曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

10月22~28日

2012-10-30 | インポート
10月28日(日)
「タイル@ワット・アルン(バンコク)」
1028
20年ぶりにワット回り。雨期が明けたばかりということなのか、どこもすごい人。ワット・アルンは記憶より派手だったし、ワット・ポーは記憶より閉鎖的だった(何となく、外の広場的な場所から見ていたような記憶があった)。いい加減なもんだ。
ワット・アルンのタイルは、普通の皿とかの転用などをしていて、特注ものっぽいのは案外少ない。


「水筒@トゥクトゥク(バンコク)」
1028_2
午後からは、チャトチャック・ウィークエンド・マーケットを再訪。身動きすら難しいくらいの人。ペット店エリアで何かグッズをと思ったら、普通にイヌを売っていた。
街に戻って、タイ料理を堪能して、空港へ。短いけど密度の高いバンコクだった。
トゥクトゥクの運転手の水筒が不思議と端正にみえる。


10月27日(土)
「ビールタワー@サバイチャイ(バンコク)」
1027
朝から、徒歩やタクシーやトゥクトゥクや水上バスやモノレールを駆使して街探索。午後はTCDC(エンポリウム)で防災展に関連した企画でレクチャー。防災展に関連しつつ、バンコク向け(っていうか海外向け)にした内容。それなりな反応だったか(研究室に入れるか、って聞いてくる調子の良い学生もいた)。
夜は1ヶ月ぶりにサバイチャイで食事をして、その後は20年ぶりに夜のパッポンストリート。相変わらずの熱気。


10月26日(金)
「エメラルド寺院?@チャオプラヤ川右岸のレストラン(バンコク)」
1026_2
朝の便でバンコクへ。快晴。去年の今頃は大洪水だったけど、今年はちょうど雨期が明けたみたい。ついたら夕方で、そのまま夕食へ。川沿いのレストラン。元々行くつもりだった店の隣を予約してたけど、より地元向けな感じで、開放的。

「イヌ@レストラン(バンコク)」
1026
さらに、店のものと思われる人なつこいイヌがうろうろしている。家庭的でもある。右を見ると川、左を見るとイヌ。
その後は、泊まっていた高層ホテルの屋上バーで締め。以前あったバーカウンター+立ち飲みエリアはなくなっていて、全て、テーブル席になっていた。


10月25日(木)
「ラーメン屋@神奈川大学入口(六角橋)」
1025
最近出来たラーメン屋。看板とかそれらしい雰囲気作りとかはほとんどない。それが特有の雰囲気作りか。結構並んでいる。


10月24日(水)
「防潮堤と保存される階段@カルボナード鳥越駅(三陸鉄道)」
1024
朝、都内に戻るべく盛岡駅へ。途中に立ち寄ったカルボナード鳥越駅では造成の作業が進む。写真は元駅の位置から海を臨んだところ。右手のスーパー堤防が左までのびる。海は見えなくなる。震災前からあった計画だとか。手前の階段は、つなみに流されなかった元の駅の階段。保存するため少し移動してある。


10月23日(火)
「アーキエイドの活動拠点@鮎川(牡鹿半島)」
1023
朝ごはんから海の幸を堪能し、鮎川へ。学生任せにしていた、アーキエイドの活動拠点改修プロジェクトの確認。写真で見ていた以上に(なんて言っちゃダメか)無駄なくキチンとしていた。
電車と車を乗り継いでで普代村(岩手)へ。村役場での打合せを済ませて、今回は終了。岩手の山中は紅葉が始まっている。


10月22日(月)
「夕食@牧浜(牡鹿半島)」
1022
市の地域説明会に立ち会うために牡鹿半島へ。担当の浜が小さいながらも三つあって、それぞれの事情が異なるので、住民の気持ちの幅の違いがよくわかる。難しい問題だと思う。
夕食は、K浜区長さんにいただいたワタリガニや、M浜区長の手による豊富な海の幸で、大充実。いつものことながら感謝。やっぱり飲み過ぎる。







10月15日~21日

2012-10-23 | インポート
10月21日(日)
「家づくりスクール@八潮」
1021yasio
家づくりワークショップ&街並みづくり100年運動の中間発表で八潮。無事終了し、明日の牡鹿半島に備えて仙台へ
。先についていた助手の稲用さんらと飲む。


10月20日(土)
「倉田邸@田園調布」
1020
吉田五十八設計の旧倉田邸の見学会。ずっと「現存せず」となっていたのが、つい2,3年前に発見されたらしい。細かなディテールや、その場所毎の扱いの違いが興味深い。


10月19日(金)
「こめや@白楽」
1019
大学でのいろいろな打合せを経て、久しぶりに学会で編集委員会に。そろそろ担当分の締め切りが迫る。
写真は大学ちかくのこめや。課題に関連して、六角橋商店街周辺のうらを回ったりすると、ちょっとした発見がある。


10月18日(木)
「みかん@宮田村の保育園(長野)」
1017_2
終日授業。写真撮ってない。
写真は前日にいった、宮田村の保育園にあった「みかんぐみ」の表示。


10月17日(水)
「ワイナリーの昼食@勝沼(山梨)」
1017
朝から、元みかんぐみの吉岡さんの設計したワイナリーと、吉岡さん+暮らしと建築社の須永さん(元みかんぐみ)達が設計した保育園の見学。いずれも、元々あるものとの関わり方を丁寧に扱おうとしているのに好感がもてる。
昼食はワイナリーのブドウの下で。しあわせ。


10月16日(火)
「まめ@みかんぐみ(馬車道)」
1016mame
打合せとか健康診断とか。夕方、事務所では、スタッフの実家から送られてきていた大量の枝豆と格闘していた。
夜は、馬車道デビューしたkta(元伊東事務所の、手塚さんと小池さんの事務所)の歓迎会で延明。


10月15日(月)
「気仙沼駅@気仙沼」
1015
始発で都内に戻る。都内で一件打ち合わせして、大学でいろいろ。
写真は早朝の気仙沼駅。内装は大量旗。




10月8日~10月14日

2012-10-17 | インポート
10月14日(日)
「防潮堤のかたち@浦の浜(気仙沼大島)」
1014_2
森林文化アカデミー最寄りの梅山駅始発で気仙沼へ。ほとんどの乗り換えが5分程度の効率的(ギリギリ?)な乗り換えだったけど、大島着が15時頃。浜の方々の話しを伺う会に途中から参加。神戸大槻橋先生、関西学院大長峯先生、信州大寺内先生との共同。
写真は、前日に、学生たちがつくった、防潮堤の大きさを確認するためのもの。大きい。


「仮設の商店街@気仙沼」
1014
夜は贅沢なご飯で飲み、交流。男山(酒)もうまい。残念ながら翌日の朝が早いので、先生3名は気仙沼に戻って宿泊。宿に行く前に、仮設のスナックへ。宿の風呂は11時までだって言うのに、歌いつつ飲む。またもや風呂に入り損ねる(汚い)。


10月13日(土)
「駐車場@今伊勢(一宮)」
1013_2
だがねランド関係者で、岐阜の森林文化アカデミーへ。反省会?。ついでなので、通り道にある、みかんぐみで設計を進めている住宅の土地を見るため、途中下車。敷地周辺には、屋根・シャッターつき駐車場がたくさんある。そういうのが流行ったんだろうか。


「すごろくオフィス@岐阜」
1013
さらについでに、大建metで、来月から始まるソウルでの展覧会の打合せ。っていうより、建物見学の比重が高かったか。コンテナ使って移動可能な建築っていうのを実践しちゃうのもすごいし、素材転用の眼差しもかなり攻めてる(工業部材や現場資材がたくさん使われている)。
森林文化アカデミーに送ってもらって、ちょっと見学。夜は、名市大やアカデミーの学生たちも交えつつ飲む。


10月12日(金)
「拡大ヨンカイギ@チャランポラン(日本大通り)」
1012
大学とかで打ち合わせて、夜は、拡大ヨンカイギへ。スカンヂアの並びにあるちょっとオシャレな店。おいしかったし、3時間ほど十分飲んでたんだけれど、上品だったののリバウンドか、みんなで野毛に向かう。結局、三陽。


10月11日(木)
「みかん@自宅」
1011
終日、大学。授業の準備とかしていて、授業前に会議があったのをすっかり失念。まずい。夜は台湾科技大からの留学生の歓迎会。
写真は、朝撮った、屋上の柑橘系の鉢植え。いつの間にか、いろいろできている。


10月10日(水)
「ファスナー@バッグ」
1010
第二水曜は会議デー。学科会議、教授会、大学院委員会などと続く。でも、今日は短時間にスマートな進行だった。
一年前に買ったモ●スキンのファスナーが変なところで切れる。重いものを運びすぎなのは確かだけど、ここから壊れるか・・・。


10月9日(火)
「茅タワー@村山家(下条・新潟)」
1009kayatower
気持ちのいい朝を迎え、窓の外を眺めるとサクラとキンモクセイ越しにタワーを臨む。夜に拾った栗の栗ご飯や、春に山で採って保存していたゼンマイとか、庭や山で出来たもののによる充実した朝食。ありがとうございます。
9時過ぎに下条駅に行ったら、次の電車が13時過ぎ。十日町までアートフロントの人に送ってもらい、横浜に戻る。


10月8日(月)
「ライトアップ@ほくほく線(十日町)」
1008hokuhoku
久しぶりの下条へ。会期後初。現場には、まだ見学者が来ているみたい。会期中は、会期時間に見た人が合計二万人。時間外にもいたみたいだし。すごいなあ。地域の人たちにも喜んでもらえたようでよかった。学生たちもよく頑張ったと思う。で、夜の反省会での雑談では、今度はお城を造ろう、何て言う話しも。確かに、事前リサーチ中に、このエリアの山城も気になっていた。





10月1日~10月7日

2012-10-08 | インポート
10月7日(日)
「歩く人たち@別府」
1007_4
朝、レンタカー屋に向かうためバスに乗ったら、乗客一人。どういうわけか運転手さんと話しがはずむ。途中から乗ってきた女の子も話しに加わる。オープンだ。中心的な話題は、外を歩く人たち。行橋から別府まで約100キロ位を夜通し歩く、っていう数千人が参加するイベントらしく、朝の到着組。
その後、レンタカーで小国にいって、中津経由でCCA北九州(八幡)。打合せをしてから、横浜へ。


10月6日(土)
「別府タワー@別府」
1006
シンポジウム(合同プレゼン)みたいなのを映画館でやって、横浜の仲原さんらと軽く飲んで、小沢剛さんのライブへ。小沢さんの作品は、別府タワーにあるアサヒビールのネオンサインの文字を選んで歌詞にするっていうもの。「アヒ」とか「ビ」とか、様々な国の言葉として翻訳して、意味をつなぐ。そのライブは合唱つき(タワーのバルコニー部分で歌っているのを、ちょっと離れたホテルの屋上で鑑賞)。面白すぎる。その後、永久劇場でのライブも。大友良英さんのライブは格好良かった。どういうわけか、高校生の頃を思い出した。


10月5日(金)
「アーケード街の演出@楠銀天街(別府)」
1005
別府の混浴温泉世界がいよいよ開幕。プレスオープン。バスで各エリアの作品を回る。全体にサイトスペシフィックっていうか、町がもともと持っている特徴をずらしながら価値に転換するようなものが多くて、そういうプロジェクトは、問題意識的にかなり被る。
キュレータの佐東さんプロデュースで、シャッター街化しつつある銀天街が劇場空間へと変貌。演出型(舞台演出的)か問題整理型(用途への対応)かは異なるけど、関心は近い。


「金粉ショー@永久劇場(別府)」
1005_2
永久劇場では、金粉ショー、東野祥子さんのダンス、大友良英さん+C・マークレーの即興ライブの3本建て。贅沢だなあ。時々遮音性能のことを思い出しつつ、堪能。
みかんぐみは、いろいろと検討したり考えたりしてきたんだけれど、予算の大半を遮音性能アップに投入した。判りやすい表現はない。そうすることでストリップ劇場が新しい役割を得ることができ、この場所にもうしばらく建ち続けることができるようになる、っていうことへの協力が、みかんぐみの中心的表現。で、予算をかけずに(廃材を活用したセルフビルド)、トイレや屋上テラスを整備。金土日はライブ、月火水が建物見学可能。


10月4日(木)
「夜景@羽田発大分行き()」
1004
朝一の学長との面談に始まり、ずっと大学。夕方、別府に向かうべく急いで空港へ。別府についたら夜10時半。開幕前日夜に関係者に電話するのは憚られたので、宿へ。宿の近くの飲食店は全部閉まっていて、かといって街に戻るのもなあ、っていうことで、半夕食難民化。
飛行機から見下ろすとどこかの夜景。松山あたりかなあ?。


10月3日(水)
「ファミマ@難波駅(御堂筋線)」
1003
馬車道などで打ち合わせしてから、大阪へ。打合せは順調。いろいろと収斂に向かう。
御堂筋線のキオスクがファミマになっていた。携帯で調べたら、2,3週間前にオープンしたばかりらしい。路線単位で争奪戦が繰り広げられているんだろう。店舗外へのゆるい広がり方はファミマ的なのか大阪的なのか。どっちでもいいけど。


10月2日(火)
「新樹木@自宅」
1002
昨日倒れたヤマボウシの樹は、一気に茶色に向かいつつある。で、その周りを見たら見覚えのない葉が。雑草の葉ではなくて、何かの樹。どうやら、放置した雑草が育ってきているみたい。以前、そうやって、気がついたらヌルデの木が身長ほどの高さになっていたこともあった、今回のはなんだろう。ナツツバキ?。こういうのは、いつ頃やってきた種から育つんだろう。


10月1日(月)
「倒れたヤマボウシ@自宅」
1001
台風一過。庭ではヤマボウシの樹が倒れている。っていっても、株立ちのヤマボウシなので、数本ある株の中の一本。それでもちょっとビックリ。それにしてもヤマボウシはイマイチうまく育たないなあ。花があまり咲かないのは土と水分量が良すぎるからってことで、根っこを切った方がいいらしいが・・・。そんな勇気無いなあ。




9月24日~30日

2012-10-01 | インポート
ところで、↓こういうコンペがあります。
締め切りまで時間があまりありません。
アイデアデザインコンペ、って書いてありますが、最終的には土木コンサルの方と共同して
実際に実現します。興味のある方は是非。
http://www.pref.osaka.jp/bunka/enokojima/enokojima.html



9月30日(日)
「あやしい雲@神奈川大学」
0930
朝から研究室で打合せ。台風が向かいつつある筈なんだけれど、あまりそういう感じがしない。この怪しい雲(ちょうど昼ごろ)が出たあとも、一端空は普通にもどった。夕方から交通に影響が出始めたみたい。寄藤さんは無事についただろうか。


9月29日(土)
「台風@飛行機(バンコク→成田)」
0929
今回は昼間の便で帰国。昼間って言っても、朝5時半にホテルを出て、家についたら夜の7時半。台風を避けたからか多少時間がかかったみたいだけど、深夜便の方がいいかなあ。
日本に向かいつつある台風17号を飛び越す(今年はこういうの多いな)。写真だとみえないけど、エンジンの左端の下に台風の目があった。


9月28日(金)
「サバイチャイ@バンコク」
0928
いろいろな取材(ほとんど永田さん)対応。夕方からは寄藤さんの講演を聴いて(ものすごく面白い)、今回最後の夕食。サバイは、心地良いとか、元気とかっていう意味らしい。
サバイチャイは北部料理の店。ラープがおいしい。


9月27日(木)
「プレスオープン@TCDC(バンコク)」
0927
展示は間に合ったような間に合ってないような。。。(これが日本だったら間に合ってない、ってことになってる気もするが、見た目的には何ら問題ない)。プレスもたくさん来て、交通省の副大臣とかも来て、それなりなオープニング。寄藤さんも来て、日本側は勢揃い。
一通りすんで、ちょっと遅めの夕食で、一軒家のキチンとした感じのタイ料理屋へ。


9月26日(水)
「すみかご@TCDC(バンコク)」
0926
展示物のなかには、現地の物を使ってつくるものもあって、それを制作。いつも学生がつくっているので、自分でつくるのははじめて。手伝ってくれる人がたくさんいて、あっという間に終わる。TCDCはエンポリウムっていう百貨店の最上階。時間があったので、百貨店探索。
夜はそば屋に連れて行ってもらう。色々つまみながら飲み、最後は鴨せいろ。ほぼ、日本。


9月25日(火)
「雨の道@バンコク市内」
0925
朝、博多の空港からバンコクへ。国際交流基金の関係の展覧会がいよいよ始まる。
空港から町への道は、洪水までは行かないけれど、ところどころ灌水。途中、赤信号が30分以上続く。何らかの条件下では、信号が青にならない設定か。
会場の準備はちょっと遅め?。結局、具体的な会場デザインは、地元の設計者にお任せ、ってなったので、やれることは多くない。


9月24日(月)
「まち歩き博@小倉」
0924
午前中の内に別府に目処をつけ、午後は小倉。サンロード商店街についての検討結果を、学生たちが地域の方々に説明。
メルカートのチラシ置き場には「まち歩き博」なるもののチラシが。建築系はいろいろ組み立てられると思うけど、ないみたい。角打ち系とか、産業遺産系とかもないか。ちょっとオシャレを目指してる?(あとで聞いたら、そういうのは既存のツアーで結構あるらしい)。