曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

11月10日~16日

2014-11-16 | インポート
11月16日(日)
「池と落ち葉@にしすがも創造舎(西巣鴨)」
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大学での入試のあと、にしすがも創造舎で「桜の園」のアフタートーク。ちょっと前に着くことが出来て最後をもう一度観る。なんだか落ち着いてみられるのは、そういう風に演出の調整があったのか見慣れたからなのか。最後の会場からの質問は、池が浅すぎないか(きっと、意味のレベルでの演出で納まっていていいのか、ってことだと思う)というのと、価値が輻輳している時代にどのように生きれば良いのか、という両極な二つ。ヤナイハラさんのリアクションも興味深い。
それにしても、舞台の美術というのはかなり面白い体験だった。ヤナイハラさんだからかもしれないけど。天気予報によると最終日の明日も晴。際どいけれどよかった。っていうか、あと一日ってことは、ブログにアップしてもネタバレ的な問題になりにくい?。かもしれないけど、自粛。


11月15日(土)
「ゴームリーと青空市@東京オペラシティ(初台・新宿)」
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新宿オゾンでのリアルサイズシンキングコンペの最終審査。少し早く向かい、近所のオペラシティで行われているザハ・ハディド展を見る。初期の要素コンポジション型の方がエステティックなコントロールのようにみえながら身体性に接近していて、一方、大型建築物で採用される造形アイデアオーバードライブ型(いずれも勝手なネーミングです)では空間との関係が生まれそうなものだけれど身体性との圧倒的な乖離があるように感じる。予想以上に早く見終わり近くを散策。エレベーター前のホールでは手作りグッズのフリーマーケット。ゴームリーの立像が馴染んでいるというか、違和感なく受けとめられていて驚く。


11月14日(金)
「国土交通大学@一橋学園(小平)」
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早朝家を出て、国土交通大学へ。国交省の研修所のようなものらしい。寿町のことなどについて。スタートが「起立、礼」ではじまり度肝を抜かれる。ゆるい雰囲気に調整しようと試みるものの、あまり上手くいかない。何といっても、みんなとても熱心。反応に合わせて細かく話していたら時間が足りなくなってしまった。それにしても「ドヤ」っていう単語は、今や一般的には通じないんですね。


「風車@にしすがも創造舎(西巣鴨)」
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国土交通大学から最寄り駅まで送っていただき、その後、インドの査証を取りに行ったり(一緒に視察に行く山本先生や某建築系編集者の方と偶然会う。世間は狭い)、嶋田さんの事務所(ライオン)でサンロードの打ち合わせをしたり。夜は昨晩から始まった桜の園を観に。演出や照明や音楽などとのコラボレーションが建築よりダイレクトかつ精密。最後の風車のところがベタにならないギリギリのタイミングとか音響とか、さすがだなあと思う。写真は設営時のもの。他のお客さんがいると写真撮れないんですね。あたりまえだけど。


11月13日(木)
「ひげそり@自宅」
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この日も朝から大学。早朝も昼休みも書類審査や打ち合わせなどを詰め込んだので、休み無し。後期も後半に入った感が強まる。とはいえ、どの時間もそれなりな密度のある話題や議論になっていて、疲れるけれど飽きはしない。
ここ10年くらい使っているひげそり(写真奥)の替え刃が入手困難になってきたので、新しいのに変えようと帰り道に薬局へ。色で選んだら、電池で微妙に振動する。こんなところまで、電気使う必要あるのか?。


11月12日(水)
「フィッシング?っていうのか@自宅」
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朝からずーっと会議。某会議では、「ともかく誰もやっていないように思える試みは、全て挑戦的で挑むに値する」という大先輩からの大雑把な発言にビックリしつつも、まあ意図的な反語的挑発かなあと思っていたら、それに賛同すると発言する若手が登場し、絶望的な気分に。。。無自覚にレトリックを駆使し、輻輳的な評価軸が放置される議論の場にもうんざり。高校生向け弁論大会マニュアルでも読み直すか。。。
最近時折来る怪しいメール。イヤな予感がしてほっておいたんだけれど、空き時間に検索したら、やっぱりまずいものらしい。


11月11日(火)
「カナックホールエントランス@東神奈川」
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色々打ち合わせ。午後は、新助教の吉岡さんと東神奈川駅のカナックホールへ。存在は知っていたけれど、中に入るのははじめて。市の方針で各区に地区センターとは別にホールをつくることになっていて、カナックホールもそのひとつ。既にその枠で10館くらいできているとか。いろいろと案内してもらう。印象は施設っぽいけど、計画的には割と良くできている。


11月10日(月)
「忽那さんと伊吹島@船(伊吹>観音寺)」
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朝の船で観音寺に戻り、午後はにしすがも創造舎へ。ミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」の最終確認。一部、予想と違う部分もあって、要調整。ギリギリまで変更が加えられ続けるのが建築の感覚とかなり異なる。とはいえ、25年くらい前にはじめて現場監理をした頃は、現場で気がついたことがかなり細かく反映できたものだが。最近リノベが楽しいのは、そういう視点がリノベでは有効だからか。舞台はリノベ的かも。


「タコ型ウィンナ@横浜市役所近くの居酒屋(関内)」
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夜は、横濱まちづくりラボ。5回目なんだけれど初出席。はじめてにもかかわらず、ワークショップ形式で進められる議論のひとつのテーブルのファシリテータ。いろいろなことが判ったが、この会そのものの位置づけは少々不鮮明か。まちづくりラボ、っていう雰囲気じゃないかなあ・・・。




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