた小中学生の頃、アオシマさんは同じ静岡のタミヤ・ハセガワ・フジミに比べて技術で大きく後れを取っていて、四社合同企画の1/700ウォーター・ライン・シリーズでアオシマが担当した艦船は悉くゴミ扱いされちゃってた悲しい記憶が・・・・
今じゃ最も魅力的なアイテムを模型化し続ける気鋭のメーカーさんですけど、金型技術も含めて当時の面影は失われてなかったですね、嬉しかったり悲しかったり。
アウトリガーを左右に広げて脚を下げて車体を持ち上げた状態にも出来るようになってるんですが、どう考えてもマトモに可動しそうに無いので、アウトリガーは収納した状態で接着してしまいました。
無事、フックもロック出来ましたので、細々したパーツも取り付けまして後はデカール貼ってタッチアップ、墨入れすれば完成、の筈です。
( アオシマ 1/72 陸上自衛隊 重装輪回収車 )
さて、今年に入ってからずっと楽しみにしてた映画
「コンフィデンスマンJP プリンセス編」
コロナのせいでずいぶん待たされました。テレビシリーズに続く映画の第二弾です。
今回は長澤まさみ演じる天才詐欺師ダー子が某国のプリンセスの座を騙し取る・・のかと思ったら、ダー子はシンガポールの某財閥の隠し子の母親という設定
その隠し子に成りすまし、跡継ぎの座を狙うのに抜擢されたのが「コックリ」と呼ばれる少女
演じるのは広瀬すず・・・・
かと思ったら違った、関水渚という若手女優さんでした。一瞬見間違えたわ
今作の実質的な主役、おいしいとこみんな持って行きます。
跡継ぎの座を争う三兄弟のひとり、ブリジットを演じるのはビビアン・スー
久々に見た気がするけど、年をとっても長澤に負けないくらい美人ですね。お胸も立派ですw
( 後ろの爺さんは柴田恭兵、こちらも久々に見ましたが味のある爺さんになってました )
リアルでは醜聞にまみれて残念なことになっている東出くん演じるボクちゃんも映画では純情なまま健在です。
これが復帰作になるのかな、まあ私生活での失態はお仕事で挽回してください。
三浦春馬くんも、スクリーンの中ではノリノリで輝いていました。
この映画では敵役ながらも愛すべきキャラなのにな、もう観れなくなるなんて残念。
何はともあれご冥福をお祈りいたします。
そのほか、テレビシリーズからお馴染みの面々が今回も顔を揃えたオールスター・キャスト。
無駄に知った顔ばかり出ている訳じゃなくて、知名度がそれほど高くない人も要所に起用するなど的確なキャスティング、まあ無駄な有名人もチラホラ出て来るけどね。
お約束のコンゲームで今回も最後にどんでん返しが・・・・と思いきや
まあ結末は伏せときましょう、良い意味で色々裏切られます。
ストーリー展開や結末も良いですけど、シンガポールを舞台にゴージャスな世界観に浸れて抑揚の効いたコメディーが楽しめる、極上のエンターテイメントであります。
映画第三弾も製作決定らしいですね。大好きなシリーズです!
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