曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2017年9月18日~24日

2017-09-30 | 日記
9月24日(日)
「どけん祭り?@妙蓮寺(横浜)」

朝一で打合せのため千葉方面へ。妙蓮寺駅近くに立ててあった「どけん祭り」の看板。ドケンと言えば土建かなあ、って思って見たら、本当にそうだった。神奈川土建横浜支部っていうところの主催らしい。何が行われるのか気になるが。。。


9月23日(土)
「金継ぎ補修の器たち@自宅」

朝は体調回復に向けて長目に寝て、昼前に実家に行って両親と合流して、横浜駅で法事っていうか飲む。帰国後ずっと飲んでいて、結果として体調がいまいちなままという悪循環。なにやってるんだか。。。端が欠けている茶碗たちが、妹の手による金継ぎ補修を経て帰ってきた。


9月22日(金)
「屋根ののったポンツーン@BankART NYK(馬車道)」

モンペリエからの学生との面談(今年はギリシアとベトナムからフランスに留学している学生たちがやってきた)とか都内での打ち合わせなどを経て、BankARTでの打ち合わせ。屋根の追加されたポンツーンに、と思ったんだけれど豪雨。結局、近くまで行くだけ。


「ヨンカイ・ファイナル@ヨンカイ(宇徳ビル・馬車道)」

BankARTの車で宇徳ビルまで送ってもらって、ヨンカイのファイナルへ。みんな引っ越しが終わり、壁も天井も照明も撤去された後。照明器具は現場用の仮設。その後、終電まで飲み続ける。どうなってるんだか。


9月21日(木)
「ワイン@フジマル醸造所(清澄白河)」

風邪の症状を無理矢理押し込んで、朝から後期初日授業。午後は設計製図の課題初回ということで、学生たち&教員たちで敷地のある清澄白河へ。今年は森下文化センターに100人近く入る部屋を借りていたんだけれど学生たちでびっしり。夕方からは近くに事務所を構える構造設計工房デルタの久田さんも一緒に、4軒ハシゴしながら地域の理解を深める。何とか帰宅。


9月20日(水)
「タラップ&バス@北京空港(中国)」

割と短い時間設定の北京での乗り換え。北京空港にはちょっと早目に着陸して安心していたら、まさかのバス。大きな国際空港で787をタラップで降りるとは予想外。まあ、順調に出入国審査をして、漢方の風邪薬も得て、レストランで小籠包とビール。羽田までも順調に帰宅。


9月19日(火)
「岩崎貴宏の作品群@日本館(Giardini・ベネチア)

あっという間に最終日の朝。朝から水上バスでビエンナーレの会場へ。昼過ぎまでの数時間だけでビエンナーレを回るという、弾丸ツアーの中でももっとも慌ただしい瞬間。日本館が他国のパビリオンとは少々異なる構成であることをあらためて確認しつつ、全体をまわる。あまり人も多くない?。


「海辺@造船所跡(Arsenale・ベネチア)

こちらの会場にはたくさんの人。全体としてどういう方向を向いているのかはカッセルやミュンスターと比べるとと判りにくいけれど、畳みかけるように次々と存在感のある作品が連続する。完全に時間不足で帰路に。水上バスで空港まで。ベネチア→ローマ、ローマ→北京、北京→羽田と乗り継ぐんだけれど、最初の空港では二枚だけだとか。3枚目は、ローマから飛行機に乗る直前のゲートで手渡されるという仕組みだった。


9月18日(月)
ハースト展@Palazzo Grassi(ベネチア)」

ビエンナーレは月曜休み。ということでまずはダミアン・ハースト展。会場に向かう途中、薬局で風邪薬。少し落ち着きつつ、海底から引き上げたっていう前提のインチキ創作物を見続けているうちに、いろいろな水準で頭がボーッとなる。きっと今後、たくさんの美術館やコレクターの手に分散するんだろうけれど、単体になったらどうなんだろう、っていうものも少なくない。


「ハースト展@Punta Della Dogana(ベネチア)」

船などを乗り継ぎつつ、もう一つの会場へ。やっぱり脳がやられているらしくチケットを紛失して再度購入。もう。。。会場はどっちも広大なんだけれど、その全てを埋め尽くすサイズもタイプもさまざまなフェイク群。なにがどうなってるんだか。コンセプトは共感できなくもないが。。。で、気がつくと既に午後。


「ピザ@Pizzeria Ristorante Al Profeta(ベネチア)」

ピエール・ユイグの映像作品を見たりして、同行のTさんが午前中参加したフードツアーで仕入れてきた情報などを元に、老舗の酒屋などで立ち飲みをハシゴ。最後は少し歩いて&並んでおいしいピザ。弾丸ツアーの最後の夜を堪能。

2017年9月11日~17日

2017-09-17 | 日記
9月17日(日)
「都市の暖炉着火中@ミュンスター南東エリア(ドイツ)」

鼻風邪の調子は良くないものの、ちょうど良い時間に目がさめたし、どうあがいてもSchneider作品を時間内に見ることはできないと考え、朝早くから遠くの作品群をまわる。朝まで飲んでいたと思われる一群とすれ違い、砕けた酒瓶を避けつつ南へ。Tuazonの都市の暖炉のような作品では、地元のオジサンが火をつけようとしている。いくつかの作品を巡りつつ北上。


「市民農園@ミュンスター北東エリア(ドイツ)」

Dellerの市民農園のプロジェクトは、市民農園が広がる住宅地にある。着いたら9時半。ゲーテッド・シティみたいになっていて、住民らしいオジサンが、入れるのは10時と教えてくれる。隣接するブロックのパン屋で朝食。農園に関わる住民たちがつくった、10年間のスクラップブックが並んでいる。パラパラ見ているだけではよくわからないが、自分がつくったスクラップブックを友人に説明していると思われる老婦人の表情が印象的。


「旧市街街並み@ミュンスター(ドイツ)」

残りの時間は旧市街の中。古い町並みが続く道も。明るい時間にみると、少々キレイすぎるような。。。ネットには戦災で失ったものを復元したという記述もあった。
実際のところどうなんだろう。研究室でのプロジェクトが思い出される。


「トレヴィソ空港@ベネチア(イタリア)」

ミュンスターは27時間の滞在でフランクフルトの空港へ。ケルン乗り換え。ライナーエアのオンライン・チケットにはターミナルの記述がない。いろいろ検索していると、ライアンエアーのメインターミナルはフランクフルト・ハーン空港っていうすごく遠いところだとかの情報に焦るが、大榎さんが空港の情報で発見。鉄道駅から遠いターミナル2だった。
ベネチア郊外のトレヴィソ空港では、ブリッジもバスもなし、


「トラム@ベネチア(イタリア)」

大榎さんが予約してくれていたのは、格好いいマンションの貸出。駅からもちかい。高級ジェラート屋に託された鍵を受け取り、無事到着。魚介系の夕食を楽しんでから宿へ。早目に就寝。駅前には一本レールのトラム。


9月16日(土)
「スロープ@カッセル駅(ドイツ)」

カッセル滞在は20時間強。早朝の汽車でミュンスターへ。改札もなく、一層下のプラットフォームへの移動も幅の広いスロープなので、街の延長のよう。自転車の人たちも。ハムで乗り換え、9時半前にはミュンスター到着。大榎さんの緻密な計画でとてもスムーズ。


「LWL美術館前の列@ミュンスター旧市街中央(ドイツ)」

自転車を借りて、まずは街中。話題作の一つだというSchneiderの作品に向かうと20人ほどの列。並んでみるけれど進まない。一人ずつみるものらしい。断念して、建物内の作品を少しまわって、郊外へ。


「元アイススケート場@ミュンスター北西郊外(ドイツ)」

マップでは端にあるけれど、自転車専用通行帯が割ときちんと整備されていて、10分程度で到着。隣にあるバーガーキングで昼食を確保して列に並ぶ。こちらも同時に入場できる人数が制限されているので相当待つことに。中はアイススケート場を解体しながらつくられたインスタレーション。コンクリートスラブの上の近代的世界と、その下に広がるプリミティブな世界が組み合わされる。アプリで展示を見ると黒い三角柱が宙を舞う。個人的にはアプリは余計だったか。。


「河を渡る人々@ミュンスター南東方向(ドイツ)」

旧市街の西側をまわりつつ、南東方向にある運河。ブラウンフィールドが開発されていて、オープンなレストランなどが運河沿いに並ぶ。その運河を渡す橋がErkmanの作品。橋といっても水面よりも50センチくらい下にあるグレーチング面。運河の水に浸かりながら往復している。時間があったら、このエリアでゆっくりとする時間があってもよかったか。


「ビールのバー@旧市街(ミュンスター)」

南西方向の作品群をまわり、街中に戻ると既に日没。ファストフード店ばかりのなか、何とかビールの店を見つけて夕食。ソーセージとかシュニッツェルとかをつまみに。想定以上の寒さにやられて鼻風邪っぽい。しかも、カメラを落としてスイッチが絶不調。。


9月15日(金)
「本棚@ノイエ・ギャラリー(カッセル・ドイツ)」

午前中の内にカッセルまで移動してドクメンタをまわる。想像を遙かに超える寒さ。最初にノイエ・ギャラリー。コンセプチュアルなものが多い。数十年前と今日をつなぐもの、植民地や少数民族のことを扱ったもの、ナチスのことなど、大急ぎでみていても狙いが浮かび上がる。とはいえ、資料的なものや映像も多く、時間があると見方も変わりそう。2階に立つ本棚には、ナチスがユダヤ人から略奪された本。


「発禁本の神殿@フリデリチヌム前の広場(カッセル・ドイツ)」

ビールとナッツの昼食(?)を挟みつつ、いろいろとまわる。ローレンス&アナ・ハルプリンとかフライ・オットーとかの懐かしい建築関係の展示も。夕方、小雨が降る中、事前レポートでよく目にする発禁本のパルテノン。仮設資材の納まりなどを観察しつつ、ビニールに封印された本をもらったり。みんな大量に抱えてもってかえっている。


「Takis、Kounellis、Sooja@フリデリチヌム(カッセル・ドイツ)」

メイン会場のフリデリチヌム。アテネの美術館収蔵作品で構成されているらしい。クッションで組んだ戦車とか、破壊されたガラスに印刷された国旗とかもあるけれど、ひたすら書類が並んでいるようなタイプのものは無い。きちんとした空間でまとまった作品群を追う、というかんじ。


「Peterman、Eshetu@ノイエ・ノイエ・ギャラリー(カッセル・ドイツ)」

街中の小さな拠点に寄り道しつつ、閉館直前のノイエ・ノイエ・ギャラリーへ。ここは実験的な作品が大らかな倉庫的な空間で展開している。身体表現をしている人たちの脇をすり抜けたり、強力な照明にさらされたり。ノイエ・ギャラリーとフリデリチヌムとノイエ・ノイエ・ギャラリーが明確に役割分担をしているみたい。ドクメンタはここまで。見落としたものもあるけれど弾丸の割りには充実。トルコ料理とビール。


9月14日(木)
「Mettbrötchen@フランクフルト空港のスーパーマーケット(ドイツ)」

バタバタと荷造りし、都内での打ち合わせを済ませて、羽田。大榎さんたちと、芸術祭スペシャルイヤーのヨーロッパを弾丸視察へ。北京経由の中国国際航空。機内が寒い。フランクフルト空港に着いてみるともっと寒い。まるで冬。
写真は15日に到着した空港内のスーパーでみた、豚挽肉生サンド。German Sushi ってかいてある。初日から挑戦はせず。


9月13日(水)
「青蛙@横浜駅」

さまざまな会議の後、夜はこどもの誕生日で外食。帰り道、横浜駅で昔ながらのカラーリング車両。東横線90周年らしい。形は相当違っているんだけれど、懐かしい気持ちになる。


9月12日(火)
「横浜税関(クイーン)@日本大通り(横浜)」

朝は大学で会議。午後は象の鼻テラスで、5月に審査をしたクリエイティブ・インクルージョン助成の中間報告会。インクルージョンという考え方を巡る丁寧な思考に触れ、普段使わない脳が活性化する感じ。手話通訳スピードと正確さにも驚く。終わったら18時。帰りに寄ってみようと思っていた横浜税関展示室は閉まっていた。


9月11日(月)
「朱家角@上海西部(上海)」

みんな集合して大型バスで朱家角へ。以前いったことがある、街中から近い水郷(七宝老街や新場古鎮)とは違い、テーマパーク的に完成された水郷地区(にみえる)。地域の人たち向けの店はなくて、全てが土産物屋的。水路に面した店舗も各段と多い。しばらくすると雨が。この雰囲気には雨も悪くないか。


「青浦図書館@青浦区(上海)」

次の目的地である青浦図書館まで移動して集合写真。ずっと前に篠原一男氏を交えたシンポジウムシリーズで一緒になった馬清運の設計。この日の夕方の飛行機で戻るので、ここで一人だけ先に失礼。最寄りの余山駅までタクシーで行き(青浦区は西すぎて地下鉄網が届いていない)、電車に乗ったのが14時。eチケットを準備しておこうとしてふとみると、18時過ぎの飛行機だと思っていたのが17:05発なのが判明。検索するとマグレブを使っても電車の移動だけで最速で2時間かかる(最初に検索した地下鉄だけの移動だと2時間半)。


「時速431キロ@マグレブ(龍陽路→浦東空港・上海)」

地下鉄の乗り換え位置とか、マグレブ(リニアモーターカー)の乗換方法などを調べられる限り調べて、地下鉄の発車時間などでは運にも助けられて、一時間半以上前に空港に到着。
成田便なのでリムジンバスで横浜へ。上海に残っているメンバーからクラフトビール飲み比べセットの写真などが送られてくる。。乗り遅れていればこっちだったか。。。

2017年9月4日~10日

2017-09-11 | 日記
9月10日(日)
「杭州東駅@杭州」

杭州は一日だけ。高速鉄道で上海へ。上海虹橋駅のある空港ターミナル2からターミナル1までは地下鉄で移動。空港内バスもあるみたいだけれど、案内の人は誰に聞いても地下鉄10号線に行けという。あまりスムーズとは言えないターミナル間の交通。吉岡さんとも合流して、M50創意園へ。


「M50創意園@上海駅近く(上海)」

紡績工場だった建物群を改修してつくられたギャラリー街。昼食をとりながら学生たちが来るのを待つ。合流後、中をまわる。
建物毎にプレートが着いていて、建物の概要(元々の用途のほか、建設年、構造、階高、スパン、面積など)が中国語と英語で紹介されている。多くは築80年くらいだけれど、中には40年経っていないものも(オープン時は築20年くらいということか)。街区の形と建物サイズや配置の関係なども興味深い。


「1933老場坊の中@虹口区(上海)」

その後は、2か月ぶりのここ。前回見落としていた銘板によると、中に円形平面の棟があって、その外周を四角く囲むという構成は、世界は丸く地球は四角いという伝統的な中国の考えによるものだとか。それでも、牛の歩く道がどうなっていて、場がどこだったのかなど具体的に刃判らないこともたくさん残る。
その後、ビール飲み放題で上海料理の晩餐。


「王冠仕上げの壁@Boxing Cat Brewery(徐汇区・上海)」

大人だけでクラフトビール屋へ。雰囲気のある1階は一杯で、静かな2階へ。期間限定のトラピストビールと IPA。どっちもバランスがいい。トイレに行ってみると、壁が世界中のビールの王冠で覆われている。


「お粥@頂特勒粥麵館(准海中路・上海)」

お粥屋がとても近いことに気がつき、ちょっと北上して、7月にも行ったミシュランのお粥屋へ。定番の冬虫夏草のものと、椎茸とホタテ。全然異なるタイプの味わい。それにしても安い。今回の席は少し下がったフロア。小さな空間がスキップフロア状に繋がっているか。


9月9日(土)
「色々なタイプの新幹線@上海虹橋駅(上海)」

早朝の高速鉄道で杭州へ。上海虹橋も杭州東も高速鉄道の駅が巨大。シンメトリーの大空間なので、入った瞬間にどこに何があるのかが判る。一方で巨大電光掲示板の下三分の一が何かのヴォリュームに隠されていて見えなかったり。
杭州に着き地下鉄で西湖近くまで行き、待ち合わせ時間までちょっとだけ湖岸を散策。


「中国美術学院象山校@杭州」

街中で丸山さん、長谷川さんと合流して、バスに乗って中国美術学院のある象山へ。到着してみると、今年度は杭州で開催されているという中国学生運動会の会場として使われていて、セキュリティのために関係者以外は立ち入り禁止。大学の外周は植栽が豊かすぎて、中を伺うのも難しい。気を取り直して街に戻る。


「南宋御街@杭州」

市内には、様々なタイプの、既存の景観を活かした街並みがある。ここは南宋の遺跡が見つかったことを機会に再生が決まり、王樹がその設計を担当した。資料館やパビリオン的な新しい建物も。風情のある建物もところどころに残っているけれど、そういったものを活かしつつ、水路などを整備。直交する河坊街のように人で一杯という感じでは無く、そこに過ごす場所をみつけているかんじ。


「カラオケ大会@西湖東岸(杭州)」

週末ということもあるのか、湖岸にはたくさんの人出。早朝から体操などの人がたくさんいたけれど、その比ではない。社交ダンスのグループ、木に登るリスを囲む人だかり、水で石に書道を披露する人たちなど多様。写真は、カラオケで歌う人を取り囲むように、トランプをしている人たち。


「三元坊@杭州」

徹底的に整備された街路もあれば、銘板だけ?って思われるような道も。この道は、明の時代に州の試験で一番を取った人が住んでいたので、その名を取った、という銘板がある。中に進むと路面の石を交換する工事をしていたが。。。他にも、通りの名前の変遷が書かれている銘板も。その通りにも特に何かがあるわけではない。この考え方は参考になるかも。


「大井巷@杭州」

胡雪岩旧居に向かうために再び河坊街の方向へ。河坊街のバイパス的な位置にある大井巷を歩く。河坊街の極端に観光地化した様子とは異なり、居場所としての心地よさが特徴的。保存されている建物も、それぞれ様式が違っていて、河坊街の同じデザインの建物が並ぶことで生まれる書き割りのような印象も少ない。


9月8日(金)
「上海紅橋空港レストランエリア@上海」

会議などを経て羽田から上海へ。着いたのは浦東なんだけれど、翌日のために停まるのは虹橋空港のホテル。リムジンバスで空港間を移動。乗り継ぎが良くて夜10時前に到着。しかしながら空港ターミナルはとても静か。空いているのはマクドナルドだけ。


「上海紅橋空港前(上半分が3階、下半分が2階)@上海」

外に出てみると、到着階である2階の前にはタクシー待ちの長蛇の列。ということで、建物内に戻り(ホテルから直接外に出る出入り口にはセキュリティチェックはなくて、そのままターミナル内に行ける。セキュリティラインが切れている?)、ターミナル2階へ行き、到着待ちの人たちが溢れる中、カフェでビール。


9月7日(木)
「東京ミッドタウン(かな)@赤坂・専福寺からみる」

上海に行く前に、横浜、都内、大学での打ち合わせ。夜は後期課題についての打ち合わせを赤坂の佐々木さんの事務所で。夕食を食べに出ると霧が深い。サンフランシスコみたい。


9月6日(水)
「元宇徳ビル隣の駐車場@馬車道(横浜)」

大学院入試。毎年のことながら、色々な学生がいるものだ。
馬車道の宇徳ビルの隣にあった空き地には、ホテルができるらしい。接続するアイランドタワー(馬車道の駅ビル)を除くと新市庁舎からもっとも近い建物になると思うんだけれど、ホテル。逆側の帝蚕倉庫後にも巨大ホテルができるらしいが、オリンピックが終わるなりリノベ?。


9月5日(火)
「オシャレ総菜店?@旧綱島街道の白楽と妙蓮寺の間(横浜)」

大学での作業のために久しぶりに旧綱島街道を歩く。また、新しい店ができている。豆大福屋は休業してしまったけれど、他は継続している。こちらはできたばかり?。


「ケーキ屋@旧綱島街道の白楽と妙蓮寺の間(横浜)」

ケーキ押しのカフェは割と点在しているんだけれど、もう一つできている。歯医者並みの需要?。


9月4日(月)
「バックステージ調整中@水族館劇場(寿町・横浜)」

各所での打ち合わせ。欧州3芸術祭を巡る視察メンバー(っていっても3人)での事前ミーティング。水族館劇場をみるというので、ミーティングはその近くで。劇場の様子も見に行ってみると、屋外に拡張されているステージの単管まわりで作業をしている人。締め直しているのか、ステージ形状を変えているのか。

2017年8月28日〜9月3日

2017-09-04 | 日記
9月3日(日)
「Stool 60@自宅」

家で雑務。ついつい現実逃避したくなる。玄関での靴を履く時用に買ったアアルトのスツール。特別色のコニファーと定番のリノリウムレッド。ちょっと大きかったか。。。アイノ・アールトの皿がついてきた。


9月2日(土)
「シンポジウム会場@建築倉庫(天王洲アイル)」

みんなの家がテーマのシンポジウム。広報の時間が一ヶ月を切っていたのでどうなるかなあ、と思っていたんだけれど想像以上にたくさんの人たちが来てくれていた。夕方まで続いて、その後懇親会。ビールを飲み過ぎ。アストリッドさんが「やっぱり図面は手描き」っていうので神奈川大学では今年から3年生まで課題は手描きにしたといったら、芝浦も2年生までCAD禁止になったとか。そういう時代か。


9月1日(金)
「水族館劇場の外観@寿町(横浜)」

「もうひとつのこの世のような夢」初日。12年ぶりの水族館劇場。水族館劇場のマイノリティに向けられた眼差しは寿町の街の位置づけにもシンクロするし、大きな池が舞台に用意されるいつもの演出は、南一つ目沼の物語にも繋がる(周辺で干拓が進んだとき、最後に残った埋立の難所。キビシイ歴史を覆い隠すように、その跡地には寿、翁、不老、万代といったメデタイ地名が残る)。チェンマイから戻ってきてから読み直している網野善彦の著作のテーマである日本のアジールの構造ともシンクロして、なにか異なる時代の思考に引っ張られるような感覚。


「水族館劇場の舞台の後ろ側/盗賊たちのるなぱあく@寿町(横浜)」

開演前には、盗賊たちのるなぱあくである舞台裏が見られる。表現のタイプも多様。存在感に満ちた人々の顔に囲まれ(鬼海弘雄)、池にはドザえもんが浮く(岡本光博)。古本屋には懐かしい本も、相当な古書もいろいろ。雑多な屋外スペースは街の一部にさえ見える。劇団の人たちが自ら創りあげた劇場ということもあって、設計図面での確認や整理をすっ飛ばしたのか、こどもの頃につくった基地のような居心地がある(なんで「基地」って呼んでいたんだろう)。そんな場所で久しぶりの方々や意外な方々にも会うのもたのしい。

 
「顔見せ@水族館劇場(寿町)」

はじめは劇場横のスペースを大きく使って顔見せがあって、しばらくしてから客席内に移動。場所を使い倒している感じがいい。席は、ビニールシートを掴んでイザという時に備える最前列中央。水量を大幅にアップしたというだけあって、これでもかとたたみかける演出がパワーアップしている。最後、舞台の奥が開き、背景となるのは、民家、マンション、高速道路が折り重なる寿町特有の都市の風景。不思議な連続感。台詞を忘れてしまう場面も多いけれど、予定調和を嫌い舞台練習よりも会議を優先するという意識のあらわれ(必読の情報源→)。もう一回みたいが、期間中にみられる日がない。。。


8月31日(木)
「自宅アプローチ」

昨年、学生に手伝ってもらって枕木の配置換えをした駐車スペース。人の通路部分以外は掘り返したままにしていたんだけれど、雑草も生えるし何かの車が来ることもあるだろう、ということで、いつもの根本グリーンさんにレンガを敷いてもらう。とりあえず、隙間にはタマリュウ。


8月30日(水)
「100時間カレー@徳島空港(徳島)」

朝、横浜へ。徳島空港でのANA便ははじめて。ボーディングブリッジに向かう通路がカフェの下を通る。右手の壁の裏側には1階から上がってくる階段。割と複雑な構成。いままで気がつかなかった。100時間熟成したカレーが食べられるらしい。


「輝閉店@馬車道(横浜)」

もろもろの打ち合わせの後、最後の打ち合わせの関係者(っていうかいつものメンバー)で輝へ。リーズナブルで良かったんだけれど、9月末で閉店。昼は八百屋で夜は立ち飲み屋っていうスタイルに変わるらしい。


8月29日(火)
「Jアラート@某安宿(徳島駅)」

6時台の汽車に乗る予定で、チェックアウト前にメールなどを片付けていたら警報。一瞬、どうするべきなんだ?と考える。対象地区をみると、頑丈な建物とか、ましてや地下なんてあまり無さそうな街がたくさん思い出される。そういう場所ではシェルターを整備しろっていうメッセージか?とか、朝から考えさせられる。


「チヌ(クロダイ)@日和佐川(美波町)」

いろいろと盛りだくさんなメニューをこなし、最後はさくらまち通りの再生に向けた地域のミーティング。想像よりも多くの人たちが集まり、初回ながら議論の枠組はできたか。
移動の途中、日和佐川を見下ろすと数尾のチヌがフジツボ(?)を食べている。その横をボラの群れが通り過ぎた。カメラを出すが、ボラには間に合わず。


8月28日(月)
「ベンチ@学研都市ひびきの(北九州)」

ワークショップも最終日。今年の神奈川大学は、学部3年生から修士1年までのワイドレンジなチーム。リサーチはなかなか興味深い内容となった。提案はもうちょっと検討を重ねる余地があるけれど、魅力ある提案につなげられる素材はそろったか。
ここのベンチは割と最近(1,2年前)に設置されたものだけれど、既に座る場所ではなくなっている。。。。夕方、聞きに来てくれていた関目くんに小倉駅まで送ってもらって、徳島まで移動。