Sunday Song Book #1427

2020年02月16日 | Sunday Song Book

2020年02月16日プレイリスト「リクエスト特集」
1. HERON / 山下達郎 '98
2. ONE MAN PARADE / JAMES TAYLOR "ONE MAN DOG" '72
3. RUNAWAY '67 / DEL SHANNON "HOME & AWAY" '67
4. I'VE GOT TO SEES YOU TONIGHT / TIMMY THOMAS '74
5. NEW WORLD COMING / MAMA CASS ELLIOT '70
6. I NEED LOVE / THE PERSUADERS '76
7. ROOTS OF LOVE / QUIET ELEGANCEE '76
8. COME SATURDAY MORNING / THE SANDPIPERS '70
9. BLUE VALENTINE'S DAY / 山下達郎 "宅録DEMO" '9?
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■内容の一部を抜粋
・近況
一昨日がバレンタインズ・デイで達郎さんのオフィスやレコード会社の若い女性がどっと来て、番組を収録しているスタジオがチョコレートの山になってるとか。
「今日は割と全国的に雨がちだという予報でございますが。寒くなったと思ったらまた暖かくなって、でも寒暖差が激しいという。10度近くある日もありますし、それでまたコロナ・ウイルスなんていうものが流行り出しておりまして。突然のものなのでなかなか対応がですね、取り切れないという感じで、各方面の方々、みなさんがんばっていらっしゃいますので、特に医療関係の方々のご努力に期待するしかないんですけれど。話を聞くとまず検査システムがあともうちょっとでできるという。でもワクチンは時間かかりそうですね。何ヶ月も流行が、前のSARSとおんなじですが、我々はそういう意味では消極的防衛といいましょうか(笑)、そういうことしか今のところはできませんけれども。マスク、手洗い、うがい、基本的な、インフルエンザとおんなじような感じで、基本的な予防対策しなければならないと思います。みなさまくれぐれもお気をつけください。マスクの買い占めとか、そういうようなことも流布されておりますけれど、みんなで助け合ってですね、やっていきたいと、いつものことですけれど。でも政治屋のみなさんもコネクティングルームがどうたらとかそんな時間があったらですね、与野党一致でそうした健康対策、みなさん真面目にですね、積極的に(笑)、やれないのかなぁという、そういうことをテレビを見ながら思う今日この頃でございますが。あんまりそうした政治向きな話しませんので、プログラムの性格上、あんまりそういう政治向きの話はしませんけれど。そんなことを思いますけれど」と達郎さん。

・リクエスト特集
スコット・ウォーカー特集を3週間に渡って放送したが大変好評だったとか。特に達郎さんと同世代のスコット・ウォーカー命の方々からたくさんお便りが届いているそうだ。全然時3週間でも間に合わないので、何週間かしたらウォーカー・ブラザーズとスコット・ウォーカーへのリクエストがたくさん届いてるので、そういうものでもう一週やってみようかなと思ってるとか。新春放談からスコット・ウォーカー特集まで結構力入れてやったので、今週は一息ついて「リクエスト特集」。

・HERON
このちょっと寒い季節には「HERON」にリクエストがたくさん来るのだとか。

・ONE MAN PARADE
ジェームス・テイラーの1972年のアルバム『ONE MAN DOG』は名盤。その1曲目に入ってる「ONE MAN PARADE」。

・RUNAWAY '67
デル・シャノンが1967年にイギリスで作ったアルバム『HOME & AWAY』はアンドリュー・オールダムのプロデュース。その中からシングル・カットされた「RUNAWAY '67」(邦題は「悲しき街角'67」)はヒットはしなかったものの、日本ではラジオ・プレイが盛んにされた。

・ひとり暮らし  
リスナーから「達郎さんは何歳からひとり暮らしをはじめましたか?」という質問。
26歳からで、ちょっと都心に近い都内だったので楽しいひとり暮らしだったとか。

・I'VE GOT TO SEES YOU TONIGHT
ティミー・トーマスは南部のオルガニスト、シンガー・ソングライター。1974年の全米ソウル・チャート31位の「I'VE GOT TO SEES YOU TONIGHT」。

・寒いのは苦手ですか?
リスナーから「達郎さんは寒いのは苦手ですか?」という質問。
「あの寒いのあんまり得意じゃないですけれど(笑)、でも季節は寒いほうが好きです。暑いのほうは疲れます。年取ってくると益々そうです(笑)。寒いのは着ればアレですけれど、暑いと、ね。ぶつぶつ言っております(笑)」と達郎さん。

・NEW WORLD COMING
ママ・キャス・エリオットのシングル・オンリーの曲にリクエストがあった。1970年、全米42位のバリー・マンとシンシア・ワイルの作品「NEW WORLD COMING」。

・ロバート・ラウシェンバーグ
32歳のリスナーから「CDの帯はどのように保存されておりますか?、レコード屋さんに入るとまず見る棚は?、達郎さんが過去、レコードやCDを買って付いてたおまけで印象に残っているのは何ですか?」という質問。
「私は全部取っております(笑)。アナログの帯も全部取っております」と達郎さん。まずレコード屋で見る棚はR&Bで、おまけというものではないが、トーキング・ヘッズの1983年のアルバム『SPEAKING IN TONGUES』のアルバム・ジャケットはロバート・ラウシェンバーグがデザインしたプラスティックのケースで、達郎さんはロバート・ラウシェンバーグを家に飾ってる人間なので、『SPEAKING IN TONGUES』を5枚購入したそうだ。人に挙げたりしたそうだが、今でも2枚残ってるという。そのうちに価値が出るかもしれないので、もったいなくて封を切ってないとか。

・I NEED LOVE
パースエイダーズは東海岸の黒人4人組のヴォーカル・グループ。4枚目のアルバム『IT'S ALL ABOUT LOVE』からのシングル・カットで、1977年全米ソウル・チャート54位の「I NEED LOVE」。

・山下達郎ライブ特集
来週はまた恐怖の聴取率週間なので「山下達郎ライヴ特集」。曲が長いのばかりなりそうなのであまりかからないとか。

・山下達郎 SPECIAL ACOUSTIC LIVE 2020
「今年はわたし山下達郎、ホール・ツアーはお休みで、レコーディングにそろそろ入ろうかというアレですけれど。月に一回スペシャル・アコースティック・ライヴというですね、二日ずつやっていきますが。その第一弾、今月2月29日(土)と3月1日(日)に高円寺のJIROKICHI。わたしがシュガー・ベイブの時代に毎月出ていたところですけれど。ここで三人ライヴ、アコースティック・ライヴ行います、まずは。このアコースティック・ライヴ、チケットの受付、本日この番組終了後の15時からはじまります。本日の15時から18日火曜日の23時59分まで受け付けております。2月29日(土)、3月1日(日)、各々19時開演。東京は高円寺のライヴハウスJIROKICHI。45年経ちますけれど同じ場所で営業続けている数少ないライヴハウスです、東京の」と達郎さん。今回だけチケットはお一人様一公演一席種一枚までの申し込み。申し込み方法など詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・ROOTS OF LOVE
クワイエット・エレガンスはサザン・ソウルの女性ヴォーカル・グループ。実力派として知られている。1977年のシングルで「ROOTS OF LOVE」。

・COME SATURDAY MORNING
サンドパイパーズ、1970年春のヒット・ソングで全米17位の「COME SATURDAY MORNING」。アレンジはニック・デ・カロ。ライザ・ミネリが主演した映画『くちづけ』の主題歌。

・BLUE VALENTINE'S DAY
バレンタインズ・デイなので大滝詠一さんの「BLUE VALENTINE'S DAY」をかけようと思っていたそうだが、リマスターして持ってきたデータを今調べたら入ってなかったとか。なので今日は達郎さんがピアノで弾き語りしたヴァージョンの「BLUE VALENTINE'S DAY」。'90年代に自宅で録音したものだが、今聴くと歌いだしが大滝さんにちょっと似てるとじぶんで思うのだとか。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2020年02月23日は、「山下達郎ライブ特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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