トーキョー・シック

2014年04月19日 | 佐野元春

個人サイトに「トーキョー・シック」のレビューをアップしました。
よろしくお願いします。

3月26日に矢野顕子の1987年のアルバム『グラノーラ』のリマスター盤がリイシューされました。
このアルバムには元春とのデュエット「自転車でおいで」(作詞 糸井重里 / 作曲 矢野顕子)、
元春が作詞した「Un Jour」(作曲 矢野顕子)が収録されています。

アルバム『グラノーラ』は矢野顕子がニューヨークに移住する前に制作された作品で、
アルバムとツアーを置き土産にして音楽活動の休業が発表されました。
当時のインタビューでは確か、休業期間がどれくらい続くのか未定で、
音楽活動再開よりも母としての生活を優先させたいと話していたように思います。
矢野顕子はまだ三十代前半で家庭を守る女性としての生き方を歩むことになりました。

僕は二十代前半で若く青い時代でしたので深刻に休業という事実を受け止めました。
あぁ、これが実質的なラスト・アルバムになるのかもしれないなと思いました。
この後、1988年にグラノーラ・ツアーのライヴ盤『グッド・イーブニング・トウキョウ』が出て、
1989年のオリジナル・アルバム『WELCOME BACK』で矢野顕子は復帰します。

女性アーティストとのコラボレーション。
佐野元春は渡辺美里とのデュエットからはじまり、近年では「月と専制君主」でCoccoをフィーチャー。
中でも矢野顕子と雪村いづみとの作品は特別なものがあります。
コメント
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