曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

9月16日~22日

2013-09-30 | インポート
9月22日(日)
「魚介@天草の料理旅館(天草・熊本)
0922
大阪始発の新幹線で熊本。伊東さん達と合流して天草へ。午後から、くまもとアートポリス天草市庁舎公開ヒアリング二次審査。圧倒的なプレゼンでの説得力もあり、最優秀案が確定。
場所を変えて、「天草アーバ」の閉塾式の飲み会。(うまい)魚が多すぎ。


9月21日(土)
「ドイツのビールらしい@江之子島文化芸術創造センター(大阪)」
0921
朝一の新幹線で大阪。行ったり来たり。大阪の5大学の課題から水辺の改変に関わる提案を集めた、合同講評会。提案もさることながら、これまで認識をしていなかった、大阪の親水ゾーンが抱える問題がわかって、面白かった。講評に参加した、西区長と福島区長の視点が勉強になる。センター地下のカフェで打ち上げ。ビールにちょっとこだわり?。


9月20日(金)
「川の上の集会所@倉敷」
0920
朝、街を散歩。浦辺建築を回り、昨晩見た、途中で千切れたように途切れたアーケードを見に行ったら、川の上を跨ぐように建つ建物が。地域の集会所らしい。
東京に戻り、綾瀬での上棟式後、北千住の老舗居酒屋へ。何度かのリベンジだったらしい。


9月19日(木)
「目玉オヤジ@境港(鳥取)」
0919_2
まずは、ゲゲゲの鬼太郎で町おこしの境港。迷いのない妖怪一色ぶりに戸惑うが、それが活気に寄与していることは間違いない。こういう手法の持続性は判らないけれど。
町中、隅々まで手が入っていて隙がない。街灯も目玉に。


「法勝寺商店街@米子(鳥取)」
0919
アーケード撤去後の商店街についての成功事例で有名な、米子法勝寺へ。路面を一部芝生にして、大きな鉢植えの木々が並ぶ。半ば公園のような道。芝生であってもあくまでも法的には「道」。なので樹木も鉢植え。人通りは多くない。定休日と重なっているせいだと考えよう。
倉敷まで移動。商店街探索は続く。


9月18日(水)
「東光園とカラオケのモニタ@皆生(米子)」
0918
翌朝からゼミのメンバーと出雲&米子。出雲周辺をいろいろと回って、バスで米子方面へ。借りたバスにはカラオケがついていて、学生たちが歌っている内に東光園へ。東光園はたぶん3回目なんだけれど泊まるのは初めて。


9月17日(火)
「T邸サンプル@八潮市アネックス(八潮・埼玉)」
0917
朝の新幹線で八潮へ。五大学連携で進む住宅のミーティング。信州大寺内先生も来て、カスタマイズ案が色々と具体的になる。八潮ならではの工夫がどこまで深められるか。
夜はみかんぐみチーフの送別会。関内のシシリア。この店にこんなにたくさん入れるとは。


9月16日(月)
「虹@高速道路(気仙沼>仙台)」
0916
台風による警報が出ていて、早めに大島を出て、リアスアーク美術館でミーティング。内容的にはよりまとまった気もするので、良かったとしよう。
台風とすれ違うように仙台へ。途中大きな虹が出ていた。仙台でアーキエイド関係の方々と一緒に食事。














9月9日~15日

2013-09-18 | インポート
9月15日(日)
「ホカロン@某コンビニ(気仙沼市役所近く)」
0915
北上から気仙沼へ。神戸大の槻橋さん福岡さんと落ち合い紫市場に行き、別件できているみかんぐみ竹内と遭遇。最近、横浜外でよくあうような気が。台風を不安に感じつつ、大島に渡り、中学生達とのワークショップに参加。
気仙沼のコンビニでは早くも冬支度。


9月14日(土)
「2次審査懇親会@オゾンのカフェ(新宿)」
0914
リアルサイズシンキングコンペの公開2次審査。今回からプレゼン後の審査過程も公開することに。無事に最終段階に進む4チームを選定し、オゾンのカフェで懇親会。先日、某学会関連の選考会議でとある保存の計画について、耐震補強が隠されているものは評価に値しにくいけれど補強がデザイン的に主張しているのものは評価の対象にしうるという、大企業の設計関係者の考え方にビックリしたんだけれど、ここでの大企業側審査員の判断にはそういう違和感はあまりない。「あれ」は建設という枠組みの問題か。
その後、盛岡行きの最終の新幹線で一ノ関を目指すも、寝過ごして北上泊。


9月13日(金)
「猛禽類鳥舎@上野動物園(上野)」
0913
研究室内の内部打合せを、急遽、上野動物園で行うことに。休憩ゾーンで打合せ、ていっても、ほとんど動物園を回るだけで3時間(上野は、動物の種類も多い)。それぞれの時代の先端的手法の演出の歴史的蓄積が感じられる、大御所としてのゆとりを持った雰囲気の動物園。
猛禽のケージが良かった。ずっと前には、象舎を吉村順三が設計していたらしいし、ちょっと調べてみるか。


9月12日(木)
「土@研究室(六角橋)」
0912_2
T邸の茶室の土壁用に、学生たちが八潮の土を焼成してきた。同じ工学部の物質生命学科の実験設備を使わせてもらったらしい。温度や時間による色の違いが興味深い。もうちょっと変わった色になるかと思ったんだけれど、素焼きの植木鉢色。焼いて使うかそのまま使うか、悩ましい。背後にチラッと見えているのは、ビューラーをつくるために型抜きした残りの板。こちらは天井用に錆びさせているようだ。


「途切れた歩道橋@桜木町」
0912
夜は某財団の方々と小泉雅生さんと伊勢崎の裏手の焼き鳥屋。かなり美味しいが安くはなかった。
店に行く途中、後期課題の敷地の前を通りがかる。元々の建物には桜木町駅側から大岡川を渡る歩道橋が直接繋がっていた。ありがちなマンションに建て変わるみたいなんだけれど、ブリッジは繋がるっていうことか。


9月11日(水)
「T邸@八潮(八潮・埼玉)」
0911
もろもろ確認のために八潮T邸へ。学生たちはいなくて、左官屋さんが作業中。竣工が迫る。あとは、5大学の学生達が考えた(考えている)いろいろな工夫が追加される。
夕方、横浜を離れる(といっても横須賀)丸山純子さんのアトリエに、小さな作品を購入しにいく。


9月10日(火)
「とら@天王寺動物園(天王寺・大阪)」
0910
打合せのあと、ついでに天王寺動物園へ。ここ10日ほどの間に、旭山、丸山、金沢に続いて4つめ。旭山以降流行の行動展示型だと、全体に手作り感満載になりがちなんだけれど、歴史のながい動物園だけあってオーセンティックなつくり(動物園デザインのそういう区別がつくようになってきた)。一部、爬虫類館などに手作りの波が近づきつつあるみたいだけど。


9月9日(月)
「ドイツ車@KIITO(神戸)」
0909
もろもろ打合せの後、神戸へ。KIITOでの防災展「EARTH MANUAL PROJECT展」の打合せ。夜までかかって、翌日に備えて大阪に移動して泊まる。
KIITOの駐車場にはドイツ車がたくさんある。それも、ポルシェとかフォルクスワーゲンの旧車とか一家言ありそうな選択。









9月2日~9月8日

2013-09-10 | インポート
9月8日(日)
「20周年の会@城戸崎事務所(馬車道)」
0908
朝からアーキエイド関連ミーティングで市ヶ谷にある法政大学のキャンパス。2時半くらいまでかかって、その後、城戸崎事務所へ。事務所設立20周年記念だそうで、数年ぶりに会う人(キュレーターの芦立さんとか)も居れば、ついさっきまで一緒だった人(小嶋さんとか)も。


9月7日(土)
「ドレイン@egota house B@沼袋(練馬)」
0907_2
坂本一成氏のegotaの二期工事。学生数名+助手たちと見学。性格の異なる5戸の住戸があって、学生たちの好みがそれぞれ違うのが面白い。帰り道、藤岡先生が言っていた「学生の時に体験した建築は記憶に強く残り、そのとき理解できていなかったことを年をとってから気がついたりする」という話しに同意しながら色々と昔を思い出す。
エアコンのドレイン配管が、水が直接植え込みに落ちるように長く突き出ていた。全体に、賃貸としては攻め気味なディテールか。


「ウニ?@モア4番街(新宿)」
0907
帰り道、西武線をそのまま西武新宿駅まで行き、新宿クリエイターズフェスタを見る。札幌大通りに続き、都市再生特別措置法関連プロジェクト視察も兼ねて。曽我部研は今年のクリエイターズフェスタをサボったんだけれど(去年が優秀賞だったから参加のハードルが上がった?)、八潮の5大学連携の他の4校はみんな出していた。
写真は際だった存在感を表していた日工大小川研の作品。受賞からもれたのは、存在感が飛び抜けすぎたからか。


9月6日(金)
「リンゴ@自宅」
0906
大学雑務デーってことにして、委員会の資料作成とか、後期授業の準備とか、出張申請の資料取りまとめとか、助成金の内容検討とか。どれも手はつけたけど終わらないまま時間切れ。
ところで、4月の頭、JFKのラウンジにあったリンゴを機内で食べそびれて持ち帰っちゃってたんだけれど、まだ腐らない。


9月5日(木)
「笠森観音@長南(市原のとなり)」
0905_2
市原アートミックスに関連した視察と打合せで市原へ。午前中は豪雨と雷で、なんで運転してるんだろうと思いながら関連エリアを回る。ついでに、国内唯一の四方懸け造りで知られる(って言っても、最近、丸山さんに教えてもらった)笠森観音へも。尖った岩山を木の架構が取り囲み、その上に上屋が乗っている。


「藤本さん設計のトイレ@飯給駅(市原・千葉)」
0905
アートミックスで、みかんぐみは里見小学校のリノベーションを担当。事務局で手続き的なことなどを中心に打合せ。
最寄りの駅は小湊鐵道の飯給(いたぶ)駅。駅のトイレは藤本壮介さん設計。このフェンスの中が女子トイレ(一人分)。


9月4日(水)
「オカピの寝室@金沢動物園(横浜)」
0904
金沢動物園のミーティング。今回は動物園内で打合せをして、その後、少し園内を確認に回る。他の動物園を研究したりしているので、動物園観察の解像度が自分で気がつくほどに上がっている。それにしても、平日とはいえ来園者が少ない。それが理由か、芸能人夫婦が子どもを連れてお忍びで来ることも多いらしい。


9月3日(火)
「提灯@菊名駅前(港北区)」
0903
打合せ後、午後は学会で作品選集の支部選考会議。去年よりずっと長くかかる。次の約束に大遅刻で、会議が終わると同時に退席。
帰り道、菊名駅ではお祭りモード。


9月2日(月)
「メダイマエ@京王線(相模原>浜田山)
0902
作品選集の現地審査3件。相模原>浜田山>矢切と西から東へ。夕方、都内の現場を経て大学。
移動の途中の京王線での行き先表示。ハングル表示がメイダイマエじゃなくてメダイマエになってる気がする。



8月26日~9月1日

2013-09-02 | インポート
9月1日(日)
「大通すわろうテラス@札幌駅前通り歩道(札幌)」
0901
朝は学会。午前の後半は、徳田先生と大通りまちづくり会社へ取材。道路での多様な活用を支える背景を教えてもらう。調べると「都市再生特別措置法」は頻繁に改正しているけれど、23年頃の改正ってのが大事らしい。色々調べなくちゃ。それにしても、福岡県の屋台関連の出来事はかなり時代に逆行しているのでは。
午後は丸山動物園を回って空港へ。台風による大きな問題もなく、無事に瀬戸芸・夏も終了したと報告が入る。よかった。


8月31日(土)
「レールの方立@岩見沢駅(岩見沢(北海道)」
0831
朝、札幌へ。珍しく学会。他のことをしている時間の方が長いけど。まあ、そういうものだろう。講演会とか以外で学会に来たのは学生の時以来かも(学会員歴も実は長くないし)。
稲用助手と旭山動物園や岩見沢駅などへも。夜は九工大の徳田先生やスピークの宮部さんと飲む。○○さんがどこどこにいる、っていう情報が色々と入るが。。。。


8月30日(金)
「炊飯器@真浦港(伊吹島)」
0830
早朝、伊吹に向かう。台風の影響はまだ無い。昨日の来島者数はものすごかったらしいけれど、この日の一便は150人くらい。定員の半分。ここでも撤収の打合せ。結局、他の作品には行けなかった。
夜の打合せに備えて、海上タクシーで早めに離島。船着き場にはなぜか炊飯器。岡山につくと、雨で新幹線が遅れていた。


8月29日(木)
「タイ@玉藻公園(高松)」
0829
高松港アート工房も残りあとわずか。撤収準備の打合せ、っていうか台風対策の打合せ?。現場を回ってオークションの手配をして(ここで制作したものを最終日にオークションに掛ける。現場を担当している長谷川さんにお金を渡してバングラ楽器2種の入手方針を依頼)、夕方、また事務局で打合せ。
夜のスカイプ会議のためにホテルに入る前に丹下健三展を見ようと、玉藻公園を通って近道(有料)。臨海型城郭だけあって、お堀にはタイとかスズキとかがいるらしい。


8月28日(水)
「工学部リノベ@神戸大(六甲)」
0828
大学内での打合せを途中で退席して神戸大学へ。気仙沼での活動の打合せ。大学内の建物にタクシーで行くのに、行き先が「工学部近くのセブンイレブン前」。工学部はリノベーションでキレイになっていた。
夜は六甲口のカジュアルイタリアンで飲む。三ノ宮泊。


8月27日(火)
「収納のハンドル@某居酒屋(白楽)」
0827
いろいろと打合せを経て、夜は、モンペリエに行く学生たちの小さな送別会。フランスに行くのにフランス語の「乾杯」が判らず、急遽みかんぐみのマニュエルさんに電話。
飲みながらふと振り返ると、収納扉のハンドルが「かすがい」。サイズもばらばら。


8月26日(月)
「設備配管@乃木坂の家(乃木坂)」
0826_2
朝から都内で打ち合わせや大学での委員会。夕方は作品選集の審査で乃木坂。岩岡さんのこの建物、環境配慮の新方式で有名。去年の審査で見た、生物建築舎の建築と一見対極だけれど、建築でできることへの位置づけや努力は共通しているように思う。何れの場合も、環境配慮はこういうスタンスに共感が持てる。


「出窓的建ち方@乃木坂の家(乃木坂)」
0826
建ち方もいい。斜線制限を天空率で対応した結果、敷地の隅がカットされた平面型となり、隣接する他の建物のようなセットバックはしない。結果として建物全体が出窓的になり、通りに沿って視線が抜け、道路に沿って吹く風が建物に誘い込まれる。外壁の断熱性能に難有りの事前情報があったんだけれど、天気のせいか、まったく問題なし。