曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

10月7日~13日

2013-10-17 | インポート
10月13日(日)
「茶室の天井@八潮T邸(八潮・埼玉)」
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朝一の飛行機で戻る。仮囲いが外れつつあるはずの浅草橋のビルの現場に寄ってから、八潮へ。
ビューラー部品を抜いた余りのスチールシートによる天井も、いよいよ終盤か。エアコン前カバーの取り付けディテールを考える。何とかなるかなあ。家具なども少しずつ集まりつつある。


10月12日(土)
「おでん屋台@サンロード(小倉)」
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朝から北九州。やぼ用(父親が投句して入選した句碑が立っている)で脇田温泉(宮若)に寄ってから、この間話題になりながらも行けなかった八幡のラーメン力にて昼食。濃い。
サンロードでの会議が終わって通りに出ると、いつになく大量の人出。空き地の屋台も大賑わい。前の焼き鳥屋でたくさん飲んで出てきても、まだ満席。


10月11日(金)
「土壁@八潮T邸(八潮・埼玉)」
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大学院の授業の後、浅草橋で打合せをしてから、またまた八潮の現場へ。茶室の壁は、土地の土を焼いて色を明るくして、ハイフレックスを混ぜた上でガンで吹き付け、っていうので落ち着いた。まだ乾いていないので色が濃いけど、何とかなったか。キレイだけど、手の跡が感じられないっていう見方も・・・。


「露地@八潮T邸(八潮・埼玉)」
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信州大寺内研の学生たちが頑張っていた露地は完成していた。廃瓦の植え込みのエッジも馴染んでいるし、廃アスファルトの飛び石に違和感があまりないのはおどろきといってもいい。


10月10日(木)
「ビューラー抜き型@大学(六角橋)」
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八潮T邸の茶室天井に用いるビューラー抜き型の処理が難航しているようで、試行錯誤が続く。ビューラーに使っているスチールの板は、完成したビューラーからはイメージできないくらいに薄い。


10月9日(水)
「版築壁@@八潮T邸(八潮・埼玉)」
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事務作業と会議に追われる一日。写真も取っていなかったので、前日の八潮T邸から。東京理科大坂牛研の手による版築壁。茶室の窓から外をのぞくと、この版築壁が見える。版築的な積層感がうまく出ている。


10月8日(火)
「露地作業@八潮T邸(八潮・埼玉)」
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佳境の八潮T邸現場へ。理科大チームはいち早く仕事を済ませ、信州大チームが盛り上がっている。日工大と神大チームはまだまだかかりそう。茶室のビューラーは、ガンメタルっぽい仕上がりでさび止めになるスーバーブルーっていう薬剤で仕上げているんだけれど、廃液扱いなので流水で洗えないことになって、どうもうまくない。難しいもんだ。


10月7日(月)
「ガン@大学(六角橋)」
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馬車道や大学で打合せなどをこなす。八潮T邸の現場では、茶室の土壁施工。前日までコテでの施工準備をしていたんだけれど、どうも上手くいかなかったようで一端全部剥がしてきたとか。現場の職人さん達の助言に従って、コンプレッサーにつなげる塗装用のガンを買ってきて実験。




9月30日~10月6日

2013-10-08 | インポート
10月6日(日)
「コウヤマキ@自宅」
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八潮の現場に行く予定だったんだけれど、今日は養生までってことで行かなくてもよさそうなので、家の台風被害処理をすることに。先月の中頃の台風で、隣の空き地のクズの蔓に絡まれきっていたコウヤマキが空き地側に倒れた。きっと、面的に広がるクズに引っ張られたんだろう。今シーズンは家に居なさすぎて雑草処理をサボっていたんだけど、足元回りは大変なことになっていた。雑草が多すぎて、刈り取ってしなるのを待つことに。土嚢袋に入れるのは後で。コウヤマキは敷地内に引っ張り込むのが精一杯。


10月5日(土)
「渋滞@三ノ宮センター街(神戸)」
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朝、横浜にもどる。途中、三ノ宮のアーケード街を少し散策。開店前にいろいろと準備をしているんだと思うけれど、アーケード下は全域大渋滞。
新横浜から、機嫌が悪かったのかものすごくアグレッシブな運転のタクシーで大学へ。とても早く着く。人当たりはいいのが不思議。大学でもろもろ準備をしているのの確認。T邸の茶室土壁の準備が大変。例によってがんばりすぎか。


10月4日(金)
EARTH MANUAL PROJECT 展会場@KIITO(神戸)」
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朝一でKIITOの現場。だいたいまとまっている。展示の準備としてはかなり順調。椅子を脚にした展示台。全部借り物なので材料費はタダ。配置を判りやすく表示するなど、多少調整の検討をしてから、別の打合せのために大阪に。子どもの図書の専門家との話では「絵本の質的ピークは70年代」っていう話しや、子どもの給食の専門家との話では「最近は醤油にも小麦粉が入っていて、小麦粉アレルギーにはそれもアウト」っていうことなどがでる。いろいろと興味深い。


EARTH MANUAL PROJECT 展料理@KIITO(神戸)」
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夕方にはKIITOにもどってオープニングのレセプション。会場の評判も上々で何より。デザイン都市神戸は、行政サイドも乗ってきているみたいで、発言の端々に余裕が感じられる。
レセプションの料理は、料理研究家・堀田裕介さんの手による、展覧会のグラフィックを(ほぼ)野菜で描いたもの。野菜がうまい。


10月3日(木)
「セール@セブンイレブン(馬車道)」
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朝から授業。夜、みかんぐみに行って打合せをしてから、最終の新幹線で神戸。明日からはじまるKIITOでの展覧会の最終確認。
みかんぐみの隣のセブンイレブンがオープンしていた。「セール」や「抽選会」の文字が。入らなかったので具体的には判らなかったけど、何があるんだろう。


10月2日(水)
「新しいデリカの店@港北小学校前バス停近く(妙蓮寺)」
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昼間は大学での委員会やゼミ。朝、バスで大学に向かおうとバス停に行くと、少し前に閉店していた店舗跡がデリカ&バーになっていた。デパ地下の味が売りらしい。この立地でがんばれるか。夜11時まで開いているようなので、今度行ってみよう。


10月1日(火)
「虹@上空(羽田>徳島)」
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朝、飛行機で徳島へ。某コンペの一次審査。色々重なっていたようで応募数がすごく少ない。みかんぐみ設立のきっかけとなったNHK長野放送会館のコンペも応募者の少ないラッキーなものだったのを思い出す。
今日も雲だらけだしなあ、と思いながら窓の外を見ると、またもやブロッケン現象。しかも今日は、虹の円環の中に機体の影が見て取れる。


9月30日(月)
「虹@上空(北九州>羽田)」
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朝、北九州空港へ。北九州空港からの飛行機は瀬戸内上空を行く。が、雲が邪魔して風景はあまり楽しくないだろうと思って見てなかった。少し明るくなってきたから思って窓の外をみると、丁度淡路島上空。何気なく見続けていると、虹がだんだんと浮かび上がってくる。ブロッケン現象か。段々雲が無くなって消えた。


「ベジタブルシティ@藤森照信さんの講演(神奈川大学・六角橋)」
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大学では藤森照信さんのレクチャー。藤森さんの仕事をレクチャーで聞くのははじめてかも知れない。建築家的であることの位置づけというか意識が顕在化しているのが他の建築家の講演と異なるところか。鉄器で板状に切れるようになる前は、一本の丸太から2枚の板しか取れなかったなど、驚く話題も多い。講演前後の会話で、気になっていた削岩機仕上げの木の取り扱いも判ったし、研究室で検討している土壁問題などについての情報も得られた。充実。






9月23日~29日

2013-10-04 | インポート
9月29日(日)
「発表@大浦荘(飯塚・福岡)」
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CCAのワークショップもあっという間に最終日。プレゼンは麻生家の大浦荘で、ということで移動。学生たちは徹夜だったようでバスでは爆睡。嘉穂劇場や麻生家本家の見学をさせていただいてから、講評会。いろいろと課題は残るが、何とかまとまる感じになったか。それにしても、釜井先生から得た知見は興味深いものが多かった。
八幡に戻って解散。


9月28日(土)
「表面波探査@帆柱(八幡の斜面地)」
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釜井先生の特別な機材で斜面地の表面波探査。かけやで地面を叩いて、1m置きに接地したセンサーで振動を計測。これで地中の様子がわかるらしい。自然の地形に対して、どの部分が盛られているのかなど。話しを聞きながら地形を観察していると、地形の生い立ちが判るような気がしてくる。


「洗濯機&ラベンダー@帆柱(八幡の斜面地)」
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建っている建物の特徴を探ろうと意識しながら歩いてみる。北斜面なので採光への欲求が建築のかたちに現れていないか、っていう仮説が気になっていたんだけれど、どうも確認しにくい。独自のカスタマイズが進みやすい傾向にあるのは前からの印象の通り。
夜は、大人達で食事。中央町の寿司竹で食べ過ぎる。もう一つの八幡の名店・鳥秀が閉店してしまったようで残念。


9月27日(金)
「坂@八幡(福岡)」
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今年のCCAでのワークショップは、大阪市大宮本研と京都大学防災研の釜井先生と一緒。釜井先生は地滑りなどの土砂災害の研究が専門と言うことで、八幡の斜面地について地勢への観察を交えて考えよう、というもの。まずは釜井先生のレクチャーから。


9月26日(木)
「皿倉山の夜景ポスター@亀の井ホテル(八幡)」
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後期初回の授業日。午後からの課題に先立って、敷地周辺の横浜の生い立ちなどを説明するための資料準備。夜は、ゼミをパスして八幡(北九州)へ。今年もCCAでのワークショップ。学生たちや吉岡さん達が飲んでいる、って言うことだったんだけれど、そのままホテルへ。ホテルのエレベータに皿倉山の夜景の宣伝。そんなにすごいんだ。


9月25日(水)
「iPhoneのカレンダー」
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環状2号線新橋虎ノ門地区のミーティング。ディスカッションのメンバーにサントリー関係の方がいるから(か)、ミーティング後はいろいろなお酒とオシャレケータリング。このディスカッションのメンバーは分野は違うけど関心の持ち方が近くて、コーディネータの紺野先生の進行もスムーズでうまいこと話しが回る。
iOSを新しくしてみた。コントロールセンターとカレンダーが使いやすくなった(と思う)。


9月24日(火)
「木@木の店・木楽(八潮・埼玉)」
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朝、八潮まで移動して、某所の街中ネットで小倉サンロードについてのスカイプ会議。ネットが細すぎて音声のみ。午後一で八潮を組み合わせたのは、ちょっと無理のあるスケジュールだったか。
午後は五大学連携の八潮T邸に関連して、木材を見に。なんだか自分用にほしくなる。案外安いし。夕方で現場は切り上げて、大学に戻って後期初回ゼミ&飲み会。


9月23日(月)
「ぜんざい@有明支所(天草・熊本)」
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朝から有明支所に移動して、あーば閉塾式。設計に関係したほぼ全員が集合して意見交換の後、竣工した「あーば」をみんなでみる。アートポリスの銘板に記載されている設計の数は、過去最大か。閉塾式では元支所長お手製のぜんざいを頂く。ぜんざいは久しぶり。甘さも控えめで小豆の味がおいしかった。
熊本経由で横浜に戻る。