8月31日(金)
最終の飛行機で上勝へ。渋滞もなく順調に到着したんだけれど、やっぱり21時はまわってた。
9月1日(土)
前回は8月16日まで上勝だった。その時の最後の状況がこれ。パーツ化が完了して、現地での組み立て作業を始めたところ。
で、今回がこれ。ほぼ完成。予定よりも早い。予定よりも早いと、町の課長さんが学生達を四国一週に連れて行ってくれるとかくれないとか…。
パーツを持ち上げるのに、ユンボとかを使ったところもあるけれど、基本的には、地域の人たちと学生たちの手作業。ちょっと感動。
最後に残ったパーツ5つをくみ上げて、完了(残しておいてくれたらしい)。
課長さんが焼きたての鮎とビールを持ってきてくれた(この日から、鮎の何とかっていう釣り方が解禁になったとか)。ビールと鮎で乾杯。上棟式ですね。
早めにあがって、学生とぼくとで飲みにいくことに。で、その前に、軽くざぱん、と。
9月2日
道具をしまったり、補修をしたり、地面にバーグ(杉の皮)を敷いたりして、きれいに片付け。
さらに、地域の人たちに指示してもらった位置に望遠鏡加工(のぞくと、決まった場所が見える)をして完成。竣工ですね。上棟の翌日が竣工。
簡単に紹介すると、
細いけもの道をいくと、この立面に対面。ここから、中に入る。
中はこんな感じ。足下が空いている鍾乳洞みたいなかんじ。
もともとあったクヌギの木々(1本だけサクラ)を残したので、ところどころに、こういう小さな広場っていうか広間っていうか、がある。
反対側の端まで行くと、屋上(?)に上がる階段が。外形の巾が25メートルあるから、鍾乳洞的なところを歩いている行程としては35メートルくらいか。
さっきの広間的な場所は、こういうふうになってる。
屋上全景。
指示される方向に穴をあける。すごく、切り取られた風景がみえる。
で、記念すべき竣工式。去年の12月に案を発表して9ヶ月。ついにできた、っていうよりは、あっと良い間の9ヶ月。コアの学生達は、最後の1ヶ月以上、現地に滞在して製作にあたった。竣工はいつもうれしいものだけれど、こういうのは格別。
またまたビールと、今日はメザシを焼いたのとか豆腐とかで盛り上がった。
ということで、今年一番大変でかつ楽しかった上勝のプロジェクトは、一段落。みなさん、本当にお疲れさまでした。
「上勝アートプロジェクト」についてはこちら