曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2017年7月17日~7月23日

2017-07-24 | 日記
7月23日(日)
「BankART Life5の準備が進む@BankART Studio NYK(馬車道・横浜)」

朝、BankARTへ。出張が多すぎて写真でしか確認が出来ていなかったBankART Life5展。順調に3階での準備が進む。海側への企画は結局難しそう。残念。


「ニアミス(じゃない)@みなとみらい上空(横浜)」

別の用事でみとみらいに向かう。見上げると航空機とヘリコプター。ニアミスに見えるが高度が全然違うか。ついでによったセキチューは閉店準備モードで商品は半分以下。疲れが残っていて、少しゆっくり目の午後。


7月22日(土)
「御影石の中庭に穴@さざなみ園(大三島・今治)」

さざなみ園で残った仕事。素人仕事の敷石は排水がイマイチ。から練りモルタルの層を突き抜ける穴をあければ何とかなるかと思ったけれど、あまり効果がない。別の方法を考えなくては。


7月21日(金)
「来島海峡大橋@風のレストラン(今治)」

1限の授業で文系学生に建築デザインを紹介してから、今治での会議に向けて移動。夜行で来ていた学生たちは大三島瀬戸地区で塗装作業をこなしてから合流。割りと濃いめの打ち合わせを終え、風のレストランで晩ご飯を御馳走になる。建物に入ると真正面に海。ビールがおいしい。大三島泊。


7月20日(木)
「鉄骨満載の4トントラック@目黒区某所」

遅れていた住宅の現場で建て方スタート。通れることは確認済みということだったけれど、神業レベルのハンドルさばきに驚く。運転していたのが結構高齢の方だったのに、更にビックリ。4トン3台/日×2日という予定。ずっと見ていたいところだけれど、最初の1台で時間切れ。


「キュウリとトマト@研究室(神奈川大学・横浜)

授業と今年度前期最後のゼミ後、モンペリエに戻るセシルとレアの送別会兼モンペリエから帰ってきた稲岡くんの歓迎会。収穫したキュウリとトマトを提供。それにしても、結構投資をしたんだけれど、収穫はこれだけ。3種類のゴーヤは、まだ一つも出来ていない・・・。西日が短時間当たるだけの6階の屋内では無理だったか。。。


7月19日(水)
「空港増築@徳島空港」

朝の便で戻る。徳島空港では拡張に向けた工事。国際線対応をするらしい。大学でいくつかの会議の後に、国際交流基金へ。チェンマイプロジェクトの打ち合わせ。その後、歩いて行けるところにあるタイ料理屋にて続きの打ち合わせ。ものすごくたくさんのメニューがある店だったけれど、チェンマイの料理はないらしい。。。


7月18日(火)
「嵐が去った後@赤松防災拠点(美波町・徳島)」

オープニングの翌朝は雨。昨日じゃなくて良かった。午前中はホテルでひたすら事務仕事。午後、赤松の現場に行ってみると、昨日のことが夢のよう。夜は桜町通りの再生に向けた打ち合わせ。空き家改修と景観計画策定の二本柱。空き家は手を入れはじめても良くなったようだ。会議を途中で退席して(18時からだと思っていた会議が19時45分スタートだった)、徳島へ。


7月17日(月)
「勘緑さんの奉納の舞(?)@赤松防災拠点(美波町・徳島)」

朝から竣工式。町長はじめとした方々によるキチッとした式に、木偶舎・勘緑さんの人形が榊を持って場を清める。こういうのははじめての体験。町長からの祝辞をはじめ司会の方のコメントにも研究室での活動への気遣いが感じられる。設計の開始からは足かけ4年。みんな頑張ったからなあ。。。


「赤松座初公演@赤松防災拠点(美波町・徳島)」

一通り式典が終わった後は、建物の前で地元人形浄瑠璃・赤松座の舞台。百何十年ぶりかに復活した赤松座。勘緑さんとの競演で、合わせたのは2回だけというのが信じられないレベル。


「もち投げに集まる人たち@赤松防災拠点(美波町・徳島)」

その後、建物の隣に建てられた足場からのもち投げ。モチを待ち受ける人たちが4周に。そういえば、朝の町内放送でももち投げが行われることがアナウンスされていた。気楽にモチを投げる役を引きうけたんだけれど、想像を超える重労働。下では金箱さんがたくさん受け取ってくれていた。


「乾杯も勘緑さんの人形@赤松防災拠点(美波町・徳島)」

その後の一般公開(見学会)を挟んで、今度は地域の方々主催の祝賀会。勘緑さんの人形を交えた乾杯に始まり、関係者によるトークの時間の司会を担当したりしながら飲んで食べる。この日に至るまで地域の方々との対話も多かったけれど、その分だけ喜んでもらえているようでなにより。かねがね、こうした対話が自分の先入観や無意識な好みのようなものを相対化して、決して自分一人ではたどり着かない成果として実現して欲しいと願っているけれど、そういったことが多少なりとも上手くいったと思えることが、個人的にはもっともうれしい。


「学生アレンジの神踊り@赤松防災拠点(美波町・徳島)」

みなさんのってきて、地元の方が古くから伝わる神踊り(季節ごとに納められる太鼓に合わせた唄)を披露してくれると、学生たちが(某氏からの「なにかやれ」っていうリクエストに応えるかたちで)、彼らなりの解釈に基づくオリジナル神踊り。太鼓に合わせて想いの丈をぶつけるというラップ型。最後は阿波踊り。結局、竣工のお祝いは丸一日かかる行事となった。ともあれ、みんなお疲れさまでした(なんだけれど、まだ終わっていない。。。)

2017年7月10日~7月16日

2017-07-18 | 日記
7月16日(日)
「トライアスロンの自転車@コーナンの近く(美波町・徳島)」

オープニング式典前日。昨日までクリーニングが行われていたので、展示とかキヌカオイル塗とかを一気に進める。不足しているものをコーナンに買い物に来たら交差点で通行止め。今日はトライアスロン。昨年はしばらく佇んでみていたんだけれど、今年は余裕無し。


「展示の開始@赤松防災拠点(美波町・徳島)」

床の仕上げを終えて、展示とサインの作業。組み立てた家具の搬入も。
午後一で構造の金箱さんとスタッフの野田さんを迎えに行くと、大学同級生のTさんが。偶然なんだけれど、3年前には成田空港で同じフランクフルト行きに乗ろうとしていてばったり会ったのもTさん。不思議なものだ。


コンクリートの柱が並ぶピロティ@「医療保健センター(美波町・徳島)」

赤松の現場をみてもらってから、金箱さんの弟子筋が構造担当した医療センターへ。大きな構成はプロポーザルの時の印象と変わらない。ピロティ部分の位置づけが一つのポイントだったんだけれど、コンセントとか水道とかがスパンごとに来ている。全体にモダンで爽やかな印象。
夜は学生たちが金箱さんを囲んで構造談義。


7月15日(土)
「桜のベンチ@赤松防災拠点(美波町・徳島)」

朝の飛行機で徳島へ。赤松では外構なども概ねできて、目前に控えるオープニングを待つ。待つ、といっても研究室で行う予定の作業はパツパツ。中ではクリーニング作業中なので、外構に置くベンチの用意など。


「射的屋@桜町通(美波町・徳島)」

夜は桜町通りでの、うみがめ祭。学生たちは、地域グループ「発心の会」の射的屋を担当。くじ引きもあって、子供たちには大人気。全体に、去年よりも学園祭的な印象が弱まり、地域の方による独自の店が少し増えた。何往復かする間に、そういう店でいくつか買い物。


「ナイアガラ@日和佐川(美波町・徳島)」

花火も昨年のLEDとかイルミネーションとかとのコンビネーションではなくて、あくまでも花火での演出で勝負。赤松吹筒花火も成功。打ち上げも、これでもか、っていう数が上がる。ナイアガラも幻想的な感じ。
赤松の集会所にもどって、みんなで雑魚寝。


7月14日(金)
FARO@本郷三丁目(東京)」

朝から国際交流基金で某審査会。夕方18時半頃にようやく終了。本郷三丁目での19時からの打ち合わせにある意味丁度良い。こちらは、日本の工芸品を今日的なかたちで海外に広げようというこころみを、ブラジルを舞台に検討するというもの。主に多摩美出身のガッツのあるクリエイターたちとの共同。会場のFAROもそのメンバーの関係(カフェ内部に設計事務所に繋がる扉がある)。


7月13日(木)
「照明新設@研究室(神奈川大学・横浜)」

授業の合間に書類対応をしつつ、さらに気分転換で照明新設。学生たちが実験的に使ってあまったLEDテープをちょっとだけ切って、9V電池に直接ハンダ付け。LEDテープは12V用なんだけれど、だいたい問題なし。


7月12日(水)
「投票機@大学での会議(神奈川大学・横浜)」

やっぱり最近は会議が多い。昼休みには関係する3つの異なる会議。どれか一つを選ぶしかない。結局19時過ぎまで会議は続き、19時から馬車道で予定していた防火帯建築関連のミーティングには遅刻。横国藤岡先生と研究室の学生たちにも来てもらっていて、丁寧な調査内容を教えて頂き、そ関係する所有者などの雰囲気を確認。


7月11日(火)
「甍の波の向こうに向島を臨む(尾道・広島)」

朝、尾道へ向かう。午後からの打ち合わせなんだけれど、打ち合わせ前にサクッと街を巡る。まず千光寺までロープウェイで上がり、尾道空き家再生プロジェクトの関連建物を中心に巡る。いまでも、週末などはロープウェイに増便が出るほどだとか。路地網は登ったり下ったりが複雑で、想像以上に汗をかき疲れる。


「大和湯@尾道本通り商店街(尾道・広島)」

四周キャンチの老健や旧住銀尾道支店などのある市役所裏のエリアをまわり、古い町並みの残るアーケードを経由して、駅前に。ガウディハウスにも寄るつもりだったんだけれど、急いだこともあって汗をかきすぎて、着替えなどを買ってきて街を歩くのは中断。午後はずっと打ち合わせをして、学生を残し、吉岡さんと最終の新幹線で戻る。


7月10日(月)
「卒塔婆@能満寺(東神奈川)」

朝から、いろいろな予定が予定通り進まない日。夕方、父の代わりに檀家となっているお寺の施餓鬼法要に出席。お盆にナスとキュウリに脚をつけるのは、ご先祖を迎えに行くときの馬と、送っていくときの牛とに見立てている、ということは知っていたけれど、ナスが馬でキュウリが牛っていうのは知らなかった(逆という説もあるらしいけれど)。ナスのへたがたてがみで、昔のキュウリはもっと太かった、とか。

2017年7月3日〜9日

2017-07-09 | 日記
7月9日(日)
「余徳耀美術館外観@西岸エリア(上海)」

最後は、最近美術館が集積している西岸地区へ。一昨年、参加した展覧会場のあるエリア。最初は飛行機の格納庫を活用した美術館。道路側に2割くらい増築したやや複雑な形状のガラス張りの部分があって、カフェやチケット売り場になっている。奥の格納庫部分はそのまま?。


「余徳耀美術館内観@西岸エリア(上海)」

中に入ると空間のサイズをいかした展覧会。カメラの持ち込みは禁止なんだけれど、みんな携帯で撮っている。携帯での撮影は許されているらしい。グリッド状にトラスの梁が入れ子になっていて、屋根の架構とは縁が切れている。クレーン用だったものだろうか。照明などが取り付けられる。屋根は外観としては二連の切妻だけれど、中ではヴォールトになっている。


「ART WEST BUND内観を撮影する石田さんと福島さん@西岸エリア(上海)」

一昨年の展示会場であるART WEST BUNDは閉館(以前は工場跡と聞いていたけれど、どうやらヘリ格納庫跡らしい)。しばらく使っていない様子。周辺のアトリエゾーン(大半は建築設計事務所)は完成していた。僅かだけれど、日曜に仕事をしている人も。


龍美術館外観@西岸エリア(上海)」

最後は龍美術館。隣にはコンテナでゲートがつくられている広場もあって、アート・イベントのための地域らしい。
敷地は、元石炭の積み下ろし場だったところ。石炭積み込みの部分が残されていて、アプローチになっている。建物自体はT字型のコンクリートが、既存の地下駐車場のグリッドに合わせて設置されている。外観の印象からは多摩美図書館とかを思い出すけれど、架構の考え方はまったく異なる。


「龍美術館内観@西岸エリア(上海)」

T字型のユニットはぴたっとくっついているところもあれば、隙間をあけてトップライトになっているところもある。T型のコーナーが曲線を描くことで生まれるT字の交点部分の膨らみは空調ダクトで用いられているみたい。床の壁際にはリターンのスリットがまわっている。ホワイトキューブっていう割り切りからは得られない特有の空間感。
昼食も龍美術館で済ませて、ホテルで荷物をピックアップしてから帰路。あっという間だけれど、濃密な三日間。結局全く雨は降らず。天気予報は大丈夫か?。



7月8日(土)
「武康路の家並み@フランス租界エリア(上海)」

福島さんリサーチによるオシャレ高級カフェでの朝食で格差社会を身体的に理解した後、武康路を歩く。全区間踏破ははじめて。元々の敷地割りを斜めに横断するような道があとから作られたからか、斜めに切断させたようなかたちの建物が点在している。元もとのグリッドでのヴォリュームが飛び出しているような家も。一昨年も立ち寄った老房子芸術中心の書籍コーナーで資料を見ていると、この道は、1910年と1914年の間のどこかで出来たみたい(中国語なので図からの類推)。


「立ち退きが進むアパート@西成里(新天地近く・上海)」

新天地は一大観光ゾーンになっていて以前のリノベ的風情が無くなってきているけれど(今回は行っていない)、その隣接エリアでは、古い建物群を壊してタワーマンションに変わるエリア、古い建物群が残るエリア、古い建物群を活かして観光化が進むエリアが混在している。古い建物も立ち退きが進んでいるところも少なくない。新天地を初めて訪れたのは20年くらい前だったような気がするけれど、この先はより急速に変貌を遂げそう。


「オシャレリノベエリア@西成里(新天地近く・上海)」

オシャレリノベエリアではリノベの作法がこなれすぎてきていて、半ばディズニーランド的に見えなくも無い。とはいえ、ものすごい数の人たちがあつまり、日本と同じか日本よりも単価の高いメニューを楽しんでいる。ちょっと北方向に歩いて、ミシュラン星付き地元的風情のお粥屋で昼食。福島さんの事前リサーチがすばらしい。


「1933老場坊の中@虹口区(上海)」

一昨年の9月にXiaoXiaoさんに連れて行ってもらった隆昌公寓(Longchang Mansion)、既に閉鎖されて解体を目前に控えているような雰囲気の北外灘111芸術園区を経て、1933老場坊。元場のアートゾーン。相当複雑な構成の場だったようで、内部と外部が入り交じる。写真ブームらしくて、撮影を楽しむ若い人たちがたくさんいる。周辺の古い建物のリノベ活用されて、割りと広い範囲が創造地区になっている。


「くまもん@コンビニ(上海)」

1933老場坊から少し西に行ったあたりにある、ずっと昔にみかんぐみで設計を手伝った建物を確認したりして、一旦宿に。一日中、湿度も温度も高い。汗を流してから夕食。福島さんは東京都市大学の先生ってこともあって、大学での教育システムの話しなど。上海展におけるフェーズ1と2の時代に在籍していたスタッフの2/3は大学教員。。。帰り道に宿の向かいのコンビニによると、入口は行ってすぐのところにクマモンコーナー。クマモン人気はここにも。


7月7日(金)
「黄浦川の対岸@外灘(上海)」

朝の飛行機で上海へ。羽田空港で石田敏明さんと、上海のホテルで福島加津也さんと合流して、さっそくまちへ。割りと街中のホテルで、少し歩くとバンドにでる。バンドを歩くのは20年ぶりくらいか。それにしても暑い。日本で検索した天気予報ではずっと雨ってことだったが。。。


「フェーズ2確認中の石田さんと福島さん@上海当代美術博物館(上海)」

夕方、美術館の方との約束に30分ほど遅刻して、上海当代美術館へ。伊東さんの展覧会「曲水流思」を見る。これまでを6つの時代に分割して、それぞれのフェーズごとに関心の中心が示される。石田さんはフェーズ1,曽我部がフェーズ2,福島さんがフェーズ3の時代にいたということで、前半を横断する3人。


「曲水流思が流れ込む@上海当代美術博物館(上海)」

ミュージアムショップでは金額に迷いつつ(全体に高い。格差社会がこういうところにもあらわれるということか)、トッズのステンレス模型を購入。迷ったくせに夕食の店に置き忘れて、取りに戻る。気がついて良かった。


7月6日(木)
「屈曲する航路@機上(徳島→羽田)」

朝一の汽車で徳島に戻り横浜へ。昼前には大学へ到着。台風3号を避けたのか、飛行機のルートがクランクしている。


7月5日(水)
「仕上げの段階を迎えつつある家具たち@赤松防災拠点(美波・徳島)」

朝から赤松の現場へ。天気の良いウチに作業忠の家具を全部外に出して確認。サンダー掛けしてビスを埋木しているので、いつもよりもキチッとして見える。ベルトサンダーをつけていた安物グラインダが壊れるなどのトラブルもありつつ、全体には順調に進んでいるか。


「展示什器の設置が進む内部@赤松防災拠点(美波・徳島)」

ここにきて、外構に並行して一気に内装が進む。展示用の什器も取り付けられ、完成像が見えてくる。展示物の準備も進めなければ。。。


7月4日(火)
「豪雨の中の建物@赤松防災拠点(美波・徳島)」

朝一の電車で徳島方面へ。岡山から乗ったマリンライナーの車掌さんが日和佐を知らないのに驚く。車掌も知らない駅ってことか。。。台風よりも先に現地入りできたんだけれど、昼食から戻ると激しい雨が。どうやら美波町の真上を通る進路になっているみたい。破風の両サイドから落ちる雨も、なんとか側溝に納まっているか。


「桜の木から染料をつくる@赤松防災拠点(美波・徳島)」

敷地近くの二つの倉庫を作業場として使わせてもらっている。片方で家具のサンダー掛けなどを行い、もう片方でカーテンなどを染色するための準備。伐採したソメイヨシノの古木。はじめは樹皮を使っていたんだけれど、木の部分を細かくしたものを使うようになったら、鮮やかな赤い色になる。


7月3日(月)
「甲佐町プロポ模型群@甲佐町

朝一の飛行機で熊本へ。甲佐町のプロポ審査。関係している方々が多いので、例によって司会を担当させていただく。最終的には岡野道子さん+山代悟さんのチームが最優秀に(伊東さんは自分の事務所のOBということで少し躊躇気味?)。ヤナ場での打ち上げという魅力的な企画を遠慮して、翌日に備えて岡山まで移動。

2017年6月26日~7月2日

2017-07-03 | 日記
7月2日(日)
「さざなみ園で記念撮影(伊東塾の青木さん撮影)@大三島(今治)」

朝、ツアーで参加している人たちはワインヤードや大山祇神社へ。その間に、さざなみ園で見学受け入れ準備。数日前に土砂降りの雨が降ったらしく、中庭の石畳の表面を、雨粒模様の土が覆っている。大急ぎで掃除。排水がイマイチな場所がいくつかあるので、今度対応しよう。
みんなが鈴木薬補に向かうなか、一足先に帰路に。


7月1日(土)
「新しいライフスタイルを大三島から考える」展オープニングトーク(大三島・今治)」

朝、学生たちは瀬戸で神社の掃除と休憩所のデッキ入れ替え作業。その後、伊東建築ミュージアムで今年度の新展示オープニング。毎年この日は晴れるが、例年よりも涼しいのがうれしい。一昨年は、一体なにができるのだろう、という印象だったけれど、この2年で随分と具体化してきた。昼は、大三島のみかんにつく酵母を用いたパン&島でとれたばかりの野菜のサンドイッチ。小松製パン製。おいしいし、考え方が興味深い。みかんジュースの見比べも楽しい。


「打ち合わせに参加するカニ@憩いの家(大三島・今治)」

午後のトークセッションの前に、会場となる憩いの家に一足先に移動して、来島SAの打ち合わせを構造の金田さんと。憩いの家の広い縁側型の廊下はマルチに使える。ここで朝まで飲み続けていた、なんていう話しも聞く。廊下を歩くカニ(右手)が合流。金田さんからは示唆的なコメントがたくさん。上手く検討に生かせるか。


「イノシシ専用焼き機@憩いの家(大三島・今治)」

夕方からは前庭でのBBQ。今年はチケット制の屋台で、クラフトビールまで楽しめる。朝とれたばかりのイノシシの丸焼きも。日本一美味しいイノシシだとか。確かにうまい。回転部分では自転車のパーツが用いられているのが、しまなみ海道的。横の扇風機で煙を飛ばしながら焼く。炭の火力も上がりそう。
飲み過ぎて、二次会は失礼。。。


6月30日(金)
「ジャスパー×ミース@研究室(神奈川大学)」

朝、卒業設計ゼミで研究室に行く。直前まで準備をしている学生たち。ジャスパー・モリソンとミースを組み合わせている猛者も。


「漬け物4種@クルツ・ラントゥレーベン(大三島・今治)」

夜、吉岡さんと大三島へ。最終の飛行機+レンタカー。広島空港のレンタカー屋さんは夜9時半までやっている。島に着いたら11時近く。参道のみんなの家でちょっと飲んでから学生たちのところへ。近くに住む方に頂いたという漬け物をつまみに飲む。塩辛さが控えめで野菜の味が前に出る漬け物。


6月29日(木)
「丸山純子さんの作品@研究室(神奈川大学)」

研究室の壁は廃材利用。スイッチがついていた部分のベニアには穴が空いていたんだけれど、縦に拡張して小さなニッチスペースを作成。1,2年前に買った丸山純子さんの作品を収めてみる。照明が必要か。


6月28日(水)
「ゴミ捨て場@六角橋(横浜)」

大学で会議など。大学に向かう途中の歩道。電柱とバリカで歩ける場所が絞られているところが、ゴミ捨て場に。まあ、電柱が無くても、このゴミの量だと歩ける場所は限られるか。


6月27日(火)
「十日町×十日町(ウェブマガジンで使われなかった方の写真)@みかんぐみ事務所(馬車道)」

大分県のウェブマガジンで用いるということで、ちゃんとした解像度の写真が残っていなかった「十日町×十日町」(大地の芸術祭2003の作品)の再撮影。コンビニで買ってきた箸の袋を、保管していた箸袋(作品)と交換し、スチレンボードでつくった即席ミニ・ホリゾントで撮影。それにしても懐かしい。


6月26日(月)
「松ぼっくり再構成による作品@BankART Studio NYK」

あっちこっちで打ち合わせ。BankARTではBankARTライフ5の打ち合わせ。会場の確認で3階に行くと、生け花の団体が行う展覧会。生け花といってもダイナミックな巨大作品が並ぶ。BankART以外でこういう展示を受け入れられるところは無いだろうなあ。BankARTという場が、作品の方向を拡張したか。