7月19日
いろいろあって大阪。
最近、伊丹空港の車寄せのここに、かなりの確率でこのストレッチリムジンがいる。最初見た時は、誰か我が物顔の人が勝手に停めてるんだと思ってたんだけれど、いつもいるってことは何かのサービス?
目的1は、秋に京阪東ローズタウンで予定している子ども相手のワークショップ会場の確認。一昨年に六甲でやった二泊三日のプログラムより軽くて、昨年に熊本でやった5時間くらいのプログラムよりも重くて、共通してるのは基地作りってこと。ここが、会場候補その1の、もと住宅展示場跡地。
目的2は地震エキスポのこの後の展開について。あの大変な日々はしばらく無しにしたいところだけれど、シェルターや防災グッズの話は、個別に問い合わせが続いているみたい。
まあ、ありがたい話なわけだが。で、その辺のことを、西宮にあるiopコーディネートのレストラン「ウーバレ・ゴーデン」でiopの永田さん達と。野菜がおいしい。
目的3は、今年の秋に日本文化デザイン会議の兵庫での会にあわせて行う「水没コンペ」について、遠藤秀平さんや宮本佳明さんたちと打合せ。海抜が5メートルあがったらどうなるかってことをデザインしようというコンペ。夜、夙川のバーで。
朝、遠藤秀平さん設計の三木防災公園の建物に向かう。日本文化デザイン会議の会場。ここで、足場を用いた防災シェルターを考えるというのをやるんだけれど、その敷地確認が目的4。山の中に、突然この建物があらわれるのにはびっくりしたが、もっとびっくりしたのが、遠藤事務所の担当スタッフが最寄りの駅から毎日ママチャリで延々山を越えて通ってたってこと。体育会系だ。
これが素材となる足場。ちょっと特殊なタイプ。神奈川大学曽我部研究室と武蔵工業大学手塚研究室が、それぞれ考える。今回は、実際の被災時での利用が前提。
建物の存在感にも驚かされるけれど、仕上げが草間弥生風になっていたり、
床タイルがテニスボール柄になっていたり、小ネタも効いてる。
その後加西市に移動。富久錦酒造のレストラン「ふく蔵」で昼ご飯。またまた野菜がおいしい。粕汁もすごい。
市役所に行って最後の目的。目的5は研究室で設計を進めている、加西市の生産体験施設の設計打合せ。なんだか方向が見えてきた。来たかいがあったか。
ということで、いろいろやりにいった大阪でした。
そのころ、研究室ではINAXギャラリーで開かれる「曽我部研究室展」の準備が進んでいました。
7月25日から8月6日まで。
あ、あと、研究室のサイトができました。
曽我部研究室のサイトはこちら。