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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

リア・ウイングのステー 再び

2021-02-08 | Ferrari 156/85B

ミッション・エンドへの取り付け方法に迷いがあったリア・ウイングのステーですが、接着剤でイモ付けはどうにも不安があるので、クランプを作り直しました。

上が前に作ったヤツ、下はピン付きで作り直しました。
小さいパーツにドリルで穴を開けるのは無理だったので、あらかじめ真ちゅう板に穴を開けておいてピンを立てやすくしました。


ミッション・エンドに穴を開けて差し込みました。

接着剤無しでも落ちません。さすがに重いウイングを付けると落ちますけど・・・・
イモ付けよりは、接着しやすくなったと思います。

ウイングステーとウイングの接続部分も作り直してみました。


釘のアタマの部分を削って実車同様の「樽型」にしてみました。

前に作ったのはひと回り小さい釘を使ったので、削り込む余地が無かったのです。


上が前に作ったヤツ。下が今回作り直してみたものですが、材料の釘の品質にバラつきがあるので、アタマの部分の厚みが左右で違うな・・・・

また作り直しかな。釘削るの、もう指が痛いんですけどー?

まあ取りあえず、メタル一体式のグダグダなパーツが

7つのパーツで構成の金属パーツになりました。
ヘタクソなんで、ステン/ブラス製に作り直したところで全然垢抜けないのが自分クオリティー

精密部品屋さんに頼めばこれより100倍キレイで正確なパーツを15分で仕上げてくれるでしょうけど、私だと半日かかります。それどころか、考えてるだけで数日、手を付ける決心をするまでに数日かかるのでいつまで経っても仕事が進みません。

それでも自分で作ってれば楽しいので良いんです・・・・。

あと、今んとこ曲がってませんけど各パーツの精度は適当なので組み上げてみたら曲がっている可能性激高です。イモ付けと違ってピン穴方式だと調整範囲が限られるんですよね・・・・

とにかく、ボディー、シャーシ、エンジン/ミッション、タイヤまで組み上げてバランスや車高をチェックして、それからウイング取り付けだな。

長々と作っていた156/85Bもようやく最終コーナーかな。

いや、まだ色々あるかも知れません。では、続きは次回・・・・。

 

(タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985)

 

映画
「ヤクザと家族」

チンピラの山本(綾野剛)は柴咲(舘ひろし)に気に入られ養子となり、ヤクザとして生きていくことになる。

訳あって刑務所に入り、14年後に出所してきたところ、すっかり浦島状態で・・・・

という、現代のヤクザの悲哀を描いた映画です。

途中まで、いわゆるヤクザ映画的な雰囲気でそういう映画として観てたんですが、後半は社会的に居場所が無くなった反社の人達が情けなさ過ぎて、これはコメディーなの?と疑ってしまうくらいでした。

 

お芝居的には、綾野剛はさすがです、若い時から中年までを違和感なく演じられるのはすごいです。

舘ひろしは、考えてみると俳優としてのキャリアは長いだけなので、安定の舘ひろしですね、演技力とかそんなものは期待してはいけません。

ヒロインと言いますか、綾野剛の相手役の尾野真千子、女子大生からシングルママまでを熱演ですが、さすがに女子大生はキツいかなあ

良かったのは礒村勇斗

主人公の行きつけの鉄板焼き屋の息子で、かわいい小学生だったのに14年後には立派な半グレになっててまあ新時代のヤクザですな。
主人公を慕う少年の面影と血気溢れる若造の顔を併せ持つ微妙な役をうまく演じてました。

礒村勇斗と言えば恋雨のチャラ男が印象的で気になっててその後よく見るようになったものの、これと言った役を見なかったのですが、今作の演技で今後期待出来るんじゃないかな、それぐらいインパクトのある演技でした。

あと、市原隼人とかその他の人たちも皆演技的には良かったです。割と有名な俳優さんばかりでそういう映画は役よりも役者が目立ってしまいがちですが、この映画はちゃんと役者が役を演じ切れているという印象でした。

とにかく面白い映画だったんですが、好きな作品かと言うとちょっと違います。

タイトルにもあるように、反社の人達にも家族があって、家族があるからこそ反社が止められない人もいるというような葛藤を描いたとか、まあそういう映画なんでしょうけど、

そもそも反社の人達が自分は受け入れられないですからね、映画の中でも彼らの行動は全て常人には考えられないような選択で動きますから、ああ所詮反社になる人はなるべくしてなるんだなとしか思えないんですよねー

ラストシーンは、若い人たちが負の連鎖から抜け出せるかもという希望も見えるんですが、むしろ自分には次の世代にもそういった血は受け継がれて行くのかなという不安もありました。

反社を、映画の面白さのための題材として扱っているだけなら良いんですけどね、
コメディーでは無いから単純に笑えるわけでもないし、登場人物の誰にも共感出来ない映画というのはね、どうしても評価しづらいですな。

ただ、理屈はともあれ独特の空気感とか展開の面白さ、何より役者の演技が見ごたえあったので当たりの映画だったのは間違いないです。2時間超も気にならない充実作でした。

 

 


デカールも二回目なのに

2021-01-28 | Ferrari 156/85B

デカール貼りへと進みました。

今回は主に、キット付属のデカールを使いましたが足りないのがあったり間違えてるのがあったりして、いちいちチェックしなきゃいけませんでした。
足りないデカールはゼツモのとかジャンクから調達出来るので助かります。

印刷はさすがタメオカルト、シャープでキレイです。

上のほうの白っぽい所、剛力軟化剤が垂れているのに気付かずそのままにしてて、後で拭き取ったら塗装がハゲた
これくらいのハゲは筆塗りでタッチアップしちゃいます。赤だと大体分からなくなる・・・・筈。

悲惨なことになったのは、アジップのマーク

単純な四角いデカールなので簡単かと思ってたら、カウルが後方に行くに従い丸くなっているので、曲面に馴染まない。古いデカールだから硬くなっていて割れるし・・・平行取りにくいし・・・・
何度も貼り直してたらボロボロになっちゃったよ・・・・

左側はもっと悲惨

軟化剤で無理矢理押さえ込んでたら、チカラが入り過ぎてズルッと上に伸びてしまった・・・・
文字も歪むし・・・・黒インクが溶けて汚くなるし・・・・

探せば替わりのデカールは有りそうですから本来ならやり直すべきですが、敢えてタッチアップで修正します。

二回目だし、失敗するたびに後戻りしてやり直すのは気分的にストレスのほうが大きいです。それにこれはフェラーリだから替わりのデカールがあるけど、普通は替わりなんて無いことも多いんだから、タッチアップでリカバー出来る自信が無いと、予備デカールが無いと作れない人になっちゃいそうで。

タッチアップに失敗したら、仕方が無いのでまたやり直します。

タッチアップだらけなのは私の作る模型のアイデンティティーです!

作業が長期に渡って、何をしてたのか自分でも分からなくなってきたので、一旦使うパーツ使わないパーツを分けてみました。

そうすると、だらだら作ってたのに使えるパーツなんてこんな少ししか無い・・・・

自分は何をしていたんだろう、と不思議でしかない。
たぶん、ほとんどの作業がやり直しの繰り返しだったんだろうな。

作るのが遅いのは、こんなとこにも原因がありました。

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985)

 

映画

「さんかく窓の外側は夜」

ホラー映画・・・のようで、ミステリーのようで、
霊とか呪いとか出てくるんだけど、「能力者」の活躍がメインなのでファンタジーと言うべきなのかな。

子供の頃から霊が見える能力を持ち、それを隠して心を閉ざして生きてきた志尊淳
(すみません、役名は面倒くさいので全て役者名です)
彼の能力を見つけた除霊師の岡田将生は彼をアシスタントとして雇うが

岡田将生にもその能力に絡んで人間的な欠陥があり、やがて二人は仲たがいをする。

岡田は志尊の乳を揉むことで視覚を共有出来るので、このシーンがBLっぽい。
勘違いという訳でなく、原作のマンガはそのへんを狙って描いているみたいです。

彼らの前に現れた、人を呪い殺す能力を持つ女子高生・平手友莉奈

彼女を裏で操る謎の教団組織。
物語はそのへんの霊能バトルとか、過去の因縁とか、まあそういう映画です。
面白いですけどちょっと難解だったかな。うまくまとまっている感じじゃないんですよね。

表向きは岡田将生と志尊淳のW主演ということになるんでしょうけど、客寄せ効果が大きいのは平手友梨奈なのかな?

平手友梨奈はご存じ欅坂46の初代センターの子で、特別な雰囲気を持ってますよね。
正直、坂系のグループに馴染むようなキャラじゃなかったし彼女が卒業したことで欅坂がアイデンティティーを失ってしまったのは当然だと思います。

余談になりますが、多分欅坂46って平手のために作られたグループで、当時はAKBの亜流として乃木坂46というグループが売れていて坂と付ければ売り出しに有利だっただけで、平手を中心としたグループはAKBとは全く異質な存在になる筈だったんだと思います。
何となく乃木坂46と並んで見られて普通のアイドルグループに落ち着いてしまって、平手がいた頃の異質感はすっかり失われて今は名前も桜坂46に変わったのはそういう事なんでしょうね。

そんなわけで平手さん、今回の映画でも汚れ役を厭わず頑張ってます。
好きなタイプの女の子というわけじゃないけど、女優として先が楽しみな感じです。

でも将来的には普通の役もやるようになるのかな、際どい役ばっかりだと限られてくるし女優としての幅が無くなるのも可哀想だしな。

まあ私が心配することでも無いですか。

映画は基本的に、スクリーンで女優さんを愛でるために観ます。そういう意味ではこの映画も良かったです。

 

 

 


リア・ウイングのステー取り付け

2021-01-27 | Ferrari 156/85B

156/85Bです。

修正を繰り返して傷が消えたら仕上げのサフを吹いて、サフの次は白を吹いて、白くなったら次はピンクにします。

ピンクになるとなぜか画像撮っておきたくなります。意味は無いですね。

赤くなりました。
ぼちぼちデカール貼って行きましょう。

本体以外でまだ懸案事項なのがリア・ウイングのステーの取り付け方。

実車はこんな風に、太い横棒状のステーをミッション・エンドに直付けしてあります。

初期の頃はセンター部分の一ヶ所だけで固定していたようですが後に左右に分かれたクランプ二ヶ所で固定されるようになり、画像の終盤仕様では左右それぞれ二つのクランプが付き、計四ヶ所で固定していたようです。
内側のクランプにはミッション側からボルトが通され、外側のクランプは後ろ側からボルトが通されているように見えます。
ボルトの頭から細い芯が出ているように見えるので、特殊なボルトか調整用のネジなのかも知れません。

リアルに再現するのは無理なので、それなりに模型映えするようにしておこうと思います。

真鍮製パイプに細いステンパイプと、帯金をハンダ付けしたものを作りました。

こういうものを作りたかっただけなんですけどね、

こんな単純なパーツでも自分で作ろうと思うと難しいですね。
カタチも揃ってないし。

こんな風にして、ミッション・エンドに貼り付けておこうと思います。まだ接着はしていません。

接着剤でイモ付けになるので、強度が心配だな。
細いパイプから金属線を差し込んで強度を得る方法もあるかな。

最終組み立てまで位置決め出来ないのも不安です。

きっと、何とかなるでしょう・・・・・・

 

(タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )

 

さて、雪も落ち着いたので映画観に行ってきました。今年初です。

「ズーム/見えない参加者」

今のご時世なので、こういう映画が作られるんですね。

コロナ禍で自宅待機中の友達同士がズームで集まって、降霊会をします。
映画の字幕では「交霊会」と表記されてましたが、こっくりさんみたいな儀式は「降霊会」と呼ぶのが普通ですよね?
まあ交霊と言うほうが怖くない感じもしますね。この映画の中の人たちも遊び半分でやっている感じです。
それが仇となって悲劇が起こるんですが・・・・

画面は全てPCカメラの映像で、PC画面のマルチのままと単独映像の時がありますが、いずれにしても低画質です。
実際にズームをしながら撮影されたようで、典型的な低予算映画ですね。
登場人物が撮影したビデオ映像だけで見せるような映画(POV)が一時期流行りましたが、それと同じですね。ズームってところが今風。

一人、また一人と悪霊に殺されて行く展開はお約束なので特別怖くもありませんでした。一時間ちょっとなので退屈せず観れましたけどね。オマケのメイキング動画は不要でしょう。

特別上映ということで料金1000円でした。お値段なりの作品でした。

 


2021年、明けました

2021-01-12 | Ferrari 156/85B

年が明けてずいぶん経ちましたが、明けましておめでとうございます。

福井県地方は先月の大雪はどうと言うことも無かったんですが、先週末からの大雪はひどかったです。


降りしきる雪。
彼方に見えるはライトアップされた「天空の城」


一番強く降ってた頃


月曜日には治まって、青空が広がる時間もありました。
この屋根で150cmぐらいですかね。

自分の住むあたりだと積雪150cmぐらいはそんなに珍しく無いんですが、降るスピードがすごかった。24時間で一気に100cm以上降ったんです。
こんな勢いで降られると、いくら道路の除雪体制が整っていてもどうしようもありませんねえ、除雪した数十分後にはもう走れないぐらいに積もっちゃうんです。

案の定、先月の関越道での立往生の件も教訓にならず、北陸道や国道で1000台を超える立往生が発生、福井では三年前にも国道で1500台もの立往生が発生しており二度とこんなことがないよう対策もなされていたんですが、想定を超える積雪のスピードに対応出来なかったようです。

この地方でこの時期に冬タイヤを履かずに走るクルマってほとんど居ないんですけどね、もちろん関西に近いのでそっちから普通タイヤのまま来るクルマはありますけど規制が厳しいので多くは無いと思います。
にもかかわらずスタックや事故が多かったのはやはり除雪し切れなかった雪の量と、通行制限が積もるスピードに追い付かなかったんでしょうね。

結果的に、規制しやすい筈の北陸道で規制が遅れたため大量のクルマが北陸道から国道に流れ込み、対策をしていた筈の国道も対応し切れなかったというのが今回の実情のようです。

ちなみに、現在の冬用タイヤはスタッドレスタイヤが主流ですが圧雪路や凍結路ではそれなりに有効ですが積雪にはあまり強くないです、一旦スタックしたら四駆でない限り自力脱出は難しいですよ。

もし一台でもスリップ事故を起こして道を塞いだら、救援が来る前に雪で全車動けなくなり除雪車も入れなくなる。
横道の少ない高速道路では簡単に立往生が発生します、こんな時には絶対に高速道路には乗らないことですね。

さいわい、自分の街は県内でも豪雪地帯とされるところなので除雪体制は万全です。
雪が降り止めば1メートル超の積雪でも道路は生活に支障が無い程度に処理してもらえます。


雪は完全に左右に押しのけられ、路面が見えています。


歩道も、確保されています。車道との間は雪の壁。


重機が雪を処理してくれます。トラックで河川敷などの雪捨て場へ運ばれて行きます。
街中に色んな重機が出てきて働いてて、見てると何だかわくわくします。
重機とか、けっこう好きなんです。

巣ごもり中の私は交通トラブルに巻き込まれることも無く、朝から晩まで屋根や自宅周辺の雪かきをして過ごしていました。
家の周りや駐車場所などは行政は面倒見てくれません。車道以外の除雪は住民任せなんです。車道から押しのけて行った雪なんですけどね・・・・
それも雪国のルールなので仕方ありません。

おかげさまで、全身絶賛筋肉痛であります・・・

特に腕が、ヤバい。握力が無くなって指先もうまく動かず細かい作業も出来ません。
参加中の年越しお年賀モデリングもさっぱり捗らず、またしてもリタイアの危機!

昨年末にやらかしてしまった156/85Bはお風呂でさっぱりしてもらいましたがその後手付かず・・・

光硬化パテで修正したところは残ってくれましたがラッカー系のパテで修正したところは全て洗い流されてしまいました。
どんだけ巻き戻ったよ・・・・

今年の始まりも散々でありますね。
でもどうにか、少しずつでも模型作れているだけでもめでたいんでしょうね。
そんなわけで、今年もよろしくお願いいたします。


お風呂かな

2020-12-30 | Ferrari 156/85B

今年最後の更新かな?

大晦日からお正月にかけて大寒波が来るとかで、どこへも出掛けられないかな。

私は恒例の「年越し~お年賀モデリング」参加する予定です。

156/85Bですが、デカール貼り終えて気分良くクリアーコートして年越しだあ、調子に乗ってプシューと吹いてたら吹き過ぎたみたいで・・・・

シワシワ・・・・

よれよれ・・・・

溶けた・・・・

白い文字はどれもしっかり耐えているのにほかの色の部分はどれもやられた・・・・

気温が低くて乾燥が遅かったこと、クリアーを薄め過ぎたことなどが原因かな

研ぎ出してごまかせないこともないけど見苦しいな

青や赤や黄色の色合いにも疑問があるので、これはもうお風呂かな

なんか最悪の気分で年を越さなければならないようです

さっぱり洗い流してやり直しましょう

しばらく年越しモデリングに手を取られるので中断ですね

(タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985)

 

今年はコロナ禍で映画の公開も滞りましたが、それでもいっぱい観れました。

なるべく観て時間が経たないうちにここに記しておいたつもりですが、書きそびれた映画もありました。
まあ、書くほども無いくらいの映画だったんですかね

かと言って、つまらなかったと言うわけでもないので思い出せるのだけでも今年のうちに記しておきますね

「ファナティック」

知的障害を持つ中年男性が大好きな映画スター(男性)に近づきたいがために自宅訪問、やがてストーカー行為はエスカレートしてゆき悲劇が・・・・
という、よくあるサスペンス映画ですが罪の意識の無い知的障害の犯人側から描くというのが新しいかな。
トラボルタの怪演が見ものです。
ラストにもひと捻り。映画スターが反撃するのは想定内ですが思わぬ結末に・・・。

 

「小説の神様 君としか描けない物語」

高校生にして小説家である二人が編集者の勧めで共著することになるが・・・

売れっ子作家でありながら問題を抱える橋本環奈、文学賞を受賞しデビューしたもののヒット作が無い佐藤大樹(二人とも役名忘れたw)
最初は反発しあう二人だが、お互いの才能を認め合ううちに距離が縮まり・・・
という、設定といい展開といいまさに少女マンガの王道。原作はラノベだっけ

一人暮らしの男の子の部屋に押しかけて、お約束で行く途中雨に降られてシャワーを借りて、露出多めの服で夜を明かしますが

何も起きません。少女マンガですなあー

橋本環奈のドS設定は以前の作品「ハルチカ」を思い出させるけど最初だけ暴力的なだけで尻すぼみ。その設定いらんだろと思ってしまう。

二人が抱えている問題というのも、今一つ納得しずらい部分もあって、シリアスなドラマなのにそれほど深みを感じない映画になっちゃってます。

設定や映像に凝っている割に、人間の描き方や核心のテーマの練り上げの不足が目立ちます。これならラブコメのほうが良いかなって思いました。

それでも、橋本環奈は可愛いので全て許してしまいます。

 

「フードラック 食運」

寺門ジモン初監督の肉映画

ホントだったら絶対観に行かない映画だけど、土屋太鳳が肉を食いまくるとなれば観に行かないわけにはいかんでしょうw

タオちゃんよりも肉を愛でる映画になっちゃってますけどねー
肉はいい、タオを映せタオを

ストーリーは割とシンプルな人情ドラマです。NAOTO演じるウェブレポーターが様々な焼き肉店を巡るうちに、かつて焼き肉店を経営していた母親の人間像を再認識するというような展開。
NAOTOの演技がなあ・・・演技というのは演者の技量というより演出の腕だと思うんだけど、芸人の初監督では致し方ないか。

スタッフ、カメラマンがちゃんと仕事をしているようなので映画としてはちゃんとした仕上がりになってます。ラストはちゃんと泣けました。
ただ、せっかくジモン監督ならもっとクレイジーな偏執的な肉映画のが良かったんじゃないのという気がしないでもない。
なんというか、普通の映画でした。

ということで、今年も下らないブログを見に来て下さってありがとうございました。また来年もよろしくです。

 

 

 


今度こそw赤くなった / 156/85B

2020-12-28 | Ferrari 156/85B

いろいろ浮気してましたが、ようやくフェラーリ赤くなってます。

赤はどの色が良いかなーと少し考えましたが、考えるの止めてクレオスのスーパーイタリアンレッドそのままです。ほかに適当なの持ってないのでね。
資料を見るとこの年のフェラーリは前年や翌年よりやや暗く沈んだ赤に見えなくも無いですが、変に拘るよりいつもの色で良いでしょと思いまして。

さあ、楽しいデカール貼りだ!

デカールはキット付属のカルトグラフを使うか、ゼツモのディティールアップ・パーツ付属のを使うか迷いましたが、何かしら改良して付属してくれてるのかなと思いゼツモ付属のほうを使うことにしました。

とは言っても、タメオ付属のほうのどこに問題があるのか分からない。
タメオのは印刷は古くてもカルトグラフ、精密でキレイです。ゼツモ付属のはどこ製だろう?
以前発売していたフルキットにはカルトグラフが付属してましたけど、これは違うみたい。細い線がガタガタしてたり細過ぎたりしますが許容範囲内なのでそのまま使います。白の文字は割とキレイです。

よく見るとマルボロのシェブロンが明るいマルボロレッドだったり、ドライバー名が斜め文字だったりしますが、

実車画像を見る限り赤は普通の赤だし、ドライバー名も斜め文字になってません。

しかし些細なことなのでそのまま行きます。考証に溺れるのはもう止めだ。

ゼツモのパーツセットにはデカールの貼り付け指示も丁寧なのが付いていますが

どういうわけだろう、156/85BのイタリアGP用の指示が無い。
紙を入れ間違えたのかな?

サイドポンツーンに並ぶスポンサーロゴ、レースごとに順番が変わっていたりして資料不足で分からないんだけどな
仕方が無いのでMFHのキットのインストを出してきて参考にします。どうやらタメオのインストにある並びと同じで良さそう。

ゼツモ付属デカールにはいくつかの順番違いが用意されていますが正しい順番で並んでいるのが無い。
切り離して順番入れ替えます。

サイドポンツーンの丸い穴は自分で大体の位置に開けたんだけど「PININFARINA」のロゴがうまく収まらない。穴を開ける場所間違ったかな?

とはいえ穴から後ろも割と窮屈だからなあ、どうせやり直せないし諦めよう。

右側はほぼ収まったよ。でもラジエターのエッチングを嵌め込むと少し見えなくなるかな。

というわけで、サイドポンツーン以外は特に問題も無くサクサク貼り終えました。
カルトとは違うけど貼り易くて良いデカールでした。薄いので微調整は難しかったですが・・・。

ノーズとサイドの跳ね馬マークだけ、ジャンクから探してきたのを使いました。

ゼツモのデカールは汎用品なのでいっぱい余りました。ウイング用とかにあと少し使いますが、あとは今後の予備になるので助かります。

わあ、なんだか完成しそうに思えてきた。年内行けるのか?無理だと思うけど!

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )

 

映画

「約束のネバーランド」

優しい「ママ」の元で幸せな毎日を過ごす孤児たち。彼らは16歳になるまでに養父母が見つかった子から順番に施設を出ていくと思っていたが・・・

実は鬼と人間が共存する世界で、鬼の知性を保ち平和を維持するためには優秀な子供の脳を鬼に食べさせなければいけなかった。
施設は食用になる子供を育てる「プラント」、出て行った子供は「出荷」されていたのだ。
そのことに気付いた最年長の三人が脱出を企てる。

少年ジャンプ連載のマンガの実写映画化。同時期にアニメもテレビ放映されていて、主人公たちの年齢が原作の12歳から実写版では16歳に変更されているなど細部は異なりますが、基本同じ内容。

アニメと実写映画の観客層のズレがあるので成り立つ商法ですけど、どうなんですかね?アニメも実写も観る私としてはどっちかに集中して欲しかった気もしますが。

実写の16歳設定は主人公たちの行動や役者の演技を考慮すれば適切な改変ではありますが、浜辺美波の16歳は無理がある。

興行的に浜辺美波をキャストしたかったのは仕方ないですけどね。実際、自分も浜辺さんじゃ無かったら観に行こうと思わなかったかも知れない。


あとの二人の16歳のうち、右の男の子は逆に子供過ぎないか。左の子はまあ16歳っぽいけど見た目年齢がバラバラで、違和感大きいな。

と、まあキャストに関してはほかも含めて言いたい事多かったですけどそもそも外人設定をオール日本人でやってるみたいなものなのでお芝居ですからと割り切るしか無いです。

人気マンガの映画化ですから設定は面白いしストーリーも二転三転あってなかなか楽しめました。今年の収穫の一本です。

聞けばハリウッドでの映画化の話もあるとのこと。これは絶対ハリウッド版のが面白くなる予感がします。いや、日本人にも頑張って欲しいですけどねー・・・。

 

 


リア・ウイングのステー

2020-12-19 | Ferrari 156/85B

大雪ですねえ。

うちの窓から見える天空の城も雪にむせびます。

私の住む町は豪雪地帯なのですが、そんなに降っていません。今のところ積雪は20センチぐらいかな。これぐらいだと朝に家の前の雪の始末を5分ほどかけて済ませれば、あとは普通に生活出来ますので楽です。

ただ、クルマで出掛けるとどこでどんな目に遭うか分かりませんので、準備だけはしとくべきですねえ。スコップ、ピッケル、三日分の食料、牽引用ワイヤ、予備燃料、予備履帯などなど。
嘘です、雪除け棒と傘と長靴ぐらいです。

 

年末で忙しいという訳でも無いのですが、模型に触れない日が続きます。生活のリズムが良くないのかな、改善して行かなければ。

前回の記事でどうしようかと思っていたウイングステーですが、(本当はどう呼ぶべき部品か分からない)
キットのままで良いかなと思っていたんですがどうも気になって作業が進まない。

で、とりあえずステンパイプにしてみた。

両端は小さい釘を差し込んで接続部分ぽくしてます。
実物は接続部分は丸くなく、樽型のような断面なのでそのように整形しようかと思ってたんですが、そこまでしても分からなくなりそうで止めました。

ゼットモデルのエッチングの翼端板には接続位置に四角い窪みがあります。

キッチリの長さに調整して嵌めこめば

接着剤無しでもカチッと止まります。
金属製模型ならではの硬質感のある組み上がり、ちょっと自己満足。

もっともこのままじゃミッション・エンドに取り付けられません。実車は直接ボルト留めしてある感じですが、このキットの場合ミッション・エンドと少し距離が無いと翼端板がリアサスと干渉してしまうのです。

せっかくステンパイプでシャープにしても取り付け部分がゴチャゴチャしてしまうのは嫌だなあ。ここは正確な再現よりも模型的見映えがするようにしようかと思ってます。
アイデアは色々ありますが、組み立ての最後にしないと位置決め出来ないかな。

(タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP1985)

 

映画
「サイレント・トーキョー」

「全感覚を刺激する圧倒的スケール、」
「もはやフィクションではない。」

はいはい、そういう映画を作りかったのね。

爆弾テロ事件を軸に、犯人、警察、マスコミ、犯人の親族、犯行に巻き込まれた人などを多角的に描くいわゆる群像劇みたいなのを狙ったのかな、

残念ながら各エピソードの繋がり方にセンスが無いと言うか無理矢理感があって緊張感を感じない作りになってしまってます。

犯人の動機も理解しづらいし、捜査の展開も面白味も無いし・・・・なんというか、どこを取っても中途半端な映画です。

そんなのだから当然圧倒的なスケールも感じないしノンフィクション感など全く無い。

すごい映画を作りたかったというのが分かるだけに、失敗するとここまで陳腐な作品になるのかと言う見本みたいなものでした。

佐藤浩市、西島秀俊、石田ゆり子など重厚な演技が期待できる俳優さんで固めているだけに残念です。

こういうのはアメリカのドラマ作品やハリウッド映画に優れた成功作が多いので、邦画でどう頑張っても太刀打ち出来ないだろうなって思います。

 

おまけ

年内にキット化が間に合ったようです。

かっこいいなー、早速作りたくてうずうず。

 


リア・ウイング / 156/85B

2020-12-09 | Ferrari 156/85B

先月末にGoToキャンペーンを利用して、京都丹後地方へ一泊旅行してきました。

予約した頃は落ち着いていたんですが、ここへきてコロナ感染拡大でGoTo事業を取りやめるべきか巷で騒がれている折も折、旅行に行くのは不謹慎かとも思いましたが自動車移動だし行程で過密になる状況も考えにくいので、対策を万全にして出掛けました。

結果的には昼食に寄った丸〇〇麺で店側の対策が不十分かなと感じたぐらいで、ほぼ安全な旅行を楽しめたのですが、皆が皆注意深く旅行をするわけでは無いし過密を避けられない状況も増えると思うので、感染拡大の中でGoTo事業を押し進めようとする政府のやり方には疑問を感じますね。

さて、最近ヤフオクでゼットモデルさんが売れ残り?を比較的安く出品されてましたので、欲しかった「F1ホイール六角ナット大セット」を買わせていただきました。

とんでもない量のオマケを付けていただきました。
ゼットモデル様、本当にありがとうございました。

残念ながら、今作っている156/85Bのホイールハブや六角ナットは改造や自作で用意してしまいましたので今回は使いませんが、次の機会には利用させていただきますね。

その156/85Bの製作です。

リア・ウイングですが、キットのパーツは翼端板もウイングもフラップも全て一体になったメタルパーツです。
ゼットモデルのディティールアップ・パーツを利用すれば全てエッチングパーツによるウイングが組み立てられますが、平面で構成されるウイングには違和感がありますので、

翼端板と一番下のウイングだけエッチングを使用しメイン・ウイングやフラップはメタルパーツから切り出してそのまま使おうと思いましたが、フラップの厚みがあり過ぎます。

後ろから見るとウイング、フラップの隙間が全く表現されていません。

メインウイングの一枚目と二枚目の継ぎ目は下向きになるので見えないので良いですが、フラップの隙間が見えないのは不自然だな。

ということで切り離します。

超激厚なフラップwww
ウイングの後端の厚みもヤバいです

出来る範囲で、薄々攻撃

これくらいで良いや。
フラップは、エッチングに替えます。

エッチング同士はハンダ付けで、メタルのウイングはエポキシ接着剤で固定。

やっぱり、ウイングにはこの抑揚が無きゃね。
フラップも本当は丸く反ってるんですけどね、ここはシャープさを優先して妥協します。

後ろから見ると、僅かに隙間が見えます。隙間が均一でないのが目立ちますが、メタルの精度の問題で、メインウイングを平行に付けると後端で少し傾くんですね。

サンドペーパーで隙間を整えましょう・・・・

ところで、ウイング・ステーなんですが、

実車

ウイングの形状がイタリアGP仕様とは違いますが、ステーは同じで左右翼端板をつなぐ太いバーをミッション・エンドに固定する方法です。
この頃のF1はミッション・エンドに縦型の一本ステーを立ててメイン・ウイングの中央に接続する方法が主流でしたが、フェラーリでは84年のC4と85年の156/85がバー方式ですね。

方法としては安定性が高くて良さそうなんですが、模型で作るには傾きの調整とかしにくいので難しいかも。

156/85Bの場合、バーはカーボン製のパイプのような形状で、金属製のクランプでミッション・エンドに固定してあるみたいです。
見た目にもかなり目立つパーツなんですが・・・・

キットのパーツはいかにも初期のメタルキットらしく、グダグダなパーツです・・・・

ゼットモデルのディティールアップ・パーツにもこのパーツの代わりは無くて、キットのパーツを使ってくださいと書いてあります。

うーん、どうしよう・・・・
自作するにも難しいパーツなんだよねー

つづく。

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )

 

映画

「ミセス・ノイズィ」

アパートの一室に引っ越してきた女流作家・水沢玲とミュージシャンの夫と一人娘
隣の住人が朝の6時前から大声で歌いながら布団叩きをする、いわゆる「迷惑おばさん」

子どもを勝手に連れ出して公園で遊んだり、連絡もせず自室で遊ばせたりと度重なるトラブルで、それをネタに小説に書いたものが世間で話題になったりケンカの様子が動画サイトに上げられたりとヒートアップして行きます。

やがて悲劇が起き、世間の非難の矛先は玲に向けられる。

視点を変えて描くことで、物事の見え方が違ってくる、真実が見えてくるという、脚本の妙が光る映画でした。

有名な俳優も出ていないし典型的な低予算映画だと思いますが、脚本が良ければこれだけ面白い映画が撮れるという見本ですね。
こういう映画、好きです。

見かたによっては良く出来た再現ドラマと変わらない、お金払ってまで観るほどの作品じゃないなんて評価にもなりそうですが、人気俳優多数起用しようが大規模ロケやら派手なアクション盛り込もうが、脚本がダメな映画はダメです。
そんな映画見せられるより冴えた発想と練られた脚本で物語へ引き込まれる体験のほうがよっぽど値打ちがあります。

観始めてしばらくは登場人物の言動にイライラしますがそれも作り手の計算のうち。
あれよあれよと物語が進み、終わってみればスッキリとカタルシスを味わえます。

良い話にまとまり過ぎかなとも感じますが、うん、確かに良い映画でした。面白かったです。

 


訳あって・・停滞中

2020-10-31 | Ferrari 156/85B

俳優の伊藤健太郎がひき逃げ事件で逮捕されました。

被害者が出ている事件だし、非難されて当然。当然なんですが、映画ファンとして彼の出演作品はたくさん観てきたし特に今年は観る邦画の半分は彼が出ていたと言っていいほど、今最も期待されている俳優だっただけに、残念でなりません。

事故はともかく救護義務を怠って逃げたことは悪質な犯罪ですから厳しく罰せられるべきですが、どうにか立ち直って俳優業を続けて欲しいものです。加害者擁護、ダメかな?

特にファンという訳でも無いんですが、映画やテレビでよく見ている存在だし自分より二回り以上も若い人ですから、親目線みたいになってしまっていけませんね。

 

映画「望み」

 

住宅設計事務所を営み、妻と高校生の息子、中学生の娘の四人で暮らす幸せな一家に訪れた悲劇。
怪我でサッカーをやめて少しやさぐれている息子が行方不明に。翌日、息子の知人らしい高校生の惨殺死体が発見され、その事件に関わっているらしいと分かる。

さらに、もう一人が殺されているらしいとの情報もあり、果たして息子は加害者なのか、それとも殺されているのか?
残酷な二者択一に揺れる家族。
母親は、たとえ加害者であっても息子に生きていて欲しいと願う。
妹は、犯罪者の家族になったら進学も就職も結婚も出来なくなると聞かされ、被害者であるほうがましだと考えてしまう。
息子を信じる父親は加害者であるとは考えられないが、生きていて欲しいと願う葛藤に揺れる。

答えのないテーマを扱った映画で緊張感もあり面白かったです。
ただ、登場人物の気持ちや作品のテーマを全てセリフで説明されているようで、ちょっとくどい。
ストーリーには捻りも無く、事件後に後出しみたいに色々出て来るのもくどいな。
良い映画だけど、あまり上手い映画ではない、って感じですね。

前述の、事件を起こした人気俳優に対する気持ちとは違うかも知れませんが、犯罪者であっても生きていて欲しいと願う母親の気持ちは純粋です。石田ゆり子、良い演技でした。

清原果耶が複雑な感情を持ってしまう妹を演じているのですが、何故かそこだけが逆に描写不足で何とも残念な映画でした。

 

さて模型のほうですが・・・

実は、走っていて不注意で転倒する事故で怪我をしてしまいまして、右手首を痛めてしまいました。

日常生活にさほど支障は無いのですが、模型を作ろうとすると意外と細かい作業をするのに手首がうまく捻れないとか力が入らないとかが都合悪くて、なかなか思うように作業出来ません。

おでこにも傷が出来たのでヘッドルーペも付けられないし・・・・メガネルーペは使えるのでそこは何とかなるのですが・・・・
何はともあれ怪我でモチベーションが低下しちゃうのが一番の問題なんですけどね。

取りあえず出来る作業をと思い、捨てサフ吹いて、サンディングしてまたサフ吹いて・・という単純作業を繰り返してます。

エアブラシのボタンを引くのも手首に負担が掛かるのは参ったよ・・・・

磨き傷はほぼ消えてますけど、もう少し追い込みが必要かな。
次には赤くなっていたいです。

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP1985 )

 


ルーバー再び / 156/85B

2020-10-16 | Ferrari 156/85B

著名人の訃報ばかりになりますが、作曲家の筒美京平さんが亡くなりました。

70年代~80年代に10代、20代を過ごした自分にとってはこの人の音楽で若い頃を過ごしたようなもんです。アイドル曲からニューミュージックまで思い出深い曲は枚挙に暇がありません。
それどころか、幼い頃に聴いてずっと一番好きな曲だった「ブルーライト・ヨコハマ」も筒美さんの曲だったと知り永遠に良い曲を作り続けてるんだなと驚いたこともありました。

永遠に良い曲を書き続けてくれていると思っていましたが、リストを見ますと90年代で知っている曲は「人魚」と「強い気持ち・強い愛」のみ、NOKKOと小沢健二といういずれもクリエイターへの提供曲なので純粋な訴求力は衰えていたんですかね、それでもアイドルから演歌歌手まで幅広く曲を提供し続けていたようですから業界の信頼は厚かったんでしょうね。

表舞台に出ることはなく、純粋に音楽だけで私の人生の中にも深く入り込んでいた人でした。冥福をお祈りします。

 

さて前回の記事でMFHのルーバー表現について少し書きましたが、こちらタメオのルーバーは元々はメタルにギザギザモールドでしたが、どうにか開口したいので自作も試みましたが敢え無く敗退、素直にゼットモデルのエッチングに頼ることにしました。

もっとも、メタルのままで開口と言う手もありましたけどね、


これは昔作りかけて頓挫して箱に戻したアルファロメオ184Tですが、ちゃんとメタルを抜いてました。
自分、どんだけ器用だったのよ・・・・

が、しかし時を経て私すっかり不器用になりましたし、今回はゼットモデルのエッチングありきの製作スタートだったのでメタル掘り抜きは当初から諦めてました。

で、そのエッチングを使った場合の問題点がこういうこと ↓

エッチングの切れ目が思いのほか広くて、ルーバー間にも両端にも大きな隙間が空くんですよね。折り曲げ部分も細くて強度も心配です。
( 一番前のルーバーは不注意で折り目を切ってしまい、ハンダで補修してます・・・ )

で、下側から両端の隙間を隠すように薄い金属板を入れて接着剤で固定しました。

これ本来はボディーに埋め込む前に済ませておけば、ハンダでガッツリ固定出来たのにね。考え無しで作業進めちゃうので後から苦労しなきゃなりません。

ともあれ、両端の隙間と強度問題はどうにかなりました。
前後方向の隙間の広いのは、どうしようもないですね。

ターボダクトはサイドポンツーン上面に接着するだけの構造だったのを、ポンツーンの穴から出ているようにしたのでポリパテでダクトの下側を延長します。
ハンダで延長するのはダクトごと熔かしてしまうのが怖かったので。


同じものを二つ作れば良いはずなんですけど、何故だろう?カタチが違う・・・

もうちょっと、シェイプアップさせてみましょう。

というわけで、ボディーの設えはほぼ終わりましたので、早くサフ塗って粗キズを埋めて塗装に備えたいんですけどね、

その前に、前後ウイングとサスアーム、タイヤのフィッティングを済ませておかなくちゃいけませんねー

フロント・サスの強度をどうするか、リア・ウイングの厚みをどう表現するか、
まだハッキリ決めてません。作りながら考える感じです。

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP1985 )

 

では映画の話。

先日、kawakami偽者さんのブログでも紹介されてましたが、

「星の子」

芦田愛菜ちゃん6年ぶりの映画ということだけど、私は芦田愛菜ちゃん作品を観るのは初めてだよ。調べてみると割と色々出てるみたいだけど、今までは子供役だよね。
思春期の少女を演じるのは初めてかな。

新興宗教に嵌って破滅していく家庭で健気に成長していく主人公ちーちゃんを演じています。

子供時代はさすがにもう別の子が演じてます。粟野咲莉ちゃんですね。

姉のまーちゃんはグレて家出してしまいますが、ちーちゃんは宗教に嵌る両親に疑問を持ちながらも、愛されて育ったことを知っているので決して逆らったりしません。

周りの友達も妙な宗教の家の子であることを知りながらも普通に接してくれますが、時々深く傷つくこともあります。

芦田愛菜ちゃんと言えば泣きの演技ですが、この映画でも本領発揮、ひどいことを言われてパニックになって涙をこぼしますが、その泣き方が絶妙。
慰める友達とのやり取りも含めて、この映画の名場面のひとつですね。

あくまでちーちゃん視点で描かれているのでそれほど深刻さは見えてきませんが、ラストは不穏な空気で終わります。

あえて描かないことで結果は観客に委ねたような終わり方ですが、映画全体を観ればどのような選択であるべきなのか自ずと分かります。

ちーちゃん、芦田愛菜ちゃん、全部持って行ったな・・・・って感じの映画でした。

こういう良作が、色んな事情で多くの人に観られることは無いんだろうなと思うと残念です。
私にとっては今年一番の映画でした。