SITEDOIに『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 限定編集版』をアップしました。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/
今回のリイシュー盤ではシングルのカップリング曲でアルバム・アウトテイクの「風の中の友達」、「君が訪れる日」、「水の中のグラジオラス」の収録が見送られている。それは「ハートランド・セッションズとの統合、兼ね合いが悪いので」という理由からだが、こういったリイシュー盤の場合、最新のデジタル・リマスタリングを施して、ボーナス・トラックにアルバム未収録のシングルのカップリング曲を入れるのが常道というもの。『The Essential Cafe Bohemia』でもそうしてきたではないか。オリジナル・アルバムをそのままの形にしているのは芸がなさ過ぎるんじゃないだろうか。ボーナス・ディスクのDisc 2にしても収録時間が31分48秒と短いので全体として物足りなさが残る。未収録曲が重複する『GRASS』と統合すべきじゃないのか。とにかく8,400円という高額価格からすればひじょうに残念な内容だ。DVDと切り離してリイシュー盤を制作すべきだと思った。DVDは限定盤のセットにしなくても販売できたと思う。
6月16日付けのオリコン・チャートでは初登場50位にライクイン。推定売り上げ枚数は3637枚。
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/w/more/5/
価格からすれば健闘したかなという感じ。固定ファン以外にどれだけアピールしたかで売り上げ枚数というのは変わると思うけれど、8,400円だとそれも厳しいのでは。初回限定盤なので順位というものもあまり関係ないのかもしれない。初回限定盤は5000セットくらいというのは少ない予想だろうか。
私はアルバム未収録のシングルのカップリングが
出てほしいですし、そう思っている人はたくさんいると思うのですが、出る気配がないですよね。フリーダムとか聞きたいと思ったら中古で探さないといけないでしょ。もちろん聞いたことありませんし、ね。達郎さんのレアリティーズが大好きでよく聞くのですが、元春もそういうアルバムがあってしかるべきでょう。よく似たベスト盤はもういいので。
DOIさんの意見に共感します。
大好きなアルバムだし、僕もとっても楽しみにしていたので失望もひとしおです。
MWSのカフェ・ボヘミアにて怒りを記事にぶちまけてしまいました。
アルバム未収録のシングルのカップリングを収録する千載一遇のチャンスだったのに「今回収録が見送られた」ですもんね。「そこからなにを思い、意見するのも、それはみなさんの自由だ」ということですので言わせていただきました。
そしてレアリティーズですが。
'80年代のバック・カタログ8タイトルが、デビュー25周年記念のとき、紙ジャケ仕様で最新のデジタル・リマスタリングが施されてリイシューされましたよね。初回限定で完売となってますが。あの再プレスがあるんじゃないかと思うんです。その再プレス版にボーナス・トラック付けてきたらどうします? 悪夢でしょ? でも今のレコード会社はなりふりかまわずだからね。。
ハートランド・セッションズはいいんだけれど、『グッバイ・クルエル・ワールド』は湾岸戦争を受けてのアンプラグド・セッションなわけで、『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』と一緒にすべきではないと考えます。
今回はCDの最大収録時間を考えれば、アルバム未収録のシングルのカップリング曲の収録を見送ったのが解せないです。再プレスでボートラだけは本当に勘弁してほしいです。何枚同じのを買えばいいのかとなりますものね。