曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2016年3月21日~27日

2016-03-30 | 日記
3月27日(日)
「グアナファトの風景@ピピラの丘(グアナファト・メキシコ)」

メキシコシティの不法居住地区をみて、よく間違えられるというこの風景。確かに建物の造りも同じだし(細いRCフレームに囲まれた組積造)、カラーリングの感じも似ていなくもない。色の印象の強さはむしろ弱いくらい。中心部である歴史地区(セントロ)には、銀の産地で潤っていた時代につくられた教会、劇場、市場、広場といった都市的要素が集積しているけれど、丘の上の方に広がる風景は、元々は銀山で働く労働者の家だったんだろうから、今日の不法占拠居住地区と見間違えるのも不思議はない。それにしても、グアナファト紹介ページなどの風景写真は、彩度を相当強化しているような気が。。。


「廃墟化も進む@ピピラの丘の近く(グアナファト・メキシコ)」

ケーブルカーも故障しているし(ちょっと前に再開したという話しもあったんだけれど)、アクセスが厳しいところは色々と困難もあるのだろう。セントロまで距離的には遠くないけれど、廃墟化しているところもあるみたい。フェンスがわりにいらなくなったベッドのスプリングが使われているんだけれど、これは割と定番のワザらしい。


「キャンデラ設計の教会か?@メキシコシティ上空(グアナファト→メキシコシティ)」

夕方にはレオン・グアナファト空港へ。少し遅れて出発。到着直前、メキシコシティの上空から見下ろすと、今度はキャンデラ設計の教会?。サンタ・モニカ教会に似ていると思ったけれど、どうも場所が違う。弟子筋?。


レゴレッタ設計のホテル@チャプルテペック公園の東(メキシコシティ)」

この日はちょっと頑張ってレゴレッタが設計したホテル泊。エントランスからロビーやレストランエリアに至る公共ゾーンが相当ゆったり。古い建物(メキシコ・オリンピックに向けてつくられた)なので必ずしも使いやすいとは言えないところもちらほらあるけど、荘厳さとモダンさの組み合わせが今でも新鮮。木の縦格子を中心とした客室ゾーンのディテールも興味深い。


3月26日(土)
フーメックス美術館かソウマヤ美術館を見る@ポランコ地区(メキシコシティ」

グアナファトへの移動日。空港に向かう前に、朝の時間を使ってポランコ地区の美術館へ。ごく最近できた再開発地区で、公共交通はまだ接続していない。大手飲料水メーカー・フーメックスの美術館はコンテンポラリー。特別大きくはないものの密度が濃い。チッパーフィールドのディテールも細やか。対する、世界第1の大富豪がつくったソウマヤ美術館には、西洋絵画の1000年を越える歴史とメキシコの美術史が詰まりまくる。ゲーリーが監修しているらしい。なんだか最近、お金のある人たちの蒐集を連続してみているような。。。


パラシオ・デ・ロス・デポルテス@メキシコシティ上空(メキシコシティ→レオン・グアナファト)」

後半組の視察メンバー二人と空港で無事に合流し、グアナファトへ移動。空港の南側は特に治安の厳しい地区で有名らしいので機上から、と思って眺めていると(治安の悪さが街区の構成にほとんど影響しないのがメキシコシティの特徴?)、キャンデラ設計のスタジアムが。東京オリンピックの次のメキシコオリンピックのためにつくられたスタジアム。中も見たいけれど、今回は無理かな。


「丘の中腹にある住宅街のグラフィティ@グアナファト(メキシコ)」

限られたスケジュールのなかで、1カ所だけ離れたところとして選んだグアナファト。スラムエリアとの風景的な類似性とその背景が気になるところ。それほど大きなエリアではないけれど、住宅エリアの路地を巡りながら、中心地区へ。中心地区の大通りから見ると、コロコロしたカラフルな住宅がひしめき合っているようなかわいらしい風景も、ちょっと内側に入ると怪しい生活感も溢れる。


「地下道@グアナファト(メキシコ)」

この地域は、元々は銀の産地として栄えた。その昔は、川が街の真ん中を流れていて度々増水をしたため、周辺の建物毎高さを上げたのだとか。その後の治水で川のルートが変えられて、川だったところが道になった。さらには、銀山時代の坑道(排水路?)を道にしたりして、街の下には地下道路網が広がっている。狭いエリアながらも交通渋滞で破綻しない(しつつあるけど)のは、そういう歴史的背景を上手い具合に活用したからか。


3月25日(金)
「バロック・ミュージアム@プエブラ(メキシコシティ東南部)」

メキシコシティ近郊のもう一つの調査地で悩んでいた頃に、大三島プロジェクトに関連して伊東塾で打ち合わせがあった。その際に、伊東さんからのプッシュがあったプエブラ。街からは南東方向。先月オープンしたばかりのバロック文化に関する博物館。内部は割りとオーセンティックな博物館的な空間観。それを、一方向にカーブしたPC(?)の集合で取り囲む。大きな町なのでスラム的な場所もあるようだけれど、メキシコシティのような特別な存在感があるわけではないみたい(スラムのない都市がどこにある?、ってかんじだったか)。


「古本市@レフォルマ通り(メキシコシティ中心部)」

戻るとすでに暗い時間。地元では連休中なので、イベント的な賑わいがあちこちに。古本市の会場は、水の入った大きなプラスチック容器がロープで固定してあるシンプルなテントなんだけれど、天井に白いサテンのような布が張ってあって、それだけでキチッとした印象に。途中には文学関連トークイベントもオープンに行われていて、立ち見の人もいる熱気。後日、地元の人に聞いたところでは、メキシコが特に文学好きではないと思う、ということではあったけれど。


3月24日(木)
「カラフルな不法占拠居住地区@エカテペック近く(メキシコシティの少し北)」

さっそく、市の北西方向への視察。これまでの視察では、企画されたスラムツアーがあったり(サンパウロ、リオデジャネイロ、ムンバイなど)地元で活動するNGOなどとコンタクトが取れたり(マニラ、アーメダバード、プネなど)地元大学研究者の協力を得たり(リスボン、ソウル、ジョグジャカルタなど)と、受け皿を見つけられたのだけれど、メキシコシティは一筋縄ではいかない。しかも、人口の半分とか2/3が不法占拠居住地区に住んでいるという記事もある。市域の北側では、山に貼り付いた写真のようなエリアが広がっていて、その規模はホシーニャ(リオデジャネイロ)などの比ではない。


「不法占拠居住地区の街路@エカテペック近く(メキシコシティの少し北)」

一方、他の地域に比べて、街区が平行する大きな幅員の道路で区画されていたり、不法占拠といいながら誰かしらのコントロール下でつくられているようにも見える。電柱や街灯もときおり見えるし(ガイドの人が「こっちの人は何でもできちゃうので、電気とかも色々繋いで何とかしちゃうんですよ」って当たり前のように言っていたのがおかしかった)。


「駅名表示@メトロバス(メキシコシティ)」

夕方街に戻る。暗くなるまでまだ時間があったので、大学でのキャンパス計画をみようと、図書館などで有名なメキシコ国際自治大学へ。昨日乗ったメトロと同様、メトロバスの駅名表示はアイコンが主体。地下鉄では文字の駅名が読みにくいだけかと思ったけれど、バスでは前方に次に停車する駅のアイコンが示されるので便利。サイトをみると全駅をアイコン化しているみたい。それぞれの由来を元にして異なるアイコンをデザインするのは大変そう。


「大学図書館@メキシコ国際自治大学(メキシコシティの南の方)」

連休中なので大学キャンパスは公園のように使われている。子どもと遊ぶファミリー、犬を連れて寝そべるカップル、巨大なケーキを回し食いする大学生たちなどなど。相当広大なキャンパスなので神奈川大学にはそのまま活用するのは難しいけれど、大学のシンボルが図書館であるとか、段差の活かし方などは応用可能。
大学内の美術館に行き(犬の散歩をしていた地元のオバサマに道を尋ねたら、3キロ近く離れていて、車で送ってくれた。みんな親切)、飲んで食べて一日目終了。


3月23日(水)
「メキシコシティ@機上(ダラス→メキシコシティ)」

恒例の脆弱街区視察ツアー。今回はコンパクトなメンバー。年度内に戻ってこなくてはならない市役所のK氏と一緒に前半組。成田とダラスを経由して家を出てから20時間以上たってようやく到着。Googleマップで見ていると、ところどころに道をカラフルなテントが覆っているマーケットの様子が伺えるのだけれど、機上からも確認できる。それにしても、都市域の周辺に広がる低層で簡素な住宅エリアが広大。


3月22日(火)
「樽と枡@神奈川大学卒業式(インターコンチネンタルホテル)」

卒業式。インターコンチのホールでの式典の後、学科毎に分かれてのお祝いの会。今年度の新企画は、かんな会(神奈川大学OB会)による樽酒と枡。こんなに飲むのか、って思ったら、適量になるように上げ底。その後、似て非ワークスでの研究室の集まりがあって、その次の店に行ってしばらくしたところで翌日に備えて帰宅。


3月21日(月)
「ボケ@六角橋(横浜)」

出張前にすることの整理と出張準備。大学近くのセブンイレブン前の空き地にはボケの垣根が。ボケは週末行っていた小須戸の名産。

2016年3月14日~20日

2016-03-21 | 日記
3月20日(日)
「あんず@実家」

7時前の新幹線で戻る。今回の往復で、ずっと前にヨリフジブンペイさんに勧められた「断片的なものの社会学」を読む。かなり精度高く共感(単なる共感と言うよりも、物事の切り分け方がものすごく近くて、体験も共有できる。専門も違うし4年間の日雇い経験もないけれど)しながら、ヨリフジさんがこの本が僕の好みだと見抜いていたことに驚く。午前中都内での打ち合わせを済ませて、午後は両親と墓参り。お彼岸の時期はたいていイベント満載な時期で、多数の不義理も。。。その後、ソバ屋で飲んで帰る。実家では杏の花が満開。


3月19日(土)
ゴジラ@町屋ギャラリー薩摩屋(小須戸・新潟)」

小須戸でのシンポジウムに参加するため新潟へ。薩摩屋についてみると、なかはゴジラが満載。なんでも、この地域にゴジラグッズを所有している人が何人もいて、それらを展示していたら、他地域のかたからもお宝が寄せられ更にパワーアップしたとか。山キャン(山田食堂)でチャーシュー麺を食べてから会場へ。この店のことはあらためて報告が必要か。。。


馬頭観音@信濃川沿い(小須戸・新潟)」

無事、基調講演&シンポジウムを終え、懇親会までの空き時間に、地域の方々の案内で散策。妻入りの町並みというだけで特徴的なのだけれど、なんといっても、軒の出とか奥行き感の大きさが独特の濃い印象を生んでいる。昔は信濃川での水運が盛んだったようで、馬の市も行われていたとか。船から落ちて溺れた馬を供養するために建立された石碑も。顔が二つついている。
懇親会で一通り飲んだ後、翌日に備えて新潟駅近くに戻って泊まり。例によって、駅のクラフトビール屋で一杯。


3月18日(金)
世界土協会の作品@研究室(神奈川大学)」

今年度最後の委員会(実際には来週もあるけれど出張中なので欠席)とか、メキシコ視察の事前打ち合わせとか。研究室には、世界土協会のみんなから、作品が送られていた。どこの土が封入されているんだろう。


村上隆のコレクション展@横浜美術館(横浜)」

途中の空いた時間に横浜美術館へ。ものすごい物量。見覚えのある作品もたくさん。本人によるステートメントとか気になるところも無くはないけれど、ある種の判りやすさをもったものも多くて、展覧会としては割りと楽しめる。それにしても、個人でこんなものを所有しているというのはどういうことなのだろうかと考えさせられる。文化の記録は野蛮の記録だったか、複製技術時代の芸術の一節が思い出されたりして。


3月17日(木)
「榎の年輪@自宅」

朝、いろいろと悩んだあげく、庭を席巻しつつあった榎の木を伐採。2012年の秋に生えてきたもの。3年半で巨大化していた。年輪も3年半相当よりもずっと多い気がする。シマトネリコはどうしようかなあ。


3月16日(水)
ジンダイアケボノ@神奈川大学」

40周年記念樹が植えられていた。新3号館の正面に向かって左右に一本ずつ。神代植物公園にあるからこの名を得たらしい。ダジャレってことだな。


3月15日(火)
「天井@自宅」

ゆっくりと進んでいた天井張りがようやく完了。これで工事現場モードから解放されるか。家の内外には、他に手を入れる予定のところもあるんだけれど、長らく工房化していた部屋を元に戻す。


3月14日(月)
「JIAマガジンの表紙」

巨匠スケッチシリーズだったJIAマガジンの表紙は、今回でおしまいらしい。こうやって並べたものを見てみると、代表作を並べてみるよりもずっと個性が際だって見える。24人で終わっちゃうのは残念。あと24人分集めて本になったりするといいなあ。

2016年3月7日~13日

2016-03-15 | 日記
3月13日(日)
「桧の桶とチョコレート@自宅」

前の日の、渋谷ロフト3,4階グランドオープンでは、つい買い物も。みかん柄の桧の桶は4階にて。これは持っていなくてはなるまいと、値札を見ずに購入。チョコレートは3階のカフェカウンターでの企画もの。何種類かあって、どれもカカオ豆と砂糖だけでできているということなのだけれど、FRUITYっていうのは確かにベリー的な味がする。不思議。カカオの味が産地とかでこれほどまでに違うとは。


3月12日(土)
「ロフト4階@渋谷(東京)」

渋谷ロフトのグランドオープン。今日は関係者入口からではなくて、開店前に他のお客さんと一緒に入口前で待つ。商品のグルーピングがタイプ別ではなくてスタイル別になるということで、街を散策するように商品を楽しみながら選ぶっていうようにしたくて、街での体験と同じような構造をつくり出そうとした。4階はブロックごとに異なる印象の空気感のなかを通り抜ける、ニューヨークのような構造を目指したもの。照明も、天井や床を照らさず、街並みが浮かび上がるようにしてあって、さらにはブロックごとに照明の印象も変えている(気がつきにくいとは思うけれど)。


「ロフト3階@渋谷(東京)」

3階は古いヨーロッパの街路のように放射状に通路が延び、街区の部分が棚で取り囲まれる。通路を移動すると街区毎の印象が入れ替わるように異なるスタイルの商品が体験できて、街路の内側に入ると商品のスタイルの世界観に取り囲まれる。柱を広場のシンボルのようにするのは早い段階から決めていたんだけれど、活用方法やデザインがなかなか決まらなくて、最終的にはスタイルをテーマにした本の塔。とりあえずはまずまず順調なようでよかった。これからだけれど。


3月11日(金)
アジカン展@タワーレコード(渋谷)」

夕方、ロフト渋谷店改装工事の最終チェック。最終的な工事の作業が進む中、商品の陳列が進む。スピードと緊張感と期待がうずまく。
帰り道(?)に光嶋裕介さんが手がけたアジカン展をみにタワーレコードへ。白いブロックが折り重なるような舞台ステージに、プロジェクションマッピングで様子が切り替わる(ライブの様子は映像にて)。タワーレコードに入るのは久しぶり。


3月10日(木)
「芋天粉@自宅」

大学院博士後期課程入試と認定研究科委員会で、今年度のレギュラーな会議は終了(担当の委員業務はまだだけど)。
自宅に届いた室戸産のさつまいもは、いも天専用天ぷら粉とセット。高知ではみんなこの粉で天ぷらを作るらしいのだけれど、研究室にいる高知出身の学生に聞いたら「いや、普通のてんぷらですよ」とのこと。高知県内でも東西で文化に違いがあるか。


3月9日(水)
「インテリア@ナターシャ(白楽)」

アジア研究センター主催のシンポジウムに関連して、デザインコースのみなさん&ゲストの岡村さんとで打ち上げ。二次会では白楽駅前にある、中華パブ・ナターシャへ。独特の存在感に恐れをなし、これまで入ったことは無かった。創業50年だとかで、内部には時間の蓄積が至る所にみえる。餃子も焼きそばもチャーシューもうまいし、不思議な居心地の良さ。


3月8日(火)
「張り紙@研究室横の階段踊り場(神奈川大学)」

前倒しで2016年度研究室プロジェクトキックオフミーティング。3月の内に動いているものも少なくないので、このタイミングでやっておかないと。
研究室横の階段室では「ゴミじゃないです」の張り紙が。矢印の先には、何も残されていない。。ゴミになったか。。。


3月7日(月)
「商談コーナー@イケテイ(浅草橋・東京)」

浅草橋のイケテイビルで進めていた内装改修がほぼ完了。今回は、元TNAの池田さん・綾城さんとの共同。エントランス回りでは、新旧の建物を関連づけつつ、商談コーナーを新設。

2016年2月29日~3月6日

2016-03-07 | 日記
3月6日(日)
「講演会モード@さざなみ園(大三島・今治)」

大三島で進めていたさざなみ園の交流カフェ化プロジェクトの竣工式。小規模ながらテープカットもあって、市長も参加するような式典。さざなみ園発足の立役者である精神科医の金澤彰先生が、これまでの経緯を語る講演。何気なく語られるものの、当時の時代背景を想像すると相当革新的な試みだったに違いない。カフェスペースはさっそく講演会モード。演台や目隠し壁などは、閉校になった中学校から貰ってきた家具を加工して作ったもの。


「ショップ&カフェモード@さざなみ園(大三島・今治)」

講演会が終わるとショップモードにして色々と販売など。その後は写真家・高橋マナミさんに竣工写真をとってもらうため、様々なモードに変換。学生たちの自主施工と工務店のプロの仕事との協働なのだけれど、施工を担当してくれた稲垣建材さんの理解というか尽力あってのこと。ありがたい。最後は一人で奮闘した金子くんにも、遅くまで手伝って下さったさざなみ園のスタッフの方々にも感謝。


3月5日(土)
「阪神高速道路信濃橋渡線@本町駅近く(大阪)」

朝早く横浜に戻る。本町駅近くでは高速道路の工事中。なんだか不思議なことになっているので調べたら、拡幅する道路を支えるために、既存の橋脚の桁を伸ばしつつ、地震力の増大に対応するため、既存橋脚の間に4本の鋼管を束ねた橋脚を追加していくらしい。できあがると、一本おきに異なる形の橋脚が並ぶということか。。。


3月4日(金)
「木津川@阿波座駅近く(大阪)」

大阪enocoでのシンポジウム。その前に、何年か前に審査で関わった木津川遊歩道がそろそろできあがる(部分供用開始)というので、大阪府治水事務所の方々に案内をしてもらう。設計は岩瀬諒子さん。土木工事とは思えないコントロールが成す完成度。土木設計を担当された方や行政のみなさんが建築家と一丸となって進めないとこうはならないだろうなあ、と感心。広場部分も早く供用開始になるといい。


3月3日(木)
「ロフト4階@渋谷ロフト(渋谷)」

今年度最後の教授会。まあ、いろいろある。夕方は、みかんぐみで進めている渋谷ロフト3,4階の現場確認。そろそろ佳境。勝手にブログで紹介してはいけないかと遠慮をしていたんだけれど、どんどん宣伝して、っていうことらしいので(又聞きなので不安もなくはないが)、ちょっとだけ。4階は住まうことに関連する商品のフロア。ニューヨークの都市構造を翻訳した構成を目指しているんだけれど、難しい部分も少なくない。


3月2日(水)
「ホヤと牡蠣@仙台駅南改札中のコンビニ(仙台)」

打ち合わせで仙台。軽く雪が舞うことも。帰り道、駅のコンビニをのぞくと、相当魅力的なつまみの数々が。買わなかったけれど。


3月1日(火)
「カレーの店@恵比寿(東京)」

大三島での今年度の計画を確認する打ち合わせ。研究室で関わりはじめて3年目。いろいろと具体化するものも出てきつつある。ここまで広がるとは正直なところはじめは思っていなかった。一つの島で複数のプロジェクトが進行するというのは、効率的と言えば効率的?。昼は噂で聞いていた恵比寿の住宅地にあるスープカレーの店に。路地の奥に変わった佇まいの家が一軒。おいしい。


2月29日(月)
「カメヤ食堂前@反町(横浜)」

夜、父と二人で実家近く(反町)の焼き鳥屋・纜へ。去年の夏に新潟日報の方に教えて貰って以来、結構来てるな。カウンターで食べる方が美味しい気がするのは気のせいだろうか。その後、カメヤ食堂の前を通りがかると、いつもながら盛り上がっている。反町のこの一角は昔ながらの雰囲気が残されている。風情もあって、地域の宝?。

2016年2月22日~28日

2016-03-01 | 日記
2月28日(日)
さざなみ園進捗@自宅」

JIA神奈川のイベントの関係でいけなかったのだけれど、吉岡さんと学生たちは大三島で活動中。FBを介して確認。来週のオープニングが楽しみ。
FBは、ほぼ研究室のプロジェクト管理のみに使っているんだけれど、段々使い方が安定してきた。


2月27日(土)
「旧劇場@黄金町(横浜)」

JIA神奈川建築祭企画のツアー。広報期間が短すぎてすごくこじんまりとしたツアーになったけれど、その分充実。最初は旧劇場。ストリップ劇場当時の様子が載っている書籍などとも見比べる。元々作業場だったところがストリップ劇場になって、今回のセルフリノベは当初の用途に戻した感じ?。看板の「劇」の略字は、ストリップ劇場の時の看板で用いられていた書体だとか。


「似て非ワークス@若葉町(横浜)」

黄金町のプロジェクトをいろいろと見学しながら大雑把には下流側へと移動。クローズまでカウントダウンの似て非ワークスで昼食をとり(ちょっとしたトラブル?があるもののセーフ。よかった)、最後は馬車道駅。公開円卓会議の第2段。賃貸は確実に楽しくなっていっている。


2月26日(金)
「massmass関内@馬車道(横浜)」

市役所文化観光局と進めている某プロジェクトに関連して、クローズドな視察ツアー。スタートはmassmass関内。ソーシャルビジネス支援とコワーキングスペース運営の連動がどういう価値を生むのかがよくわかる。ワークショップスタジオは、お昼はお弁当を食べる場所として活用。お昼を食べながらの打ち合わせにもよさそう。横浜野菜だし。その後、泰生ポーチ、泰生ビルなどを回り、サクラワークスでルービスの福井さん、バリューレイズの石田さんらのレクチャー。翌日の公開円卓会議でお呼びしているメゾン青樹の青木さんと、ルービスの福井さんが同級生と聞いてびっくり。


「公開円卓会議@馬車道駅(横浜)」

夜はそのままJIA神奈川かながわ建築祭の企画、公開円卓会議のコーディネータとして会場へ。会場は馬車道駅。帰宅途中の人がチラ見しながら、時には座って聞いていったり。「まちを使う」がテーマなので講演会場や会議室にはしたくなかったのだけれど、ちょっと寒い。が、Home's総研の島原さんとリビタの内山さんの話しが面白すぎて、あっという間。「自分たちが住みたい街をつくることができる手法としてのリノベ」っていうのが通底したテーマ。それにしても、今回特別に公表された、横浜は大丈夫か、っていう調査結果が気になる。調査報告の全体はこちら。東洋経済の住みたい街ランキングとの比較が(以下略)。


2月25日(木)
「モミジの巨木@ウェスティンホテルの裏(恵比寿)」

中目黒で打ち合わせして、渋谷で現場を確認して、恵比寿でミーティング。移動は多いけど効率は悪くない。恵比寿は、伊東建築塾での研究室プロジェクトの打ち合わせだったんだけれど、向かう途中、何気なく、巨木についている渋谷区の指定銘板をみたらモミジだった。しらべてみると、モミジの巨木は全国的には珍しいわけではないみたい。


2月24日(水)
「バイリンガル幼児園」

このところ、みかんぐみが入っているビル内で、いくつかテナントが入れ替わっている。2階で内装を変えているなあと思ってみていたら、バイリンガル幼児園の看板。こういう分野があるのか。どんな運営になっているんだろう。


2月23日(火)
「日和佐産2品+1(一番右は美馬産)@自宅」

横浜での打ち合わせの日。最後は、防火帯建築に関連した会議。終了後は輝(居酒屋)。


2月22日(月)
「ジビエ料理教室@日和佐公民館(美波・徳島)」

美波町にて谷屋活用に関連した会議。会議会場の公民館に行ったら「ジビエ料理教室」の看板。着工したばかりのカワグチテイの現場事務所を見学したり、来年度の進め方を役場で打ち合わせたりして、最終の特急と飛行機で戻る。