曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2015年5月18日~24日

2015-05-25 | 日記
5月24日(日)
「おきたら目の前に歩道橋@某ホテル前(徳島駅近く)」

朝、学生がつくったプレゼン資料をダウンロードして、修正作業をしながら日和佐へ。前入りしていたみんなと合流して準備も分担。午後からは古くからの廻船問屋・谷屋を中心としたエリアの使い方についての意見交換。新しいやりかたでは無いかも知れないけれど、考え方は明確に整理されてきているように思う。熱いうちに打たねば。


「直方体と球/幾何学的で几帳面な植え込み@日和佐某所(美波町・徳島)」

打ち合わせのあと、翌日のもう一つの打ち合わせ資料の最終確認をして、修正作業を進める学生を残し、カワグチテイが手がける「あわえ」の新しい活動拠点の見学。ちょうど「あわえ」の吉田社長も来ていて中も見せてもらう。キチンと整った感じの気持ちの良い空間(写真はアップして良いかどうか判らないので自粛)。夜、作業の終わった学生などと飲んでいたら、そこでも吉田社長と一緒になり、いろいろと話しが進んだような気がする(飲んでたので、記憶が一部微妙な。。。)。


5月23日(土)
「大阪倶楽部のホールの梁@淀屋橋(大阪)」

日本建築設計学会の理事会&総会。安井武雄設計の大阪倶楽部で。理事会と総会はともかくとして、その後に続く上杉春雄氏による講演会がものすごく面白かった。上杉春雄氏は医師で音楽家。11世紀からクセナキスまでの西洋音楽の変遷と特徴を、軽妙な語りに時折ピアノ演奏での実践を加えながら解説。その後、懇親会を途中で抜け出してバスで徳島へ。


5月22日(金)
「月と金星@神奈川大学(六角橋・横浜)」

いろいろと打ち合わせ。途中、大学でふと廊下から外をみると西の空に月と金星。下に降りたら天文部(?)が望遠鏡で見上げていたが、あの角度は木星?。それにしても、無駄に作業が増やされる一日。見込み違いで発生した作業を、相手(われわれ)の労働で解消しようとする無神経さに腹がたつ。しかも、その根拠説明があまりにもレベルの低い詭弁。まったりした仕事のしわ寄せはごめんこうむる。組織の質を維持するためにも抗わなければならないと思うが。。。


5月21日(木)
「クレマチス開花@自宅」

毎年の写真を見直していると、全く同じ時期に同じようになっているのが面白い。開花が早まったり遅れたりすることが少ないし、花の密度も毎年同じくらい。そういう品種ってことか。こんな写真を撮りながらナンだが、バタバタしすぎて健康診断を受け損なう。まずい。このところ、こんなのばっかり。


5月20日(水)
「水&土ようかん@3331(秋葉原)」

朝、名古屋から戻り、水と土の芸術祭の記者発表へ。建築関係では、貝島桃代さん、家成俊勝さん、金野千恵さんにもお付き合いいただき、「潟」への注目を表明。来てくださった方へのお土産は、水土2015のテーマカラーをモチーフにしたお菓子。二種類の食感が同時に楽しめるのがいい。


5月19日(火)
イラスト付き砂時計@研究室(神奈川大学・六角橋)」

大学で高木画伯(学生)にイラストを描いてもらった砂時計を受け取り、研究室にあった廃材で砂時計を入れる箱を大急ぎでつくる。隠し釘の頭を残したまま(接着剤が乾いていないので)新幹線で名古屋へ。突然前年度までで終わってしまった「だがねランド」をどう決着させるかの重要ミーティング。っていうか、決起集会飲み会と言った方が正確か。砂時計は「だがね」の立役者近藤さんへのプレゼント。箱は、名市大の鈴木先生や堀部さん丹羽さんのメッセージなどが入って完成。


5月18日(月)
「ジャパン・クオリティ?@研究室(神奈川大学・六角橋)」

会議とか授業とかでバタバタしていてJIA神奈川の会議に出損ねる。来月は出張と重なっているので、今月は出ておかなければならなかったのだけれど。。。まずいなあ。カメラはGM1がかさばるので普段用は小さくしようとコンパクトなものに。そうしたらバッテリーとメモリを入れる場所の蓋の締まりがとても悪い。すぐに開いてしまうので、シールを二枚重ねて貼って調整。日本製がこんなことになってしまっていいのか。。。建築ならともかくプロダクトで。。。。

2015年5月11日~17日

2015-05-20 | 日記
5月17日(日)
「砂時計@サブリエ・ド・ヴェリエ(谷中)」

朝からアーキエイドの会議があって、帰り道に、水と土の芸術祭に関連して気になり始めている砂時計のショップへ。小さな展覧会が開催されている。砂時計(ガラスに砂が入っている部分)をつくれる職人さんは全国で3人(!)。新潟の一人と東京二人。展示品の石鹸入り(右)と、常時販売品のボルトナット製(左)。左のは火曜日の会のプレゼント用。それにしても、週末の夕方のこの地域の賑わいにビックリ。メンチカツや地ビールを売る店には列ができていて、道のそこかしこで飲んでいる。飲みたかったものの一人で並ぶ気にはなれず、帰路に。


5月16日(土)
「残った半分のひじき@自宅」

木曜に学生が気仙沼でもらってきたヒジキを調理していたのに触発されて、自宅にある日和佐で買ったヒジキを煮物にしてみる。増えそうな予感がして袋の半分だけにしたんだけれど、予想以上。半分でも、一番大きな鍋じゃないと無理。戻し方を調べていたらヒ素問題が気になり始め、東京福祉保健局推奨方式にのっとって水で60分戻し5分茹でる。香りや食感が激減するみたい。普段そんなに食べないんだから、水で30分戻せばいいかなあ。。。


5月15日(金)
「夜のBankART@BankART STUDIO NYK(馬車道)」

夜、BankARTスクールで、横浜での活動を概観した後、磯さん五十嵐さんへのインタビューにこたえる。もう10年も経つのかと感慨深い。それにしても、ここに集まる行政関係の方々は総じてポジティブでいいなあと思う。例によって、終了後も飲みながら。


5月14日(木)
「似顔絵入りのパン@研究室(神奈川大学)」

研究室でも誕生日を祝ってもらう。今年は似顔絵の入ったパン。上にはオレンジとパイナップルが載っている。みかんぐみを意識したオーダーではなく、偶然だとか。つまみには女子学生たちの手による料理も。これは、これまでになかった新しい傾向がみうけられる、か。


5月13日(水)
「ワインラベルの年表@レストラン・ブー(妙蓮寺)」

大学での何とも曰く言い難い雰囲気の会議を経て(まあ、何というか、一応の決着を見たわけだが。。。)、夜は家族での誕生日を家の近所のレストランで。来月、ポートランドに行くのを思いだし、オレゴンのワインにしてみたら、裏のラベルに年表が。ピラミッド(を宇宙人がつくる)のずっと前に、ワインとステーキは楽しまれはじめていたってことになってる。白が少しブレンドしてある(らしい)変わった赤ワイン。おいしい。。。


5月12日(火)
「ケーキと花束@伊東建築塾(恵比寿)」

フェースブックをはじめて以来、初めての誕生日。ものすごい勢いでお祝いメッセージがとどく。すごいなあと思いつつ、ほかの人達へのリアクションを全く出来ていないことを反省(とはいえ、今後改善できそうな予感もしないわけだが。。。どうすりゃいいんだ!?)。夕方、伊東建築塾で打ち合わせ。塾ではケーキと花束が用意されていて、スタッフの高野さんからはお酒まで!(ほんとうにありがとうございました)。同行した学生たちはラッキー。研究室に残って申請書づくりをしてくれていた助手たちには申し訳ない。。。夜は、台風により急に降り始めた豪雨のなか、拡大ヨンカイギへ。


5月11日(月)
「メタルスライムはいいとして、今日は月曜@某居酒屋(白楽)」

内外で打ち合わせ。夜は、法政大学の陣内先生にベネチアについてのレクチャーをしてもらう。この話を聴いてから行くベネチアは格別に違いない。なにか口実はないものだろうか。。。移動中見た白楽駅前の居酒屋の看板。月曜の昼にこのお知らせってことは、週前半は休みってことか。



2015年5月4日~10日

2015-05-11 | 日記
5月10日(日)
「竹のロング・プランタ@気仙沼大島(宮城)」

朝の船で大島へ。大島のみらいを考える会。午前中開催はめずらしい。小さな会場が残って無くて、体育館で。文字通りオープンな印象の会合に。先入りしていた学生たちは、桃米(台湾)で見つけた事例を参考に、竹でのプランタを作成している。早めに戻ったはずだけど、家に着いたら早い時間ではないか。


5月9日(土)
「コンサート@仙台駅コンコース(仙台・宮城)」

気仙沼へ。朝早く出て「はじまりの美術館」に寄る予定だったんだけれど、細かい原稿仕事などがたくさんあって断念。仙台駅でほかの先生方と合流。駅のコンコースではかなり本格的なクラシックコンサートが。凄く盛り上がっている。ちょっとだけしか聴けず残念。


5月8日(金)
「アクション・ペインティング?@神奈川大学(六角橋・横浜)」

内外で諸々打ち合わせ。大学では廊下の一部がポロックもどき化。


5月7日(木)
「石のアプローチ@実家(反町)」

もろもろの会議の合間に実家に。元駐車スペースのアプローチ庭園化の最終確認と引き渡し。プロの仕事だとあっというま。見切りは古瓦を中止して、富士の火山岩。今や世界遺産。スキ間に埋まるタマリュウがいい。こういう作法はあまり慣れていない。。。


5月6日(水)
「漆塗りの刷毛@仏壇屋(新潟)」

仏壇関連視察二日目。今日は人数も多い。仏壇は5種の職人の仕事が組み合わせされる総合芸術。施主との間に立ち全体をコントロールするのが塗り師と呼ばれる、漆塗り職人。主にその方々に話しを伺う。多角的な視点での話しが面白い。道具も見せてもらう。写真の刷毛は人間の頭髪製。これだけでも工芸的価値が高そう。値段も張るらしい。


「白根仏壇@白根(新潟)」

先日の工芸関連プレリサーチで一際目立っていたのが白根。白根の大凧、白根絞り、白根仏壇と多様。その白根の仏壇店最大手の𠮷運堂は黒川紀章設計による建物で一際異彩を放つ。街並みそのものもスケール感と看板の感じに不思議な異国情緒。その後、いろいろと回り、夜の新幹線で戻る。時間切れになった「みなとピア」にはもう一度行かなくては。


5月5日(火)
「間瀬銅山跡@間瀬(新潟)」

水と土の芸術祭にて、倉方さんのまなざしでの新潟仏壇を表現してもらおうということで、一緒に仏壇関連視察。初日は回りを押さえる感じで、郷土資料館を回ったり、新潟特有の地勢を確認したり。夕方は「ガイド無しでは無理かも」といわれながら、間瀬銅山跡へ。それらしい場所をそれなりに見る感じ・・・。新潟の中央から南西部にかけた2/3を回った感じか。


「いわき@古町(新潟)」

夕方、市内に戻り、古町を中心にめぐった後、飲みに行く。そういえば古町のアブサン関連彫刻が撤去されるかもしれない、ってニュースがあったけれど、どうなっただろう。


5月4日(月)
「アプローチ工事中@実家(反町)」

実家関連の作業日。外では元駐車スペースだったところの植栽工事が進む。ときどき様子を見つつ、トイレの改修設計。CADを思い出せない(というかPCに入っていない)ので小さな製図版持参。トイレは階段下のギリギリの寸法に納められているので、改修検討も一筋縄ではいかない。折れ戸を組み合わせ、なんとか方向が見えたか。

2015年4月27日~5月3日

2015-05-06 | 日記
5月3日(日)
「大島と富士山」

横浜に戻る。北九州空港は国際線用のスペースも合体して1.5倍くらいの広さになっていた。FDAの名古屋便が加わったから?。「シンプルなかたち展」での岡田紅陽の写真を思い出し、富士山の写真を撮ってみる。午後は、毎年恒例の実家でBBQ。こんなに大量の肉を食べられるのかと思ったけれど、案外すんなり。


5月2日(土)
「掃除@魚町サンロード(小倉・福岡)」

朝一の飛行機で北九州。前日入りしていた学生たちと合流し準備など。その合間に、商店街の掃除にも参加。例によって昼食を食べに出る時間もなく準備。夕方からは地域の方々への説明会。いろいろと突っ込んだ話しも。学生の発表もキチンとしていて良かった。


「打ち上げ@トリヨン(サンロード・小倉)」

ようやく地域からの多様な声が聞こえてきた、という感じか。時間が迫るが。地域の方々は総会などが続くということで、学生たちの頑張りをビッコロ1階「はる屋」のおでんと、隣の空き地「トリヨン」のワインで慰労。総会後に懇親会に参加していた人達とも、その後合流。よく飲んで解散。


5月1日(金)
「アプローチ@Hug Cafe(妙蓮寺・横浜)」

大学などでの打ち合わせ後、倉方さんに水と土の芸術祭に関連しての相談があり、妙蓮寺のHug Cafeで打ち合わせ。丸山さんに教えてもらって知っていたんだけれど、初来店。凝った竹林のアプローチも楽しいし、古い家屋と庭を生かした雰囲気が良い。駅のすぐ裏手にあるとは思えない。


4月30日(木)
「クレマチスのつぼみ@自宅」

庭がにわかに活気づいてきた。雑草として参入したエノキはシンボルツリーのはずだったヤマボウシを凌駕しつつある。今のところ、花が咲いているのはクリスマスローズのみ。


4月29日(水)
「ダイヤモンドプリンセス号@横浜大桟橋(日本大通り・横浜)」

BankARTでの打ち合わせの前に、かねてからの懸案だったいつも使っているバッグの修繕のために土屋鞄の支店へ。3ヶ月かかるらしい。小さめのショルダーを買いそうになるけれど、PCが入らないので断念。歩いてBankARTに向かう途中、大桟橋に大型客船。ダイヤモンドプリンセス号というものらしい。


4月28日(火)
「展覧会案内@六本木ヒルズ(六本木・東京)」

朝の飛行機で戻り、約束までの時間で森美術館へ。先週始まったばかりの「シンプルなかたち」展。引き受けている情報量が芳醇なタイプのシンプルさに惹かれる。その他の展示も興味深いものばかり。とはいえ、来ている人たちの大半は、ナルトとスターウォーズ目当て?。


4月27日(月)
「イソヒヨドリ@日和佐駅(美波町・徳島)」

桜通の民芸店で話しをしたり(なぜか店番も?。レジの使い方は習得した)、役場で某歴史的建造物保存に向けた意見交換会をしたりして、美波町新年度キックオフは無事終了。3つの別々のプロジェクトが並行しているようなものだから、結構忙しい。人員配置に調整が必要か。。。学生たちを残し、翌日に備えて一人で徳島駅へ。