曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2015年11月23日~29日

2015-11-30 | 日記
11月29日(日)
The Asian Culture Complex @光州(韓国)」

市役所の方々と合流して、オープンしたばかりのACCの視察へ。韓国民主化の鍵となった光州事件(1980年5月)の舞台だった旧道庁を中心とした国立の文化施設による大開発プロジェクト。古い建物も残されている。外壁を白く塗り込めたことや、歴史的な舞台として重要だった部分が撤去されるなどしたことへの批判もあるらしい。全部解体撤去という話しもあったらしいから、今の政権からすると、良く残したというところか。Cultural Exchange Agencyとして旧建物を活用している。


「中庭とブリッジ@The Asian Culture Complex (光州・韓国)」

大半が地下化されていて、旧建物群と地下3階くらいのレベルにある中庭を取り囲むように、Asian Culture Information AgencyやAgency of Culture for Childrenが面する。大きな街区の中に穴が開くことになるので、グランドレベルを繋ぐブリッジもある。パンフレットや組織の構造をみていると、主体は「Asia」で「韓国」とか「光州」とかではない。大きな意志というか意図というか。。。


「巨大模型とアーカイブセンター@The Asian Culture Complex (光州・韓国)」

建築も大きく取り上げられていて、ACCの大模型などもある。とはいえ、展示をはじめ、イベントは開館直後とは思えないゆるい感じ。大きすぎて、対応が間に合っていないということ?。何しろ全部で18万平米あるらしい。ほぼ全部が巨大空間で構成されていて、子どもの施設など、まるで外部空間のようなおおらかな使い方。パンフレットを見る限りでは日本はほとんど登場しないのだけれど、実際の展示やアーカイブでは池田亮司(ダムタイプ)、大竹伸朗らの大きな作品が並び、日本での小劇場ブームや実験映像の試みが紹介される。


BankART展@光州市立武術館(光州・韓国)」

午後は光州市立美術館に移動して、BankART展関連シンポジウム。展示では、横浜のBankARTが移転してきたかのような不思議な雰囲気。シンポジウムでは「どうやったら横浜みたいなクリエイティブシティになれるんですか?」「韓国ではすぐに結果が出ないとだめなんだけどどうしたらいいですか」みたいな質問が目白押し。横浜での苦悩がより強化されている感じか。宮廷料理の店で打ち上げ、ホテルのバーで仕上げ。


11月28日(土)
「MIDAM@Daein Art Market(光州・韓国)」

ソウル経由で光州。ついたら夕方近くて、BankART池田さんらと合流してDaein Art Marketへ。1959年にできた食料品や雑貨の市場。元々近くにあった州庁舎やバスターミナルの移転で寂れつつあったところが、アートで再生を果たそうとしているらしい。月に2回あるイベントの日に重なっていて、なんだか盛り上がっている。普段は閑散としているとか。写真は中心的なギャラリーのひとつ。


「路地に面するクリエイターのスペース@Daein Art Market(光州・韓国)」

アーケードのかかっていない路地にもアーティストの活動拠点がちらほら。左手奥の工房では3Dモデラーで蛍光カラーの鹿をつくっている。欲しいと思いながら、なんとなく視察の雰囲気に押されて通り過ぎる。


「コーヒー屋台コーナー@Daein Art Market(光州・韓国)」

駐車場にはハンドドリップのコーヒー屋台。いくつかのショップが共有しているみたい。焙煎もしていて、駐車場の壁には映像もプロジェクションされている。コーヒーも美味しい。ここで、横浜市役所から来ている方々とも合流。このアートイベントの総合ディレクターの方とも合流して、半屋台的な店で夕食。


「飲食屋台@Daein Art Market(光州・韓国)」

市場の人出は増える一方。飲食系の屋台は、アートイベント関連の食材もあれば、よくある韓国の屋台もたくさん。すごく寒い中、ドイツの人がやっているイタリア料理屋で締め。インテリアも格好いいし、美味しいし。宿泊はオープンしたばかりの中堅ホテル。American Srandard社のウォシュレット付トイレ。日本製じゃないのは初めてみた。後で聞いたところでは、韓国では新築や改装ではウォシュレット付じゃなくちゃだめ、ってムードになっているらしい。


11月27日(金)
「Kindle@自宅」

綿密な打ち合わせスケジュールの日だったのに30分勘違い。。。で、その勘違いを生かして(?)Kindle購入。PCとiPhoneに加えてKindleを持つのは、役割が被りすぎかと思って手を出していなかったんだけれど、最近、電子出版しかないものも出てきたということもあって。pdfを送れるので外付けモニタ的にも使えるか(小さいけど)。amazonが発行するメールアドレスの件名に「変換」と入れてpdfを送信すると、Kindle専用の型式に変換されてクラウドにアップされるのにもビックリ(件名なしだとpdfのまま。図面は変換してはだめみたいなので、件名なしで)。


11月26日(木)
「福岡先生の授業@神奈川大学(横浜)」

神戸大学福岡先生にランドスケープデザインと海外での活動の講義をしてもらう。そういう風にストーリーを組んだにしても、学生の頃の関心がストレートにその後の人生を構築しているのがすごい。月曜の山田さんにも共通して、距離を感じさせない活動のレンジもいい。一人でも、気持ちのレベルで影響を受ける学生が出ると良いのだけれど。


11月25日(水)
「砂漠もどき@学研都市の宿泊施設(北九州)」

学研都市の宿泊施設で朝を迎え、カーテンを開けると砂漠の風景が。。。造成用の盛土?。リヤドを思い出す。シンプルな宿で、宿泊をする場所としては問題なし。広いし。しかし、周辺に街が存在していないことはいかんともしがたいか。。。


Isabelle Daeron展@CCA北九州(学研都市・北九州)」

朝早くに市役所の担当の方に展示室を開けてもらう。掃除をしていたおばさんが「見ても良いかしら。すごいわね」と関心を示していたので、展示室内へ誘う。自然環境の仕組みへの注目を形にしている、というところか。写真のものは、メモリが記された路面の上に立ち、街灯からロープを張って自分の身体を季節に合わせて傾け、時間を知るというもの。


「黄色い線とコンクリートブロック@折尾駅(北九州)」

慌ただしく帰路に。大学に直行。夜は都内での打ち合わせ。あわただしい。
折尾駅では、朝の通勤通学ラッシュタイム。ホームの黄色い線は、コンクリートブロック基礎(?)の遺構を生かしていた。このあたりが取り壊されるのはいつだろう。それにしても、今時こんなインフラ整備に投機していいのかなあ。



11月24日(火)
「vicolo3@中屋ビル(小倉・北九州)」

魚町サンロードとCCA北九州とで打ち合わせ。サンロードでは学生に発表して貰うものの、気を使われているようで居心地が悪い?。1階のvicoloは、「あぶくり」の存在が拡散するように、自然食品など健康を意識した店が増えているような気がする。夜は折尾ではしご。鍋2回連続が折尾型か。。。学研都市内の宿泊施設を体験。


11月23日(月)
「痛風上等@ブラジル料理屋(中目黒)」

終日だけど、いろいろな意味で普通の日と同じ。朝から都内で二件打ち合わせ。美波町赤松の集会所の構造設計相談では金箱事務所に。3時間の間に一気に進む。夕方は、大学で山田良さんの講演会。山田さんの活動を総合的に見たのははじめて。やっぱり相当面白い。講演会後、大学近くの中華で打ち上げ。朝一見た写真の看板の影響を受けたわけではないが。。。

2015年11月16日~22日

2015-11-24 | 日記

11月22日(日)
「遠藤秀平デザインの新国立競技場案@模型展@de sign de(大阪)」

入試で大学。研究室での各地の複数のプロジェクトがちょっとしたピークを重ねつつあり、朝から打ち合わせなども。特段紹介しなくてはいけないような写真はなし。
写真は、前日にみた遠藤秀平さんがデザインした新国立競技場の模型。今回の条件では応募する権利が無いにもかかわらず、詳細に検討を重ねた案が作られている。外装デザインの分節は、その上部での開閉式屋根の分節単位と、その稼働条件(重量など)によって決められているらしい。このコンペ、応募の条件が、将来に残す可能性を減じているのは間違いない。


11月21日(土)
遠藤秀平さんの模型展@de sign de(大阪)」

建築設計学会関連のシンポジウムで、大阪のリーガロイヤルホテル。シンポジウムというよりは、内部的意見交換会議か。少し前について、ホテルの正面、中之島の北岸沿いに建てられたギャラリーで、遠藤秀平さんの展覧会を見る。遠藤さん自身の建築模型と、世界各地の建築模型タイプのお土産物群が混在する。建築系みやげものは、つい買ってしまうものだけれど、こんなにたくさん持っているとは。。。ギャラリーも興味深い立地。河川敷の有効活用策として、最近つくられた建物群の一つ。関東は、明らかに関西に先を越されている。残念ながら、シンポジウム後すぐに帰京。


11月20日(金)
「アンモナイトのある壁@電力ビル(仙台)」

朝から大学で、会議、授業、ゼミと続き、夕方には仙台へ。某プロジェクトミーティング。このところ、仙台が多いが、それぞれ別件。打ち合わせ場所は、東北電力関連の老舗ビル。当時の最先端ビルで、エレベータホールには、アンモナイトの断面が見える大理石の壁。打ち合わせ後、牛タンなどを堪能し、最終で帰路に(翌朝の新幹線が良かったんだけれど、予約が取れず。。。)。滞在数時間。


11月19日(木)
「ツタに覆われつつあるヤマボウシ@自宅」

自宅では、雑草という出自にもかかわらず躍進的に存在感を増しているエノキに(左手前)、元々のシンボルツリーだったヤマボウシ(右側)がやられつつある。葉が無くなり始めて明らかになってきたのは、ヤマボウシの全体がツル系に覆われ、存在感をさらに減じつつあること。何とかしないといけない。。。家でやりたいことが溜まりすぎ。


11月18日(水)
「大きなショウガ@自宅」

今週は、割りと普通な打ち合わせの日が多いか。内外で様々なミーティング。昨日の大三島では、レモンとみかんのほか、大きなショウガを購入。このくらいのサイズのがあると、ガンガン使っても良さそうな気持ちになれる。ジョグジャカルタのスーパーマーケットに色々な種類の生姜が並んでいたのを思い出す。


11月17日(火)
「今治市民会館@今治(愛媛)」

朝7時過ぎ日和佐発から特急を3本乗り継ぎ、今治へ。美波町と大三島は、ともに四国なんだけれど、7時すぎ発に乗り、大三島の宗方港についたのは14時。今治駅から今治港へ向かう途中に、丹下建築ゾーンを通過。役場とホールは改修が済んでいるみたい。あとは、市民会館と信用金庫。まとまって残っていることが魅力に繋がることが、地域で共有されていると言うことか。信用金庫が、一番実験的に見えるのは民間建物だから?。


「旅客定員@今治→宗方港のフェリー(愛媛)」

日和佐のホテルに本を置き忘れ、今治の本屋には傘を置き忘れる。風邪が治らないからか、忘れ物だらけ。しかも、大型化しているような気も。。
大三島の港では担当の学生に拾ってもらい、短期間ながら順調だと思われる打ち合わせをすませて、帰路へ。移動の一日。今治からのフェリーは、旅客定員を下方修正したことがあるらしい。規制強化?。


11月16日(月)
「柚子@桜町公民館(美波・徳島)」

朝の飛行機で徳島へ。谷屋の改修についての打ち合わせや、桜町通りの再生についての意見交換会など。この地域では、柚子を搾って、一年中使うのだとか。ワカメ+柚子を絞った果汁+ちょっと醤油、というのが絶品だった。昔は、土に埋めたり塩を入れたりして、柚子果汁一年持たせたらしいけれど、いまは冷蔵庫があるから一年保つらしい!?。

2015年11月9日~15日

2015-11-16 | 日記
11月15日(日)
「チェッカーズステッカー@仙台某所の古い建物(宮城)」

風邪をひいたようで頭が冴えないが、普通に薬を飲んでいれば何とかなる程度。仙台日帰りは可能な限りコンパクトに。移動中も仕事は無し。


11月14日(土)
リアルサイズシンキングコンペのシェルター群@新宿オゾン1階(新宿)」

リアルサイズシンキングの最終審査。オゾンの会議室を借りて昼前に打ち合わせを済ませて、午後から。例年と異なり、建築で習慣的に用いられていない素材を立体形状で工夫して成立させるシェルター提案が多い。というか、東京大学の提案が4つのウチ3つで、それらが、大学でのそういう研究に関連したもの。とても興味深いし、深く考えられているので、そのプロセスを知るのも楽しい。とはいうものの、例年多い、日常的な経験と環境に目を向けた暮らしの場の提案がないのも寂しいか。


11月13日(金)
「ギフトセット@自宅」

色々な打ち合わせの一日。最後は、関内外にある建物を生かした活動の打ち合わせ。回を重ねるごとに具体的になっていく。打ち合わせのあと飲んでいて、一緒に活動しているメンバーのお嬢さんや、市役所側の担当者が東工大建築学科出身なのが判明。教育が個人の関心の持ち方に影響をしている?。


11月12日(木)
「エノキとヤマボウシ@自宅」

第一課題の講評会。直前はどうなることかと思ったけれど、それなりになったか。前日の教授会資料で、他学科に比べて建築学科は採点が厳しめな傾向にあるようだったので、ちょっと気にしながら採点。中々悩ましい。
自宅では、ヤマボウシが紅葉しはじめて、エノキの枝振りがはしたないことが明らかに。。。何とかしなくちゃ。


11月11日(水)
「建築キット@自宅」

終日会議。朝、上海から持ち帰ったものを整理。普段にも増して荷物が重かったのは印刷物が多かったせい。さらに、建築キット(蓼科の家/篠原一男&House SA/坂本一成)は金属製。まだしばらく、組み立てずにおこうか。。。


11月10日(火)
「水路@新場古鎮(浦東空港側・上海)」

ホテルのロフト部の実測からスタート。古い邸宅を全6室の小さな宿にしたもので、泊まった最上階にあるシングルが、実に絶妙な寸法で納まっている。その後、これも前回行きそびれた新場古鎮へ。上海は都市整備のスペードが早くて、ガイドブックの情報が古いことも少なくない。案外行きやすかった。行き方→地下鉄16号線(ちなみに、16号線は犮阳路駅までも開通している)新場駅で降り、南側の通りのバス停で628のバスに乗り、新場で降りる。そこから東側に水路沿いの街並みが広がる。


「地域のリサーチを元にした展示@「更・新場」展(新場古鎮・上海)」

ちょうど、地域に注目をした展覧会が開催されていて、展示会場となっている旧居の中なども見られる。面白そうなんだけれど、ほとんど中国語のみで判らない。英語くらい欲しいなあと思いながらも、自分もやっていないわけだし。。。夕方には空港に向かい、帰路へ。あっという間。


11月9日(月)
「水路@七宝老街(虹橋空港側・上海)」

朝、スカイプ会議のあとタクシーが拾えず、坂本研究室OBの面々との待ち合わせに遅刻し。。。水郷の町の視察へ。9月の展示のためのリサーチでは時間切れで行けなかったところのひとつ。なかり観光化が進んでいるものの、古い街並みも残っている。水辺との関わりがあまりないことが意外。


「黄興故居@武康路(上海)」

夕方前に、夜の便で帰るみなさんと別れ、フランス租界の街並みが残る武康路へ。黄興さんの昔の家はちょっとモダンなつくりなのだけれど、竣工は1912年。いまは、ツーリストインフォメーションセンターとアートセンターが使っていて、吹き抜けの内部には、古い建物の模型が並ぶ。横浜にもこういう場所があってもいいのに。


「Nuclear IPA@Tap House(永康路・上海)」

ホテルのあるエリアまで歩いて戻る。夜も更け、途中、オープンなビアバーが建ち並ぶ永康路で食事というかビール。ホップのパンチが強めのIPAがい言っていったら、NuclearとGreen Goldを進められ、順番に飲む。どっちもベルギー産らしい。

2015年11月2日~8日

2015-11-09 | 日記
11月8日(日)
「反高潮的詩学・坂本一成的建築@Power Station of Art(上海)」

朝の飛行機で上海。多くの坂本研究室出身者は前日入りして同窓会とかをしていたみたいだけれど、しかたがない。虹橋空港から地下鉄で向かうと、建物前に出身者が集まりつつある。展示では、代田の町屋がファサードを斜めにしつつも原寸再現されている(主要部(っていっていいのか)のみ)。ショップの什器も合わせてデザインしたとか。オリジナルグッズもたくさん。貰ったり買ったりで、大量。


「対談@Power Station of Art(上海)」

オープニングに先立ち、坂本先生と妹島さんの対談を、奥山さんと郭さんのモデレートで。入場に際しては「建築を思考するディメンジョン」に収録されている坂本×妹島対談に関連したクイズが出されて、それが解けないと入れないと言われていたので、移動中に読み直していたんだけれど、そんなのは無かった。後で聞いたら、一般枠にはそれが課されていて(中国語訳が出版されている)、聴講希望者2000人を150人に絞ったとか。。。会食後、二次会には参加せずにホテルへ。


11月7日(土)
「みかんぐみ受付@みかんぐみ(馬車道・横浜)」

毎年恒例の関内外オープンの企画で、メンバー4人がチェーンで話しをし続けるという企画。修士論文中間発表会とか人事関連の行事とかがあったので、夕方の最後の時間を担当。想像を遙かに越える人たちが熱心に参加してくれたのにはビックリ。もっと驚いたのは、竹内さんが高校の同窓会準備の打ち合わせを若い女性二人としていたんだけれど、一人は神奈川大学曽我部研1期生で、もう一人は非常勤で教えていた日本女子大の学生ということで、よーく知っている人たち。この二人、湘南高校の同級生だったとか。不思議な偶然。


11月6日(金)
Tweed Books@白楽(横浜)」

朝から会議とか授業とか打ち合わせとかが立て続け。昼頃、白楽駅近くを歩いていたら、新しくできた古本屋を発見。ファッションとかデザインとかが中心。昔持っていた懐かしい本などもある。今度ゆっくり来なくては。


11月5日(木)
「BankART Studio NYKの模型@研究室(神奈川大学・六角橋)」

光州(韓国)でのBankART展のための模型が、オープニングの前日にようやく完成。担当学生が持っていく前に確認。どんな風になるんだろうか。昼休みにはインフルエンザの予防接種。去年、ものすごく久しぶりに予防接種をしたら、久しぶりか人生初かでインフルエンザを発症したので、無駄なんじゃないかと思いつつ。。。


11月4日(水)
「名和晃平デザインTシャツ@伊東建築塾(恵比寿・東京)」

朝一から都内での打ち合わせ。二件目は、しまなみ海道に関連した研究室プロジェクトについての打ち合わせで、伊東塾。デザイナーズ・ウィークで売っていた商品が帰ってきていた。名和晃平デザインTシャツを一枚購入して横浜に戻る。


11月3日(火)
「高橋酒店@折尾(北九州)」

CCA北九州講師メンバーで若松地区エクスカーション。北側の海を臨む結婚式場、起伏のある地形と溜池、標高の低いダムとサイクリングルート、最後の炭鉱開発、竣工前に閉山となった共同住宅、今頃進む住宅地開発、、、。不思議なつかみ所の無さが特徴。最後は折尾駅周辺開発をザッと見て、高橋酒店で角打ちの後、居酒屋経由で空港へ。


11月2日(月)
篠原一男展覧会インタビュー映像@CCA北九州(学研都市・北九州)」

CCAで打ち合わせなど。今年のスタジオ・アーティスト建築枠では、はじめての神奈川大学曽我部研究室出身者。講師メンバーの割合多く集まって、もろもろ打ち合わせ(といっても、一番主要だったはずの打ち合わせはなかったんだけど)。CCA北九州移転後最初の展覧会は篠原一男展。


「篠原一男展覧会小田急デパートでの展示紹介@CCA北九州(学研都市・北九州)」

10年前に今日の建築設計界を予見するようなインタビュー映像も新鮮だし、60年代に小田急デパートで行われた篠原一男展紹介も興味深い。それにしても、協力に名前を連ねるメンバーがすごい。これらのほかに、篠原さんが撮りためた、世界の各地の、主に道に目を向けた写真の展示。いろいろと考えるきっかけを得る。それにしても、学研都市に藻建築系学生が居そうなものだけれど、誰も見に来ないとか。どうなってるんだ?。篠原一男の建築についてのベーシックな知見が無いと楽しめない展覧会ではあるが。。。



2015年10月26日~11月1日

2015-11-02 | 日記
11月1日(日)
「神大フェスタ@神奈川大学(六角橋・横浜)」

打ち合わせのために大学。神大フェスタ中に大学にくるのははじめて。なんというか、割と整った印象の学園祭。学園祭を体験すること自体が久しぶりだし、市立大学の学園祭っていうのがはじめてかも。


10月31日(土)
「ペコちゃん焼き@みかんぐみ(馬車道・横浜)」

朝から打ち合わせ。いろいろあってちょっと焦るが、内容的には前進。昼頃、神楽坂の現場から帰ってきたチーフがお土産に買ってきてくれたのがこれ。どうしても鼻の部分が口に見える。口と舌に注目をしていると、だんだんそういう顔に見えてくるけれど、いずれにしてもペコちゃんとはちょっと違う?。


10月30日(金)
「KU+USFワークショップ講評会@神奈川大学(六角橋・横浜)」

神大フェスタ(学園祭みたいなもの)の準備日で大学としては終日休講なんだけれど、朝から会議とかいろいろとあって、夕方はワークショップの講評会。火曜にはじまったので実質3日間の作業。そう考えると、かなりの完成度。それにしても、今年のUSF(南フロリダ大学)の学生は、国際性豊か。


10月29日(木)
ぐるぐるはためきアート展@旧綱島街道の妙蓮寺~白楽間(妙蓮寺)」

授業日。一つ目の課題の中間提出と本提出の間で活気を失うのはどうしたもんだろう。。。今年は特に気になる。。。家から大学まで旧綱島街道を歩いていたら、助教の三笠先生の自転車が挨拶しながら抜いていく。ローカルなかんじの朝。ふとみると変わった旗が。近くの小学校と商店街が連携して進めているイベントらしい。知らなかった・・・。


「シマトネリコ@自宅」

自宅では、シマトネリコが勝手に生え始めた。しかも5本。仲の良いランドスケープデザイナーから、日本固有種を凌駕するブラックバスみたいなもの、っていう話しを聞いて以来避けてきたんだけれど、どうしようか。。。去年、同じように雑草のごとく生えてきたエノキは、早くもウチで一番の存在感を得ている。。


10月28日(水)
「竹のインスタレーション@ギャラリー間(乃木坂)」

朝一の都内での打ち合わせのあと、ギャラリー間に寄ってみる。アジアの若い建築家たちが、それぞれのフィールドでの社会的な課題に正面から向き合って、独自の回答を得るために実験的な試みを積み重ね、個性的なやり方で建築の表現として立ち上げている。その前向きな様子が気持ちいい。中庭は竹の造作で埋まっている。肉厚な「バンブー」タイプの竹。ベトナムから持ってきたのだろう。日本の竹では難しかったってことかなあ。。。


10月27日(火)
「KU+USFワークショップ課題説明@みかんぐみ(馬車道・横浜)」

今年の南フロリダ大との合同課題は関内の防火帯建築跡地。となりには同じく防火帯建築の弁三ビルが残る。敷地がみかんぐみから歩いて2分なので、みかんぐみの会議室に詰め込んでみたら、教員入れて24名で丁度良い感じ。


「風呂になった部屋@黄金町バザール2015(黄金町・横浜)」

午後は、黄金町に関する取材を受けて、そのまま黄金町バザール。帰り道に、市役所のK氏とばったり。同じ日に同じようなことを思いついたみたい(ぼくはスタンプラリーをしていないけれど)。特徴的な空間を有するレジデンススペースへのリノベが、今回のバザールでは気になるところ。審査で推したから、ってわけではないけれど、風呂の部屋など、興味深い。


10月26日(月)
「纜@反町(反町駅から横浜駅に向かう途中)」

ときどきある都内2往復。父親の80才の誕生日ということで、実家近所の焼き鳥屋「」へ。来るのははじめて。先月、新潟日報でのシンポジウムに関連して担当の方に教えてもらったところ。新潟の人から実家近所の情報が得られるのには驚いたけど、確かにうまい。なんで今まで来ていなかったんだろう。。。