曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

12月23日から29日

2013-12-30 | インポート
12月29日(日)
「アプリ@自宅」
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今日まであまり動かないことにして、家でiPadのアプリとかあさる。遠隔でMacをコントロールできるなどいろいろとあるもんだ。


12月28日(土)
「手書き案内@近所のデニーズ(港北小学校前)」
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年内最後の通院。明日からは自分で消毒ってことらしい。切除した爪母(爪が生まれる部分)がチューブ状になっているらしく、化膿防止に細長いガーゼが入っている。それを交換するために取り出すんだけれど、ビョークのコクーンのPVを思い出す(ファンのみなさん、すいません)。
近所のデニーズの前で手作り看板発見。最近の動物園でこういう手作り案内が流行っているのは気づいていたけど、もっと広がりのある傾向か。


12月27日(金)
「エントランス@綾瀬」
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病院で消毒。指先がどういう状態になっているかだいたいわかってきた。
病院から綾瀬の現場へ。雑誌社の方を案内。その後、みかんぐみの忘年会だったんだけれど、安静にすることを優先して帰宅。忘年会をサボったのはたぶんはじめて。スケジュール的に、手術は年末しかむりだったか。結果オーライ。


12月26日(木)
「定期講習証書@自宅」
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昨日の夜ほどじゃないけど、安静モード。病院で消毒してもらう以外は、足を上げて寝てる。huluの映画があるので飽きない。入院したことないけど、もしもそうなったらずーっと見てそうだ。
一級建築士講習を受講した証書が届く。お金がかかっている。姉歯事件は新産業創出となったか。

12月25日(水)
「創部を心臓よりも高い位置に@自宅」
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ついにやってきた陥入爪の手術。ネットでは麻酔が痛いということだったんだけれど、麻酔はなんともなくて、手術中もほぼ何も感じない。腕が良かったか。問題は、自宅に戻り麻酔が切れてから。処方されたロキソニンが効いてはいるんだけれど、それでも痛い。創部は足先なので、心臓よりも上げるということは寝るしかない。試用期間無料のhuluを登録して映画を見続け気分を紛らわせる。


12月24日(火)
「マーチングバンドのお祝い垂れ幕@菊名駅」
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いろいろ打ち合わせてから、午後は人間ドック。本来は5月に受けるべきものなんだけど、例年その頃はとても忙しくて、だいたいこの時期。身長がちょっと縮み、体重がちょっと増え、BMI的には良くないことに。
菊名駅前では菊名小のマーチングバンドの受賞を祝う垂れ幕。


12月23日(月)
「ボード練習場@千葉パルコ屋上(千葉)」
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早朝出て、入試地方試験監督。3年に一度くらい地方入試担当が回ってくるんだけど、いつも千葉(そういう希望を出しているからなんだけれど)。窓の外をみるとパルコの上がスケートボード練習場になっていた。













12月16日から12月22日

2013-12-24 | インポート
12月22日(日)
「神仏習合@自宅」
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薬が効いているけど、なるべく脚に負担を掛けないようにして過ごす。国東半島芸術祭に関連して用意しておいた、神仏習合の本を読む。この本によると、租税をスムーズに得るため、神宮寺化がすすみ、御霊会が生み出され、、、。昔っから、国(政府?)による調子の良い話しは手放しに信じちゃいかん、っていうことか。まあ、必要だったんだろうけど。深遠さが一気に相対化されて面白かった。


12月21日(土)
「解体済み@横浜駅」
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戸塚の現場へ。途中、横浜駅でふと見たら、もう解体済みだった。
巻き爪(陥入爪?)が悪化し病院へ。重傷といわれ、手術日を指定される。手術内容を聞くと、当たり前のように説明されるものの、エスピオナージュの拷問場面が思い出される。歩くのも恐ろしく、アーキエイドの忘年会を休む。残念。


12月20日(金)
「ライトアップ@元町(横浜)」
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朝から綱渡り的に打合せを6つ続けたら(つまり、移動時間以外に間の空き時間なし)もう夜。重村先生と約束していた、石川町の久佑へ。食事も酒もいつもながらうまい。タクシーで帰った先生を見送った後、駅まで元町の通りをあるく。思いの外夜の早い街だ。それほど遅い時間じゃないけど人が少ない。


12月19日(木)
「忘年会@研究室(神奈川大学)」
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授業など。夜は年内最後ということで、軽く(ないか?)飲みながらゼミ。テーマが良かったのか、お酒が入っているのが良かったのか、ディスカッションはいつもより盛り上がった。
みんなは、ずっと飲んでいたらしい。


12月18日(水)
「アンケート@自宅」
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会議やゼミ。
夜家に帰ると、犬の「住環境」に関するアンケートが置いてある。おなかを壊した犬を病院に連れて行ったときに、受け取ってきたらしい。写真では消したけれど、知っている先生の研究室。いろいろなテーマがあるもんだ。ウチのはこの一年で年をとったような。犬の高齢化もテーマ?。


12月17日(火)
「美雲屋外観@美波町(徳島)」
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朝の開店をまってレンタカーで美波町へ。微妙に遠いので、現地で一泊しないと理解が深まらないか。ちょっと早く着いたので、八幡神社や大浜海岸など。怪しいプライベートな浮世絵美術館や、ウミガメにちなんだ電話ボックスなど、突っ込み所満載。役所でいろいろと打ち合わせて、午後は、サテライトオフィス事業でやってきているところを視察。まずは美雲屋。時を刻んだ佇まいの古民家にある。


「美雲屋内観@美波町(徳島)」
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中に入るとちょっと未来的。大阪のIT系企業鈴木商店のサテライトで、サーフィン好きな社員3名が働く。裏にはウェットスーツも干してある。その後、東京のIT企業サイファーテックの美波町のラボを訪ねる。社長は美波出身で、地域に対する愛情が支えるプランに心をうたれる。
夜の飛行機でもどる。なんだかCAのアテンドが丁寧すぎてこわい。


12月16日(月)
「ゴルフ像@鶴舞BT(市原)」
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前日終電で帰れてしまったので、頑張って起きて横浜駅7時発のバスで市原へ。ようやくいろいろと先が見え始める。いつものことながら最初の頃とは結構違う印象になりつつある。昼のバスで戻る。鶴舞BTにはなんだか緩めなゴルフの像。バス乗り場に張ってあった地図を見ると、ゴルフ場の多い房総半島の中でも際だって多いのが市原市だった。
翌日に備えて夜の飛行機で徳島へ。



12月9日から12月15日

2013-12-16 | インポート
12月15日(日)
「イルミネーション@気仙沼プラザホテル」
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朝、気仙沼へ。大船渡線の車内で連さんらと遭遇。この日は、沢山の身近な人たちが気仙沼各地で活動をしていたみたい。島でのワークショップなどを終え、夜のフェリーで本土に渡ろうとするも、強風でフェリーが中々出ない。翌日のスケジュールを諦めた頃、出港。なんとか最終の新幹線に間に合い、例によって車中で飲みながら帰る。
気仙沼の街は、外壁イルミネーションでかなり華やか。


12月14日(土)
「ミラーボール@宮城野区のみんなの家(仙台)」
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少し前の約束(10月末に、伊東さんらと宮城野区のみんなの家を訪ねた際、ミラーボールを設置する役を得た)を全うすべく仙台へ。電線の処理などに迷いつつ、なんとか設置完了。回転速度が一定しない不思議な動きだけど雰囲気はオッケー。設置したら丁度日も陰り、お漬け物などでビールと焼酎をいただく。その後、丸山さんと学生の関目くんとで、駅近くのスペインバルで飲み、一ノ関へ(仙台の宿は、翌日の駅伝で一杯)。


12月13日(金)
「生国魂神社@日本橋(大阪)」
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午前、大学院授業の後、打合せで大阪。20分くらい早く着いたので、打合せ場所の近くにある生国魂神社へ。大阪で一番古い神社らしい。敷地内に沢山の境内社があって、それぞれの特徴に合わせて、女性向け、芸能、建築、商売など大抵は引き受けてもらえそう。
打合せ後、日帰り。


12月12日(木)
「寄藤さんのレクチャー@神奈川大学」
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朝の授業にヨリフジブンペイさんをお招きしてレクチャー。価値の切り分け方の解説としても、建築デザインに関わる人必携ネタ。曽我部個人の講義よりもずっと人数は多かったものの、立ち見パツパツクラスの内容。もったいない。みんなデザインとか関心無いんだろう(デザインコースだけど)。
ヨリフジさんと大学近くの喫茶店でお昼を食べていたら、近刊著を携えた鈴木信弘さんが。その著書の装丁がヨリフジさんだった。世間はやっぱり狭い。


「霧島三姉妹@研究室」
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午後の授業の後、ゼミをやって、それから釜石のプロジェクトに関するスカイプミーティング。担当しているエリアは進捗が他よりもずっと遅いので、なんだか取り残された感も。終了したら10時半を回っていたので、用意していた軽食と、稲用さんが密かに手配していた霧島三姉妹とで飲む。


12月11日(水)
「エアードーム@馬車道」
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朝からずーっと会議。写真は、午前のミーティングで話題となった、馬車道駅近くの空き地にできつつあるイベントスペース。なにになるんだろう。会議は後半一気に持ち替えして、なんとか(確か)19時頃には終了。・・・・。


12月10日(火)
「みかんぐみ関係図書コーナー@マーチエキュート(万世橋)」
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卒製チェックなどの後、夜は、毎年恒例の15年くらい前の住宅のクライアント+プロデューサーとの忘年会。今年はマーチエキュートに行ってから、赤津加と肉の万世のハシゴ。マーチエキュートにはみかんぐみ関係図書コーナーがあった。こういうのはやっぱりうれしい。


12月9日(月)
「内部の様子@浅草橋」
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都内や横浜で打合せ。写真は朝一で行った浅草橋のビルの内部の様子。ようやく内部に目が向けられるように・・・。夜は、長崎公会堂の保存運動で東京に来ていた中村享一さんと合流予定だったんだけれど、ちょっと遅くなり参加せず。




12月2日から12月8日

2013-12-10 | インポート
12月8日(日)
「昭和の町@豊後高田(大分)」
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来年秋の国東国際芸術祭に関連して現地視察。ロビーに7時半集合。国東の成り立ちを聞きながら要所をいろいろと回る。昼食は昭和の町豊後高田で。随分と開き直ったまちづくり策だと思ったけど、想像以上に上手くいっているみたい。境港もそうだけど一発芸型が上手くいくこともある。


「五辻不動@千燈時(国東・大分)」
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ロングトレイルってのがブームらしく、国東では岩場の尾根筋をつなぐ修験道を歩くらしい。来年の芸術祭もそういうのにも連動していて、修験道の脇とかに作品が設置されるところもある。事務局の人たちはキーンのトレッキングシューズ(コラボシューズをつくっているとか)で安心感有り。国東では写真の、五辻不動尊のように岩場に食い込むように建つ建物や、岩壁に直接掘られる磨崖仏(まがいぶつ)など、岩と一体化した場所が印象的。
打合せ後、ダウンを空港に置き忘れ最終で帰る。


12月7日(土)
「ナカダイのショールーム@青物横丁」
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綾瀬の現場を、元みかんぐみの松野さんと。あとは外構の調整のみか。その後、綾瀬を見に来ていたスタッフも一緒に、元みかんぐみの吉岡さんが手がけたナカダイのショールームへ。各種廃材をリサイクルするためのショールーム。こんなものが、っていう素材がある。今度何かでつかってみたい。
翌日の国東に備えて、夜の便で別府へ。いつものおでん屋など。


12月6日(金)
「アンコウ鍋@えびす丸(浅草と上野の間)」
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朝から市役所で金沢動物園ミーティング。具体的な話し合いになってきた。いろいろな打合せの後、夕方から八潮五大学連携の先生たちと進捗報告会(瞬殺)をかねた忘年会。例によってえびす丸。余裕をもって帰路についたつもりだったんだけれど終電だった。


12月5日(木)
「Pointer@iPhone」
Pointer
朝からずーっと大学。午後は、最後の課題の中間講評。劇場や展示諸室の断面的検討がイマイチか。
iPad Airを買ったのでアプリを漁っていたら、ポインター付きパワポリモコンを入手。ネット環境が必要だけど、これは便利。だと思う(まだ実際の授業などでは使っていない)


12月4日(水)
「妙高@機上(釜山>成田)」
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朝8時の便で成田へ。委員会のため大学へ直行(遅刻)。その後は、出張の荷物を大学に置きっぱなしにして、春日部近くに入院中の某プロジェクトの施主のところへお見舞い。予想以上に調子が良さそうで一安心。それにしても、西と東を行ったり来たり。
飛行機は日本列島に沿って東へ。見下ろすと妙高山。こういうの何型っていうんだっけ、と思って調べたらトロイデ型だった。


12月3日(火)
「西洞創作空間ちかくのみかん売り(西洞/セドン・金井区釜山)」
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二日目も朝から充実したスケジュール。朝は釜山の北の方にある低所得者住居エリア、セドンへ。元刺し身店舗ビルだった建物のリノベによるクリエイティブセンターを訪ねる。もともと地域で活動しているクラシックのグループがあったこともあって、音楽や演劇が中心。ものすごい数のイベントを、年間たった1000万円で回しているとか。すごすぎる。質疑に時間をかけすぎて、釜山で唯一の観光タイムだったチャガルチ市場での昼食を断念し、ウドンを食べて次の視察先へ。
歩行者優先のみかん売りが車道に座る。


「階段途中の店@中区の旧市街(釜山)」
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トタトガ(Busan Historic Downtown Culture Cluster )は空き室をネットワーク化してつくる、市街地創造空間化プロジェクト。横浜のACYの活動にも似ているけれど、ネットワーク化している建物数や支援の仕方が異なる(一年目は部屋代全額支援で、二年目は半額支援)。ピンクの派手な看板が付いていて、トタトガ関係かどうかがすぐ判る。


「廊下@ガムマン文化創意村(南区・釜山)」
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釜山文化財団の新しい拠点であるガムマン文化創意村へ。元小学校。周辺がトラックヤードで子どもが轢かれる事故が続いたため移転。その跡地利用。アーティストのスタジオなどが入っている。文学系のスタジオは床暖付き。日本の学校と近いけれど、廊下はアルミサッシではなくて木製建具。見学後は「地域社会に対する理解と疎通のフォーラム『文化芸術、地域との共存』」と題したシンポジウム。寿オルタナティブネットワークの活動を河本さんが報告し、続いて行われた釜山文化財団の活動報告と合わせて意見交換。


「爆弾@西面のカラオケボックス(釜山)」
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あっという間に夜になり、サムギョプサルの店で飲み、ホテル近くに移動してからカラオケボックスへ。オペラをやっているという文化芸術推進本部長のチャさんをはじめ、みんな上手すぎる。始まりは「爆弾」から。国際交流チームのトップのお家芸らしく、並ぶビールグラスに一気にチャミスルのグラスが落ちる。この歓待は近いうちに横浜で返さなければ。


12月2日(月)
「168段階段@山腹道路ルネサンス(東区・釜山)」
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BankART主催の朝鮮通信史のツアーに参加した河本さんが作った関わりで、釜山でのリサーチは釜山文化財団の方々のアテンド。
釜山の山腹道路と呼ばれる傾斜地には、朝鮮戦争からの避難民が集まった。厳しい生活環境をたくましく生き抜いた記録でもある。厳しい傾斜地故に開発からは逃れ、クリエイティブな活動の拠点として生まれ変わりつつある。視察には東区の区長まで登場。オオゴトになっている。。。写真は、当時、港湾荷役の仕事に向かう人たちの近道だった階段。


「サムゲタン@ムイルサムゲタン(店名。東区・釜山)
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釜山チョッパン相談所を訪ね、相談所のいろいろな活動を聞く。住民の方々からの話も伺えた。芸術家派遣という積極的試みに驚く。刺激を受けて映画をつくる住民も出てきているとか。担当者の仕事の関係でチョッパンそのものの視察は断念。昼食にサムゲタンをいただく。観光化が余り進んでいない地元の人も集まる店だとか。


「壁画とか鳥の作品とか@甘川洞文化村(沙下区・釜山)」
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朝鮮通信史歴史館に立ち寄ってから、甘川洞文化村へ。去年、釜山タワーから眺めていたときに気になっていた、青屋根の斜面住宅地。戦後、半ばスクウォッター的にできた木造の街は、70年代にコンクリート化し、いつのまにかカラフルになっていったらしい。最盛期3万人だったのが現在では1万人に減っていて、その空き家活用でエリア全体をアートタウン化している。映画のロケ地にもなっているらしい。既に有名観光地化しているようだ。


「リノベ風新築@ホンティ・アートセンター(沙下区・釜山)」
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最後は、甘川洞と同じ半島の反対(西側)に最近できた、ホンティ・アートセンター。工場エリアに作られたレジデンスもあるアート・センター。コンクリートのままの床、柱梁が出っ張る展示室など、倉庫風。そういうラフさをめざしたらしい。コールテン鋼の外観もリノベっぽい。


「ドンドンチュウ@浦山釜(釜山)」
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渋滞にはまって、街中に戻ったら夜。釜山郷土料理(家庭料理?)の店で宴会。マッコリより強くて翌日つらいと脅されつつ、土鍋のドンドンチュウを飲む。干した魚の料理やチジミ。チジミは釜山の言葉らしい。ホテルに戻り、近所を散策しつつ、他のみんなは虫(?)のつまみに挑戦し、締めにつけ込んだ豚肉の店で飲む。


11月18日~12月1日

2013-12-07 | インポート
12月1日(日)
「路地と屋根@貞陵生命平和村(城北区・ソウル)」
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今朝も早くから。ソウル駅に荷物を預けて、最初は山家研助手のイルジさんの弟さんが関わる生命平和村。ソウルの郊外の自然に近い環境を好む若いアーティストが、少しずつ移り住むようになっているらしい。とはいえ、「生命平和村」というのはイベント名で、継続的な運営団体ではない。開発するかどうかの住民投票前だとか。焦臭い雰囲気も。ただし(しかも?)、投票権があるのは住民でなくオーナー。


「壁の地図@長寿村(駱山公園の東・ソウル)」
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次は、今回の視察先で唯一関係者のアテンドをお願いしていない長寿村、だったんだけれど、みんなで歩いていたら、中心人物に遭遇。南さんがこの地域のホームページを見ていて、そこで見た顔だったらしい。さすが。採算が合わないため開発をやめ、既存建物を補修する補助金を整備しつつ、地域としての保存を決めたらしい。地域の建築補修団体・村大工の活動が興味深い。地域の暮らしを伝える博物館の竣工も近い。写真は、屋根を補修した家々の屋根の色をプロットした壁画。青が安いらしい。
案内してもらえたので時間超過。大急ぎで鍾路三路近くのチョッパンへ。


「増築@敦義洞チョッパン(鍾路三路近く・ソウル)」
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繁華街に囲まれるチョッパン街。地域の支援団体の方が、かなり深いところまで案内してくれる。住んでいる方々も、人によってはとてもオープンで写真をとれと催促する人も。とはいえ、住環境は寿よりもずっと厳しい。もともとトイレや洗濯場が不十分なためか、道路側にはそういったもののための増築がある(建物内部の写真もあるんだけど、ブログにはアップしにくい・・・)。


「ランプシェード@屋台(西面・釜山)」
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オープンしたての美術館をチラ見してからタクシーでソウル駅。南さん岩田くんと別れ、KTXで釜山へ移動。着いたら夜。釜山では、新たに日本からの3名が加わり、総勢7名のリサーチメンバーに。西面の繁華街をめぐり、蒸し豚屋とおでんなどの屋台をハシゴ。写真は屋台街の牛乳パック製の照明シェード。きっと鉄部は蒸気で錆びるのだろう。


11月30日(土)
「カフェ@解放村(南山公園の南西・ソウル)」
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ソウル&釜山視察スタート。朝早くから神奈川大学助手のイルジさんの友人、南さんの案内で(この先、記憶とメモを頼りに書いてますが、間違いもあるかも)。最初は解放村。チョンセという韓国特有の賃貸システムの難しさを克服する仕組みが支える、お金をかけない共同生活のシステム。その仕組みを支える住民の方々から話しを伺う。単なるお金をかけない生活を越えて、自立的暮らしへの哲学が伺える。


「本屋@ソンミサン・マウル(成美山村)」
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その後、ソンミサン・マウル(成美山村)で岩田くん(東大西村研からソウル大に留学中)と合流。丁寧に暮らしの豊かさを育む住民自治組織で知られる。事務局の方から話しを伺い、コレクティブハウス、オルタナティブスクール、地域の店舗などを見て回る。マウルといっても、ここでは村的地域のまとまりや自然環境を指すようで、今回の他の視察先とは性格が異なる。昼食後、3つ目の視察先である南大門のチョッパン(ドヤ街)へ。


「チョッパンの廊下@南大門(ソウル駅と南大門市場の間)」
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ソウル駅に近いチョッパン街。地方から出てきた人が多い。金大中大統領時代にこのチョッパン出身のソウル大生(しかも主席?)がでて、サポートが強化されたとか。身寄りの無い単身男性が多いことなど寿との共通点は多いが、住まいそのものの住環境はずっと厳しい。そのせいか、センターにはシャワーや洗濯場の他、ランニングマシンとかもあった。


「ファサード@ケンプリマウル(インチョン東区)」
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電車で南さんが関わっている仁川へ。役所の方々などに大型車で案内していただく。視察先は仁川だけでも大きく3カ所。はじめは中区の人口減少が進むエリアでの空き家活用計画。外壁に絵を描いたり色を塗ったりは定番化しているみたい。その後、東区の元労働者住居エリア。一部エリアを解体し高層アパート化したけれど入居は芳しくないらしく、この先は空き家活用などになるらしい。


「スペースB@東仁川駅近く」
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月牙泉という店で夕ご飯をごちそうになり(建物の雰囲気も料理も伝統的な感じで、豚の石板焼きと鳥の鍋とマッコリ)、食後さらに探索。写真は酒工場の跡地を使ったアートイニシアティブ。レジデンスは無いけれど生活感があって居心地良さそう。横浜関連の資料もあるが寿のものはなかった。その後、案内所を兼ねた作家の活動場所などを見せてもらって、市場をのぞきながら駅へ。ソウルに戻ってジョン(お好み焼き的なもの。チヂミは釜山のものらしい)でさらに飲む。


11月29日(金)
「イルミネーション@羽田空港」
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授業などこなし夜空港へ。ソウル&釜山の地域研究リサーチへ、いつもの寿町関係のメンバーで。
ソウルに着いたら夜中。屋台をハシゴして足慣らし。


11月28日(木)
「JALカレンダー@自宅」
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来年のカレンダーが届く。もうそんな季節か。こまったもんだ(困ることはないか)。


11月27日(水)
「新棟@神奈川大学」
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朝から研究室内ミーティングと委員会数件。それと重なり合って、今年度から始まるレモンホームとの共催学内コンペ審査会。参加者数を心配したんだけれど、盛り上がって良かった。終わってからは例によって福臨門。
移動の途中、白々と浮かび上がる新棟をみる。白い。


11月26日(火)
「横浜市役所@向かいのビル」
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朝から夕方まで一級建築士講習。二度目。毎年、結構の量の法改正があるようで、そのことが判ることは有益と言えば有益。とはいえ、テキストを読んで言って聞かせる、っていう形式は相変わらず。ロビーでは、例によって、数名の知り合いに遭遇。外をみると横浜市役所。見下ろしているのに、下の方が大きく見える。村野式の柱寸法の調整の効果?。終了後打合せするも、講習で想像以上に疲れていた。


11月25日(月)
「綾瀬のビルの1階周り@綾瀬駅南口」
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朝、綾瀬のビルにチラッと寄って、都内で打ち合わせ。午後の後半は日建設計の会議室で新橋近くのとあるエリアの運営についての意見交換会。いつもながらこの会議はスピード感と創造している感じがたのしい。
帰りちょっと買い物をしている内に横浜エリアが暴風になってしまったようで、電車が動かない。


(以下、1月2日に追加分)
11月24日(日)
「パラボラアンテナ@近所のマンション(妙蓮寺)」
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入試で大学。家の近所でマンションの外装メンテ工事。そんなに古そうじゃなかったけど。ひとつだけパラボラが足場の外に出ていた。


11月23日(土)
「散田の家内部@八王子」
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坂本先生の処女作、散田の家。学生の時以来だから30年ぶりくらい。一部に増床し、内装が白くなり、北の別棟は大幅改修。学生の時は南側の散田の集合住宅側からアプローチしたので北の別棟には気づいていなかった。


11月22日(金)
「チョイモビ@県立博物館(馬車道)」
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市内でいろいろ打合せ。一昨日、ノガンの浅野さんが関わっているといっていたチョイモビ。2台揃っているのはめずらしい。


11月21日(木)
「ベンチ@金沢文庫と金沢動物園の間の短い遊歩道(釜利谷)」
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終日大学。写真無し。前日は文庫駅から動物園まで散歩で向かった。途中に通った遊歩道にあったベンチ。ざっくばらんな造りだけどデザインされている。地域の公園が傾斜地に張り付いていたり、何気なく遺跡があったり、楽しそう。


11月20日(水)
「とある獣舎@アメリカ区(金沢動物園・横浜)」
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金沢動物園の打合せを金沢動物園で。駅からあるいて周辺を確認。園内の行ったことのないところにもまわる。他とは存在感のことなる獣舎もある。ハルプリンのフリーウェイパーク風?。


「階段@ユーラシア区とアメリカ区の間の谷(金沢動物園・横浜)」
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今は一般立ち入り禁止エリアの野生動物傷病保護センターへ。この建物も特徴的(大正アールデコ風?)。一般公開化するエリアが新設されるということで、アメリカ区へのショートカットルートができないかというのが話題となったら、既にあった。


11月19日(火)
「中央公論@研究室(神奈川大学)」
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横浜市の人と打ち合わせたり、大学でゼミとか。
地方都市が話題の中央公論。こういうところでは割と精度のありそうな冷静な議論がなされているように見えるけど、政治的な場面に移ると一気に大雑把になってしまう。明らかな間違いでも、判りやすく(単純化した)自信をもって言い切れる人に評価が集まる傾向はなんとかならないものか。


11月18日(月)
「隅切りの家@鶴見市場(横浜)」
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もろもろ打合せ。夕方(というか夜)、某プロポの敷地へ。鶴見市場駅から向かう。下町的雰囲気が残るエリア。