4月24日
広島で講演会があって、車で羽田に向かっていたら、途中で記念すべき走行20万キロをむかえた。丁度信号待ちで撮影。
先端芸術表現科の教員時代には取手と当時上野毛にあった事務所との間の往復で距離を伸ばし、最近は遠くのプロジェクトのために現地に向かう学生たちの足として活用されてきた(最近、自分ではほとんど乗ってないなあ)。
走行距離6万キロくらいの中古を買ったので、ぼくが乗ったのは約14万キロ。14万キロってどんなもんなんだろうって気になってきた。
装備が少ないからかイメージよりも車体重量が軽かったり(1.4トン弱。プリウスと同じくらい)、ギアボックスがアイシン製だったりしているからか、燃費はそんなに悪く無い。街乗りと高速が半々で8~9km/リットルくらい(レギュラーガソリン)。
計算してみた。17,500リットル? 四畳半の部屋にいっぱいに詰まった量のガソリンを使ったわけだ。そんなに…。金額に換算すると…ガソリン価格が平均115円だったとして、約200万円! え゛?
一緒に広島に行っていた竹内@みかんに20万キロのメータの写真を見せたら「まめだなあ」って。まあ、そうだな。でも、この時の写真を考えたら全然大したことない。
このときは、トリップメータの表示を逆算してリセットしたりしてた。まめっていうか、ひまっていうか(2004年のことでした)。
なるべくずっと車を買い替えない、っていうコンセプトで決めたのがこの車。
(1)3’×6’の合板を載せられる。
(2)余計な機能がついてない(=壊れる部分が少ない)。
(3)修理用の部品をずっと供給してくれそうな気がする。
(4)直して乗り続けようという気にさせる存在感。
あたりが選定基準だったか。
12万キロ前後で大型の消耗品交換の山が来たけれど、その後はきわめて順調。
機能が少ないからかスイッチが大きい。最近の普通の車に比べると、車内はうるさいし(エンジンとか風切音とか)、加速はいまいちだし、エアコンは弱いし、断熱もダメダメなんだけれど、だから、外が気持ちいい日は窓を開けて走りたくなる。
最近の標準とはずいぶん違うけれど、こういう快適さもあると思う。
最近、冷蔵庫売り場とかに行くと、効率の大幅アップとかで、買い替えた方が電気代がかからなくって(2年とかで元が取れるらしい)、環境に優しい、って宣伝してる。この考え方にどうもついていけてないんだけれど、車にもそういうムードが漂ってきた。どうしよっかなあ。
ということで、車の紹介でした。