Sunday Song Book #1393

2019年06月23日 | Sunday Song Book

2019年06月23日プレイリスト
「ベタリク(ベタな曲のリクエスト特集)」
1. 雨は手のひらにいっぱい / SUGAR BABE "ソングス" '75
2. PAINT IT BLACK / THE ROLLING STONES '66
3. GO ALL THE WAY / THE RASPBERRIES '72
4. WE'RE AN AMERICAN BAND / GRAND FUNK '73
5. LONG TRAIN RUNNING / THE DOOBIE BROTHERS "THE CAPTAIN AND ME" '73
6. THE GREATEST LOVE OF ALL / WHITNEY HOUSTON '86
7. ROCK WITH YOU / MICHAEL JACKSON '79
8. LAUGHTER IN THE RAIN / NEIL SEDAKA '74
9. MOON RIVER / OST "BREAKFAST AT TIFFANEY'S" '61
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
「おかげさまでツアー、ご心配をおかけしましたけれども、無事にスタートいたしました。難波弘之さん、病気で入院しておりましたけれども、白板症という舌にできたやつを取りましてですね、取ったやつを検査しまして、全く異常がございませんでした。ですので首から下は全然だいじょうぶでしたので、退院した翌日に(笑)、岩手県民会館、実質的な初日でございまして。翌々日の、先日の16日、リンクステーションホール青森、二日間。無事にスタートいたしました」と達郎さん。昨日は福岡サンパレス、本日は福岡サンパレス二日目。番組は青森が終わった時点で収録しているという。今週は6月26日(水)に島根の松江、島根県民会館。29日(土)、30日(日)は広島上野学園ホール。

・PERFORMANCE 2019
今年の全国ホール・ツアーがスタートした。6月から11月まで約半年間、26都市50公演。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ベタリク(ベタな曲のリクエスト特集)
先々週に引き続いて「ベタリク(ベタな曲のリクエスト特集)」。今週は前回にも増してベタなやつ、ミリオンセラーか全米NO.1ばっかりだとか。もう大ヒット曲のオンパレード。番組がはじまって27年、リスナーの年齢層が広がってる。昔はベタというと達郎さんの世代の共通認識であったが、若いリスナーが増えてきて、世代によってベタな曲が変わってきているとか。誰でも知ってるというのが見極めづらいので、もう何年かすればベタリクもできなくなるかもしれない感じだという。

・雨は手のひらにいっぱい
最初は雨の季節なのでシュガーベイブの1975年のアルバム『SONGS』から「雨は手のひらにいっぱい」。

・PAINT IT BLACK
先々週の一曲目はビートルズだったので今週はローリング・ストーンズ。ビートルズといえばストーンズというこの基準も達郎さん世代のもので、最近はそれさえも違う意見があるそうだ。1966年、全米NO.1の「PAINT IT BLACK」。

リクエストしたリスナーから「シアター・ライヴの上映劇場の音響は達郎さんがチェックされるのでしょうか?」という質問。
「東京はチェックしますが(笑)、地方までは手が回りません。でも今はそういうシネコンは音いいですから」と達郎さん。

・GO ALL THE WAY
ザ・ラズベリーズの1972年、全米5位のミリオンセラー「GO ALL THE WAY」。エリック・カルメンの素晴らしいヴォーカルと達郎さん。パワー・ポップの草分け。

・WE'RE AN AMERICAN BAND
グランド・ファンクの1973年、全米NO.1のミリオンセラー「WE'RE AN AMERICAN BAND」。

・LONG TRAIN RUNNING
ドゥービー・ブラザーズの1973年、全米8位の「LONG TRAIN RUNNING」。今日かける中ではいちばんチャートが悪い。サンソンでオンエアするのは初めてだとか。

・THE GREATEST LOVE OF ALL
ホイットニー・ヒューストンもキャロル・キング特集でかけたくらいであまりかからない。「THE GREATEST LOVE OF ALL」は1977年のモハメッド・アリの伝記映画『ザ・グレイテスト』のために作られた曲。当時はジョージ・ベンソンがヒットさせた。この歌をホイットニー・ヒューストンが気に入っていて、自分のショウで歌っていたのをプロデューサーのクライヴ・デイヴィスが観てものすごくインパクトを受け、ここからホイットニーのサクセス・ストーリーがはじまる。「THE GREATEST LOVE OF ALL」の作曲家、マイケル・マッサーも呼ばれて観に行き感動してホイットニーのデビューに繋がる。ホイットニーの「THE GREATEST LOVE OF ALL」は1986年、全米NO.1のミリオンセラー。「最後のロングトーンの響きなんか直してないので説得力がぜんぜん違う」と達郎さん。

・ROCK WITH YOU
マイケル・ジャクソンとジャクソン5のリクエストも多いそうだ。今日はマイケル・ジャクソンの1979年、全米NO.1のミリオンセラー「ROCK WITH YOU」。

・レインコート
リスナーから「達郎さんは雨と聞いて傘以外で連想するものはなんですか?」という質問。
「私はレインコートが傘よりも好きでですね、ビニールの透明のレインコート、土砂降りの雨の中いると濡れないでしょ。当たり前ですけれど。それがなんか快感なんですよね。フードかぶってですね。だからあの夏フェスとかで雨降ってみんなあの透明なやつかぶりますよね。ああいうの好きなんですよね。傘だと上になんかものがあるじゃないですか。両手フリーで降っても全然濡れない。そういうところでなんか作業するとか、そういうの好きだったりしますが」と達郎さん。

・LAUGHTER IN THE RAIN
ニール・セダカの「LAUGHTER IN THE RAIN」。ニール・セダカの1970年代の心情を反映した曲。ニール・セダカが長い潜伏期間から抜け出して1974年に放った全米NO.1。邦題は「雨に微笑みを」。

・漢字名
リスナーから「達郎さんは自分の漢字名を伝えるときどのように伝えますか?」という質問。
「達」は「発達」の「達」で「郎」は「阝の郎」、「月の朗」じゃないですと言うそうだ。「山下」はわからない人がいないとか。

・MOON RIVER
1961年の映画『ティファニーで朝食を』のオリジナル・サウンドトラックから主題歌の「MOON RIVER」。ヘンリー・マンシーニ&ヒズ・オーケストラ。サウンドトラックの『BREAKFAST AT TIFFANEY'S』はサウンドトラックでありながら1961年に全米アルバム・チャート12週連続1位という記録を持っている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年06月30日は、「普通のリクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする