曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2019年11月18日~11月24日

2019-11-26 | 日記
11月24日(日)
「何かができるらしい@妙蓮寺駅近くの元駐車場」

朝から、入試と修論ゼミとプロジェクト打ち合わせで平日のような大学での一日。
妙蓮寺駅西側にあった二つの駐車場跡地には両方とも何かが建つらしい。この縄張りからするとコンビニ?。歩いて1分圏内にセブンもファミマもローソンもあるが。。。


11月23日(土)
「曇りから雨へ@富士山の横(新幹線)」

日帰りで大阪。横浜は雨で寒いけれど、大阪に着くと快晴でとても暖かい。横浜に戻ると相変わらず雨で寒い。境目は富士山あたりか。


11月22日(金)
「外観@もとっぱち(本八幡)」

本八幡で早起きして仕事対応。外に出ると雨。とても寒い。意図していない宿泊のため、服装も前日モードなので防寒も不足気味。
千葉市美で目を見に行こうと思っていたんだけれど、時間的に断念。夕方は久しぶりの実家対応。


11月21日(木)
「牡蛎と白子のなべ@山城屋(南砂)」

3年生の第二課題のスタート。天気にも恵まれ、いろいろといい感じのスタート。清澄白河で学生たちと敷地を回ったりしたのち、夜は例によって山城屋。その後もあって、翌日に備えて、急遽本八幡のビジネスホテルへ。


11月20日(水)
「並ぶトップライト@四合院のホテル・sth_here(阜成門駅・北京)」

早くも最終日。昨晩からの宿は、日本人建築家が手がけた四合院のホテル。早起きして、みんなで周辺エリアの散策。
路地に迷い込んでいたら、中の住民から声をかけられ、育てている高級金魚を見せてくれたり。


「四合院型のふきぬけ@白塔之光国际青年旅舍(阜成門駅・北京)」

北京服装学院の李先生に迎えに来ていただき、氏の関連プロジェクトを案内してもらうツアー。最初は李先生が改修設計をしたホステル。スーパーなどとその倉庫だった建物の活用。真ん中を抜いてできた吹き抜けが下階の環境をつくる。


「一人一人の火鍋@李記涮肉(什刹海駅・北京)」

その後、雍和宮駅近くにある李先生設計の四合院改修プロジェクトの見学をしてから、高級火鍋の昼食。
そのまま北京首都空港へ送ってもらい、先のJAL便で戻る内田先生、須崎さんを送り出し、ラウンジで大学院授業対応後、夜遅くに帰国。


11月19日(火)
「建築棟@北京交通大学」

割と朝早くから北京交通大学関連の打ち合わせ。交流関連の割と踏み込んだ打ち合わせも。教育環境は相当ゆとりがああって、うらやましい限り。
現在の建築学科が入っている建物は元ドミトリーの建物だったらしい。外側にはバウハウスを意識したと思われる垂直動線棟。


「スタジオ内のプレゼンコーナー@建築デザイン学部棟(北京交通大学)」

建築の教育環境には、何といっても広さか。指導教員毎にスタジオが用意されていて、プレゼン専用のコーナーとか、模型撮影専用のスペースとか。
いろいろな模型がスタジオ内に点在。ある階の廊下はスタジオ展示。キレイな模型もあるが、そういったものは外注の場合が多いらしい。


「学食棟@北京交通大学(北京)」

この日は結局、終日、北京交通大学で打ち合わせなど。昼食は学食等。建物がまるごと学食。この建物の地下(手前)にはコンビニ、本屋、土産物屋などがある。
夜、四郷院改修ホテルでチェックインした後、交通大学へ戻って会食後、再び宿へ。渋滞期はタクシーも捕まらない。。。


11月18日(月)
「個室が並ぶ廊下@红果园宾馆(北京交通大学)・北京」

朝一で北京交通大学へ。午前中の内に、須崎先生に続いて講演会。グーグル翻訳とかで簡体字訳をしておいたのが、まあまあ合っていたらしい。ちょっと頑張ったかいがあったか。
昼食は学内のレストラン。中国の大学ではどこでもそうだけれど、本格的な中華料理屋。北京ダックで有名な専門の調理人がいるらしい。うまい。


「3層吹き抜けの多目的エリア@中央美術学院(北京)」

昼食後、建築をみるといわれて中央美術学院へ。付属の美術館は磯崎新設計なのだけれど休館日。
相当レベルの高い美術大学らしく、学習環境は贅沢だし、学生たちはそれに応えるように熱心に活動している様子。修士論文(に代わる制作)を紹介してもらうが、相当レベルが高い。

2019年11月11日~11月17日

2019-11-18 | 日記
11月17日(日)
「ホチキスとクリップとボールペン@上園飯店(北京・中国)」

昼間の入試対応ののち羽田へ。先に向かった内田先生たちを追いかけて北京へ。飛行機がちょっと遅れたり入国審査の列が長かったりして、宿に着いたら翌朝1時過ぎ。デスクは小さいものの事務作業的には悪くない室内。各室にホチキス完備。


11月16日(土)
「シマトネリコ林@自宅」

今年は雑草のように生えてくるシマトネリコをそのままにしている。ものすごい本数。特にこのあたりはシマトネリコ林になりつつある。


11月15日(金)
「拡張デスク@研究室(神奈川大学)」

もともとは16日開催の高知県建築文化賞授賞式に行くつもりが、帰りの便がとれずにまさかの断念(ずっとキャンセル待ちをしていたのだけれど)。
で、獲得できた余裕の時間。事務手続きの累積赤字のために設置していた予備の拡張デスクも、そろそろ解消が近づいている。行きたかったのだけれど、総合的に考えるとこちらがベターだったか。


11月14日(木)
「みなとみらいの風景@神奈川大学」

3年生課題第一課題講評会。中間までの出来がよくて期待をしていたんだけれど、想像以上に時間切れのものが多かった。残念すぎる。本人たちが一番残念がっていることだろう。


11月13日(水)
「あやしい空@六角橋(横浜)」

月一会議日。空の様子が怪しい。。。


11月12日(火)
「東の工区を残して進む現場@奥会津」

間接的に、豪雨被害の影響を受けている現場。今後への期待と心配。シーズンの到来を待っていたアザキ大根つけ麺は、大根の出来が悪かったようでダメらしい。残念すぎるが美味しくないのを食べてもしようがない。


11月11日(月)
「東横線跡の遊歩道@桜木町駅そば(横浜)」

朝一便で徳島から戻り、馬車道で打ち合わせ。午後のもう一つの打ち合わせまでにちょっとだけ時間が空いたので、昼食を立ち食いそばにして横浜美術館へ。展覧会名称とチラシのデザインで誤解を呼びまくっているけれど(ここまでしないとやっていけないということか・・・)、オランジェリー美術館のポール・ギョームコレクション展。計画で終わった、住宅のコレクション展示室化計画が模型になっている。

2019年11月4日~11月10日

2019-11-11 | 日記
11月10日(日)
「ジャッキアップされているミセ@谷屋(日和佐・徳島)」

朝は、桜町通りのサイン計画についての検討。午後は谷屋の見学会。活用を検討するための会よりも参加者が多い。まあ、そういうものか。産屋もミセもジャッキアップが終わって、基礎のための根切り底が整えられている。現場としては佳境か。翌朝、朝一便のため徳島へ。


11月9日(土)
「全ての窓は看板のために@テラスモール湘南からLuz湘南を見る(辻堂・神奈川)」

午後、辻堂駅へ。この駅で降りたのはたぶんはじめて。北口は今日的な商業ビル開発がダイナミックに進んでいる。こんなに商業床を増やすとは。悪意しか感じられない。。。
その後、建築ジャーナル関連の取材でアルミの家へ。アルミの家は往時の存在感がそのまま切り取って残されているような印象。小さな別世界。


「敷地の外からうかがえるアルミの家の様子@某所」

薄暗くなり始めるくらいまでお邪魔して、駅まで送っていただく。
羽田から夜の便で徳島に向かい、ラストオーダー数分前の裏藍庵・紅に滑り込み、前入りしていたみなさんが注文をしておいてくれた海の幸などを楽しむ。初体験。今度はゆっくり来たい。


11月8日(金)
「G@関内」

午後、都市計画学会のツアーの一つを案内することになり、関内の、主に防火帯建築活用事例の紹介。弁三ビル、泰生ビル、泰生ポーチ、新井ビル、常盤不動産ビル、G Inovation Hubと、2時間で関内の関連施設制覇?。都市計画関連の人はよく歩くというのは本当。


11月7日(木)
「スルスルとかだしとか@白楽果実酒商店(横浜)」

前日に続いて、午前の授業に横浜市大鈴木先生に来ていただいて横浜の都市計画について。前日に続いて、都市デザインの横浜がたたき込まれる。。。それにしても横浜の70年代は奇跡的。
午後の授業の後、とある卒業生と研究室教員チームで鳥作へ。十分飲んだような気もするけれど、その後、教員チームの二次会でワイン。


11月6日(水)
「一周しても風景がほとんど変わらない@オリンピック・スタジアム(千駄ヶ谷・東京)」

もろもろの打ち合わせの後、最後は学生たちと法政大学の北山恒さんのスタジオに潜り込んで(というか人数的には占拠?)野原卓さんの講演を聴く。数年前まではもっとポジティブに横浜の都市部の可能性を考えていたことを思い出させられる。環境というか時代のムードへの慣れは恐ろしい。途中でスタジアムの現場を見ようと寄ったら、ちょっと遅刻。


11月5日(火)
「コンクリートスラブにのる屋根架構@某現場(奥会津・福島)」

朝から現場へ。すこし間があいていたので、建方がずいぶんと進んでいる。この先は、木材加工工場の水害被災の影響が心配。多雪地域の木造屋根なので、架構が豪快。
第一三共の葛根湯が良かったのか、奥会津の空気が良かったのか、帰る頃には風邪っぽい症状は解消。


11月4日(月)
「みなとみらいの風景@前を歩く人の帯(万国橋倉庫・馬車道)」

大学での打ち合わせやゼミのあと、山本理顕さんの事務所で打ち合わせ。なんだか急に鼻が詰まって風邪っぽい症状が悪化。打ち合わせの後半で出てきたワインを飲んだら症状が和らいだような。。

2019年10月28日~11月3日

2019-11-04 | 日記
11月3日(日)
「隙間無く並ぶ屋台@弁天通(関内・横浜)」

関内外OPEN!二日目。街としてはこの日が本番?。馬車道や弁天通などにはたくさんの屋台が出ていて、馬車が行き交ったり、何かしらパフォーマンスが繰り広げられていたり。みんな昼から宴会モード。


「設計室の味のコンビネーション寒天@寒天研究所(住吉町新井ビル・関内)」

住吉町新井ビルでは、建築&デザイン系のイベントとして寒天研究所というのをやっている。それぞれの事務所が寒天を活用して、食べるカクテルとか、寒天のステンドグラス制作とかを展開。写真のものは、一つ一つ味が違うのを組み合わせって食べるというもの。4カテゴリー各4種合計16の味がある(右端が野菜系でにんじんやほうれん草など、次が味付けでカレーやドミグラスなど、その次がメイン?でサーモンやチキンなど、左端が味付けその2で柚子胡椒やバジル)。すべて素材の色らしい。


「ゲンジの二人と同級生@みかんぐみ(馬車道)」

みかんぐみを最近独立した古川くん(右)と、そろそろ納谷事務所から独立する予定の源さん(左)。みかんぐみ内にシェアオフィスとして二人の事務所ゲンジを開設することになっていて、この日はゲンジの二人(と応援の同級生、早瀬くん(中央)。三人とも神奈川大学曽我部研究室OB)が関内外OPEN!対応。予想以上に訪れくれている人たちが多かった。


11月2日(土)
「たくさんの猫@VELCAT(弁三ビル・関内)」

芸術不動産ツアー。直前に応募してくれた人たちが多くて、割と盛況。関内ツアーでは新たなテナントが興味深い。横浜で最初の防火帯建築である弁三ビルには保護猫の猫カフェができていた。近くに勤めている人が、昼ご飯を簡単に済ませて、残りの時間をここで過ごしたりもしているらしい。


「倒れそうなネギトロ@バンバン番長(弁三ビル向かい・関内)」

泰生ビルの似て非ワークスの新しいスペースも何というか不思議な生産拠点になっているし、泰生ビルの向かいの古い戸建ては、泰生ビルの居住者であるグラフィックデザイナーが始めたブックカフェになっている。そのほか、魅力的でユニークなテナントが新しい都市の魅力を生み出している。


「大岡川沿いで飲む人たち@日ノ出町(横浜)」

午後二本目が関外ツアー。矢内原充志さんのオフィスははじめての見学。最後は黄金町近くの大岡川の橋の上で終了。その後、野毛方面に歩いていると、日ノ出町駅近くの大岡川沿いでは何やらイベントが。クラフトビールの屋台も複数。そこでのEPAではじまり、丁度座敷が空いていた第一亭に入り(週末としては奇跡的)、ボデゴン野毛で仕上げ。朝から歩き続けていたのに、結局座らず立ち飲み。長かったけれど充実した一日。


1月1日(金)
「JINDAI FESTA準備@中庭(神奈川大学)」

週末の大学学園祭JINDAI FESTAの準備日で大学としては本来お休み。そんなことは関係なく、ゼミや打ち合わせ。いろいろなバンドの音合わせで騒々しいが、そういう日なので文句は言えない。


10月31日(木)
「Air Pods Pro@自宅」

ニュースを聞いてすぐに注文しておいたイヤフォンが届いていたので、いろいろとセットアップ。これまで、ノイキャン付きイヤフォンを断線でいくつダメにしたことか。それにしても、発表があと2,3週間遅れていたら1000XM3を買うところだった。。。


10月30日(水)
「大学院授業ノーテーション・プレゼン@製図室(神奈川大学)」

関内周辺でいろいろな打ち合わせがあって、夕方は大学で大学院授業。課題の前半戦である、都市のリサーチ「ノーテーション」の最終プレゼン。急に面白いものになったものもあれば、微妙なままのものもある。後半の具体的なデザイン提案に向けて、どう進展するのかが楽しみでもあり不安でもあり。。


10月29日(火)
「コンパクトなブチョウと持送り@甲浦(東洋町・高知)」

朝、早起きして、甲浦・白浜地区の街並み散策。出し桁にして、通りに面してミセ造りになっているところなどは日和佐の古民家とも共通している。細かくはいろいろと違っていて、特にミセ造り(このあたりではブチョウというらしい)の奥行が大きい。上半分がひさしのように広がるのも、日和佐にはあまりない。割と大きな道の両側にもこの形式の民家が残っている。以前からこの幅の道だったということか。


「ブチョウの代わりにベンチ@甲浦(東洋町・高知)」

白浜地区の街路を一通り歩いて、甲浦駅へ。駅ではDMV導入に向けた整備が進められている。現在の阿佐東線は3駅のみの10km程度の路線。これが室戸岬まで行けば5倍程度の区間距離になる。大きな英断だったと思うが、どうなるか。この日、甲浦から海部までのった汽車には他に客は無し。


「ジャッキアップされている産屋@谷屋(美波町・徳島)」

日和佐についてまずは打ち合わせ。いろいろとまとまりつつある。その後、谷屋の現場へ。母屋は基礎におろされて、周辺の小さな建物のジャッキアップが進められている。母屋は中が片付いたので、全体の空間のイメージが掴みやすくなってきた。
藍庵で早めの昼食。夜のバー利用である裏藍庵は毎週金土に営業日程が大幅拡大したらしい。なかなかタイミングが合わない。滞在時間3時間半で移動。美波町滞在最短記録かも。密密に予定を組んだので、徳島駅から空港まではタクシー。空港が街から遠いことをタクシー代で改めて確認。。。


「ガードレールになっている赤レンガの堤防跡@天空橋駅近く(羽田)」

穴守稲荷・で穴子三昧の結婚記念日。1時間くらい余裕があったので、一つ前の天空橋駅で降りて、真っ暗な羽田の町を散策。今年度の修士設計の敷地のひとつ。現在の羽田空港は、戦後GHQが住んでいた人たちを追い出して拡張してできたもの。その際に、追い出された人たち約3000人がつくったのがこのあたりの町らしい。48時間以内に退去することが求められたとか。いまでは信じがたい。


10月28日(月)
「ポンカンの町@甲浦(東洋町・高知)」

高知県建築文化賞現地審査、高知県東側の日。色々と回り、最後が北川町。ここまで来れば徳島に隣接する甲浦までもすぐ、って思ったのが大失敗。甲浦に泊まる予定にしていたので送ってもらったのだけれど、北川町から一時間以上。。。みなさん、申し訳ありませんでした。。。
日も沈み始めていて、ホテルに荷物を置いて、港の方へ。いろいろな石碑はあるけれど、古い街並みは確認できず。。。

「ライトアップされる巨大避難タワー@甲浦(東洋町・高知)」

18時には真っ暗になり、漁港の町の食堂で一人焼き肉。。。近くを散策してみるものの、暗すぎて断念。
ホテルの自販機でビールは買えるけれどつまみがない。フロント回りをうろうろしていたらホテルの人が声を掛けてくれて、事情を話したらどこか柿の種の小袋を持ってきてくれた。サービス。