Sunday Song Book #1256

2016年11月06日 | Sunday Song Book

2016年11月06日プレイリスト
もっかい「汽車で棚からひとつかみ(邦楽編)」
1. ターナーの汽罐車(LIVE) / 山下達郎 16/10/04 新宿ロフト
2. どうにかなるさ / かまやつひろし '70
3. 恋の山手線 / 小林旭 '64
4. 恋の汽車ポッポ / 森山加代子 '60
5. CHOO CHOO ガタゴト / 細野晴臣 "HOSONO HOUSE" '73
6. さらばシベリア鉄道 / 大瀧詠一 "A LONG VACATION" '81
7. 悲しみを抱いた汽車 / オリジナル・ザ・ディラン "悲しみの街" '74
8. 夜汽車に乗って / シバ "青い空の日" '72
9. WINTER LOVERS / 竹内まりや "ボナペティ" '01('98)
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■内容の一部を抜粋
・近況
ウンウン言って曲を書いてる最中だとか。

・もっかい「汽車で棚からひとつかみ(邦楽編)」
調子に乗って「汽車で棚からひとつかみ」さらにもう一週。もっかい「汽車で棚からひとつかみ(邦楽編)」。先々週は達郎さんと同世代の曲を中心に選曲したが、今週はもう少し遡って。

・ターナーの汽罐車(LIVE)
10月3日(月)、4日(火)の二日間、東京を代表するライヴハウスの新宿ロフト40週年で「新宿ロフト 40TH ANNIVERSARY 40YEARS ✕ 40LIVES」というイベントに出演したが、そのときの音源にリクエストが集まってるという。山下達郎、難波弘之、伊藤広規の城北トリオで山下達郎アコースティック・ライヴ。1曲めにやった「ターナーの汽罐車」にリクエスト。今日は10月4日の音源。

・どうにかなるさ
「まずはかまやつひろしさん。最近、お身体の具合がお悪いようで、くれぐれもお大事に」と達郎さん。1970年のヒット・シングル「どうにかなるさ」。かまやつさんのルーツであるカントリー・フレーバーたっぷり。

・恋の山手線
続いて小林旭さん。1964年、「自動車ショー歌」の続編で山手線を題材にして山手線の駅で歌い継いでいく「恋の山手線」。
曲をかけ終えて。「この時代にしては珍しいフェイドアウト。ループだからでしょうね。この頃は西日暮里駅がなかったから西日暮里はないんですけれど、新大久保あったのになんで新大久保が入らないか。それなんかどっかに書いてあったんですけれど忘れちゃいました。調べんの面倒くさいので誰か教えてください(笑)」と達郎さん。

・恋の汽車ポッポ
更に遡って達郎さんの大好きな森山加代子さん。1960年のヒット曲「恋の汽車ポッポ」。この曲はいわゆるカバー・ポップス。オリジナルは「THE TRAINOF LOVE」でポール・アンカの作曲。アメリカではアネットの1960年のヒット曲で全米36位、イギリスではアルマ・コーガンが同じく1960年、全英27位。
曲をかけ終えて。「恋の汽車ポッポ」もフェイドアウト。バックはダニー飯田とパラダイス・キング。

・CHOO CHOO ガタゴト
細野晴臣さん、1973年の初ソロ・アルバム『HOSONO HOUSE』は米軍ハウスに機材を持ち込んでいわゆるホーム・レコーディング。このアルバムの中から名高き「CHOO CHOO ガタゴト」。細野さんは旅嫌いではっぴいえんどのツアーでも旅が嫌いだったので「もうツアー辞めたい」というストレスの歌。「切実さがこもってます(笑)」と達郎さん。
曲をかけ終えて。「キャラメル・ママですが。全員27か細野さんが26かそこらです。26,7ですかね。驚くべき(笑)、演奏力ですね。素晴らしい」と達郎さん。

・さらばシベリア鉄道
細野さんとくれば大瀧さん。「さらばシベリア鉄道」はもともと太田裕美さんに提供した曲。1981年の『A LONG VACATION』に収められてスタンダードになった。この曲が今回いちばんリクエスト・カードが多かったそうだ。
曲をかけ終えて。「北欧インスト好きの大瀧さんならではの曲調ですが。久しぶりに聴きますが歌、これ結構照れて歌ってますね。なんかそういう話は昔したことがありますがですね。大瀧詠一さん、お亡くなりになってもう早くも三年近くにもなりますが。曲はいつまでも残ります」と達郎さん。

・悲しみを抱いた汽車
後半はフォーキーな曲から。ディランIIは大塚まさじさんと永井洋さんのデュエット。大阪にあったフォーク喫茶「ディラン」から生まれたグループ。1974年にオリジナル・ザ・ディランというよりオープンなユニットに拡大。大塚まさじさんを中心に、林敏明さんのドラム、田中章弘さんのベース、石田長生さんのギター、佐藤博さんのキーボードという強力な4人のリズム・セクションをバックに、西岡恭蔵さんをはじめ、いろいろな方が参加するかたちのユニットになった。オリジナル・ザ・ディランのアルバム『悲しみの街』から「悲しみを抱いた汽車」は西岡恭蔵さんの作詞作曲、大塚まさじさんの歌。達郎さんはシュガー・ベイブ時代に新宿のライヴハウスでオリジナル・ザ・ディランと一緒にやったことがあるそうだ。そのとき佐藤博さんのキーボードと石田長生さんのギターを聴いて一晩眠れなかった記憶があるとか。「こんなことやってるやつがいるんだというね(笑)。21のときの経験です」と達郎さん。

・夜汽車に乗って
達郎さんの大好きな武蔵野タンポポ団。そのメンバーだったシバさん。本名は三橋誠。1972年のソロ・アルバム『青い空の日』がようやくCD化されたので、その中から「夜汽車に乗って」。高田渡さんも歌ってるがシバさんがオリジナル。

・電車の中の過ごし方
リスナーから「達郎さんは電車の中でどのようにして過ごしますか?」という質問。
達郎さんは圧倒的に本を読んで過ごすことが多いという。本を読む時間がなく家ではお風呂の中と夜寝る前しかないという。なので電車で移動するときはツアーでもそうだが読書タイムになるとか。

・WINTER LOVERS
今日の最後は竹内まりやさんの1998年の「WINTER LOVERS」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2016年11月13日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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