曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2015年8月24日~8月30日

2015-08-31 | 日記


8月30日(日)
「新CCA@北九州学術研究都市(折尾近く・北九州)」

朝、学生たちのエスキスチェックをしてから、CCAの移転先を見学に。いかにも研究施設として整っていてキレイ。この先、この環境がどんな風に使い倒されるだろう。使いやすくなったことは間違いない。殺風景なのは夏休みの日曜日だからとのこと。近いうちに、平日を過ごしにきてみなくては。


「寿司竹@八幡中央町(北九州・福岡)」

CCAに戻り学生とのミーティング。いつも、一度はアイデアが落ち込むタイミングがあるけど、今回はここか。寿司竹二晩連続。焼き物系&茶碗蒸しがこの日の特徴。新しいCCAの場所は、これまでとちがった可能性を秘めているけれど、寿司竹に遠くなったのが。。。またまた八幡バル8。ものすごくおいしいってことじゃないけど(すいません。十分なレベルは備えてるんですよ。3連続で来るくらいなんだから)、独特の居心地の良さがある。人数は10人に増加。


8月29日(土)
「村野建築3題@八幡(北九州・福岡)」

八幡市民会館(手前の柱)から見る、福岡ひびき信用金庫と八幡図書館。たくさんあった村野藤吾設計の建物群は既に随分壊されてきたけれど、この三つはなんとかしてほしい。とはいえ、図書館は取り壊しが決定している。。。今年のCCAワークショップは(も)、大阪市大宮本研、日本工大小川研とウチで、八幡駅前の平和通りがターゲット。構造の金田さんによる、既存建築の活用についてのレクチャー。「なかなか」程度の建物を残すことの意義に共感。


「第一回BCS賞受賞作だった@八幡市民会館(北九州・福岡)」

金田さんのレクチャー後、学生たちのエスキスチェックの前に、もう一回市民会館の見学。1500人規模のホール。夜は例によって寿司竹。うまいが食べ過ぎ。その後、一緒にタクシーに乗っていた小川さん吉岡さんと、八幡バル8へ。二晩連続。今日は3人。


8月28日(金)
「萩尾望都と松本大洋(読めるといいのに)@羽田空港のラウンジ(東京)」

CCA北九州でのワークショップのため八幡へ。移転が決まっているので八幡では最後。夜、八幡に到着し、宿に向かう前にスペイン・バル「八幡バル8」。先に入っているはずの吉岡さんとかに電話しようかと思いつつ、一人で飲んで帰る。気楽な雰囲気と店主の性格で、居心地が良い。


8月27日(木)
「シーバス@ピア赤レンガ(馬車道・横浜)」

もろもろの打ち合わせの後、赤レンガへ。シーバスでやってきた同済大学の王先生をはじめ上海の建築家のみなさんを迎えて、フェリーターミナルに寄った後、BankART NYKで遅刻組と合流。BankARTではみんなあまり飲まなかったのだけれど、会食ではときどき中式乾杯も(もったいないといいながら。。。)。ときどき程度でよかった。


8月26日(水)
「総合防災航空センターの模型@熊本県立大学(熊本)」

総合防災航空センター(空港にできる、県警と県消防のヘリコプター格納庫)の指名プロポ審査。台風は熊本(荒尾)に上陸していたので被害も小さくない中、たくさんの来場者。最終的には小川次郎さんの案が選ばれた。時間の厳しいプロジェクトということもあり、さっそく県内設計事務所も決定。横浜にもどる。


8月25日(火)
「ボーディングブリッジと飛行機の間は僅かだけどバスで移動@高知空港(高知)」

結局、午前中は助教&アシスタントでたまっている作業と打ち合わせなどをして、午後から空港へ。台風との距離から、高知空港よりも福岡空港の発着が気になっていたけど、最終的にクリティカルだったのは使用機材の高知空港での着陸。上空を旋回しているのを不安に見守りながら、40分くらい遅れて到着。


「九州北部の高速道路案内@博多(福岡)」

久しぶりのサーブ(通路を挟んで1席+2席。バスより小さい)で福岡空港。熊本県庁までバスのつもりだったけれど、高速道路がほぼ全部通行止め。どうしようかと思ったら、飛行機に乗ったころに九州新幹線が運行開始していたらしく、なんだかスムーズに熊本へ。ほとんどの在来線が止まっているので、熊本も博多も駅は混乱。市内で飲んでから県庁そばの宿へ。


8月24日(月)
「立ち入り禁止の樹木にも樹種名の銘板@牧野富太郎記念館(高知)」

再び、台風が近づいている四国方面へ。昼前に高知着。雲の切れ間から見下ろすと、9月末に科研視察を予定している串本が見える。昼頃、アシスタントメンバーに拾ってもらって、牧野富太郎記念館で学生たちと合流。その後、竹林寺にある堀部安嗣さんのお堂など。台風の進路が気になるが、くまもとアートポリスの25日の予定は全てキャンセルになったので、安心して高知泊。

2015年8月17日~23日

2015-08-24 | 日記
8月23日(日)
「中目黒Tビル@中目黒某所(東京)」

朝から、某所にて打ち合わせ。なつかしい建物の前を通りがかる。某所での打ち合わせでは、インコが大変カワイイ同居人になれることがよくわかった。家に帰って、ベトナムから戻ってそのままにしてあったものの片付けなど。


8月22日(土)
「田植え@赤松(美波町・徳島)」

リアカー製作準備をしている学生を残し(美波町では3つのプロジェクトが並行して進んでいる)、昨晩聞いた、赤松地区での田植え体験の様子を覗きに行く。調子にのって、ちょっと参加。収穫の一部を研究室に送ってくれるとか・・・。食事は、朝も昼も、昨晩いただいたオクラとスダチを活かして自炊(といっても簡単なものだけど)。午後は日和佐地区景観関連ミーティング。具体的になってきた。


「日和佐八幡神社秋祭りの宣伝@徳島空港(徳島)」

谷屋さんの実測など補足調査をする学生を残し、最終の飛行機に乗るべく一足先に徳島へ。エスカレータを上りながらふとみるとチョウサの写真。裏返しに「日和佐」の文字が。チェックイン後、売店脇のスキ間から見る。出発客はほとんど気がつかないだろうなあ(到着客向けの表示になっているということか)。


8月21日(金)
「簡易机@美波町文化交流施設(美波町・徳島)」

バスで向かっていた学生たちが合流し、夜の赤松地区での打ち合わせ資料をチェック&修正。今回は、元々県の老人ホームだった建物を改修してできた文化交流施設に宿泊。タコ部屋(失礼)とかっていう前評判が不安だったけれど、想像以上に快適。作業机がないので、引き出しに棚板を載せて、ベッドを椅子の位置に移動。夜の打ち合わせを終えて、川口・鄭の二人とも合流して飲む。


8月20日(木)
「象の鼻休憩所@瀬戸(大三島・今治)」

研究室のアシスタントメンバーみんなそろって大三島。最終段階チェックのつもりだったんだけれど、塗装前のケレン処理をしたり、テーブルの高さと位置を調整したり、結局、製作に参加。一通り作業を終えて、車で美波町へ。夜飲んでいて、役場の方々と出会う。


8月19日(水)
「金野さんの休憩所@鳥屋野潟(新潟)」

朝からあらたな作品の様子を見て回る。まずは、設置ですったもんだがあった鳥屋野潟の移動カフェ。相変わらずの存在感。方位とか潟の方向とか、初めからここに設置することを意識しているようにさえ見える。さすが。
移動中、芸術祭の図録向け原稿を書く。締め切りと追いかけっこ(っていうか、今回、新潟で様子を見てから書こうというのを理由に、サボっていた)。


「日比野さんのボートハウス@鳥屋野潟(新潟)」

こちらも完成。潟の水際までウッドデッキの通路がのびる。目の前に水面。このデッキ、常設化できればいいのに。そこからもどると、ブッシュの中に、もはや進水する気の無くなった船が住宅化しているかのような風景。入口回りの植栽がにくい。
午後、ベースキャンプで会議。まあ、いろいろある。


8月18日(火)
「へちま@水と土の芸術祭2015ベースキャンプ(新潟)」

朝から打ち合せをいくつかして、新幹線で新潟へ。オープン以来はじめて。ベースキャンプに行ってみると植物の成長がすごいことに。ヘチマも大量。夜は、例によって古町のクラフトビール屋へ。駅南口にも新店舗オープンだとか。それにしても、新潟は既に涼しい。


8月17日(月)
「進路@機内(ハノイ→成田)」

フルフラットで熟睡していて、あっという間に到着。家で着替えて大学へ。その後、夜まで諸々打ち合わせがあって、例によって普段の日々のスタート。
着陸直前にフライトマップをみてみる。ホーチミンまでとは随分とちがうルートみたい。この間も思ったけれど、中国国内では大空港を辿るように飛ぶのが決まり?。

2015年8月10日~8月16日

2015-08-19 | 日記
8月16日(日)
「ヴォ・チョン・ギア事務所設計のペンシルビル@ハノイ旧市街(ベトナム)」

あっという間に最終日。チェックアウト時間まで旧市街を散策しつつ、買い物など。数年前に来たときと様子は同じなんだけれど、当然ながら記憶にある店がなかったりしている。途中、昨晩教えてもらったヴォ・チョン・ギア事務所設計の建物の前を通る。薄い。緑溢れる風景に馴染みつつも独特の存在感(横ルーバーの建物。てっぺんの木がカワイイ)。


「天気予報@ホテルの部屋(ハノイ・ベトナム)」

昼に部屋にもどり、荷物を預ける。前日の竹森くんの話によると雨は降らない可能性大。雨具を持ち歩くのも面倒なので、天気予報をみてみる。サイトによって真逆の予報。なんだそりゃ。結果としては、この日も終日雨は降らず。結局、今回の滞在中レインコートも傘も開かないまま。遠くに雷の光を見ることもあったから、エリアのどこかで降ったところもあるかもしれないけど。それにしても、雨期についてのガイドブックの記述にはもう少し配慮が必要かも。


「竹屋@ハノイ旧市街(ベトナム)」

旧市街内では地区別に得意の商品があるようなのだけれど、北西の一角には竹屋が並ぶ一角があった。中が空洞の竹(竹)も、中が詰まった竹も(バンブー)も両方ある。
チェックアウト時にタクシーを予約する際、深夜便だといったら、夕方に空いている部屋のシャワーを使わせてくれることになった。これはうれしい配慮。(Hanoi La Siesta Hotel & Spaっていう新しいこぢんまりとしたホテル)。思う存分、街を歩ける。暑いけど。


「夕方のホアンキエム湖@ハノイ(ベトナム)」

安南パーラーでお茶を飲んだりして、帰路に。ホテルで呼んでもらった定額タクシー(っていうか白タク?)は、途中で彼女と思われる人をピックアップして、同乗したまま空港へ。まあいいけど。空港でカウンターに行くと、エコノミーがオーバーブッキングだったとかでビジネスにしてくれていた。さらにうれしい。フルフラットになるスカイスイートの機体。初体験。寝ることに徹することに。


8月15日(土)
「ハイフォンの風景@ダナン→ハノイ(ベトナム)」

ホイアン→ダナン→ハノイ。ハノイ空港到着の少し前、見下ろすと港街。調べるとハイフォンらしい。もうちょっと先まで言ってくれるとハロン湾上空なのだが。。。着陸待ちか上空を回るものの、やっぱりハロン湾には近づかない。(ベトナム航空A320のウィングチップは従来型だった。)


バンブー・ウィング(ヴォ・チョン・ギア)@ハノイ北部(フラミング・ダイライ・リゾート)」

ハノイ空港からは街(南)と反対(北)に向かい、バンブー・ウィングへ。見学を兼ねて食事。ゲートで管理されたリゾート。入口でいぶかしがられるものの、ヴォ・チョン・ギア事務所経由で予約をしていたのでオッケー。バウチャー購入とかしなかったけど、そういう仕組みがないのかな。前日の、ナマン・リゾートも同様に管理されたリゾートだったけれど、こちらは山で、ずっと大らかな印象。ディテールも大らかで、構造がそのまま見える。昼食だけだったんだけど、すごく丁寧な対応。見学後、街中まで移動。空港前を再度通り過ぎる(その区間のみ、ピッタリ50km/h。規制が厳しいのか)。


「並木が覆い被さる街路@ハノイ旧市街(ベトナム)」

それにしても、気温的には横浜と変わらないのに、道を歩いていてもつらさが少ないのは木立のせいか。道路面は日陰になるし、建物上部は各種植物に侵略されている。旧市街は観光客で溢れているものの、バイクで埋め尽くされた信号の無い道を目でチェックしながらゆっくり歩いて渡るというのは、以前と変わりなし。前にみかんぐみで働いていた竹森くんがハノイで活躍をしているというので、一緒に食事をすることに。待ち合わせのために一端ホテルに戻ると、歩行者天国になっていた。


「ホアンキエム湖の夜景@レストランCau Go(ハノイ旧市街・ベトナム)」

竹森くんと合流して雑踏に押しつぶされつつお奨めレストランへ。ホアンキエム湖北の屋上のテラス席。気持ちの良い風に吹かれながら、湖の絶景と懐かしい会話でビールが進む。ハノイという都市の構造に自らのライフスタイルを対応させ、新しい時代の建築家として挑んでいる姿が頼もしい。とある偶然からハノイに移って4年。既にスタッフを雇って、自分の事務所にバイクで通勤。ベトナム全土でのプロジェクトに関わっているらしいし。この先がたのしみ。


8月14日(金)
Naman Retreatのレストラン棟(ヴォ・チョン・ギア)@ダナン南部(ベトナム)」

ホーチミンを離れダナン空港からタクシーで南下。ヴォ・チョン・ギア設計の最新作らしく、日本のバラエティ番組で紹介されていたとか。高級ビーチリゾート。レセプションで外部者向け施設利用バウチャーを買うと、フルアテンド。電動バギーで海辺のレストランまで行く。ガラスに囲まれたレストランで、外周は鉄骨造で支えられているみたいだけれど、全体は竹で構成されている。


「逆円錐の竹構造の内部に本当の竹構造がある@Naman Retreatレストラン棟(ダナン・ベトナム)」

逆円錐の竹構造自体が屋根部とは取り合っていない。よく見ると逆円錐部分はカバーで中に別の竹製構造体がある。少し前に、竹笹などは「竹(日本で見る竹)」「笹」「バンブー(日本にはない竹)」の3種類あって、アジアで構造として用いられているのは「バンブー」というのを学生が調べてきたけれど、バンブーは中空部が小さいというよりは中がつまっていて、存在感が全然違う。バンブーがない日本では、同じことは無理か。


「ドリフトピン納まり?@Naman Retreatショップ棟(ダナン・ベトナム)」

他の建物もヴォ・チョン・ギア事務所の設計みたい。竹型枠によるRC造の建物などもある。ショップ棟やプール脇のバーは竹製張弦梁。柱梁の納まりをみていると、どうやらドリフトピンで取り合っている。屋根の面内はブレースが全体に入っている。金属部材を要所で組み入れているみたい。一通り見終わってから、さらに南下をしてホイアンへ。牛が似合うのどかな田園風景。宿で自転車を借りて市内を回る。


「田んぼの中のバー@ホイアンのホテル(ホイアン・ベトナム)」

ビールばっかりなので強いお酒をと思って、ホテルのバーに行ってみる。1時間ほど飲んでいたけどその間、他に客は来ない。各照明に1,2匹ずつついていたヤモリが、段々頭上の照明に集まってくる。人がいる→虫が集まる→ヤモリも集まる、っていう流れか。人間ひとりでそれほどの効果があるとは。飲みながら、翌朝のスカイプ会議をふまえた準備など。それにしても、この間のポートランド以来だと思うけれど、メールソフトからのメールの送信ができない。ウェブメールでの送信になるので、ちょっと面倒。メールサーバーの問題かなあ。。。


8月13日(木)
「サイゴン川@マジェスティック・サイゴン(ホーチミン・ベトナム)」

宿は川沿いの旧館。目の前はサイゴン川。水運は積極的だけど、独特のカスタマイズ感のせいか、去年見たライン川の風景とはひと味ちがう。対岸には大きな看板が林立している。何を宣伝しているのかわからないけれど、この先急速に開発が進むんだろうなあ。屋上で朝食を食べて、Binh Thanh Houseとして知られる西澤俊理さんの事務所へ。


「川越しにみる動物園@Binh Thanh House(ホーチミン・ベトナム)」

西澤さんはヴォ・チョン・ギア氏と事務所を創設後、佐貫さんと独立(S+Na)。少し前に自身の事務所を構えた。その場所は、Binh Thanh Houseと呼ばれる、ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツ+設計事務所S+Naの作品。様々な賞を受賞している。たまたま住んでいた人が他に移らなくてはならなくなり、駐車場部分を事務所に改修し、住宅部分に家族で住むことにしたらしい。緑に包まれ自然の風が抜ける、公園のような住宅。町中の諸施設でエアコンをかけているのに、ここでは使っていない。抜ける風がエアコンよりもずっと心地よい。サイゴン川の支流を挟んだ向こうはサイゴン動物園。目の前にキリン。最高。


「水盤@Binh Thanh House(ホーチミン・ベトナム)」

元駐車スペースの事務所部分は、南北が外に開いている。川側からの卓越風が建物沿いに下に下り、植栽や水盤で冷やされた空気が南に抜ける。ここでもエアコンは無し(設備的には用意したけどほとんど使っていないみたい)。外は暑いんだけど。。。建築自体も貴重な体験だったし、西澤さんの人生の組み上げ方と価値観にも深く共感(というか羨望?)。広い意味でスペック主義から自由な思考がすばらしい。


「スピードボート@サイゴン川(ホーチミン・ベトナム)」

地元向け有名店でバインセオの昼食の後、統一会堂やベトナム戦争に関連する展示などを見て回る。かなり重い展示だけれど、戦争に対して持つ自分の意識がより明確になったか。夕方になって移動。この日の宿にはスピードボートで向かう。マジェスティック・ホテル前の船着き場は使用中止になっていて、タクシーで別の船着き場へ。爆走する船が楽しい。


8月12日(水)
「ロータスタワー@ホーチミン旧市街(ホーチミン・ベトナム)」

ベトナムは二度目、ホーチミンは初めて。早朝到着便なので、ホテルについても7時前。近所のバインミー屋に朝食に行くと、ガラス張りの高層建築が(変わってはいるが、そこまで酷くもないか)。。。早くも、そういう都市景観へと向かっていっているらしい。アメリカの設計事務所だとか。道の有効活用が大変興味深いが、まずは、ホーチミンの現代建築事情など。


「コンテナ建築@ホーチミンの南部郊外(ホーチミン・ベトナム)」

車や徒歩での移動。車で南の方に向かう途中、コンテナ建築を発見。街道筋の休憩所(サービスエリアか道の駅か)。ほかの休憩所では、適当な布のテントと、何となく売っている飲み物などで構成されているようにみえるが、ここはちょっと建築が頑張っている様子。が、利用客の様子はうかがえない。キレイすぎると、余計なコストがかかりそうにみえるのか。。。


「オープンなカフェ@ホーチミン旧市街(ホーチミン・ベトナム)」

かならずしもエアコンまっしぐらじゃないのがベトナム式か。気温的には横浜とそれほど変わらないくらいだけれど、東南アジアの多くの国々に比べるとエアコン比重は低そう。日本人好みのショップを中心に、カワイイ&シンプルな内装がところどころにみられる。こういうカフェも、数は多くないけれどある。とはいえ、バイクの数と走り方に圧倒される夕方の様子は、数年前のハノイと同様。日本の3倍価格のホンダは高級で買えなかった→各段と安い中国製に人気が集まるものの事故多発→ホンダがハノイに組み立て工場→安いホンダバイク、というのがここ10年の流れで、大半が日本製バイクらしい。歩道がラッシュ時にはバイク優先道に自主転換するなどの作法も、数年前のハノイと変わりなし。


「クラフトビール@ホーチミン旧市街(ホーチミン・ベトナム)」

ブラピ&アンジェリーナ・ジョリーで有名な店を予約してあった時間まで少し余裕があったので、まちなかから30分弱歩く。途中、ふとみたらクラフトビール屋。ホーチミンにもその風が来ているのか、一杯飲んでタクシーで行こうかと思って、怪しいトンネル上の路地を行った先の階段を上がると、別世界が。でも満席。結局、歩いて。夜はタクシーで戻る。無事に初日完了。



8月11日(火)
「むくげ@自宅」

暑い。家のムクゲの調子は相変わらずダメなんだけれど、つぼみがいくつかまとまった。開花に期待?。午後、数件の打ち合わせの後、羽田国際線ターミナルへ。羽田にも、気軽にビール飲みながら待ち合わせができる場所があるといいのに。


8月10日(月)
「ライフ・イズ・クリエイティブ展チラシ文平銀座(外苑前・東京)」

各所での打ち合わせ。KIITOで10月頭にスタートする、高齢者への創造的アクションをテーマにした「ライフ・イズ・クリエイティブ展」もそろそろ佳境。青山の文平銀座で打ち合わせ。興味深い書籍を紹介してもらったりして。ベトナムに買って持っていくか。。。

2015年8月3日~8月9日

2015-08-09 | 日記
2015年8月3日~8月9日

8月9日(日)
「竹プランター@小田の浜(気仙沼大島・宮城)」

学生たちは浜での夏のイベントのお手伝い。去年に続いて竹の水鉄砲製作サービスなど。寄ってくる子どもの様子は無かったけど。福岡先生とSUP体験とかしてから、教員チームのみ先に帰路に。今後の進め方をいろいろと考えなくては。そういう意味では、難しい時期に入ってきているみたい。


8月8日(土)
「竹の休憩所1@タットンプロジェクトの綿花の農地横(気仙沼大島・宮城)」

朝早く姫路を出て仙台空港経由で気仙沼大島。大島のみらいを考える会。ちょっとした手違いで集まる人数が少なかったけれど、この先のあるべき姿を再認識する上では有益な時間となったか。学生たちは竹で休憩所のベンチとか龍を模したプランタとかを作っている。


「竹の休憩所2@小田の浜(気仙沼大島・宮城)」

今年は竹の休憩所が二カ所。昨年の無理矢理な構成から多少脱して、竹を相手にしたディテールもキチンとしてきたか。先生たちは旅館黒潮で海の幸満載な夕食を堪能したあと、某所で学生たちと合流し飲む。昨年までのOBなども参加。


8月7日(金)
「ライトアップされる姫路城@姫路駅(姫路・岡山)」

朝から作業。途中、間に合わないんじゃないかと思ったけれど、何とか小屋の移動は終了。ものすごい筋肉痛。記録写真を撮る気持ちの余裕無し。学生が撮った写真があるけど、悔しいのでアップ無し。翌日の伊丹発に備えて姫路まで移動。大阪も三ノ宮も、すごく高級なホテルしか残っていなくて、伊丹までのリムジンバスが出ている西の端がここだった。個性的な居酒屋にも巡り会い、初「ぐじゃ焼き」など、個人的に十分発散して終了。夜中も、筋肉の違和感と喉の渇きに悩まされる。


8月6日(木)
「象の鼻休憩所@大三島(今治・愛媛)」

朝から学生と作業。灼熱のなか、急速に水分&塩分を補給しながら。一作業毎に日陰で休憩。小屋は半分くらい動き、竹のデッキも張り進む。例によって部材不足などが判明するものの、概ね上手くいったか。昨晩以降、先入りした学生のNくんが大量買いしていた食材を生かして3食を準備。


8月5日(水)
「犬用点滴セット@自宅」

出かける前に、自宅での犬への点滴。それなりに高齢なミニチュアダックスなんだけれど、肝臓の調子がよくなくて、家でも定期的に点滴をするほうがいいといわれて挑戦。今回は二回目。最初はおっかなびっくりだったけれど、少し要領がわかってきたか。
横浜でいくつかの打ち合わせの後、大三島へ。昨晩のJR架線切断で学生たちのバスが遅れたようで、福山駅で美波町から戻ってきた丸山さん長谷川さんから車を受け取り、学生を待ってから大三島へ。猛スピードで夕食の準備。


8月4日(火)
「花火大会@大津ビル屋上(馬車道・横浜)」

大学院の院試面接などを終え、JIA神奈川で打ち合わせをした後、夜はJIA神奈川が入るビルのオーナーが主催してくれる花火大会鑑賞。2年に1度らしい。花火大会を最後まで見たのは何年ぶりだろう(毎年、道ばたで2,3発分眺めるかんじだったか)。それにしても、これでもかと最後までテンションを上げ続ける演出はさすが。


8月3日(月)
「土屋鞄のトートバッグ@研究室(神奈川大学)」

もろもろの打ち合わせの途中に、修理に出していたバッグを取りに行く。3ヶ月ぶりのご対面。内張と木口の革テープをあたらしくして、生まれ変わった。木口が新しくなるだけでキチンとした感じになる。なんだか、清々しいぞ。気分も新たに8年目に。次に内張を替えるころには還暦ってことか。ううむ、、、、、、

2015年7月27日~8月2日

2015-08-03 | 日記
8月2日(日)
「象の鼻休憩所1期工事@瀬戸(大三島・今治)」

朝から少し作業をして、片付け。大学院入試などもあって、次の製作開始は5日。後ろの小屋は元交通安全の見守り用。これを移動して改修する予定なんだけれど、鉄骨のベースなどが結構重い。外壁毎変えるか。。。夕方には横浜にもどり、実家で気仙沼のカニなどで飲む。


8月1日(土)
「ピットイン@出走地区(瀬戸・大三島)」

1日は、例によって早朝から神社のお掃除をして、シニアクラブメンバーへの進捗報告。その後、社会福祉法人で・ふ・かが運営する作業所「さざなみ園」の視察を挟みつつ、象の鼻休憩所の作業を進める。昼は、新しくできたカフェで。改修前の写真が展示してあったけれど、ものすごい変貌ぶり。涼しくなってきたら外の席もよさそう。中も、エアコンはないけれど快適。


7月31日(金)
「インターロッキングの確認@魚町サンロード(小倉・北九州)」

アーケード撤去の進む魚町サンロードで、インターロッキングの実物確認。清々しい感じになってきた。地域の方々の参加が、再び少なくなっているのが残念ではあるけれど。。。行ってみたい飲食店も増えているけれど、次回にとっておいて、夕方には大三島に移動。


「象の鼻休憩所製作開始@瀬戸(大三島・今治)」

なんとか、暗くなる前に大三島の現場に到着。準備が進んでいる。大学院入試や国際交流ワークショップに重なっている関係で、学生は庄司さんだけ。一人はあんまりだろうってことで、大人たちが参戦。夜は再び大島の焼き肉屋へ。ビールが進みすぎる。


7月30日(木)
「月@神奈川大学(六角橋・横浜)」

委員関連業務で8時半から19時半まで大学に拘束。といっても、大半の時間は自分の作業ができるのだけれど、ともかく限られた場所にいなくてはならない。帰り道、見上げると満月。月の写真は、いつも肉眼のように撮れないなあと思っていたんだけれど、バス停のプラスチック面に映ったのを撮ったら、割りとキチンととれた。


7月29日(水)
「ツバキとサザンカの参道@(東北某所)」

大学での行事日だったんだけれど、予定が立て込みすぎて、急遽、東北某所への出張。今年の8月9月はいつになく出張だらけ。なんとなく日程が破綻する音が聞こえるような。。。。


7月28日(火)
「古新聞@谷屋(美波・徳島)」

古くからの廻船問屋・谷屋の大掃除。生活上の不要品をまとめて別の場所に移し、まずは片付け。2階には大量の新聞が積まれていた。地域の方や学生たちと一緒にバケツリレー式に作業。汗だく。午後は不明だったところの実測調査。既に行われていた実測ではミセの部分が抜けていたんだけれど、どうしてだろう。あとから作られたようには思えないのだけれど。。。最終便を乗り継いで横浜へ。


7月27日(月)
「改修中@桜町通り(美波・徳島)」

早朝の汽車で日和佐へ。アンド・モア(丸山さん長谷川さん)の改修プロジェクト二軒目。カワグチテイのものもあるし、実はかなりハイスピードで変わりつつある。この流れが定着するとさらに加速度的に進展するかも。


「上勝のビール@日和佐のホテル(美波・徳島)」

夕方は赤松地区でのミーティング。なかなか一筋縄ではいかないが、確実に進展しているし、地域の関心も集まりつつある。200平米は建物としては大きくないけれど、大きなムーブメントのきっかけになるようにしなくては。日和佐に向かう途中で長谷川さんが入手してきた上勝のクラフトビールで乾杯してから、近所の居酒屋へ。