曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2019年4月22日~4月28日

2019-04-26 | 日記
4月28日(日)
「せせらぎ緑道@東寺尾(鶴見・横浜)」

自宅の風呂を自主改修していて、近所の銭湯へ。こちらに引っ越してきて近所の銭湯に行くのははじめてか。歩いて15分くらいのいやさか湯へ。銭湯自体も興味深い場所だったのだけれど、その記録はいずれまた。東寺尾周辺は余り詳しくなかったのだけれど、旧来のコミュニティが色濃く残っている印象。入江川せせらぎ緑道も、今日の整備としては相当いい。コンパクトながら、水辺への近接感が得られる。


4月27日(土)
もとっぱち@総武線(本八幡→市川)」

ずっとジメジメした一日。妙蓮寺から本八幡へは、天気が良いときは武蔵小杉乗り換えで(ららテラスから横須賀線口へ)、雨などのときには新宿三丁目乗り換え。帰りは少しおさまってきたので総武線。もとっぱちの建物は、車窓からチラチラっとみえる。


4月26日(金)
「自宅のきのこ2」

突然寒くなった。品川でTシャツ一枚の一軍に驚く。
自宅のきのこは24時間でほぼ完成形に。


4月25日(木)
「自宅のきのこ1」

雨模様。朝一会議。一限に大学での用事が続く一週間。
自宅のアプローチにキノコ。シバフタケというらしい。西欧では好んで食べられるとか。とはいえ、本当にこれがシバフタケかどうかすら怪しい。。。


4月24日(水)
「育ってきたキャベツ@自宅」

大学での会議日。普段にもまして数が多い。
自宅に戻るとキャベツが育っている。先端からあたらしいのが出てくるのか。花を咲かせて種を残そうとしている予感。。。



4月23日(火)
落日荘@石岡(茨城)」

浦辺鎮太郎展に関連したヒアリングで、70年代の横浜市で活躍をした岩崎駿介氏の家を訪ねる。当初の目標についてはともかく、セルフビルドで生み出された自宅や氏の哲学に触れられた一日となった。構想から10数年。一緒に行った市大鈴木先生が前に訪れた際は建て始めたばかりの頃で、ビニールハウスに仮住まいしながら作業をしていたという。構想時のスケッチから、用途はともかく建築の計画は殆どぶれていないのにも驚く。地に根ざした心地よい住まい。横浜に帰り着いたのは夜遅く。氏からFBでのメッセージが届いていた。


4月22日(月)
「保管してあった建材の活用@モトッパチ(本八幡・千葉)」

本八幡の現場も佳境。もともと曳家予定だった建物は種々の事情から部材を積極的に活用する、という方針になった。ようやく、かつての部材の出番が。

2019年4月15日~4月21日

2019-04-22 | 日記
4月21日(日)
「みんなの森内部@岐阜」

視察しながらの帰路。朝の新幹線で岐阜へ。ずっと見損ねていたメディアコスモス。朝から、地域の人たちが三者三様に本に向き合う。すでに9割方の席が埋まっている。外国語会話教室をやっている場所もあるし、カウンターでは国際交流支援などもあって、ここで引き受けている活動のレンジの広さが興味深い。


「御鮨街道の建物@みんなの森の北東エリア(岐阜)」

歩いて、桜町通り(美波町)での参考事例の一つである御鮨街道へ(長谷川さんが覚えていた)。一方通行化し交通量を制限して、歩道エリアを広げて舗装で明示、余裕の出た部分には小さな植栽帯を設け、隣接する空き地の一つを公園化してトイレを整備。電柱は塗装することで景観になじませることにしてある。更に北にある川原町の景観保護エリアが南に拡張してきているかんじか。実際に体験しなければ共有できない価値も多い。


「ソーネしげん@ソーネOZONE(名古屋)」

名古屋で乗り換え大曽根まで。遅めの昼食をソーネOZONEのソーネカフェで。社会福祉法人共生福祉会が運営する、高層住宅団地エリアでの地域生活をサポートする拠点。KIITO(っていうかiop)の永田さんがブランディングしていて、グラフィックは寄藤文平さん。そういったスタート時のコントロールが徹底しているからか、相当使い倒されているものの、なんとかキチンとした存在感を維持している。リサイクルゴミを買う「ソーネしげん」など興味深い活動も。経済的にどのように回しているのかが気になるところ。


4月20日(土)
SPACESPACE@中津商店街(大阪)」

釜ヶ崎の現在を再確認する視察で大阪へ。前入りしているメンバーと中津駅で待ち合わせ、SPACESPACEのオフィス兼住宅を見学。独特の風情の商店街。高架に囲まれた三角地帯内には大型車両が入りにくく、開発の手が入りにくかったとか。建物は古い長屋の改修。SPACESPACEらしい楽しいウィットに満ちたアイデアがちりばめられたデザイン。前面は私道で、もともとのアスファルト部が道で両サイドにセットバックしたのかのように見えるけれど、地域の取り決めにしたがった溢れだしが許されている領域が示される。


「カラオケ店@釜ヶ崎(大阪)」

ココルームに行き、代表の上田假奈代さんや2年ほど前からスタッフとなった古田さん(千葉大の神野先生の活動で協働したかつての学生)に話を伺い、いろいろと案内をしてもらう。場所を移動していたココルームについては上田さんに案内をしてもらって、そのあと、古田さんによる地域ツアー。今回の視察の目的の一つは、中華街化構想がどうなっているのかをみること。中国の人たちが展開するカラオケ店がとても増えているようで、それらが中華街化の元らしい(風営法などの法律との関係も絡む)。突然のことだったようで、地域との折り合いがどうつくか。現状からすると、中華街構想は実現するとしてももう少しかかりそう。


「何かの順番待ちの列@西成労働福祉センター(大阪)」

観光地化した飛田新地や3月末で閉鎖したはずの西成労働福祉センターも、今回の視察対象地のひとつ(病院も含めてあいりんセンターと呼ぶらしいが、病院はまだ残っている)。センターは閉鎖の方向で地域との話し合いが重ねられてきていてまとまりそうだったものが、直前になって人権活動の組織が関わるようになり、抗議活動が活発化していてまだ閉鎖されていない。
激安ドヤと高級ホテルの隣接状況、星野リゾート予定地、建築の運営も興味深い新世界国際劇場なども含み、濃密で詳細な視察を実現してくれた古田さんに感謝。


「道頓堀川@心斎橋(大阪)」

古田さんから「外国人が多くなっていてびっくりする」と聞いた道頓堀へ。数年ぶりくらいなのだけれど、ものすごい変化。クルーズ船のひとが、98%外国人。98%でも控えめかもしれん、って言っていたのを実感。川沿いではゆっくりと飲んでいる人がたくさんいて、道頓堀通りでは通りを埋め尽くす人たちが歩いたり走ったり。。。


4月19日(金)
「1年生のタワー@神奈川大学」

毎年恒例の、新しい入学生との交流の会。アイスブレイクでコピー用紙のタワー制作。


4月18日(木)
「セレストホール@神奈川大学」

建築設計の課題に関連して、セレストホールの見学。コンベックスを持たせると、空間のサイズとか位置関係とかよりも、測りやすいサイズに関心が向かうみたい。。。それにしても暖かい。半袖はちょっと早かったけれど。


4月17日(水)
「展覧会ポスター@研究室(神奈川大学)」

朝一で仙台。夕方には横浜に戻って打ち合わせやゼミ。
5月の廃材標本(住吉町新井ビル)企画は曽我部研究室の担当。OB建築家展。思考の未知の部分を探るということでDark Side of the Moon。出展者も7人(虹色)。っていっても、今の学生にはPink Floydがわからないか。。。


4月16日(火)
「キャベツとコリアンダー自宅」

大学では安全運転講習会など。右折時に、横断歩道を渡る歩行者がAピラーの影に重なる、っていうのは実体験では思い出されないけれど、ありそうなはなし。
数日前にキッチン栽培化してみたキャベツとコリアンダー。キャベツには全く変化が見られない。葉を大きめに残しておくと良いらしいが。。。


4月15日(月)
「模型制作のレクチャー@曽我部研究室(神奈川大学)」

浦辺展用の模型制作にむけて、浦辺設計の担当の方につくりかたのレクチャーを受ける。想像を遙かにこえる精密さ。これはなかなかたいへんだが、それだけに意義深い。

2019年4月8日~4月14日

2019-04-13 | 日記
4月14日(日)
「ユニクロのザク@自宅」

包丁研いだり、書類をつくったり、原稿書いたり、図面チェックしたり、ガンプラつくったり。


4月13日(土)
「ノジマ@ウェスティンホテル東京のとなり(恵比寿)」

朝、伊東豊雄建築ミュージアムの展示替えミーティング。ウェスティンホテルのとなりに家電のセレクトショップ。全体に高級路線。ウェスティンに泊まる層の買い物場所か。


4月12日(金)
「ガルシュの家のパラペットはダブルだった@西洋美術館(上野)」

今年は、1年生対象の導入教育科目担当。朝1限。定刻前に全学生が揃う。まずはよいスタート。その後、いろいろな打ち合わせの合間に話題のコルビュジエ展へ。コルビュジエになる前の、ジャンヌレとオザンファンの絵が対比的に紹介されているのをみていると勝手な妄想が。。。写真を撮って良いのはイントロの模型展示のみ。


4月11日(木)
「起工式会場@金山(奥会津・福島)」

約10年前のコンペではじまったプロジェクト。紆余曲折を経て、ようやく着工。面積的には決して大きなものでは無いけれど、いろいろな意味で意義は小さくない。金山町長をはじめとする関係者があつまる。


4月10日(水)
「モトッパチ内側の廊下@本八幡(千葉)」

朝一で現場に。急いで戻って昼休みの学科会議をはじめ、終日会議。夜は研究室の初回ゼミ。大三島も美波町も現場が動いているので、丸山さん長谷川さん一部の学生はいない。ネットで繋いでギリギリ共有。


4月9日(火)
「撤収@R16(高島町)」

新年度に入りR16も撤収。とりあえずすっきり。共有工具置き場に内緒でおいてある個人所有の安い卓上丸のこは後日回収。


「砂利敷きの道@栗田谷(横浜)」

新しいGoogleマップのせいなのか、検索結果通りに歩いていたらこんな道が。。。



4月8日(月)
「トイレ表示@横浜駅東口」

男子トイレしかない、というわけではない。

2019年4月1日~4月7日

2019-04-08 | 日記
4月7日(日)
「パースが効いたタケノコとネギ@日曜市(高知)」

出発前に朝食を兼ねて日曜市。美波町の活動拠点でつかう包丁を買ったり、自宅用にニンニクをたくさん買ったり。タケノコをはじめ、几帳面に分類されている野菜の様子がうつくしい。
今治に向かって北上。


「屋外ミーティング@来島海峡サービスエリアの解体現場横(今治)」

美波町から向かった4人と、来島海峡SAで作業中の4人とが合流して、横浜で作業をしている人たちとネットで繋いで屋外ミーティング。昨日まではあわや時間切れかも、という感じだったけれど、なんとかモノになりそうな気配。
SAへの来客は相変わらずで、下道ルートで来ている人たちの車が、裏側の通りにたくさん停まっている。


「骨組みだけになったカリテンポ@来島海峡サービスエリア(今治)」

新店舗オープンでお役御免になったカリテンポ。某所での再活用に向けて解体中。ほぼ骨組みのみの状態。打ち合わせ&昼食後、今治駅まで送ってもらって帰路に。
JR松山駅のリムジンバスのオペレーションは相当課題がありそう。バス停一番乗りだったらしい老夫婦は、よくわからない状況のせいで彼らが乗る前にバスは満席になり、タクシーで空港に向かっていった。。。
路線バスで空港に向かい、約一時間遅れの飛行機で羽田へ。


4月6日(土)
「構造補強@桜屋の屋根(美波・徳島)」

朝一で徳島へ。牟岐線はまたまたダイヤ改正で、一昨年ほどでは無いけれど、去年よりは乗り継ぎが良くなった(朝一便で向かうと、去年は日和佐駅11:30着、一昨年は10:45着、今年は11:01着)。これならなんとか午前中に一件打ち合わせが可能。
桜屋は工事を進めながら補強方針の調整が重ねられ、ようやく目処がついてきた。


「中村初音湯祭@中村町(美波町・徳島)」

昼食後、打ち合わせのために谷屋へ移動する途中、あわえの隣で開催されている初音湯祭をのぞいてみる。あわえによる地域還元活動の一環?。ささやかな、って案内には書いてあるけれど、カニ(ズワイだったか)、伊勢エビ、イノシシなどが大量に振る舞われている。アルコールの誘いを我慢して谷屋の現場へ。


「産屋北立面@谷屋(美波町・徳島)」

谷屋は来月から曳家岡本の建興し作業がスタート予定。表面仕上げが取り外されていき、元々の状況がわかってくる。玄関は小さな切妻のまわりを下屋が囲っているという構成なのだけれど、この下屋部分も後からの追加では無いか、という意見も。確かに玄関周りは改変が行われたのは間違いなさそうなのだけれど。。。
みんなで車で高知へ移動。


4月5日(金)
「豊能町響原みんなの家@宇城市(熊本)」

朝一から県庁で会議。ディスカッションそのものは予想よりもずっとスムーズだった。
残り時間が短い中、シーラカンスK&Hが担当した復興公営住宅の一つ、響原復興住宅を案内してもらう。みんなの家では家具のような構造のディテールが特徴的。住宅は間口が奥行きの2,3倍ある、自然を満喫する立地にふさわしい贅沢な構成。
夕方の打ち合わせに向けて帰路に。


4月4日(木)
「夜のルフィー@熊本県庁前」

大学での打ち合わせなどをへて、夜の便で熊本へ。遅い時間にもかかわらず県庁の方々に付き合っていただき飲む。帰り道、県庁前のルフィーにはライトアップ。


4月3日(水)
「酒とマスタードとチョコレート@研究室(神奈川大学)」

R16は早くも撤収。朝一から地味に作業。オープニングなどの集まりが全部出張に重なっていたので、作業しかしていない印象。。。
大学では会議中に卒業生が遊びに来た模様。海外でのお土産とメモが置いてあるが、肝心の名前がない。。。


4月2日(火)
「モトッパチ@本八幡(千葉)」

この日も移動の多い一日。授業がはじまる前からこんなに慌ただしくて大丈夫かと不安になる。
本八幡の現場では階段もとりつき、最後のつめに。テナント工事も並行しはじめた。


4月1日(月)
「トランベール3月と4月@新幹線(仙台→東京)」

急に会津&仙台に行くことに。行きの新幹線には4月号の、帰りの新幹線には3月号のトランヴェールが置いてあった。