曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2023年7月17日〜7月30日

2023-07-31 | 日記
7月30日(日)
「海の幸BBQ@三国港市場(三国・福井)」

朝一で三国港へ。漁協が一般に開かれ、朝市会場になっている。中で売っている魚を買って、炭火焼きの席を借りて(1時間まで。500円)焼いて食べる。8時半頃には10カ所全部埋まっているけれど、朝7時半からなので、そろそろ最初の1時間の人たちが出て行くタイミング。やってみないと判らないこともあるだろうということで、いろいろと焼いて食べる。日和佐でも導入したい。ここは、港周辺の諸施設と伝統的な街並みとをあわせてみなとオアシスの登録をしている。距離的には相当離れてはいるものの、文化的な背景を考えるとうなづける。日和佐では薬王寺くらいまで含めても良いかもしれない。


「磯崎新設計の住宅@勝山(福井)」

帰路に向かって移動しつつ、ちょこちょこ立ち寄り。長谷川さんの情報を元に、勝山の磯崎建築へ。勝山には磯崎新が設計した住宅が2つあって、ヴォールト屋根をもつ磯崎新設計の住宅らしい佇まいの中上邸と、これ。こちらはショップとして活用が始まった。丁寧に隅々まで案内をして下さった。ありがたい。外装のクリーニングなどをしたということで、1986年に建てられたとは思えないくらい良いコンディション。


「大瀧神社@越前市(福井)」

前々から来たかった大瀧神社に寄ってから、三方五湖の道の駅で最後の港湾関連施設を見学して、京都駅近くのレンタカー屋へ。全行程1100キロ。ここで解散し、それぞれの方法でそれぞれの場所に戻る。朝から夜までべったりと埋まった濃密な三日間。京都から新横浜まではあっという間だった。


7月29日(土)
「風の塔@黒部市総合公園の西(生地・富山)」

朝のスタートは、竣工したばかりのiTown。みかんぐみ設計なのだけれど、来るのはここも初めて。週末の朝イチなので、迷惑にならないよう外回りを見学。近々、雑誌で発表されるので写真は自粛。
その後、魚津に向かう。途中、ロン・ヘロンのモニュメントに寄る。懐かしすぎる。富山には貴重なロン・ヘロンの実作がいつくかあるけれど、鉄骨造のこれなど、時間の問題か。


「中井先生の活動拠点@魚津(富山)」

中井研OBが活躍する魚津の防火建築帯エリア。ようやく来られた。ここは中井先生が所有するもので、2階は丹羽くんの住居。並びには、この活動のきっかけとなった魚津出身の原くんが運営するスケボの店というか活動拠点。仕事の無い週末や夜などのみ活動しているらしい。とてもいい。本来の目的である、魚津港にある道の駅も視察。


「武田光史さん設計の建物@七尾(石川)」

北上して七尾まで。港と駅を繋ぐエリアの活性化を担う御祓川の取材。早めに着いて能登食祭市場で昼食。集客力が大きすぎて、そのまま参考にはできないレベル。夜、ジャズフェスティバルが開催されるらしく、リハーサルの音が聞こえてくる。
その後、御祓川の活動エリアを散策していて、武田さんの作品に遭遇。取材後、岡田翔太郎建築デザイン事務所に案内してもらい、運営しているホテルも見学。かっこいい。武田さんの建物も宿泊施設になっていて、将来もしも七尾に泊まるとしたら、どっちに泊まるか迷うだろう。


「内灘SUNSET PARK@金沢のちょっと北(石川)」

南下しつつ、氷見の防火建築帯も見応えがあるというのでちょっと寄る。途中、金沢の近くにある海辺の施設へ。中の様子が、富山から来ると急にデザイン重視になった印象。売っているものも、デザインがいい加減なものは一切無い。金沢のデザイン文化か。昨年度の、全国道の駅チェックインランキング第一位らしい。福井駅まで移動して宿泊。


7月28日(金)
「海側から見える伊根の風景@伊根(京都)」

京都に移動し、日和佐からの長谷川さん、横浜から夜行バスで来た学生Iくんと合流し、北陸周辺の港湾エリア活性化事例の視察&取材の開始。最初は伊根。地域が本来持っている価値を顕在化させることで、民間の動きが引き出される歴史的な好例。


see sea park@おおい町(福井)」

取材予約の時間的な関係で、先にUMIKARAに行ってからsee sea parkへ。とても特徴的で開放的な建物が舞台。チャレンジショップも可能性を感じるものばかりだし、テナントで入っている店舗もいろいろと買い物してしまいそうになる。役場の方や運営を手掛けるリライトおおいの方から伺ったまちづくり会社のたちあげプロセスは、ちょっと羨ましい感じだった。


「1階ロビー@ホテルアクア黒部(富山)」

その後、翌日に備えて一気に黒部まで北上。宿泊は、みかんぐみで改修設計をしたホテル。来るのは初めて。送別会か何かで賑わっていて、飲食店はどうやら貸し切り。近所の居酒屋まで歩いて行って、魚介を中心に。


7月27日(木)
「鈴木薬舗@大山祇神社参道(大三島・今治)」

朝、学生たちと合流して大三島へ。所有者の方々や市役所の担当の方も来てくださり、鈴木薬舗を久しぶりに体験。内部の様子は、7年前の様子と大きくは変わっていなかった。色々と興味深い話を伺う。愛媛県で第二号の薬局だったらしい。
その後、今治駅近くで新しい活動のキックオフミーティングをしてから福山に戻る。これも興味深い展開になる予感が。


7月26日(水)
「夜景@福山本町通り商店街(福山・広島)」

卒制&修論ゼミとか会議とか終わってから福山へ。夜、福山本町通り商店街を探索しつつどこかで夕食を、というつもりだったけれど、むさ苦しい男一人では気が引けるところばかり。ワイヤーの夕景を堪能したのちに少し戻って餃子。


7月25日(火)
「53街区@新高島(横浜)」

いろいろな場所で打ち合わせ。夜は、久しぶりの部活的プロジェクトのキックオフ。なんだか新しい展開が。
53街区はそろそろオープン?グランモール軸が横浜駅まで繫がるらしい。低層部にはみなとみらい周辺ではあまり見ないカラーリング。基準が変更になったとか?


7月24日(月)
「石田敏明建築展@工房(神奈川大学)」

朝からいろいろと打ち合わせ。いかにも夏らしく暑い。午後、他大学からの大学院希望者が来たついでに、研究室にいた学生たちと一緒に石田敏明建築展を見に建築ものづくり工房へ。手描きもCADも密度が濃い。


2023年7月17日〜7月23日

2023-07-24 | 日記
7月23日(日)
「伊東さんの文章@父の部屋(横浜某所)」

部屋にプリンターが欲しいという父のところへ。実家で使っていたプリンターがWi-Fiが無くてもスマホと無線接続できるものだったので、それをピックアップして持っていった。設定はできたのだけれど、ケース毎に異なる対応が必要になるので、いろいろと難しい。本棚の横にあった父の大学関連の冊子に伊東さんの記事が。父は日経新聞を今もとっていて、金曜の私の履歴書と合わせて読む。


7月22日(土)
「観葉植物」

一週間ぶりなので、朝一で観葉植物とかメダカとかの世話をしてから大学へ。水槽も睡蓮鉢も水位がすごく下がっている。ミジンコがいたはずの屋上のトロ箱は蒸発。。。どうやら、この一週間、雨はほとんど降っていなかったようだけれど、気象庁的にはようやく梅雨明け。


7月21日(金)
長寿閣の蔵@長尾(さぬき市・香川)」

朝、長尾(さぬき市)にある長寿閣を案内していただく。かつての庄屋の建物で、建物も庭も立派。屋根の丸瓦がズレていたりするけれど(犯人はサルらしい)、明治30年前後の建築ということなので築120〜130年としては、とてもきちんとしている。こういう建物を活用したいと考えている事業者はたくさんいそうだけれど。近くにはお遍路の最後の寺、87番札所の長尾寺、88番札所の大窪寺がある。
夕方の便で、久しぶりの横浜へ。


7月20日(木)
頼酒店@兵庫町(高松)」

日和佐から高松へ。ものすごく久しぶりの高松某所で打ち合わせをして、夜はホテルにチャックインするなり、某オンラインシンポジウムの視聴。終わってから、つい裏通りに引き寄せられ、迷わず入った店がとても良かった。運命と言うほかない。


7月19日(水)
「新拠点誕生なるか。。。@倉庫地区と呼んでいるところ(日和佐駅近くの水辺・徳島)」

午前は、日和佐でのいろいろな作業。役場K氏との雑談的な会話から、いろいろと懸案が整理されていく。その後、賑わいづくり構想で倉庫エリアと呼んでいるところにある倉庫を見せていただく。なにか新しい動きが始まるか。


「見たこと無いレベルの人並み@桜町通り(日和佐・徳島)」

昼休みの時間帯と午後一でオンライン会議があるので、サテライトへ。その後、サテライトで作業をしていると、外にたくさんの人の気配が。JR関係の人たちと思われる人並みが、ずっと続いている。なんだろう、、、


7月18日(火)
「爆弾投下跡@城山遊歩道(日和佐・徳島)」

午前はオンライン対応があって、学生とは昼前に合流。これまで、行っていなかった日和佐の要所をいろいろと確認。知らないところが、まだまだたくさんある。爆弾投下跡もはじめて。水産高校を軍事工場と勘違いして投下された爆弾の1つ。500mくらいズレている。夜は学生たちも一緒に平和園へ。以前は日和佐に来るたび、ここで学生たちと飲んでいた。4年ぶりくらいだろうか。


7月17日(月)
「稲、まだ実は膨らんでいない@再生交流オフィス裏(日和佐・徳島)」

朝から学生と合流し、週末の様子などを聞く。サテライト(再生交流オフィス)で、手を入れる予定のところの実測など。ついでに窓掃除も。固形化したテープの糊も削り落とし、ピカピカになった。気持ちいい。


「何かを炭の熱で温めるためのものらしい@谷屋のものの保管場所(日和佐・徳島)」

午後は谷屋のものが置いてある場所で、必要なものの仕分けの準備。ひとつひとつのものの確認がしやすい状態に、いろいろと移動。エアコンがないので汗だく。

2023年7月10日〜7月16日

2023-07-17 | 日記
7月16日(日)
「瓦の廃材@OMO5(熊本)」

移動の一日。熊本から徳島に向かうのだけれど、熊本往復は数ヶ月前にツアーを確保していたこともあり(ラグビーでものすごく混んむことが予想されていた)、一旦羽田に戻って、そのまま徳島へ。熊本では最近オープンしたOMO5泊。期待をしていたほど特別な感じは無くて、一番心地よさそうなのはフロントやカフェのある3階の屋外テラス。食後にしばらくテラスの日陰でコーヒーを飲んでいたが、奥にある喫煙室利用者が通過するだけ。風が抜けて気持ちいいのに。


7月15日(土)
「ラウンドテーブル@ナースパワーアリーナ(熊本)」

朝一便で熊本へ。羽田はとても混んでいて、6:25発の便だったのだけれど、ギリギリ。午前中のくまもとアートポリスの会議を経て、午後はo+hの震災ミュージアム竣工にあわせたシンポジウムなど。シンポジウムは例によって進行役。レンジの広い話題で進行は悩ましい部分もあったけれど、おもしろかった。その後、5時半からの肉フェス・ビュッフェに始まった懇親会は、場所を変えつつ、最後は球磨焼酎専門のバーにいたるまで、夜中の12時過ぎまで。


7月14日(金)
「フランスとスペインからの留学生@研究室(神奈川大学)」

昼休み含め、1限から5限まで予定がピッタリ収まった一日。今学期、最後の授業日でもある。2限と昼休みのわずかなスキマで、この日が最後となる留学生たちとお別れ(私が明日から一週間出張でいない)。午後は、2年生の課題の講評会。必要図面が足りずに評価対象になっていないものの中に、空間構成的に興味深い試みにトライしているものも多くて、とても残念。


7月13日(木)
「モンゴル準備@研究室(神奈川大学)」

8月のモンゴル視察がいろいろと具体化してきた。ウランバートルは、今、急速に発展しつつあるみたいで、渋滞もすごいらしい。夜はアジア研究センターの会議。モンゴル視察はアジア研究センターとして行う調査。


7月12日(水)
「劉さん最後の力作@研究室(神奈川大学)」

ゼミと会議が詰まった一日。日和佐のうみがめ祭りの準備は、学生たちがこの日の夜行バスで出発するので、最終段階。最終的にどうなるかが楽しみ。当日は熊本にいなければならないので、一緒に体験することができないのだけれど。


7月11日(火)
「宵の明星」

夜、西の空に明るい金星がみえる。満ち欠けしているはずだが、スマホで確認(拡大)しても判らない。検索をしていたら、満ち欠けの様子がわかるアプリがあるらしい。


7月10日(月)
「防風フェンス@研究室(神奈川大学)」

大学に来ると涼しくて良いのだけれど、しばらくすると寒くなってくる。防風フェンスが破られたので補強。毎年、ちゃんとボードとかで制作しようと思いつつ、夏が終わる。


2023年7月3日〜7月9日

2023-07-09 | 日記
7月9日(日)
「雨宿り@菅田町のあたり(横浜)」

午後、両親のところへ。途中で急に雨。レインウェアとか持っていなかったので、木陰で雨宿り。


7月8日(土)
「チャロ@都内某所」

朝は都内某所で打ち合わせ。その後、馬車道に行ってから大学へ。このくらいの範囲を自転車を使わずに移動すると1万歩。


7月7日(金)
海外神社@企画展示室(神奈川大学ミュージアムコモンズ)」

FYSの授業の残り時間で、みんなでミュージアムコモンズへ。企画展示室の展示が新しくなっていた。建築学科のいろいろなイベントでみたことのある写真もあるけれど、興味深い。午後の授業は、提出直前の最後のエスキスチェック。


7月6日(木)
「屋外ミーティング@恵比寿ガーデンプレイスの裏」

午後、伊東塾で打ち合わせ。具体的なことがいくつか見えてきたので、恵比寿駅に着く前に打ち合わせ参加メンバーで軽く打ち合わせ。


7月5日(水)
「ムクゲの花」

卒製と修論のゼミ。今日の新しい単語は、点群データ。3Dスキャンの基本的方法に関わるものらしい。むやみにデータが重くなりそうだけれど、何か知らない仕組みがあるんだろう。。。
ムクゲの花がどんどん落ちる。ダンゴムシがすぐについてドロドロになるので、すぐに捨てるようにしているのだけれど、毎日一山ある。


7月4日(火)
「まめぼんのパスタマグネットもできた@研究室(神奈川大学)」

M1相手の即日設計も残り数回。即日設計が中心なのだけれど、日本語/中国語習得の時間も少しある。今日の新しい単語は、围困(中国語)。


7月3日(月)
「バジルとナス」

夏。バジルの勢いが増した。


2023年6月26日〜7月2日

2023-07-03 | 日記
7月2日(日)
「茗荷が折れている」

一転して快晴。庭先をみると、昨日の雨でムクゲの花がたくさん落ちている。落ちた花を拾っていて、茗荷が何本か折れているのに気がついた。猫でも通ったか。。。


7月1日(土)
「電灯入れと蚊取り線香入れ」

ずっと雨。7月になった。今年も一年の半分が過ぎた。
視察すべき、漁港が舞台の地域活性化事例を探す。丁度良いのがなかなかない。
夕方以降雨が上がったと思ったのだけれど、夜、屋上に上がろうとしたら小雨が降っていた。


6月30日(金)
「模型制作@FYSの講義室(神奈川大学)」

前期の授業もあと数回。一年生のゼミ型授業では、授業開始前にプレゼン準備で、模型をつくっているチームも。
行きは雨雲を避けて移動できたが、帰りは雨雲を避け損ねた。


6月29日(木)
「右手が食材などの店、奥がコワーキング@iti SETOUCHI(福山駅近く)」

今治へ日帰り。朝、7時に出て、帰ってきたのは夜11時近く。今治市役所での市長や伊東さんとの打ち合わせは1時間。ほぼ移動時間。
途中、福山駅でiti SETOUCHI視察。平日なので賑やかでは無いけれど、コワーキングとカフェには、それなりに利用者が集まっていた。秋の神奈川大学テクノフェスタの実行委員長を担当しているのだけれど、その基調講演で、ここの設計をした馬場正尊さんに基調講演をしてもらう予定。


6月28日(水)
「台湾事前ミーティング@白楽某所」

夜(夕方から?)、重村先生、六角先生と白楽で8月の台湾行きについて打ち合わせ。途中、明日の追加資料を持ってきた学生も巻き込み、久しぶりに白楽散策。こういう日々が確実に戻ると良いけれど、感染者増加傾向だからか(中高の学級閉鎖も)、大学内でマスクをしている学生が少し前よりも増えている。


6月27日(火)
「旧3号館の模型とみきゃん@大学史展示室(神奈川大学)」

午後、3号館の前で学生たちと話をしていたら小熊学長に声を掛けられた。中国人留学生のことを話したら、中国語で話し始めた。ビックリ。
夕方は日大の落合先生に港湾の倉庫リノベを中心にお話をしていただく。どう考えればいいのかが判ってきた。


6月26日(月)
「陶器になった睡蓮鉢」

午後のゼミでは美波町グッズのバリエーションがだいたい見えた。木曜の今治市打ち合わせ用の資料も整理されてきた。
睡蓮鉢は、陶器の鉢と新規に追加した水草でそれらしく。初心者による越冬を見越して、鉢のまま