曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2月11日~17日

2013-02-22 | インポート
2月17日(日)
「みんなの家@陸前高田(岩手)」
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朝から室浜地区ワークショップ。積極的に意見が交わされる。日辺りが大きなテーマ。嵩上げをする分で日当たりがどう変わるかのシミュレーションもしてみたい。
昼食なしで今後に向けてのミーティング。その後、車で南下。陸前高田のみんなの家を見せていただく。木のヒビが賽銭箱代わりに。


「竹の会所@気仙沼(宮城)」
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気仙沼を通過する頃には夕方に。気仙沼大島のついでにとおもいつつ、ずっと行けていなかった竹の会所にも。竹は、ちょっとした雨避け(日除け)があるだけで、全然耐久性が違うことがよくわかる。それにしても、想像以上にしっかりしている。


2月16日(土)
「津波高さ@多田旅館(釜石)」
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朝の新幹線で仙台経由、牡鹿・牧浜へ。東京駅で、ミネストローネ+コーヒー+サンドイッチで1000円超えてしまったのに驚き目が覚める。
午後一、牧浜にて高所移転先の計画についての議論。もともと我々だけでの予定だったんだけれど、市やコンサルのかたがたが最新の状況を説明してくれたのでとても建設的な会になった。
泊まっていきたいところだったんだけれど、翌日朝早くに釜石で打合せスタートだったので、学生を石巻で降ろして北上。


2月15日(金)
「ハングアウト会議@研究室(神大)」
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論文シリーズ最終日。学科での審査。問題なく完了。夕方から年に一度の学科懇談会。いつもの萬珍楼@中華街+イセザキモールのイタリアン(ほぼ飲むだけ)っていうコース。
で、懇談会に出かける前の空き時間に、気仙沼スカイプじゃなくてハングアウト会議。マイクオンオフのコントロールが順調な議論の肝か。


2月14日(木)
「梗概@研究室(神大)」
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修士論文発表会。朝早くから暗くなるまで。良くも悪くも、大騒ぎになるような作品はなかったか。デザインコース内部での審査会議もあって遅くまでかかったんだけれど、その後、みかんぐみで打合せ。疲れる。


2月13日(水)
「1本11キロ@自宅」
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論文発表日程の間に挟まれた教授会などの会議日程。例によってずっと会議。
この時期、研究費の執行期限も平行して迫る。論文で大変なんだから少しは何とななるといいんだけど。。。で、何が必要なんだっけ、って思いつくのが100円単位のものばかり。この消えるペン、アマゾンではずいぶん重いことに。


2月12日(火)
「アトリエワン@信濃町」
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卒業論文発表会。神大は論文か設計か選ぶんだけれど、今年は論文が全て歴史系。時間に余裕があるというのでコース会議に。結局、夜に行われたアトリエワンでの釜石復興公営住宅のミーティングにはギリギリ。
内輪で信濃町駅前で飲む。


2月11日(月)
「雉子亭@箱根湯本」
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朝ご飯をみんなで食べて(たぶん、早く出る私に合わせてくださったんだと思う。感謝)、一人だけ先に退出。
今日は、卒業設計優秀作品講評会。
終わってから、ゲスト審査の方々など交えて飲みに。



2月4日~10日

2013-02-15 | インポート
2月10日(日)
「UIA東京大会反省会@雉子亭(箱根湯本)」
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早朝、大学で卒製発表会練習をやって、馬車道で打ち合わせて、小田原の敷地を確認しつつ、箱根へ。
UIAのいろいろなセッションを聞きながら雉子料理で飲む、っていう企画。予想通り、たくさん飲む。懐かしい。


2月9日(土)
「サーカス@馬車道」
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卒業設計の一次審査。ポスターセッション形式で絞り込むんだけれど、最近卒業設計を選ぶ学生が減っていて、予想以上に短時間で済む。夜は学会で日埜さんと五十嵐さんの対談に立ち会う。同じ方向の議論なんだけれど、時々裏返しに見てみようとする日埜さんと、出来事をつなぎ合わせながら組み立てていく五十嵐さんの、身振り(?)の違いが興味深い。夜の部は残念ながら断念。


2月8日(金)
「小道@戸塚」
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色々打合せなどのあと、また、重村先生と戸塚で飲む。とてもいい話しの展開に驚きつつ、今年は戸塚に詳しくなりそうな予感が。


2月7日(木)
「金陵@中華街(横浜)」
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入試。無事に終了。金陵で買った肉で飲む。


2月6日(水)
「ダリアの看板@菊名池(妙蓮寺)」
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入試。無事に終了。菊名池は手作り感が増強傾向。


2月5日(火)
「マンション@馬車道」
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馬車道周辺での打合せ。みかんぐみの斜め向かいで工事していたマンション(元立体駐車場)はもう竣工しそう。隣はもっと前からやっていたように思うが、まだまだかかりそう。
廊下の照明がバラバラの位置なのはなぜだろう。


2月4日(月)
「ヘビの絵@みかんぐみ」
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1月28日~2月3日

2013-02-05 | インポート
2月3日(日)
「代田の町家@梅ヶ丘」
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午後から八潮での5大学連携イベントがあるので、朝一番で代田の町屋の見学会へ。一番乗りでゆっくり堪能。30年ぶりに見るのだけれど、ほとんどそのまま使い続けられてきたことがよくわかる。中井先生が学生を連れてきていた。そういうの有りだったのか。しまった。(写真のサイズが正方形になってるにの気づかず。。。まあ、それはそれで良かったか)
八潮では、日本工大、理科大、神戸大、信州大、神大の5大学プラス、筑波の渡先生と東京農大の荒井先生を交えて、この1年間の成果の発表。隣の芝生か、筑波や東農大の発表がしっかりしているように。。。


2月2日(土)
「てづくり感@伊丹空港(大阪)」
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伊丹から羽田へ。最近の羽田の出発ロビー回りでは伊勢丹のショップやらカウンターの寿司やら高級化が顕著なんだけど、伊丹はどうやら対極らしい。本屋の場所を変えたりしているので手は入ってるんだけど、特段高級化はしてない。むしろ、こういう素人仕事が強化されつつあるか。入れ替わりの激しいなか靴磨きは残っていたり、ある意味大阪らしさの追求が深まっているか。


2月1日(金)
「ベトナム料理屋@本町(大阪)」
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朝一で大阪へ。打合せ先まで、難波のローカルな商店街を歩く。チェーン店比率が低いのか、チェーン店がそれらしくしないのか、個性的なムードは健在。関東だと立ち食いそば屋さえチェーン店的だけど、ここではそうではない。
打合せ後、プラスアーツ永田さんと昔のプラスアーツ事務所の近所のベトナム料理屋で昼を食べて、午後は木津川コンペのヒアリング審査へ。徹底的な分析と独自的な提案の密度が濃くかつバランスの良い案があり、とても好印象だった。審査後シンポジウムを経てモツ鍋屋で打ち上げ。


1月31日(木)
「馬と中田@不動産屋さん(馬車道)」
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大学や横浜などで打合せ。卒業設計の提出だったんだけれど、なんとか無事だったか。。。。
写真はみかんぐみ近くの不動産屋さん。少し前に改修をしたあと、ペットショップ的雰囲気を併せ持ちつつあったんだけど、今度はサッカー関連の協賛とかもしているらしい。専門性の溶け出しっぷりが興味深い。次はどうなるだろう。
夕方、昨晩会ったばかりの、伊吹島の支所長さんが亡くなったとの連絡。とても驚く。こういう経験は初めてかも知れない。にわかには信じられない。


1月30日(水)
「坂の町@伊吹島(観音寺市)」
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朝一のフェリーで伊吹島へ。瀬戸内芸術祭で用いる網元の建物の実測。それにしても広い。昼食は島唯一の食堂でうどんかと思っていたら休み。気まぐれだって言うのは聞いてたんだけど・・・。しかたがないのでJA併設の商店で緑のたぬきと魚肉ソーセージ。昼のついでに散歩。このところ、坂の町ばかり歩いてる。ここは特に道の関係がややこしい。


「フェリー?@観音寺(香川)」
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始発から終電でと思っていたんだけど、終わらなかった。山本くんを残して帰京することに。
島からの船が観音寺港につくと、伊吹島の支所長さん。これから島に戻るらしい(今日は一日島にいないので会えない、っていうことだった)。山本くんを紹介したり、進捗や心配事を相談したり。
電車を乗り継いで横浜へ。
島への船はフェリーじゃないけど、軽自動車ならこういう手もあるらしい。


1月29日(火)
「岡さん設計の住宅@仏生山(高松)」
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伊吹島のプロジェクト(瀬戸内国際芸術祭)の協力を依頼しようということで、伊吹島に行く前に、元みかんぐみで仏生山(高松)で活躍している建築家で温泉主の岡さんを訪ねる。仏生山温泉が好調なのは伝え聞いていたけれど、まちぐるみ旅館もかなり調子良いらしい。第一弾は元もと岡さんが設計した住宅を宿としている。気持ちの良い建物。今度利用してみたい。
夕方、瀬戸内芸術祭のオフィスを経由して観音寺へ。居酒屋で地域の自慢メニューっていって出てきたのが、レバ刺し風コンニャク。見た目も生レバー風。なんで写真撮らなかったんだろう・・・。


1月28日(月)
「みかんぐみ@現場(綾瀬)」
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大学でいろいろ打合せをしてから、綾瀬の現場の定例へ。初回なので顔合わせと、この先の進め方の確認。現場にはみかんぐみの看板もついていた。





1月21日~27日

2013-02-02 | インポート
1月27日(日)
「坂の町@帆柱(八幡・北九州)」
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朝、ワークショップの受講者達とのミーティング後、プレゼンまでの間、昨日に続いて(今度は一人で)近所の坂の町を探索。林の笹に埋まった獣道(地図には道として表記されている)を行くと、古い集落に出る。それほど広くない階段で構成されているからか、集落全体が建築の内部のような印象もある。
プレゼン後、北九州21時半発の飛行機で戻る。


1月26日(土)
「交通手段としてのエレベータ@中央町近く(八幡・北九州)」
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一泊二日の短期建築ワークショップ@CCA北九州。講師は宮本佳明さんと曽我部。午前中はミーティングで、午後、近代化産業遺産を中心に車で近くを色々回る。元動物病院のギャラリーとか新しい発見も。
写真中央にあるクリーム色の公営住宅にはエレベータがあって、4棟分のエレベータを乗り継ぐと丘の上の方にたどり着く。地域の利用者は毎月利用料を払っているらしい。


「坂の町@東丸山町(八幡・北九州)」
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エレベータで上ったあとは階段で下る。高低差との折り合いの付け方とか、傾斜部での床面の拡張とか、それぞれ個性的。
CCAのギャラリーで始まったジョーン・ジョナス展のオープニングに出て、ジョナスさんやCCAのみなさんと中央町の寿司屋へ。


1月25日(金)
「がんぎ段とエレベータ@玄界島(福岡)」
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26日からのCCAでのワークショップの事前打ち合わせを兼ねて、福岡に前入り。一緒に講師をやる宮本佳明さん、サポートをしてくれるCCAスタジオアーティストの吉岡寛之さん、垣内光司さんと。で、福岡の震災後に新たに造成、復興した玄界島の様子を見に行く。
被災前にがんぎ段と呼ばれた階段型の街路が別の形で作られていたり、住宅の間を抜けて車道同士をつなぐ路地状の道など、大きな計画上の工夫は共感できるものの、大量のコンクリート面や既製品の手すりなどのせいか人工的な感じが否めない。
公営住宅のエレベータは高台への移動用に用いられている。


「荷物用モノレール@玄界島(福岡)」
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被災前は車が走れる道がほとんど無かったらしく、荷物用のモノレールがところどころにある。歩行者ルートとの折り合いをつけるためか、ものすごく立体的にうねる。
博多にもどり、数年前に小川次郎さんらと行った焼き肉屋を再訪。


1月24日(木)
「下高井戸シネマ@下高井戸」
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いろいろと打合せなど。
観れるとしたら今日しかない、っていうのに気がついて、「ル・コルビュジエの家」を観るために下高井戸シネマへ。明大前での乗り換えで何気なく乗った電車の次の駅が府中で、戻ったりしていたらイントロを見損ねる。
窓への眼差しが興味深い。それにしても後味の・・・(後略)。


1月23日(水)
「越冬の資料@みかんぐみ(馬車道)」
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ずっと内外で打合せなど。写真を撮らなかった。
年末の越冬闘争の手伝いに行ったときに、ボランティアに配られた資料。被ばく労働自己防衛マニュアルなるものが追加されていた。日付けからすると1年前にもあったってことか。


1月22日(火)
「結婚式場@みなとみらい」
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ファスナーが壊れて昨シーズンは使ってなかったモンベルのダウンジャケットを、北欧行きに備えて修理に出していた。少し前に直っていたので、移動の途中で受け取りに行く。店に行く途中、ふと見ると、例の結婚式場の現場が。なんでこんな短期間にここまで建て方が進むんだろう?。きっとずっと前から鉄骨発注とかは済んでたんだろうなあ。昨日の馬車道の建物に続いて萎える。


1月21日(月)
「元本町ビルシゴカイ@馬車道」
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みかんぐみが前に入っていた本町ビル。歴史的な風情のある良い建物だった。ビジネスホテルになった。角の、街並み的に一番大事なんじゃないかと思われる部分は駐車場の入口と屋外の機械置き場。どうしてこうなるかなあ。