Sunday Song Book #1085

2013年07月28日 | Sunday Song Book

2013年07月28日プレイリスト
「納涼リクエスト大会」
1. LOVELAND, ISLAND / 山下達郎 "オーパス" "フォー・ユー" '82
2. GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME /THE CHAIRMEN OF THE BOARD '70
3. MIDNIGHT AT THE OASIS / MARIA MULDAUR '74
4. SUMMERFLING / K.D.LANG "INVINCIBLE SUMMER" '00
5. BREAKING OUT ALL OVER / LAMONT DOZIER "OUT HERE ON MY OWN" '74
6. IN THE MORNING / THE MIGHTY MARVELOWS '68
7. 夏のコラージュ / 山下達郎 "コージー" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
夏負け(夏バテ?)して体調が狂ってしまって食欲がないという。こういう時に年齢を感じたりするそうだ。ニュー・シングルのリマスタリングが最終段階で今週前半に工場へ出荷する予定だとか。8月に入ると全国ツアーのリハーサルがはじまる。身体を動かすので体調にはいいそうだ。スタジオだと機材が熱を持つので冷房を強めにする。その中でじっとしているから寒いのだとか。

・納涼リクエスト大会
先週、先々週に引き続いて「納涼リクエスト大会」Part.4。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・LOVELAND, ISLAND
『FOR YOU』を聴いてインスパイアされて小説を書き『心の闇にユーモアを』という電子書籍になったという黒酢次郎さんからのリクエスト。

・GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME
集中豪雨で被害に遭われた方にお見舞いのコメントの後で、景気付けに勢いのいい曲。デトロイトのインヴィクタス / ホットワックスのグループ、ザ・チェアメン・オブ・ザ・ボード。リード・ヴォーカルのジェネラル・ジョンソンは一回聴いたら忘れられないいわゆる泣き節。彼らのデビュー作で「GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME」。1970年、全米3位。カイリー・ミノーグがカヴァーしている。

・MIDNIGHT AT THE OASIS
夏になるとリクエストが多くなる曲。元ジム・クェスキン・ジャグ・バンドのマリア・マルダーがソロになって出したヒット曲で彼女の代表作「MIDNIGHT AT THE OASIS」。邦題は「真夜中のオアシス」で1974年、全米6位。ジム・ゴードンのドラム、キーボードはマーク・ジョーダン、エイモス・ギャレットの素晴らしいギター。

・鰻
リスナーから「値段が高騰して鰻が食卓に上らない。鰻食べてますか?」というお便り。
「私、実はこの季節、そんなに鰻食べないのです。土用は旬の季節じゃないんですよね、実は。鰻が売れないので、無理矢理、平賀源内かなんかがですね、でっち上げてキャンペーンを張って土用の丑の日。初ガツオみたいなものですよね。もうちょっと涼しくなったほうが脂が乗っていいんじゃないかと。しかし高くなりましたね、ホントに。どうすんでしょうかね、白子。心配になってきますね、ホントに。ここでブツブツ言ってもしょうがないですけれども。最近このフレーズ好きなんです」と達郎さん。

・SUMMERFLING
k.d.ラングはカナダ出身でカントリー畑で活躍した人。2000年にカリフォルニアに越して、カリフォルニアのサンシャインを浴びて作風が変わった。2000年のアルバム『INVINCIBLE SUMMER』から「SUMMERFLING」。

・「DOWNTOWN」のキーボード
リスナーからの質問で「シュガーべイブのDOWNTOWNはキーボードがクラヴィネット、エレピ、オルガンと3種類ありますが、大貫さん、達郎さんはどのキーボードを弾かれてるのでしょうか?」。
エレピが大貫さんで、クラヴィネットとオルガンは達郎さんなんだとか。

・BREAKING OUT ALL OVER
ラモント・ドジャーはモータウンのスタッフ・ライター。1974年のソロ・アルバム『OUT HERE ON MY OWN』は名盤で、プロデュースとアレンジはマッキンリー・ジャクソン。達郎さんの好きなアレンジャー。アルバム『OUT HERE ON MY OWN』から1曲目の「BREAKING OUT ALL OVER」は'70年代屈指の名演。ウェストコーストのレコーディング。

・『MELODIES』と『SEASON'S GREETINGS』のリマスター再発
いよいよムーン・レコードのカタログの再リマスターがはじまった。取っ掛かりはムーン・レーベル移籍第一弾の『MELODIES』。今年は『MELODIES』が30周年になる。そして1993年に発売された『SEASON'S GREETINGS』が20周年。アニバーサリーということでこの二枚のアルバムを最新のリマスター・ヴァージョンで再発することになった。『Melodies 30th Anniversary Edition』と『Season's Greetings 20th Anniversary Edition』二枚とも発売日は8月28日。すなわち秋からはじまる全国ツアー「PERFORMANCE 2013」が開幕する日にリリースする。2013年のリマスターでボーナス・トラック・自筆ライナー付き。『MELODIES』は5曲ボーナス・トラックが付いている。「悲しみのJODY」はもともとTBSラジオでやっていた番組「SOUNDS WITH COKE」のテーマ曲。インストでそこに歌詞を付けたのが「悲しみのJODY」。その元の「悲しみのJODY」のインスト・ヴァージョン。「高気圧ガール」のロング・ヴァージョンは完全にアカペラからはじまり、フェイドアウトはシングル・ヴァージョンより長い。「BLUE MIDNIGHT」はもともと『FOR YOU』に入れる予定だった曲。その後にストリングスを足して『MELODIES』に収録している。ストリングなしのファースト・ミックスを倉庫から発見した。「クリスマス・イブ」のキーが違うヴァージョンというのは、今の「クリスのス・イブ」はキーがAだが、Dからはじまって裏声で歌ってるヴァージョンが見つかった。「悲しみのJODY」のリプライズは、アナログ盤でB面ラストの「クリスマス・イブ」の後に入れようとした1分くらいの曲。迷った末に「クリスマス・イブ」の余韻で終わるほうを選択してお蔵入りになったもの。
詳細はワーナーの山下達郎スペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・映画『陽だまりの彼女』
10月12日公開の映画『陽だまりの彼女』は越谷オサムさんの同名小説の映画化。主演は上野樹里さん、松本潤さん。監督は『ソラニン』や『僕等がいた』の三木孝浩さん。達郎さんがこの映画に主題歌を書き下ろした。タイトルは「光と君へのレクイエム」。映画の公開に合わせてCDのリリースは10月上旬になる予定。カップリングはNHKドラマ10「第二楽章」の主題歌「コンポジション」。
http://hidamari-movie.com

シングル「光と君へのレクイエム」の詳しい情報はワーナーのスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・シングル「愛しきわが出雲」
今年出雲大社は60年に一度の平成の大遷宮という大改修が行われて、それにちなんで出雲出身のまりやさんが出雲市から依頼を受けて故郷への思いを綴った歌を書いた。「愛しきわが出雲」という曲を書き下ろし提供した。竹内まりや本人のプロデュース。これを出雲市が販売するCDということで8月10日に発売。まりやさんと市内の中高生・社会人合唱団総勢100名による「合唱団ヴァージョン」が収録されている。来週オンエア予定。
出雲市役所、観光協会のほか通販のワーナーミュージック・ダイレクトでも販売する。
http://shop.wmg.jp/items/IZCD-17322?icid=bnr_topmainM

・IN THE MORNING
マーヴェローズはシカゴのヴォーカル・グループ。「IN THE MORNING」はABCレーベルでマイティ・マーヴェローズと名前を変えて出した曲。1968年、R&Bチャート24位。

・夏のコラージュ
1998年のアルバム『COZY』から季節柄「夏のコラージュ」にリクエストが集まった。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

08月04日は、ちょっと一服して「SURFIN' & HOT-ROD, INST., SUMMER SOUND」
http://www.tatsuro.co.jp

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