12月25日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)Part 2」
1. すてきなホリデイ / 竹内まりや "ボナペティ!" '01
2. WHITE CHRISTMAS (HAPPY X'MAS SHOW VERSION) / 山下達郎 "未発売" '04
3. 輝く女性(ひと)よ!(CM SIZE) / 竹内まりや 2011年01月25日発売ニューシングル
4. いのちの歌(ドラマ・サイズ) / 竹内まりや 2011年01月25日発売ニューシングル
5. THE CHRISTMAS SONG / 竹内まりや "クワイエット・ライフ" '92
6. 希望という名の光 / 山下達郎 "RAY OF HOPE" '11('09)
7. 人生の扉 / 竹内まりや "エクスプレッションズ" '08、"デニム" '07
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■内容の一部を抜粋
・今年最後のプログラム
今年最後のSUNDAY SONG BOOK。そして19年間余に渡ってスポンサーを担当したジャックスカードの最後のプログラム。
「19年間、ジャックスカードさん誠にありがとうございました。厚く厚く御礼を申し上げます。今後とも宜しくお願い申し上げます。1月1日から新しいスポンサーではじまりますが、けっこう、いいスポンサーが付いてくれそうな気配がございます。1月になりましたらご紹介さしあげます」と達郎さん。
・近況
本日25日、明日26日は中野サンプラザホール。年末恒例の中野サンプラザホール、月に一回ずつ東京公演が4月まで続くことになる、その皮切りだが珍しくクリスマス・デイ。
「人がリラクゼーションしている間に、こっちは仕事をする、そのように人様のためにアレしているのでしょうがないですが、珍しいクリスマス・デイのライヴでございます」と達郎さん。
・年忘れ夫婦放談
年末は毎年恒例の竹内まりやさんを迎えて「年忘れ夫婦放談」。19年毎年やってるので来年で20周年。
今週はクリスマス向けの割りとベタな内容だとか。
・すてきなホリデイ
まりやさんの2001年のアルバム『BON APPETIT!』から。
・好きなクリスマス・アルバムとクリスマス料理は?
リスナーから「達郎さん、まりやさんの好きなクリスマス・ソング、クリスマス・アルバムとクリスマス料理は?」という質問。
まりやさんは「THE CHRISTMAS SONG」で、達郎さんは「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」。
アルバムはまりやさんがアンディ・ウィリアムスで、達郎さんはビーチボーイズとフィル・スペクターとフォア・フレッシュメン。
好きなクリスマス料理はターキー。最近は食べ切れないのでチキンだとか。
・WHITE CHRISTMAS (HAPPY X'MAS SHOW VERSION)
「WHITE CHRISTMAS」は「クリスマス・イブ」のカップリングや『ON THE STREET CORNER 2』に収録したアカペラ・ヴァージョンが山下達郎のオフィシャル・ヴァージョン。でも今回は寝技の「WHITE CHRISTMAS」。2000年代に日本テレビの「ハッピー・クリスマス・ショー」のテーマ・ソングとしてレコーディングした「WHITE CHRISTMAS」。未CD化。1993年のアルバム『SEASON'S GREETINGS』が再来年20周年なので、21世紀リマスタリング盤をリイシューする計画があり、こうしたクリスマス関連の楽曲(ほかに「JINGLE BELL ROCK」などがあるそうだ)をボーナス・ディスクとして収録する予定だとか。
・竹内まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルは「いのちの歌」。NHKのドキュメンタリー・ドラマ「開拓者たち」(2012年の元旦から4週にわたってBSプレミアムで放映)の主題歌。2012年1月25日にリリース。カップリングは9月17日よりスタートしたコーセイのスキンケア化粧品「グランデーヌ ルクサージュ」のCMソングとしてまりやさんが書き下ろした「輝く女性(ひと)よ!」。
・輝く女性(ひと)よ!(CM SIZE)
まだ放送解禁になってないので今回はCMサイズの60秒ヴァージョン。本邦初オンエア。1月になればフルサイズをオンエアできる予定。まりやさんによると女性賛歌だそうだ。竹内まりや作詞作曲、山下達郎アレンジ。
・いのちの歌(ドラマ・サイズ)
まだ放送解禁になってないので今回はドラマ用のテレビ・サイズ。NHKのドキュメンタリー・ドラマ「開拓者たち」のエンディングにながれるそうだ。「いのちの歌」はもともとは2009年のNHK朝ドラ「だんだん」の劇中歌。のちに主演の茉奈佳奈さんがシングルとして発表した曲。このときは作詞家が誰なのかは明らかにされてなかったが、「だんだん」で主題歌と語りを担当したまりやさんがMIYABIというペンネームで作詞をしている。2012年1月25日にリリース。初回限定のみ2大特典。「いのちの歌」のピアノ&ヴォーカル・ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録される。ピアノを弾いてるのは作曲した村松崇継さん。さらに「いのちの歌」のピアノ譜が封入される。この曲は老人ホームや小学校の卒業式とか、コーラスの会で歌われてるという(合唱ということでしょうか?)。キーはG。茉奈佳奈ヴァージョンはCのキーだったとか。
・よかった映画
リスナーからの質問で「今年観た映画の中でよかったのは?」という質問。
まりやさんは『モテキ』。松浦亜弥さんが主演したまりやさんのソング・ミュージカル「本気でオンリーユー」の監督だった大根仁さんが監督していて、まりやさんの「カムフラージュ」も歌ってもらったそうだ。達郎さんは忙しくて観てないとか。
・たった2秒
リスナーから「『いのちの最後のひとしずく』の歌詞に、人生はたった2秒で何もかもが変わってしまう、とありますが、なぜ2秒という中途半端な時間を使ったのですか? インタビューで訊かれたら某大臣のように2秒じゃ駄目なんですか!と答えたかったからでしょうか」という質問。
一瞬だから1秒にしたかったがゴロが合わないので2秒にしたそうだ。5秒よりは2秒だと思ったが完全に気分なんだとか。
「イントネーションが2秒のほうがきれいじゃん」と達郎さん。
・達郎さんの変な癖は?
リスナーから「ずばり達郎さんの変な癖は何ですか?」という質問。
まりやさんが見てると達郎さんは何か耐え忍ばなければならない時間があると自然に貧乏揺すりしているそうだ。
達郎さんは中学の頃からウロウロするのでクマと呼ばれてるとか。固定電話の頃は電話しながらウロウロするので電話がぐるぐる巻きになっちゃってたという。今はケータイだから自由にいったり来たりして話してるそうだ。
「二階にまで行きますからね(笑)、ホントに」と達郎さん。
・ツアーにどれくらい行きますか
リスナーからの質問で「まりやさんはいつも大体何本くらい達郎さんのツアーを見に行かれますか?」という質問。
今回は3回見てるそうだ。関東近辺は見てるという。
「3年ぐらい前に、(ツアーを)再開したときは心配だからとチェックに来ましたね。PAとかね」と達郎さん。
「そうだ。でも今年は私も忙しいから(笑)」とまりやさん。
・カラオケ
リスナーから「ミュージシャン仲間とカラオケに行ったことはありますか?」という質問。
まりやさんは石橋貴明さんと秋元康さんと昔行ったことがあるそうだ。
達郎「そういうとこまで行って歌いたくありませんよ、あなた」
まりや「そういうわりにはマイク握ったら離さないからね。洋楽カラオケとかさ」
達郎「グ。だって洋楽カラオケあるとこなんか...」
まりや「BORN TO BE WILDとかはじまったらもう離さないじゃん(笑)。知ってるもんね」
達郎「ふふふ。むかしの話でしょ、それ(笑)」
まりや「ははは」
達郎「まぁ、しょうがないですね。またそうやってあることないこと肥大させないでくださいね」
まりや「あははは」
達郎「ここカット!」
・THE CHRISTMAS SONG
1992年のまりやさんのアルバム『QUIET LIFE』から。メル・トーメの作品。
このあいだホテルのダイニングでかかってるのを聴いてうれしかったとまりやさん。
・新春放談
来年は都合により大滝詠一さんをゲストに迎えての「新春放談」はお休み。
通常プログラム「棚からひとつかみ」の予定。
・「みんなの写真」で「いのちの歌」のプロモーションビデオを作ろう!
「いのちの歌」のプロモーション・ビデオを作るにあたり投稿写真を募集することになった。「みんなの写真」で「いのちの歌」のプロモーションビデオを作ろう!という企画。詳しくはワーナーミュージックのまりやさんのサイトかまりやさんのオフィシャル・サイトで。
http://wmg.jp/mariya/
http://www.mariyat.co.jp//index.html
・プレゼント
「いのちの歌」のプロモーション・グッズで特製温度湿度計を20名に。夫婦放談の感想を書き添えて応募してほしいとのこと。締切は1月末。
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp
・ライヴ通算回数
リスナーが昨年のパンフレットを頼りに、達郎さんがこれまで行ったライヴの通算回数を調べたところ、12月11日の時点で560回だったとか。
・SUNDAY SONG BOOK 2000回
まりやさんによるとSUNDAY SONG BOOK 2000回を迎える頃、達郎さんは78歳になるとか。
・希望という名の光
達郎さんにとって今年を象徴する曲になったそうだ。
まりや「これライヴで今回のツアーでも聴いてるんですけれども、やっぱり書かれたときとは違った意味を持って響いてくる」
達郎「去年聴いたのと今年聴いたのと違うという...」
まりや「うん、違うんですよ、本当に」
達郎「そういうお葉書もたくさん頂きますが。歌というのは本当に不思議だといいましょうかですね」
まりや「わたし、『いのちの歌』を書いたときと今また聴くのと自分自身で違うんですけれど。そして同様に『人生の扉』とかも書いたときの意図とはまた違った意味で人々の心に届いてるっていう感じがしました。今年は」
達郎「我々もそれなりに年齢を重ねたわけなんですね。そういう昔、二十代はこういう歌を書かなかった(笑)」
まりや「そうだね」
達郎「『蒼氓』を作ったのは35なんだけれど、それでもずいぶん自分は年取ったなっていう、そのときは思ったんだよね」
まりや「さらに年を重ねて思うことは自然に歌に反映されてゆくっていうのが...」
達郎「それがシンガー・ソングライターの業というか宿命というか、そういうものなんですけれど」
まりや「でもこういう時代だからこそ、せめて歌では希望だとか、明るい気持ちだとか、そういうものを届けたいと思うし、また人々の気持ちにリンクするような歌を作り出したいなぁと思いますよね」
達郎「そうですよね。こういう時代になったら、もうそういうものが最優先されますよね。平和な豊かな時代だと批評精神とか、そういうものがアレですけれど。こういう暗いっていうか、沈んだ時代っていうのは少しでも奉仕しないと、人々の心に」
まりや「それをすごく感じた一年だった」
達郎「本当にそうですね。なかなかまだ不透明なところがまだたくさんあるので、来年は少しでも前進させてゆくっていうかね、そういう年にしたいなということですね」
・人生の扉
2007年のアルバム『DENIM』から。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
2012年01月01日は「2011年リイシュー盤色々で棚からひとつかみ(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp