曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

6月18日~6月24日

2012-06-29 | インポート
6月24日(日)
「同潤会の平面図@メルカートの地下(小倉)」
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小倉に移動。午前中、魚町サンロード商店街の打合せ。学生は前日入りして準備をしていたらしい。午後は、熊本県立大の辻原先生を迎えて、アーケードに関するレクチャー。本来アーケードが防ごうとしていたのは、雨ではなくて日射しだったらしい。歴史的な流れが、以前研究した、団地が舞台の日本映画の歴史と被るのも興味深い。
レクチャー会場となったメルカートの地下には、同潤会アパートの平面図が。翌日の移動のため、博多泊。


6月23日(土)
「別府タワー@別府(大分)」
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九州横断特急で別府へ。熊本発別府行き、って、随分都合のいい路線。新緑の中、スイッチバックで進む。午後からベップ・アート・アワードの一次審査。応募作品の傾向が絞られてきたか。夜は大量の魚を食べて、タワーのバーで飲む。日本で3番目のタワーで内藤多仲設計。小沢剛さんの作品プランが興味深い(内容は書いちゃまずいんだろうなあ)。


6月22日(金)
「モヒート@木煉瓦(熊本)」
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午後、YCATで打合せ用の模型を受け取り、熊本へ。某プロジェクトの現地再確認とか打合せとかをして、夜は例によって飲みに。珍しくイタリアン。元ブルックスブラザーズのショップだったらしい。その後に行ったバー木煉瓦は、ずいぶん前にも来たことがあるような記憶が。それにしても来年で50年か。


6月21日(木)
「テーブル@神奈川大学(六角橋)」
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一昨日から、台風対策でテーブルを合体してあって、まだ合体モード。台風5号のケア?。
みなとみらいの結婚式場の問題についての請願書が、本会議で不採択と決まったらしい。議論もなく、たくさんの案件とまとめて可否のみを決める、あっという間のものだとか。で、署名活動再開です。みなさんよろしくお願いします。既に送ってくださった方々ありがとうございます(卒業生と行政関係者からのリアクションが多いみたい)。


6月20日(水)
「台風一過@自宅」
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玄関前のムクゲの枝が1本折れていた。その程度で済んで良かった。大学周りはサクラの枝がたくさん落ちていた。アンテナが垂れ下がる家も。


6月19日(火)
「お祝い@ニューグランドホテル(中華街)」
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昼間は建築学会で作品選集の書類審査をして、夜は横浜で重村先生学会賞受賞のお祝い。学会な一日。会が終わったら台風が迫っていた。帰り道は爆風。それにしても、作品選集の現地審査って大変なものを引き受けてしまった。建築雑誌の編集委員会(全然出てないけど)でも一緒の吉村靖孝さんが、ここでも一緒。


6月18日(月)
「標高@東白楽駅前」
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朝早く、名古屋から横浜へ戻る。もろもろ打合せ。東白楽駅でふと見たら、海抜4.5メートルの表記。6月7日のブログで紹介した道路の向こう側は、4.0メートルだった。まあいいか。













6月11日~6月17日

2012-06-18 | インポート
6月17日(日)
「祠@佐久島(愛知)」
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朝早く蒲郡で待ち合わせて、佐久島へ。祠の補修。予定していなかった土いじりの作業となって、晴れてはいたものの直前までの雨でぬかるんでいて、泥だらけ。途中、ユニクロで替えのズボンを買って(最近そういうのが多い)、夕方からは名古屋都市センターで今年の「だがねランド」のメンバーとミーティング。年々、規模が拡大している気がする。夜は例によってみんなで飲みに。金山泊。


6月16日(土)
「カヤ@下条(新潟)」
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朝の新幹線で、大地の芸術祭の塔の現場へ。茅葺きが始まっている。カヤの留め方の手順が少し判って楽しい。午後は、塔の中に設えるための、古家具や古民具を借りに回る。一軒だけ伺ったところで後はみんなに委ねて、翌日のために愛知方面へ移動。


6月15日(金)
「きゅうり@自宅」
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早くもキュウリが出来ている。今年は収穫が早いものが多いみたい。
夕方はヒカリエで、BankARTの池田さんとシンポジウム。こういう、これまでを振り返るチャンスはありがたい。その後、毎年恒例の伊東豊雄事務所OB&伊東さんの会へ。今年は柳澤さんの企画で、みんなの最近を知る会となった。これもありがたい。終電かと思いつつ、ちょっと前ので帰る。


6月14日(木)
「ポルトガル調査報告会@BankART(馬車道)」
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朝の新幹線で横浜に戻って授業。夜はようやく日程が合った、ポルトガル調査報告会。みんな忙しいので、なかなか大変。時間切れな感じで、とりあえず終了。たまたまBankART池田さんの誕生日で、みんなで祝う。


6月13日(水)
「パレット階段@万代橋水揚場(新潟)」
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パレット階段完成。パレットの扱い方がだんだん判ってきた。


6月12日(火)
「イケステーブル@万代橋水揚場(新潟)」
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朝から作業。学生たちが制作していった成果を確認してから、パレットに立ち向かう。写真はイケスのテーブル(仕上げ前)。


6月11日(月)
「穴@浅草橋」
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夕方、浅草橋でミーティング。帰り道ふと見た電柱。偶然?(周りのはこうなってない)。
夜の新幹線で新潟。現地で作業を続けるタノタイガさんと飲む。






6月4日~6月10日

2012-06-11 | インポート
6月10日(日)
「道の駅・三田貝分校@岩手」
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朝から、某プロジェクトの現調など。どういう対応方法が良さそうか、かなり絞り込んでイメージできてきた。一泊して体験すると、いろいろと判る。
昼頃には帰路に。写真は、途中で寄った道の駅。元は小学校。身長測定があったり、オルガンがあったり、芸が細かい。


6月9日(土)
「ブランコ@三陸某所(岩手)」
0609burannko
とあるリサーチプロジェクトで岩手の山中&沿岸へ。
道中、岐南町のコンペ審査の様子を携帯で受けながらの移動。ヒアリングは無いんだけど公開審査という変わった形式。最後まで善戦するも次点。また次点か。。。ややこしい与件をキチンと受け止めた良い案になったと思ったんだが・・・・。打ちひしがれつつ打合せ。写真は、電波がギリギリ繋がる丘の上にあった、木からぶら下がるブランコ。それにしても、次点・・・・。


「さかな@三陸某所(岩手)」
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次点のショックを振り切るべく、数分後には打合せスタート。前提条件の整理をそれぞれの立場で確認。
プロデューサのK氏が釣った魚たちが、晩の食卓に提供される。普段は刺身で食べないような魚なんだけれど、これがうまい。時々蘇る次点のショックに苛まれつつ、堪能。寝るに寝れない。


6月8日(金)
「老人福祉施設@最上(山形)」
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ようやく竣工したので、岩手に行くついでにスタッフと立ち寄る。丁度夕食時で、コモンスペースを活用している様子を拝見することができた。職員の方々の活気ある姿に感銘を受ける。
夜、最上に入り、冷麺を食べるために焼き肉屋へ(ほぼ、肉を食ってるわけだが)。


6月7日(木)
「標高@東白楽(横浜)」
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授業がたくさんある日。馬車道から大学に行くときは、東白楽経由。駅前の電柱に海抜が記載されていた。4カ国語。想像以上に低い。


6月6日(水)
「マメ@自宅」
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緑のカーテン用エンドウ豆は快調。苗を植えて一月で早くも初収穫(2つだけど)。豆も葉っぱもかわいらしくて、いいんじゃないか?。あとは、どの高さまで伸びるかが課題。あと、連作障害があるらしいから、来年は別の作物か、土を変えるか。


6月5日(火)
「下条茅の塔@「トランヴェール(新幹線車内誌)」
0605gejo
ミーティングが溢れる。新潟が忙しいからか。
新幹線の車内誌「トランベール」では大地の芸術祭特集。「みかんぐみ」とか「神奈川大学曽我部研」の名前は無いけれど、この塔がわれわれの作品。現場は、丁度、茅葺きが始まったところ。


6月4日(月)
「イケス@萬代橋水揚場(新潟)」
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新潟大学教育学部の学生のみんなが手伝いに来てくれる。ありがたい。とある部屋に組み込まれている小型イケス群を洗ってもらうなど。さまざまな立場の人が関わるプロジェクトになると、いろいろな意味で気持ちが晴れる。純粋にうれしい。地元建築家チームのプロジェクトも格好良くまとまってきた。こっちも頑張らなくちゃ。



5月31日~6月4日

2012-06-04 | インポート
6月3日(日)
「イケスの残り@@萬代橋(新潟)」
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イケス(巨大な水槽)を加工してカフェカウンタにしたり、木パレットのゲートを試作したり。昨日に続いて、久しぶりに全身をつかう制作が続く。全身っていっても、一番の筋肉痛は親指の付け根(電動工具だから)。


「屋根の木@萬代橋(新潟)」
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他の作品も進行中。渡辺菊眞さんの土のうの家は、外周の仕上げもついていた。隣のwahの家の屋根からは木が。育ってるらしい。消波ブロックの型枠も届いた。


6月2日(土)
「イカ釣船@萬代橋(新潟)」
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水揚場でもろもろの制作準備。水揚げ場の前には、イカ釣り漁のシーズンらしく、たくさんのイカ釣り舟が集まっている。独特の装備で華やか。対岸の新水揚げ場で降ろしているから、イカはない。


「壁の穴@萬代橋(新潟)」
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学生たちと作業。チェーンソーで壁をぶち抜いたり、ピロティの天井にペンキ塗ったり。電気式チェーンソーは、想像以上に便利。夜行った昭和な銭湯が、おおらかで心地よかった。銭湯の基本形を見る感じ。


6月1日(金)
「下条茅のタワー@下条(十日町・新潟)
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大地の芸術祭の作品としてつくっている、下条の茅葺きのタワーが上棟。解体された家の古材を用いているので、独特の加工が残っているのが面白い。これから茅葺き。萱刈に行く予定だったんだけれど、進行が気になる新潟へ。カヤガリ隊の学生たちに感謝。


5月31日(木)
「ポルトワイン@研究室(神奈川大学)」
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ポルトガル視察の関係で、リスボンの建築学生が藤本壮介事務所にインターンで来る、っていうのを、なりゆき(?)で研究室のアシスタントがアテンド。
お礼にもらったというポルトワイン。家では飲まない、っていうので、研究室で披露していただく。すげーうまい。現地で数ユーロで買ったのとは別物。