Sunday Song Book #1343

2018年07月08日 | Sunday Song Book

2018年07月08日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. ミライのテーマ / 山下達郎 07月11日発売 ニュー・シングル
2. DAWN (GO AWAY) / THE FOUR SEASONS '64
3. IT'S SUNDAY / THE SUNSHINE COMPANY '69
4. HEARTBREAKER / B.B.KING '67
5. THE COMIC / DENNIS YOST & THE CLASSICS IV "SONG" '70
6. SUNNIN' AND FUNNIN' / MFSB "SUMMERTIME" '76
7. ALLEGRO FROM McARTHUR PARK / HAL BLAINE '68
8. MOVE OVER DARLING / DORIS DAY '63
9. うたのきしゃ / 山下達郎 07月11日発売 ニュー・シングル
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■内容の一部を抜粋
・近況
「PERFORMANCE 2018」続行中。番組は25年になるが番組史上最大の前倒しで、ひと月にはならないものの、こんなに前倒しでやってるのは初めてのことだそうで、全く何が起こってるのかわからないという。今週は東京に戻って7月11日(水)、12日(木)が中野サンブラザホール。「噂の中野のサンブラザ(笑)。今年もサンブラザございます。みなさまお待ち申し上げております。でも7本やってなんにもわからないってよくないよね、これ。すごいなぁ。なんか働かされてる感じが。こき使われてる感じがするなぁ。まぁいいや」と達郎さん。

・リクエスト特集
大変なので今週も「リクエスト特集」。ツアーの前半は身体に負担をかけないようにため録りしているとか。

・ミライのテーマ
7月20日公開の細田守監督最新作『未来のミライ』のオープニング・テーマとエンディング・テーマを達郎さんが担当している。今週もオープニング・テーマの「ミライのテーマ」から。「細田さんの作品はですね、私の個人的な印象なんですけれども、『時をかける少女』からずっと拝見してますけれど、僕の中でいちばんテイストが近いの何かっていうとジョン・フォードなんですよね。ジョン・フォード的ないい意味での展開の奇抜さ、途中で唐突に変わる、いい意味で唐突に変わる、感じのセンスがジョン・フォードの映画観ているような感じがするときがよくありまして。今回もそういう感じがやっぱり濃厚にある、私の好みの世界でございます」と達郎さん。シングルは今週11日発売。
http://mirai-no-mirai.jp

・DAWN
フォー・シーズンズの1964年、全米チャート3位の「DAWN」。達郎さんがフォー・シーズンズで一曲挙げろと言われたらこの曲なのだとか。階級差の男女の悲恋の歌。

・IT'S SUNDAY
以前、風邪を引いて体調が万全でないときに「雨傘番組」で録りおきしていた「日曜日の歌で棚つか」をオンエアしたが、サンプリング・レートを間違えて44.1kHzなのに48kHzでサンプリングしてしまい、レコードよりテンポが遅くなった音源(ビーチボーイズとアース、ウインド&ファイアとサンシャイン・カンパニーの3曲)を遅いまま放送してしまった。その中からサンシャイン・カンパニーにリクエスト。サンシャイン・カンパニーは女性ヴォーカルを含む5人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。いわゆるソフト・ロックの範疇に入る人たち。彼らの1968年のセカンド・アルバム『THE SUNSHINE COMPANY』から「IT'S SUNDAY」。この曲の演奏はスタジオ・ミュージシャン。

・HEARTBREAKER
B.B.キングの1967年のシングル「HEARTBREAKER」。最近、B.B.キングへのリクエストが増えているとか。達郎さんはこのシングルを持ってないので今日は1968年のアルバム『BLUES ON TOP OF BLUES』に収められているアルバム・ヴァージョン。アレンジはジョニー・ペート。

・THE COMIC
デニス・ヨースト&ザ・クラシックス・フォーの1970年のアルバム『SONG』から「THE COMIC」。バックを務めているのは後のアトランタ・リズム・セクションになるメンバー。デニス・ヨーストは亡くなって10年ほどになる。

・SUNNIN' AND FUNNIN'
MFSBの1976年の5枚目のアルバム『SUMMERTIME』からマクファーディンとホワイトヘッドにMFSBのキーボーディスト、ビクター・カースターフェンの三者共作で「SUNNIN' AND FUNNIN'」。

・今後の予定
来週も引き続き「リクエスト特集」。来週はため録りから抜けて直近に近いかたちでのオンエアになる予定。このまま納涼リクエスト大会へ。

・よい音とは
リスナーから「音楽を深く知ろうと思って本当によい音とは何かわからなくなってしまいました。本当によい音ってなんですか?」という質問。
レコードに関しては個人の好みがあるので自分の耳で素直に音楽を聴く。人の意見に関係なく。日常的に耳を鍛えるには生でいい音を聴くこと。超一流の本物のミュージシャンの演奏をなるべく多くライヴで聴くことなんだそうだ。

・ALLEGRO FROM McARTHUR PARK
リチャード・ハリスの大ヒット曲「MacArthur Park」はいわゆるレッキン・クルーと言われるハル・ブレイン、ジョー・オズボーンらスタジオ・ミュージシャンの演奏。ハル・ブレインはソロのシングルをたくさん出していて、その中に「ALLEGRO FROM McARTHUR PARK」という珍品があるとか。「MacArthur Park」を作曲したジム・ウェッブが編曲、プロデュースしている。リチャード・ハリスの「MacArthur Park」の途中でアップテンポになるところをピックアップしてハル・ブレインのドラムがまくっている。1968年のハル・ブレインのモノラル・シングル。リチャード・ハリスの「MacArthur Park」はハル・ブレインがいなかったら存在しないシングルなので、ジミー・ウェッブからの恩返しかもしれないとのこと。

・MOVE OVER DARLING
トレイシー・ウルマンの「MOVE OVER DARLING」のオリジナルにリクエスト。「MOVE OVER DARLING」は1963年の同名の映画の主題歌。ヒットはしなかったがドリス・デイの名曲。ドリス・デイの息子のテリー・メルチャーが曲を書いてプロデュースした作品。アレンジはジャック・ニッチェ。アメリカではヒットしなかったがイギリスではベスト10ヒットになった。なので20年後の1983年にトレイシー・ウルマンがカヴァーした。

・リハーサル
リスナーから「リハーサルの際のバンド・メンバーの立ち位置はどうなってるのですか?」という質問。
ステージの位置と同じ位置でメンバーは演奏しているが達郎さんだけ後ろを向いてるそうだ。それでシミュレーションしているとか。

・うたのきしゃ
細田守監督最新作『未来のミライ』のエンディング・テーマで「うたのきしゃ」。7月11日に発売。
詳しくはワーナーミュージック・ジャパンの山下達郎スペシャル・サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年07月15日は、引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp

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