曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2014年11月17日~23日

2014-11-23 | 日記
11月23日(日)
「ピクニック@象の鼻パーク(日本大通り)」

朝から入試。ダブルブッキングしていて、無理言って調整してもらったのに遅刻(僅かな遅刻で済んだが。。。30分間違った時間を予定表に入れてた。。。)
終了後、象の鼻パークにて、東京理科大伊藤香織研究室のウェブマガジンの取材。毎年ゲストを招いてピクニック形式でやるんだとか。雑談的にカジュアルな取材というスタイルは、さすが伊藤研。元々午前だったのを夕方に変更してもらったのだけれど、飲みながらの取材になったのは、結果オーライ?(午前の取材でも飲んでいるらしいけど)。


11月22日(土)
「車屋の間に洋品屋@みなとみらい(横浜)」

朝は修士設計の中間発表会。発表会後、12時45分に馬車道という、ちょっと無茶なスケジューリングも助教の方々の助力に助けられクリア。
帰りに買い物もあってセキチュウに寄ったら、向かいの空き地に新しい店舗ができている。ポルシェとBMWに挟まれて、ニトリと紳士服のアオイ。車は高級ブランドイメージ指向で(そういう価値観はまだ弱まっていなかったか)、衣食住の中心をなす衣服はローコスト。今日の縮図だなあ。。。


11月21日(金)
「庭@明治記念館(四谷)」

朝一の飛行機で大阪。離着陸時もパソコン使えるようになったし、スカイWIFIの機材だったりするとメールの送受信もできるので、これまで以上に機内での仕事がはかどる。着陸前のメール送信が、気がつきにくいかたちで未送信になるのには気をつけなければ。帰りは新幹線。帰り道も講演会の準備とか。新幹線の方が仕事の集中力が削がれやすいのは、落ち着きのない音環境のせいか。。。
東京に戻って建設業協会関連の講演会。みかんぐみメンバーの竹内さんと二人で。久しぶりの明治記念館。美しい庭が気持ちいい。


11月20日(木)
「新日鉄君津工場@上空(徳島>羽田)」

早朝の飛行機で帰る。航路が少しいつもと違っているのか、割と低空で新日鉄君津工場を正面にみる。黒いところが石炭置き場で赤いところが製鉄所?。午後は設計製図の講評会。結構、いい提案があつまった。夜は、三菱地所の野村さんに保存建築についてのレクチャーをしてもらう。懇親会で飲んでいて、地方の集落歩きで参考にさせてもらっていたサイト「集落町並みウォーカー」の作者でもあることがわかった。こんなに身近な(大学の同級生)。。。


11月19日(水)
「花火@赤松(美波町・徳島)」

朝一の飛行機で美波町へ。次回の打ち合わせなどを役場で重ねる。夕方には、来年度のプロジェクトに関連して赤松地区へ。花火の祭りが有名なんだけれど、この間は台風接近と翌日以降の予定へのリスクを考えて体験を断念した。倉庫にある花火を見せてもらう。現在は竹筒を用いるらしいが、元々は筒状にくりぬいた杉材を竹のタガで固めていたらしい。


11月18日(火)
「洗濯物?@アーケードメンテ用手すり@古町(新潟)」

水と土の芸術祭のミーティングのため新潟へ。少し時間があったので、古町の本屋で地域情報を物色して、ヒッコリーでマフラーなどを購入。ふとみると、アーケードに面したオフィスから微妙な生活の様子が染みだしている。ちょっと不思議。
夜の新幹線で戻る。座席に「キーボードの操作音が、まわりのお客様の迷惑にならないよう・・」って注意書きが。確かに、新幹線ではキーボードがウルサイって苦情を訴える人をしばしば見かけるけれど、正式な注意喚起事項になったということか。


11月17日(月)
「ブログ@自宅」

インフルエンザの注射をしてみた。何年ぶりだろう。駐車前に体温を測ったら37.3。凄く熱っぽいと思うときでもそのくらいなので、ちょっと驚く。熱が出ているという自覚症状の認識が誤っているのか?。桜の園の最終日なんだけれど、残念ながらJIAの打ち合わせ。
今月いっぱいで終了するOCNのブログを管理している会社から、gooへの移行が完了した旨のメール。助かった。一部、長すぎる文章のカットなどが自動的に行われたようなので、いずれ(といっても今月中)何とかしなければ。

11月10日~16日

2014-11-16 | インポート
11月16日(日)
「池と落ち葉@にしすがも創造舎(西巣鴨)」
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大学での入試のあと、にしすがも創造舎で「桜の園」のアフタートーク。ちょっと前に着くことが出来て最後をもう一度観る。なんだか落ち着いてみられるのは、そういう風に演出の調整があったのか見慣れたからなのか。最後の会場からの質問は、池が浅すぎないか(きっと、意味のレベルでの演出で納まっていていいのか、ってことだと思う)というのと、価値が輻輳している時代にどのように生きれば良いのか、という両極な二つ。ヤナイハラさんのリアクションも興味深い。
それにしても、舞台の美術というのはかなり面白い体験だった。ヤナイハラさんだからかもしれないけど。天気予報によると最終日の明日も晴。際どいけれどよかった。っていうか、あと一日ってことは、ブログにアップしてもネタバレ的な問題になりにくい?。かもしれないけど、自粛。


11月15日(土)
「ゴームリーと青空市@東京オペラシティ(初台・新宿)」
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新宿オゾンでのリアルサイズシンキングコンペの最終審査。少し早く向かい、近所のオペラシティで行われているザハ・ハディド展を見る。初期の要素コンポジション型の方がエステティックなコントロールのようにみえながら身体性に接近していて、一方、大型建築物で採用される造形アイデアオーバードライブ型(いずれも勝手なネーミングです)では空間との関係が生まれそうなものだけれど身体性との圧倒的な乖離があるように感じる。予想以上に早く見終わり近くを散策。エレベーター前のホールでは手作りグッズのフリーマーケット。ゴームリーの立像が馴染んでいるというか、違和感なく受けとめられていて驚く。


11月14日(金)
「国土交通大学@一橋学園(小平)」
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早朝家を出て、国土交通大学へ。国交省の研修所のようなものらしい。寿町のことなどについて。スタートが「起立、礼」ではじまり度肝を抜かれる。ゆるい雰囲気に調整しようと試みるものの、あまり上手くいかない。何といっても、みんなとても熱心。反応に合わせて細かく話していたら時間が足りなくなってしまった。それにしても「ドヤ」っていう単語は、今や一般的には通じないんですね。


「風車@にしすがも創造舎(西巣鴨)」
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国土交通大学から最寄り駅まで送っていただき、その後、インドの査証を取りに行ったり(一緒に視察に行く山本先生や某建築系編集者の方と偶然会う。世間は狭い)、嶋田さんの事務所(ライオン)でサンロードの打ち合わせをしたり。夜は昨晩から始まった桜の園を観に。演出や照明や音楽などとのコラボレーションが建築よりダイレクトかつ精密。最後の風車のところがベタにならないギリギリのタイミングとか音響とか、さすがだなあと思う。写真は設営時のもの。他のお客さんがいると写真撮れないんですね。あたりまえだけど。


11月13日(木)
「ひげそり@自宅」
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この日も朝から大学。早朝も昼休みも書類審査や打ち合わせなどを詰め込んだので、休み無し。後期も後半に入った感が強まる。とはいえ、どの時間もそれなりな密度のある話題や議論になっていて、疲れるけれど飽きはしない。
ここ10年くらい使っているひげそり(写真奥)の替え刃が入手困難になってきたので、新しいのに変えようと帰り道に薬局へ。色で選んだら、電池で微妙に振動する。こんなところまで、電気使う必要あるのか?。


11月12日(水)
「フィッシング?っていうのか@自宅」
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朝からずーっと会議。某会議では、「ともかく誰もやっていないように思える試みは、全て挑戦的で挑むに値する」という大先輩からの大雑把な発言にビックリしつつも、まあ意図的な反語的挑発かなあと思っていたら、それに賛同すると発言する若手が登場し、絶望的な気分に。。。無自覚にレトリックを駆使し、輻輳的な評価軸が放置される議論の場にもうんざり。高校生向け弁論大会マニュアルでも読み直すか。。。
最近時折来る怪しいメール。イヤな予感がしてほっておいたんだけれど、空き時間に検索したら、やっぱりまずいものらしい。


11月11日(火)
「カナックホールエントランス@東神奈川」
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色々打ち合わせ。午後は、新助教の吉岡さんと東神奈川駅のカナックホールへ。存在は知っていたけれど、中に入るのははじめて。市の方針で各区に地区センターとは別にホールをつくることになっていて、カナックホールもそのひとつ。既にその枠で10館くらいできているとか。いろいろと案内してもらう。印象は施設っぽいけど、計画的には割と良くできている。


11月10日(月)
「忽那さんと伊吹島@船(伊吹>観音寺)」
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朝の船で観音寺に戻り、午後はにしすがも創造舎へ。ミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」の最終確認。一部、予想と違う部分もあって、要調整。ギリギリまで変更が加えられ続けるのが建築の感覚とかなり異なる。とはいえ、25年くらい前にはじめて現場監理をした頃は、現場で気がついたことがかなり細かく反映できたものだが。最近リノベが楽しいのは、そういう視点がリノベでは有効だからか。舞台はリノベ的かも。


「タコ型ウィンナ@横浜市役所近くの居酒屋(関内)」
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夜は、横濱まちづくりラボ。5回目なんだけれど初出席。はじめてにもかかわらず、ワークショップ形式で進められる議論のひとつのテーブルのファシリテータ。いろいろなことが判ったが、この会そのものの位置づけは少々不鮮明か。まちづくりラボ、っていう雰囲気じゃないかなあ・・・。




11月3日~9日

2014-11-12 | インポート
(今月いっぱいで、このブログサイトは閉鎖らしい。どっかに移行しますが今月いっぱいで何とかなるかどうか。。。)


11月9日(日)
「写真をみながらの伊吹しまづくりラボ@伊吹島(観音寺市・香川)」
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朝一の飛行機で高松へ。なんだかあわただしい。今回はゲストにE-DESIGNの忽那さんを招いて、島の昔の写真をみながら将来を考える、という会。雨に悩まされるものの、それなりに盛り上がった。昔の映画館が写っている小さな写真をデジカメで撮って大きくプロジェクションしたら、肉眼では見えにくいいろいろな情報が見えてきた。元のオーナーだったおばあちゃんがとても喜んでくれて、イリコをお土産にいただく。
夜は春日旅館でサカナ三昧。忽那さんは海賊の末裔だけあって酒に強い(強すぎ)。


11月8日(土)
「子ども博物館@リザール公園の南(マニラ・フィリピン)」
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オープニングレセプションの様子を見て、さっそく子ども博物館への巡回が仮決定したということで、帰る前に現地確認。海岸沿いの南北を繋ぐ幹線道路に面した立地。建物を行政が提供していて、運営そのものは民間らしい。音楽を通した教育プログラム(といっても楽しそうだった)とかが行われていた。
早めに空港へ。JALのターミナル(マニラの空港では、ANAとJALとフィリピン航空とで、それぞれターミナルが異なる)は改修工事中で、ラウンジも共同。共同ラウンジの食事は、おかゆと肉まんとサンドイッチとビーフンという炭水化物オールスターズ。夜遅くに家につく。


11月7日(金)
「プレスオープン@アヤラ・ミュージアム(マカティ・マニラ)」
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いよいよアース・マニュアル・プロジェクト・マニラ展のオープン前日。キャプション準備などの細かな作業や、次回巡回展へ向けた打ち合わせなどを済ませ、夕方からはプレスオープンとレセプション。一つ一つの作品解説を、みんなかなり熱心に聞いていく。日本語→英語の通訳が絶妙。マニラの時間はかなりゆるいらしく、スタートがいきなり30分押し。


「ヨシノヤのおつまみ@アヤラ・ミュージアム(マカティ・マニラ)」
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レセプションでは関係者の挨拶の他、ライブつき。国によってレセプションの様子がまったく異なるのは、交流基金の企画にかかわっていて面白いことのひとつ。食事はヨシノヤが提供。なんだけど、牛丼を思いおこさせる要素は全くなし。アボガドとかの巻き寿司とシュウマイと甘いジュース。終了後、関係者でタイ料理を楽しむ。フィリピンは大抵甘めな味付けな気がするんだけれど、ラープは甘さ控えめだった。


11月6日(木)
「アース・マニュアル・プロジェクト展設営@アヤラ・ミュージアム(マカティ・マニラ)」
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朝からアヤラミュージアムでの設営。先にはじめていた丸山さんと長谷川さんの尽力で、いろいろと難題があったみたいだけれど、うまいこと進んでいる。あとは着実に進めるのみ。イカプトラさんの建築模型が完全崩壊していたのも、補修が進む。本来、高さ30センチくらいあった木製の模型が、4センチくらいの厚さにつぶれていたらしい。


「槻橋さん@アヤラ・ミュージアム(マカティ・マニラ)」
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映像関連以外の展示がだいたい目処がついたころに、神戸大の槻橋先生が登場。気仙沼大島の模型を前に、展示記録の写真などを撮っている。落ち着いたところで、プラスアーツの坂本さんと槻橋さんとで夕食。3月に行った、郷土鶏肉料理屋へ。ファインアートコレクターのレストランオーナーは、覚えていないような様子だったか。


11月5日(水)
「寿司@ラウンジ(成田空港)」
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時差とか気にするまもなく、朝から打ち合わせや事務作業が続いて、予想よりもちょっと長くかかった委員会を途中退席し、再び成田へ。道が空いているようだったのでリムジンバスにかける。ギリギリ到着の覚悟だったんだけど、それなりの時間に到着。ラウンジの寿司カウンターで玉子いらないっていったら、トロが二貫になった。


「レンタカーカウンター@マニラ空港(フィリピン)」
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あっという間にマニラ。今回のホテルは、ホテルと契約しているマニラの空港のレンタカーカウンターから送迎の車がでる。この間は、いくつかのホテルの共同送迎車カウンターみたいなのだった。運転手付きレンタカー(要は白タク)といい、マニラでは、交通についての独自システムが多いみたい。


11月4日(火)
「画面@機内(パリ>成田)」
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時差の関係で4日は一瞬。787だったんだけど、なんだか前回の方が印象がよかったような。。。今回は非常口席にしたんだけれど、それが失敗だったか。
映画を見ながら現在地の地図が見られるのはいいけど(787以前からあるシステムらしい)、スカイマンガを見ながら地図を見られるようにはなっていない・・・・。まあいいか。


11月3日(月)
「パサージュ@パリ(フランス)」
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朝、フランクフルトの空港でレンタカーを返し、帰りの便が出るシャルルドゴールへ。乗り継ぎの時間があるので市内へ出たら、夕方、突然の雨で、市内から空港までの高速が超渋滞。もうこれは間に合わない、と思ったけれど、ギリギリなんとか間に合った。タクシー乗降所が無いにもかかわらず、手荷物預かりの場所近くで降ろしてくれた運転手さんに感謝。




10月26日~11月2日

2014-11-04 | インポート
11月2日(日)
「城壁@ローテンブルグ(ドイツ)」
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朝、ローテンブルグを一周。観光地一本の町という印象。特徴的すぎてディズニーランドみたいという声もあるらしいが、無理に雰囲気を出した土産物屋もなければ、似せて作ったハリボテもない。居心地の良さそうな印象(日本人観光客が多いから、ネガティブな評判が出るのか?)。
城壁上部が屋根のかかった散策路になっている。きっと雪の日も散歩できるのだろう。ミサの時間だったので、歩いているのはほとんどが観光客だったけど、犬の散歩をしているひととか、勝手に歩いているネコとかも。


「現代版風車の風景@高速道路沿い(ローテンブルグ>ビュルツブルグ・ドイツ)」
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移動する中で気がつくのは風力発電の風車の数。日本のような山の峰沿いに一列に並んでいるようなのとは異なり、バラバラと高速道路での視線に入ってくる。すぐ横なので巨大。現代版風車の風景をつくろうとしている?。日本でも工業地帯の排煙が地域の自慢だった時代があったことを思い出しす。風車が林立する風景は、ずっとプラスのイメージを引き受けられ続けるだろうか、などとふと思う。


「ビュルツブルグの町@ビュルツブルグ(ドイツ)」
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ビュルツブルグは紀元前1000年頃からの地域らしい。かなり大きい。ガイドブックの住所表記にだまされたが、地図の通り名などでどうにか目的地に到達。オレンジ色の屋根と斜面に縦に罫線を引くかのようなブドウ畑との補色コンビネーションのなかに、聖堂の黒い屋根がポイント。
夕方、最終の宿、フランクフルト(ケルン書き間違えた)郊外に向かう。途中アウトバーンの渋滞に合わせて休憩と思い、すさまじい混み合いの巨大アウトレットモールに紛れ込むものの、案外遅れることなく移動完了。それにしても、車のスピードが尋常じゃない。真ん中車線で流れに合わせていたら時速150キロになることも。それを、相対速度50キロは越えそうな車が追い越していく。


11月1日(土)
「元城のカフェ@ライン川沿い(ドイツ)」
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朝、駐車場で車を見るとバンパーに当てられた跡が。警察を呼ぶ。10~15分で行くって言っていたのに来たのは40分後。駐車場の他の車にぶつけた跡が無いかなどを見て回り、名刺を渡される。事故証明の代わりらしい。
約1時間遅れでスタート。凄い霧が立ちこめている。途中の昼食を、城改修物件で。未使用建築の活用事例視察にも合うか。城全体が個人所有というのにビックリ。


「旧市庁舎@ミヒェルシュタット(フランクフルトの南・ドイツ)」
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途中、少し前に塚本由晴さんに教えておらったダルムシュタットのオスタングプロジェクトを視察する予定だったんだけれど、急すぎて調整がまとまらず断念。
アウトバーンと内陸の道をとだり、ダルムシュタットよりも更に南のミヒェルシュタットへ。
観光地としての知名度は低いけれど、観光化と住み心地の良さが両立されているような印象。旧市庁舎を保存活用していることに地域が誇りを持っていることは、周辺の様子をみるとよくわかる。


「ショーウィンドーの照明@ローテンブルグ(ドイツ)」
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夕方ローテンブルグに到着。城壁の内側に入ると警備員が立っていて、イベントのため8時半まで中に入れないという。しかたがないので宿に電話して、荷物のピックアップと遅くなってからの車の移動をお願いする(飲まない夕食は無いし、飲んだら運転できないだろうし、っていう中での苦肉の選択?)。
イベントというのは夜のマラソン大会。夕食に向かうと、地域の店舗群は閉店しているけれど照明がついている。街灯はむしろ外壁を照らすという、月曜日に小倉で角舘さんの試みを紹介したんだけれど、その良い実例。


10月31日(金)
「謎のグリッド@ロシア東部のどこか」
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朝、成田へ。フランクフルト行き。搭乗口に向かって歩いていると、後ろから「曽我部くんだ」の声が。大学の時の同級生Tさん。6月のパリ行きの飛行機では東大のO先生と偶然一緒だった。行動に近い傾向がある人が回りに多い、ということか。そういえばフランクフルト行きに乗り込んだ最後の数名が我々だったような。。。
写真は、ふと見下ろしたロシアの風景。不思議なグリッドと、オレンジ色の照明がある。何をしているところなんだろう。


「客室からの風景@古い城のホテル(ライン川沿い・ドイツ)」
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フランクフルト空港からレンタカー。ジョイスティックみたいなシフトやウィンカーの仕組みに馴染むまで時間がかかる。外は既に暗い。ナビに助けられつつ宿に着いたら19時過ぎ。未使用建築の活用事例視察も目的のひとつなので、宿もそれにあわせて元城のホテル。かなり変わった「コ」の字型プランの部屋(おそらく、元は外部通路だったか)。外を見ると、自分の部屋がライトアップされていてまぶしい。数日前の小倉でのワークショップで聞いた、東京ステーションホテルの照明のことを思い出す。


10月30日(木)
「串カツ屋@菊名駅」
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新横浜の近くにできた新しいホームセンターは朝6時開店。出張が続く前に片付けたかった家での作業をこなすべく、早朝のホームセンターへ。普通に営業していて朝6時代だとは思えない。
帰り道、菊名駅方面へ歩いていたら、開店直前の串カツ屋を発見。数年前までは、横浜線の高架下にかなりB級な串カツ屋があったのを思い出す。


10月29日(水)
「黒テグス@研究室(神奈川大学)」
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委員会など。委員長を務める某会議では、史上最短ではないかと予想されるコンパクトな会議に。必要な内容が短時間にまとまるのが良い。そういえば、某(ばっかだな)服飾系企業の社長打ち合わせは、基本最大15分らしい。
桜の園の舞台で、当初ステンレスワイヤーを用いる予定だったんだけれど、演劇業界では黒テグスも多用されるということで確認してみる。風車の回転も良く、伸びも無いらしい。新しい素材を得たか。


10月28日(火)
「行事名[スラムリサーチ]@首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス(秋葉原)」
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慌ただしい打ち合わせ続きの日。最後はスラムリサーチ視察についての打ち合わせ。視察先や日程がほぼ確定。インド往復のチケットを押さえたのが8月。これまででもっとも準備に時間がかかっているか。
駅近くの居酒屋で飲んで解散。


10月27日(月)
「cucina di TORIYON@サンロード商店街(小倉・福岡)」
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ちょっと破綻気味な予定のなか小倉へ。火事で出来た空き地には旦過交差点にあったおでん屋台のひとつがあったのだけれど、そこにコンテナ型店舗が出店。Mercato 3以来、大変貌を進めつつあるが、ここに来てこれまでの実験(地域のムードを変える試み)が、具体的な活動に移りつつあるようだ。
今回の地域ワークショップはサンロードの照明環境についての議論。自分の設計実績とあまり関係のないプレゼになったが、そういうものか。


「Bar E Styleっていうかアタゴ書店@サンロード商店街(小倉・福岡)」
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ワークショップ終了後、慌ただしく最終でもどる。ここ数日の日程から、帰れるなら帰ろうということで、変更可能なチケットにしておいた。空港までのバスの直前まで、ランドスケープについて相談している九工大の伊東先生らと飲みに。この間まで元書店だった昭和の風情の建物が、外観はそのままに中は格好いいワインバーに。外観をそのままにするという方針は、地域の関係者と店のオーナーの意向が一致したとか。