Sunday Song Book #1522

2021年12月12日 | Sunday Song Book

2021年12月12日プレイリスト「年忘れリクエスト大会」
1. WHITE CHRISTMAS~ クリスマス・イブ / 山下達郎 2021 版 12/15日発売
2. GOOD GOLLY, MISS MOLLY / LITTLE RICHARD '58
3. COULD IT BE I'M FALLING IN LOVE / SPINNERS '72
4. BEGGIN' / THE FOUR SEASONS '67
5. THIS TIME THEY TOLD THE TRUTH / Z.Z.HILL "LET'S MAKE A DEAL" '78
6. LADY, SWEET LADY / BARRY WHITE "BARRY WHITE'S SHEET MUSIC" '80
7. BUY FOR ME THE RAIN (LIVE) / THE NITTY GRITTY DIRT BAND "ALIVE" '69
8. SAMBA DE UMA NOTA SO (ONE NOTE SAMBA) / JOAO GILBERTO "O AMOR, O SORRISO E A FLOR (愛と微笑みと花)" '60
9. YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW / 山下達郎 "オン・ザ・ストリート・コーナー 2" '86
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■内容の一部を抜粋
・近況
12月もあとちょっと、三週間。達郎さんは盆も正月もないという文字通りそんな感じでニュー・アルバムのレコーディングをうんうん唸りながらやっているそうだ。

・年忘れリクエスト大会
今週も先週に引き続いて年末恒例の「年忘れリクエスト大会」。

・WHITE CHRISTMAS~ クリスマス・イブ
今週12月15日に「クリスマス・イブ」の2021年ヴァージョンが期間限定で発売される。毎年いろいろな仕様で発売しているが今年は、昨年ウイルス騒ぎでスタジオ収録できなかったときに、既存のカラオケとアカペラのカラオケを使って、「おうちカラオケ」と「おうちアカペラ」というかたちでたくさんオンエアした。もったいないのでそれをカップリングにして収録。「おうちカラオケ」は「Blow」と「Misty Mauve」と「Mighty Smile(魔法の微笑み)」の3曲。「おうちアカペラ」は「おやすみロージー」と「Love Can Go The Distance」の2曲。この5曲を加えた、計8トラックのお徳用マキシシングルとして発売。今週は「ホワイト・クリスマス」のイントロ付き「クリスマス・イブ」。

・GOOD GOLLY, MISS MOLLY
まずはロックンロール。リトル・リチャードの1958年全米10位、R&Bチャート4位の「GOOD GOLLY, MISS MOLLY」。

・COULD IT BE I'M FALLING IN LOVE
お次はフィラデルフィアもの。スピナーズ1972年、全米ソウル・チャートNO.1、全米チャート4位のミリオンセラー、トム・ベルの傑作「COULD IT BE I'M FALLING IN LOVE」。作曲、コンダクト、アレンジはトム・ベル。全盛期のフィリー・サウンドの真髄。

・BEGGIN'
リクエストしたリスナーから最近、イタリアのモネスキンというバンドが、フォー・シーズンズの「BEGGIN'」をカヴァーしてヒット・チャートの上位に食い込んでいるので、そのオリジナルを最高の音質で聴きたい、また先日テレビで嵐の櫻井翔さんがモネスキンの「BEGGIN'」が最近気になってる曲と発言していたので若い人からも注目されてるとのこと。モネスキンのヴァージョンはサブスクで聴いてもらってと達郎さん。ザ・フォー・シーズンズの1967年、全米16位の「BEGGIN'」。実験的なアプローチで、割とサイケな構成とのこと。

・THIS TIME THEY TOLD THE TRUTH
リクエストはジージー・ヒル。達郎さんがジージー・ヒルのアルバムでいちばん好きな『LET'S MAKE A DEAL』から「THIS TIME THEY TOLD THE TRUTH」。1978年、全米ソウル・チャート42位。フレデリック・ナイトの曲で全部Tで統一している。

・LADY, SWEET LADY
バリー・ホワイトの1980年のアルバム『BARRY WHITE'S SHEET MUSIC』から「LADY, SWEET LADY」。

・今後の予定
来週19日と今年最後の26日はこれも毎年年末恒例の竹内まりやさんをゲストに迎えて「年忘れ夫婦放談」。今回は2週分を一緒に今週末収録予定なので、竹内まりやさんのリクエストを現在募集中。年明けは宮治淳一さんをゲストに迎えて「新春放談」。

・クリスマス・イブ 2021 version
今週の水曜日、12月15日に「クリスマス・イブ」の2021年ヴァージョンが期間限定で発売される。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・プレーヤーとカートリッジ
リスナーから「達郎さんが今使ってるアナログ・プレーヤーに使ってるカートリッジと針を教えてください」という質問。
針はシュアーのタイプIIIとタイプIVを使い分けているそうだ。タイプIIIもタイプIVも一生使える分だけのストックを持っているとか。

・BUY FOR ME THE RAIN (LIVE)
リクエストはニッティ・グリッティ・ダート・バンドの「BUY FOR ME THE RAIN」。ニッティ・グリッティ・ダート・バンドのデビュー・ヒットになるけれど、デビューした頃はジャグ・バンドで廃材のモップとか洗濯板とか金だらいを楽器にして演奏していた。古くからのストリート・ミュージックのジャグ・バンドの形態でスタートしたけれど、途中から普通のバンドになった。「BUY FOR ME THE RAIN」はスティーヴ・ヌーナンのペンになる曲。スタジオ・レコーディング・ヴァージョンはアル・キャップスのアレンジで、弦からいろいろ入っていてオーバー・プロデュース気味。でも「BUY FOR ME THE RAIN」はジャグ・バンドのスタイルで聴くと趣がすごくある曲なので、1969年に発売されたライヴ・アルバム『ALIVE』のヴァージョンの方が格段にいい。番組で「BUY FOR ME THE RAIN」をかけるのは2回目か3回目、いつもライヴ・ヴァージョンをオンエアしている。邦題は「雨を降らして」。
曲をかけ終えて。達郎さんはニッティ・グリッティ・ダート・バンドと縁があって、FENで聴いていたらバンジョー奏者のジョン・マッキューアンがゲストで出てきたり、ゴー・ゴー・フラバールというテレビを観ていたらニッティ・グリッティ・ダート・バンドがこの「BUY FOR ME THE RAIN」を演奏して、すごく良くて一所懸命レコードを集めたそうだ。

・SAMBA DE UMA NOTA SO (ONE NOTE SAMBA)
ジョアン・ジルベルトの1960年のアルバム『O AMOR, O SORRISO E A FLOR (愛と微笑みと花)』から「SAMBA DE UMA NOTA SO (ONE NOTE SAMBA)」。アントニオ・カルロス・ジョビンとニュウトン・メンドンサの作品。ボサノヴァ運動の象徴の一曲。

・YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW
1986年のアルバム『ON THE STREET CORNER 2』からスタイリスティックスのカヴァー「YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年12月19日は、年末恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp

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